はじめに

1stチャレンジでお世話になった皆様

本当にありがとうございました。

沢山の方にご支援頂きましたが、目標金額未達の為、不足額を再計算し、再チャレンジさせて下さい。

いろんなご意見や、批判があると思いますが、私達にはこの手段しかありません。

もう私達だけの問題ではなく、FIPを発症した猫ちゃんのご家族みんなだと思います。


改めて、初めて見てくださる方へ

メインクーンで男の子”ポテト”の飼い主です。

よろしくお願い致します。

どうか最後まで読んでいただき、猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気の事だけでも知って欲しいです。

お願い致しますm(_ _)m


プロジェクトをやろうと思った理由

我が家は主人、息子、私の3人家族で、2020年8月10日にペットショップで出会った猫ちゃんを迎え入れました。

可愛いと喜んでいるのも束の間で致死率ほぼ100%と言われる病気にかかっていることが判明しました。絶望に明け暮れているなか、この病気を治療する唯一の薬がある事が分かりましたが、日本では承認されていない為、大変高額な費用がかかる事を知りました。

目の前で息苦しく、小さな体で一生懸命息をしている姿を見て、できる事は何でもしてあげたいと思い

藁にも縋る思いでMUTIANでの治療を決め8月15日からMUTIANの治療を開始し11月6日に84日間の投薬を終え現在84日間の経過観察中です。

高額な費用がかかることは分かって始めたことなので、この費用を飼い主である私達でまかなうのが当然なのですが大変厳しく、プロジェクトを立ち上げ多くの方にご支援いただいたのですが、私の努力も足りず、1stチャレンジでは目標金額¥1,100,000に対し、¥370,800と未達だったため治療費の支払いに苦労しております。

コロナの影響で12月のボーナスも見込めず、息子は学生で学費も必要なため捻出するのが厳しい状態です。

現在必要な金額を計算しました。

8/13(この病気で初めて受診)〜11/7(経過観察前の最終検査)まで検査 治療にかかったお薬・検査代

総合計 ¥1,007,259

¥1,007,259 - ¥100,000(支払い済) - ¥100,000(両親から借りた。返済はいつでもいいと言ってくれているので治療が落ち着いたら返済するつもりです) - ¥301,461(1stチャレンジの支援金¥370,800-(17%手数料+消費税)12月末入金予定)-  ¥14,500(PayPay,口座) = 不足額 ¥491,298

17%手数料+消費税(¥114,070)が引かれるので¥610,000を目標金額に設定し2ndチャレンジさせて頂くことを決めました。

身勝手なお願いだと承知しておりますが

どうかご協力宜しくお願い致しますm(_ _)m


初めて私たちを知って下さった方へこれまでの経緯

私はペットを飼うなら犬だと思っていたのですが立ち寄ったペットショップで、猫ってこんなに可愛いんだなと思うほどとても気になる猫ちゃんと出会いました。これがポテトでした。

↑ペットショップで撮影

その後、何回かペットショップへ通い

飼うからには何があっても最後までお世話をする。と3人で考え話し合い覚悟を決め8月10日我が家へお迎えしました。この時、生後約4ヶ月でした。

私も主人も犬を飼ったことはありますが猫を飼うのは初めてで、初めて見る猫の行動や仕草がとても可愛くお世話も楽しくて、息子は一人っ子なので構う相手ができ嬉しそうにしていて飼うことにして良かった!とあらためて思っていました。

ところが、8月12日。抱くと体が熱いように思いましたが、体温の測り方も分からず猫の平熱は38℃ぐらいあるようなので特に気にはしていませんでした。翌日になってもやっぱり熱く感じるし、前日までとは違い寝ている事が多く呼吸も早くて気になり動物病院へ連れて行きました。採血やレントゲンを撮ってもらい、先生からは、レントゲンを見ると肺が白く濁っていてあまりよくない状態で詳しく検査をしてみないと分からないが、猫伝染性腹膜炎(FIP)の疑いがあると告げられました。この病気についてお話してくれましたが、頭に入ってこず確定ではなく疑わしいという状態だったことや、私も動揺していたので先生も絶望的な病気だとハッキリとは言わなかったように思います。家に帰って落ち着いて”猫伝染性腹膜炎”とどれほどネット検索したでしょう…

