はじめに・ご挨拶

私たちの取り組みに興味を持っていただき、ありがとうございます。
一般社団法人 人権ホットラインは 女性にとって住みよい社会を作ることを目的として活動しております。

一般市民へのテロ行為とも呼べる「盗撮」は、トイレや更衣室をはじめ、生活のいたるところで日常的に起きています。
「盗撮」は、きわめて身近で起きるテロ行為であり、今すぐにでも撲滅すべき重大犯罪として考えています。

一人ひとりが他人事じゃないという意識を持つだけで 犯罪を未然に防ぐことができます。
このプロジェクトを通じ、一人でも多くの人に盗撮被害の現状を強く認識していただけたらと思います。

これまでの活動

盗撮被害の相談に対する検証・把握、及び対応策の提案。街頭での冊子配布による啓蒙活動。
リベンジポルノに対する被害動画の削除申請など行っております。

一般社団法人 人権ホットライン
https://jkh.jp/


プロジェクトをやろうと思った理由

実際に盗撮が行われ販売された動画が 日ごろよく使う駅であり、とてつもなくおぞましい恐怖に襲われるとともに、その被害女性のあまりの多さに「これは看過できることではない」と痛烈に感じました。

「盗撮」は販売や拡散などデジタルタトゥーを含めその後の二次被害だけでなく、偏見やタブー視など周りの理解が得られないことが多く、被害者が泣き寝入りせざるをえないケースも少なくありません。

まずは被害者である女性自身が、現実に起きている「盗撮という重大犯罪」の実態を把握し、対処法を共有し、徹底した自衛で被害を抑え、盗撮そのものを撲滅する必要があると感じプロジェクトを立ち上げました。


このプロジェクトで実現したいこと

実際に起きた盗撮に関する相談事例や具体的な対処事例をもとに 様々な種類の盗撮の手法や、その盗撮へのあらゆる対応策を「DVD+テキスト」として教材化することで、盗撮に対する意識の改革、女性自身で身を守る術の習得、周囲の人々の理解の促進、及び盗撮の厳罰化推進に繋げたいです。

そして全ての女性が盗撮に怯えることなく、安心して暮らせる社会の実現を目指します。


盗撮への大きな誤解

盗撮増加はテクノロジーのせいにされることが非常に多いのですが、これは大変な誤解です。実際には盗撮に使われる機材やその手法は古くからあるものがほとんどです。

盗撮はテクノロジーが発達したことによるものではなく、盗撮犯が悪い知恵を使い工夫を重ね、より巧妙な仕掛けを研究しているからであり、それを見逃してしまっているからなのです。

ライター型やペン型などニュースでよく耳にしますが、いわゆるスパイカメラでの盗撮は比較的発見が容易なため、盗撮する機器としては脅威の少ない部類に入ります。
現実にはまさかというような場所に仕掛けられ、大掛かりでテクニカルな仕組みなことも多いのです。
盗撮にはスマホやスパイカメラが使われるという勝手な思い込みが、盗撮に気付けない要因のひとつにもなっています。

なぜ自衛が必要か

駅や体育館など公共施設をはじめ、オフィスや工場、デパートやファッションビルなど、トイレや更衣室など脱衣がともなう場所は必ず狙われています。
頻繁にニュース記事に取り上げられることでスポーツ選手への盗撮も知られることとなりました。

競技場の件でも問題になっていますが、これまで盗撮に対し厳しい対応がなされてきませんでした。
これは盗撮を取り巻く環境として数十年来変わっていません。
※ 条例や罰則、取り締まりなどはかなり厳しく改正されています

事件現場の管理責任者に対策をお願いしても予算の都合などで一蹴され、現場周辺のイメージの悪化や盗撮の幇助や二次被害になるとの理由で、盗撮の手法や被害動画拡散への言及をすることさえ、はばかられてしまうのが実態です。

どのように盗撮が行われるかを知る術もなく、対策さえ打てない女性たちは、盗撮に対し、いたちごっこでもなく防戦一方でもなく、いつ起こるかわからない被害に、ただただ怯えるだけとなっています。そして起きてしまった盗撮被害の現状は泣き寝入りしかありません。

