FC琉球は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う沖縄県の観光・飲食産業への深刻な打撃と、県内の医療体制の逼迫を受け、この度 #OneOKINAWA をテーマにクラウドファンディングを実施し、#OneOKINAWA チャリティーユニフォームを限定発売します。

カラーはクラブ史上初のブルーを採用しました。ブルーは感染拡大を最前線で食い止める医療従事者の皆さまに対する感謝や敬意を示す色であり、ユニフォームの売り上げの一部 (10%) は、沖縄県の新型コロナ感染症対策支援寄附金に寄付させていただきます。

このユニフォームは ”FC琉球” のユニフォームではなく、新型コロナウイルスからの勝利を信じ、沖縄県の再興を願う ”全ての人” のユニフォームです。FC琉球は以下の日程で、実際にこのユニフォームを着用し、沖縄県のために全力で戦います。

11月29日(日曜日)13:00〜 v.s. 東京ヴェルディ(HOME)
12月02日(水曜日)19:00〜 v.s. ツエーゲン金沢(HOME)

私たちは首里城の火災の際も、心を一つに、共に立ち上がってきました。沖縄県が新型コロナウイルスによる危機を乗り越え、いつか私たちの日常が再び戻る、その日のために。今こそ、心を一つに。何度でも、共に立ち上がりましょう。

FC琉球 選手・スタッフ一同





新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、約四ヶ月間の中断期間を経て、再開されたJリーグは無観客試合からのスタートでした。いつもスタジアムに響き渡るサポーターの皆さまからの声援が、どれだけ選手たちに勇気を与え、背中を押していたか、改めて強く実感いたしました。

その後、収容制限試合へと規制が緩和され、現在は収容率が上限50%まで戻りつつありますが、昨年の平均観客動員数が4,953人に対して、今年は759人(10月末時点)になり、1試合あたり約250万円の減収と、今期は大変苦しい経営状況に陥っております。

また、収容制限によるスタジアム露出やメディア露出の減少により、来シーズン以降の広告収入への影響も見込まれ、さらに厳しい状況が予想されます。


苦しい状況にあるのは、FC琉球だけではありません。沖縄県の産業をこれまで力強く支えてきた観光・飲食産業も、非常に深刻な打撃を受けています。

2019年度の沖縄県の観光収入は、新型コロナウイルスの影響により、前年度比の約4% (293億1100万円) 減少し (※1) 、観光収入が前年度を下回るのは、東日本大震災の2011年度以来、8年ぶりです。また、飲食・小売・旅行業などの観光関連事業者を対象に実施された調査では、13.1%が「雇用者を減らした」と回答しました (※2) 。

新型コロナウイルスの感染拡大は、沖縄県民の雇用や生活に非常に大きな悪影響を及ぼしています。

また、沖縄県内の10月25日までの1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は17.02人で、24日連続で全国1位の感染者数 (※3) でした。特に宮古島や石垣島などの医療体制が脆弱な離島地域での感染拡大は、医療体制の逼迫・崩壊を招きかねません。

糸数公保健衛生統括監は「このままのペースで患者が出ると、病床で受け入れられなくなる可能性もある。ホテルや民間病院もあるが、県立病院の他の医療にも影響が出るため危機感を持っている」と警戒を強め、対策を呼びかけています (※4) 。


FC琉球だけではなく、観光・飲食産業や医療体制など、沖縄県全体が新型コロナウイルスの影響による、非常に深刻な打撃を受けています。だからこそ、FC琉球だけの復興では全く意味がありません

この危機を共に乗り越え、いつか私たちの日常が戻り、共にスタジアムで喜び合える、その日のために、#OneOKINAWA PROJECT を発足し、チャリティーユニフォームの制作に至りました。

このユニフォームは ”FC琉球” のユニフォームではなく、新型コロナウイルスからの勝利を信じ、沖縄県の再興を願う ”全ての人” のユニフォームです。売り上げの一部 (10%) は、沖縄県の新型コロナ感染症対策支援寄附金に寄付させていただきます。

【新型コロナ感染症対策支援寄附金(沖縄県)】
新型コロナウイルス感染症の最前線で、医療や療養等にあたる医療従事者の支援や、感染症対策事業に取り組むための財源として活用されます。
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/chiikihoken/korona20200605.html

FC琉球公式Twitterから投稿した#琉球愛歌大合唱』動画1RTにつき100円もとぶ牧場様から #OneOKINAWA クラウドファンディングに支援される #琉球愛歌大合唱 キャンペーン を実施いたしました。
※12月14日(月曜日)23:59までのRTが対象になります (こちらのキャンペーンは終了いたしました)
※RT数に応じたもとぶ牧場様からのご支援の上限金額は500,000円となります


中断期間を経て、無観客・収容制限試合が続く中でも、FC琉球が活動を継続できているのは、日頃からご支援いただいているスポンサーの皆さまのお陰です。だからこそ、次はFC琉球が皆さまの力になる番です。