どの説明を見ても結末は同じで、短期間で死んでしまうという事でした。

まだ決まった訳ではないですが涙が止まりませんでした。

我が家に迎えて数日で、生まれてきてたったの4か月で…

風邪をひいたんだろうぐらいに思っていたのに、致死率ほぼ100%の難病かもしれないなんて…

新しい家族が増えて嬉しかったのと、死んでしまうかもしれないという不安で、気持ちが追い付かず、FIPの症状に当てはまらないところを探して探して過ごしました。

ですが、抗生剤の注射をしても時間が経つと症状がでてくるので注射を打っては落ち着くというのを数日繰り返し1日に2度病院へ駆け込む日もありました。

いつにも増して息苦しそうで病院へ駆け込んだ8月15日、13日に撮った肺のレントゲンよりさらに肺が白く、胸水が溜まっていて肺を圧迫し片方の肺だけで呼吸をしている危険な状態でした。

・抗生剤で改善しない

・胸水が溜まる(20mlシリンジ5本分も抜きました。抜いた胸水が黄色くドロッとしている)

・数日で症状が悪化している1

FIPの検査結果はまだでしたが当てはまる部分が多くFIPのウエットタイプでほぼ間違いないだろう。

この病気は完治させる治療法や薬がなく、ウエットタイプは進行が早くて8日ぐらいで亡くなってしまうだろう。と告げられました。

言葉がでず涙しかでませんでした。助けてあげたいけど方法がない。猫にこんな病気があるなんて…

ポテトはメインクーンという大きくなる種類の猫だと飼うときに調べて知っていたのでどれぐらい大きくなるんだろうと楽しみにしていました。

大きくなるのにまだこんなに小さなうちに死んでしまうのが受け入れられませんでした。

FIPの可能性が高いかも…と思い始めた時に調べ尽くして日本では承認されていないがFIPに有効な海外の薬があるということは知っていました。ですが、費用がかなり高額になること、取り扱い病院が非常に少なく、ネットの情報では私の住んでる県内には取り扱い病院はありませんでした。

先生と今後の事についてお話をしました。

一つは、痛みや苦痛を取ってあげて残りの時間を少しでも楽にしてあげる事はできる。

もう一つは、無認可のお薬でFIPに有効とされているが治癒ではなく寛解であるということ。金銭的なことや84日間毎日同じ時間に投薬する必要があり飲ませるのが大変で飼い主の負担がかなり大きい。ということでした。

しかし、ポテトにはもう迷っている時間がなく、この薬の使用を考えているなら1秒でも早く投薬した方がいいという状態だった事と、投薬に関して先生が協力してくださるという事ですぐに投薬することができ私たちは運が良かったと思います。

※「MUTIAN」は日本において動物医薬品として承認されていません。
ポテトの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえでポテトにとって投与が必要と考えてこのお薬による治療を決めました。
全てのFIPの猫ちゃんに「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。


そして後日、検査結果が揃って正式に

猫伝染性腹膜炎(FIP)ウェットタイプ

と診断されました。

金銭的な事は、飼い主である私たちの責任であるのは当然だと承知しておりますのでいろんなご意見があると思います。

今回初めて猫を飼い、飼って数日でこのような難病があることを知り、私達は、なすすべもなく目の前で息苦しく、小さな体で一生懸命息をしている姿を見て、できる事は何でもしてあげたいと思い8月15日からMUTIANの治療を開始し11月6日に84日間の投薬を終えました。

かかった治療費

8/13 初診 血液検査、レントゲン、エコー、皮下注射 ¥17,050

8/14 皮下注射、抗体検査、外注検査 ¥21,670

8/15 レントゲン、エコー、遺伝子検査、胸水除去、造血剤、MUTIAN皮下注射(投薬開始) ¥34,650 (呼吸困難で2回病院に行きました)


8/16〜8/22 MUTIAN皮下注射 @6,600×7=¥50,050 (全部明細載せれないので同じ金額の物は省略させていただきます)

8/17 レントゲン、エコー、胸水除去 ¥14,300+MUTIAN投薬

8/23 投薬器、MUTIAN250mg×7日分=¥48,235

8/29 投薬後1回目検査 ¥31,010

        MUTIAN250mg×10日分 ¥67,110

9/8 造血剤、MUTIAN 300mg×1日分 ¥10,362

9/9〜9/28 MUTIAN 300mg×20日分 ¥185,240


9/29〜10/14 MUTIAN350mg×16日分 ¥171,424

10/4 投薬後2回目検査、造血剤 ¥38,170


10/15〜11/6 MUTIAN 400mg ¥279,818

11/2 造血剤 ¥1,650

11/7 血液検査、レントゲン、エコー、外注検査 ¥36,520

8/13〜11/7 治療にかかったお薬・検査代総合計

¥1,007,259


猫伝染性腹膜炎(FIP)とは

猫腸コロナウイルスが原因で、猫から猫へ容易に感染し、日本の猫の70~80%程度が感染しているのではないかと考えられていて感染しても成猫では無症状の場合が多く、子猫に下痢を起こす程度で病原性が弱いウイルスであり飼い主が感染に気付くことも少ないほど。症状があっても一般的な腸炎の治療で、数日で回復することがほとんどです。