さらに被害動画は大手オークションサイトでも平然と販売されている実態があります。
運営側や管理者に全てを任せても解決がいつになるかはわかりません。
盗撮被害は毎日起きており、一刻も早く対応する必要に迫られています。

個室の中では強い気持ちで戦うしか自分自身を守る術はありません。
これ以上の被害者を出さないためにも、まずは自衛をすることが重要だと考えます。
また自衛するだけでなく、施設管理者などへ利用者の不安として強く協力を求めていくことも重要です。

盗撮の実態を知ることで自衛の意識が格段に高まります。
実際に被害に遭い、初めて恐怖を感じる、とは思います。
ですが、それでは遅いのです。
盗撮被害が恐ろしい理由は、盗撮されたことに気付けないからです。

盗撮された動画の多くがダークウェブなどアンダーグラウンドで毎日取引されています。
それらの動画は盗撮犯が捕まることがないよう公訴時効を過ぎるまで温存され販売されます。
マニアの間で高値で取引される盗撮動画は愉快犯や転売犯により流出、一般的なSNSやウェブ検索に現れるまでになります。

気付かないままであれば構わないと言う女性が多いのもまた事実で、これが盗撮に対する具体的な解決を遅らせることにも繋がっています。

ひとりひとりが明日は我が身と自覚し、仕掛けられる盗撮カメラを根絶することが、いつかの自分を守ることであり、未来への義務でもあります。


資金の使い道

盗撮への対応策を紹介するDVD+テキストの制作費用(撮影、編集、プレス、印刷など)に使われます。
※ 製作費を除く売り上げの全ては盗撮撲滅の啓蒙やパトロールなどの活動に使われます。

撮影費:テキスト/約10万円 DVD/約80万円 (人件費、ロケハンなど諸費用含む)
編集費:テキスト/約50万円 DVD/約15万円
製造費:テキスト/約30万円 DVD/約60万円
その他、配送費用等
CAMPFIRE掲載手数料:17%(掲載手数料12%、決済手数料5%)+税

リターンについて

盗撮への対応策を紹介する「DVD+テキスト」が全ての基本です。

DVDは、実際にどのように撮られるかや仕掛けられるか、それに対する対処法など、再現映像も交え詳細に解説するという内容で構成されます。
テキストは、盗撮の発見に大変役立つ実際の機材の写真や、建物の立地に由来する盗撮されやすい場所の検証、カメラが設置されやすい条件や個室の構造上の注意点などを詳細に解説した内容となります。

支援金額の違いはセットの数量の違いです。
会社や自治会などでの研修用教材としてもご検討をお願いします。

300,000円へのリターンのみ若干違います。
盗撮への対応策を紹介する「DVD+テキスト」100セットにくわえ
購入者様が希望する任意の場所に対する盗撮対策を冊子にします。数量は100部です。

※テキストおよびDVDの著作権は、全て一般社団法人 人権ホットラインにあります。
複製や上映会などでの使用はご遠慮ください。市販のDVD同様個人での使用に限ります。


実施スケジュール

支援の受付締切日は2021年1月11日です。

リターンの発送は「DVD+テキスト」 が完成し次第、可能な限り早く行います。
2021年3月上旬から発送を予定しています。
遅くとも2021年3月下旬までには発送完了予定です。

最後に

盗撮被害は日々深刻になっています。一刻も早い自衛策の周知が必要です。
手法の公開に賛否は少なからずあると思いますが、いたちごっこにもなっていない現状にはこれ以上の猶予はないと考えます。
この間にも、数千人数万人の幼児や児童、学生などを含む膨大な数の女性が、卑劣な盗撮被害に遭っている現実を知っていただきたいのです。
支援いただける方だけでなく、社会全体が少なくとも防衛策を考えられる位置にまで意識を高められたらと強く願っています。
皆様のご協力を是非とも宜しくお願いします。


本プロジェクトはAll-or-Nothing 方式で実施します。

本文中の画像は「写真AC」様、「ぱくたそ 」様の素材を使用しています。


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