ご挨拶

初めまして、中央アメリカのパナマの医療関係者、及び、同国チリキ地区の住民と市民保護団体メンバーからなる有志グループ United for Panama の発起人の一人、田中と申します。
このプロジェクトを通し、パナマのチリキ地域にて、コロナ禍と昨年2020年の11月の2度のハリケーン豪雨により、切迫した生活をしている人々の力になることをぜひ実現したいと考えています。ぜひご賛同、ご支援よろしくお願いいたします!

パナマについて

アメリカ大陸のちょうど真ん中に位置し、小さな国ながらも太平洋・大西洋に面するパナマ。

その特徴からパナマ運河が建築され、運河にかかる橋は南北アメリカ大陸を結ぶものとなっています。チリキ(Chiriqui)地区は特に畜産農業が盛んで、ゲイシャコーヒーの生産地としても知られています。パナマにはまた、6つの先住民族が住んでおり、「モラ」と呼ばれる刺繍に代表されるカラフルな民芸品も作られています。

プロジェクトを立ち上げた背景

普段のパナマは、ハリケーンの被害にも滅多にあわず、経済も近隣の国に比べ比較的安定している国です。ところが、2020年11月、4か月以上にも渡ったロックダウンが解除されてまだ間もないころ、カリブ海を通過した2つのハリケーンEtaとIotaにより、チリキ地区は集中豪雨の被害にあいました。

復興は進んでいたものの、

パナマ全体での感染拡大により2020年12月末から再度外出制限が始まり、とくに農業などの単純労働に携わる人々にとって、必要な援助が十分に届かず、困難に直面しています。

これまでの活動

現地では、貧しい地域で診断を無料で行ったり薬を提供する活動にボランティアとして誘われ、それぞれがフリーの時間を使って貢献することがよく行われます。 今回のプロジェクトは現地の住民と共同で行うものになります。 

プロジェクト発起人、田中について

2017年に帰国するまで、パナマにて医療の仕事に携わっていました。これまでの現地でのボランティア経験としては、医療へのアクセスが困難なチリキ地域の先住民族にボランティアを行いました。その時見た、電波さえ届かない彼らの厳しい生活は忘れられません。

現地コーディネーター、ガストンについて

この度、現地のコーディネーターとして参加するガストンはスペイン出身であり、マーケティングの本職としています。パナマに6年前に移住後、本職の傍ら、有志メンバーとともにおもちゃと食品を僻地にとどける活動を不定期で行ってきました。大々的な報告はせずにすべて自分たちで活動を続けていて、遠いところではダリエン地区の先住民族に物資を届けています。


資金の使い道・実施スケジュール

このプロジェクトでは、資金の使い道として、プロジェクト終了時点において被災地で最も必要とされている物資の購入に充当させて頂きます。資金はガストンが現地での活動に利用します。
物資は食品がメインになることを想定していますが、現地のニーズに合わせられるようにできたらと考えています。

また、インフラが発達していない地域の住民を対象とするため、物資に加え、以下の費用を見込んでいます。
・車のレンタル代、ガソリン代
・人件費、システム費等
・その他:手数料、リターンの送料等

このプロジェクトでは、ロックダウンが完全に解除になると予想される2021年4月下旬に向け、現地メンバーが80から100世帯に食品を届けるよう、準備をしています。クラウドファンディングでは、80万円を目標にしています。

< 実施スケジュール>

3月上旬   クラウドファンディングスタート
4月下旬   物資提供
5月上旬~  リターン開始

※リターンの発送時期に関しては個別にご相談

<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施いたします。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けいたします。


リターンのご紹介

さまざまなリターンを用意しております。
日本ではあまり見かけない民芸品やパナマから直接送られるコーヒー、パナマの名物であるパナマ運河でしかできない体験など、独特なものを提供いたします。

リターン1:サンキューカードをパナマからお届けします!

リターン2:サンキューカードを電子メールでお送りします。

リターン3:チリキ地区生産のゲイシャコーヒーをお届けします!

リターン4:モラ刺繍をパナマからお届けします!

リターン5:カスタマイズされたオリジナルモラ刺繍をパナマからお届けします!

リターン6:パナマ運河をバックにしたオリジナルメッセージを作成し、電子データをお送りします!


最後に

パナマに限らず、コロナ禍と集中豪雨などの自然災害によりさらに厳しい生活を強いられている人々は私たちが考えるより多くいます。このような状況において、彼らは我々が普段提供している無料の医療サービスよりも、まずお腹を満たしたいと強く思っています。健康も大事だけど、まずは子供に食べるものを提供したいのです。

貧困地域に支援を届けたいと思っているパナマの人々に、遠く離れた日本からも支援できるきっかけにつながればと願っています。 

どうか私達のプロジェクトを応援してください。皆さまの心添えを心よりお待ち申し上げます。


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