一方、猫伝染性腹膜炎ウイルスは、感染力が弱く、猫から猫への感染はないと考えられています。現在のところ、猫腸コロナウイルスに感染した一部の猫の体内で、そのウイルスが突然変異を起こすことで発症すると考えられています。比較的にゆっくりと進行する全身病で、発症した猫の致死率は極めて高く、治療をしても回復することは稀です。しかし、発症の確率は、猫にストレスがかかった場合、最大で10%程度で、それほど高くはありません。

発症すると、腹膜に炎症が起こります。症状は「ウエットタイプ」と「ドライタイプ」の2種類に分類されます。

ウェットタイプ食欲低下、発熱、体重減少等の症状とともに、腹水が溜まってお腹が張ったり、胸水が溜まって肺を圧迫して呼吸が苦しい等の症状が見られます。この病気の腹水や胸水は黄色や黄緑色で、とろみがあるのが特徴的です。進行が早く治療への反応が鈍い。多くの場合は兆候が見られて2カ月以内に命を落としてしまいます。

ドライタイプ食欲低下、発熱、体重減少等の症状とともに、腎臓や肝臓の変形、ぶどう膜炎などの眼の炎症、脳内の炎症による麻痺や痙攣などの神経症状、腹部のできもの等の症状が見られます。「ウエットタイプ」に比べるとやや慢性的な経過をたどる傾向はありますが、こちらもほとんどの場合が命を落としてしまいます。

しかし、実際にはふたつのタイプの分類は難しく、治療中に両方の症状が出てくる場合もあります。ほぼ全身に病変が表れるのが猫伝染性腹膜炎(FIP)です。


資金の使い道

すべてポテトのFIP治療費の支払いに使わせていただきます。


リターンについて

金額に応じたリターンを感謝の気持ちを込めてお送りいたします。

リターンなしの選択もできるようにとご要望がありましたので用意させていただきました。サイト内の活動報告をご覧いただけます。


最後に

感染してもFIPを発症するのはその中の10%以下と言われているにもかかわらずたくさんの小さな猫ちゃんたちが飼い主さんと頑張っている事、何より猫ちゃんがこんなに可愛いと教えてくれたポテトを救いたい。もっと一緒にいたいです。

コロナや、いろいろある世の中で大変な思いをされてる方が沢山おられるのに飼い猫の治療費を支援していただく事に申し訳なく思いますが、私達も飼い始めたばかりでこんな難病になるとも思わず、FIPの事も知らず、なす術もなく縋る想いです。

どうかご支援、ご協力よろしくお願いします。

InstagramもTwitterも不慣れながら投稿しています。↓こちらもご覧ください。

Instagram @potato.miracle

Twitter        @potemaru414 


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/03/06 21:57

    こんばんは。経過観察終了後、1週間目ぐらいに受けた検診結果のご報告です!有核赤血球の出現の可能性と、初めて見るのが書かれてあったので心配しましたが、先生に説明を聞いて問題ない事が分かり安心しました。投薬時よりは少し上がっている数値もありましたが、特に問題ない!との事でした。寛解です!という表現...

  • 2021/02/06 22:49

    こんばんは。昨日2/5、経過観察観察終了後の検診へ行ってきました。お腹の毛を刈って検査してもらったので痛々しいですが、ポテトは元気です!採血やレントゲンやエコーで押さえつけられてたので帰って疲れて寝てました昨日の検査結果はまた2週間後に聞きにいきますのでご報告したいと思います。仕方がないですが...

  • 2021/01/30 00:07

    こんばんは。去年の8月10日にペットショップから我が家に生後約4ヶ月でやってきて、8月13日にポテトの異変に気づき病院へ行ってFIP疑いと言われ、その後検査の結果FIP確定になりMUTIAN84日間投薬開始から今日で経過観察も84日目(投薬84日+経過観察84日で一区切り)を元気に迎える事がで...

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