新型コロナウイルスの影響を受けた観光・飲食産業のスポンサー企業さまを中心に、クラウドファンディングのリターンを通じて、商品の認知拡大・販売促進のサポートをさせていただきます。


#OneOKINAWA PROJECT 限定発売のブルーカラーのチャリティーユニフォーム。このユニフォームは ”FC琉球” のユニフォームではなく、新型コロナウイルスからの勝利を信じ、沖縄県の再興を願う ”全ての人” のユニフォームです。
※売り上げの10%は沖縄県の新型コロナ感染症対策支援寄附金に寄付します
※以下の試合でチャリティーユニフォームを選手が着用してプレーします
11月29日(日曜日)13:00〜 v.s. 東京ヴェルディ(HOME)
12月02日(水曜日)19:00〜 v.s. ツエーゲン金沢(HOME)

沖縄出身のアーティスト・HAYATO MACHIDAとコラボし「#OneOKINAWA チャリティーTシャツ Designed by HAYATO MACHIDA」を制作しました。中央に描かれた「ライオン」はHAYATO MACHIDAの代表作で、今回は #OneOKINAWA 限定デザインに仕上げてくださいました。
※売り上げの10%は沖縄県の新型コロナ感染症対策支援寄附金に寄付します
※#OneOKINAWAステッカー・アクリルキーホルダーも上記のデザインになります

HAYATO MACHIDA
1995年生まれ。沖縄県出身。大学入学後アート留学でNYへ渡り本格的にアートを始める。主にアクリル絵画を制作。現役大学生時の18年6月に沖縄県立美術館にて「FROM ME TO YOU〜沖縄から世界へ~」で美術館初個展。「ターナーアワード2018」未来賞受賞。

2017年はアディダスジャパンのイベント「TOKYO RUN FIVE」来場者記念ロゴを制作を筆頭に、ユニコーン・back number・DREAMS COME TRUE 沖縄公演ウェルカムボードの担当や、大型複合商業施設「イーアス沖縄豊崎」壁画、日本酒ブランド「FUSION」ロゴ、ラベル使用作品を手がける。

大好評のインスパイアTシャツの #OneOKINAWA クラウドファンディング限定モデル。医療従事者の皆さまに対する感謝や敬意を示すブルーカラーを採用し、FC琉球の "12番目の選手" として、沖縄のために共に立ち上がる皆さまへ、背番号は12番を採用しました。
※売り上げの10%は沖縄県の新型コロナ感染症対策支援寄附金に寄付します





皆さまからご支援いただいた支援金は、#OneOKINAWA PROJECT 限定チャリティーユニフォームの制作費用と、チーム強化費及びクラブ運営費として活用させていただきます。

※チャリティーユニフォームの売上金の一部 (10%) は新型コロナ感染症対策支援寄附金に寄付します


2019年10月31日、沖縄県のシンボルである首里城の正殿を含む7棟が火災により焼失しました。沖縄県の象徴・誇りである首里城の消失に、多くの県民が悲しみに暮れました。 

そのため、首里城の1日でも早い再建を願い、FC琉球は今シーズン、ユニフォームに首里城のイラストとREVIVE (再興) を掲げて、県民の皆さまと共に立ち上がり、現在もJリーグを戦っています。

あれから一年、現在は新型コロナウイルスの猛威が沖縄県を襲っています。しかし、あの日、心を一つにして乗り越えることができた私たちであれば、新型コロナウイルスの危機も必ず乗り越えることができると信じています。今こそ、沖縄の誇りを胸に、心を一つにし、何度でも共に立ち上がりましょう


新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、
約1年が経過しようとしています。

新型コロナウイルスは、
沖縄県の日常を大きく変えました。

しかし、如何なるときも
変わらないものがあるはずです。

それは
「自分を捨てて 誰かのため 何かができる」
私たちの心です。

いつか共に肩を組み、
スタジアムで “この歌” を笑顔で、
声高らかに歌い合える、その日のために。

 #OneOKINAWA PROJECT に
ご賛同いただける方は、
ぜひご支援いただき、
私たちの仲間になってください。

琉球再興のため、共に立ち上がりましょう。

忘れるな、琉球の心。
勝利を信じ、共に進もう、誇りを胸に。

#OneOKINAWA


FC琉球の物語は2003年、沖縄県3部リーグからスタートしました。同年6月には沖縄県社会人サッカー選手権で優勝し、球団初のタイトルを手にしました。

沖縄県リーグ3部でスタートした琉球は、2004年に飛び級で県リーグ1部へ昇格、そして2005年は九州リーグへと参入しました。そして、同年の2005年に九州リーグを2位で終え、全国地域リーグ決勝大会で優勝し、国内アマチュアの最高峰リーグであるJFLへの昇格を決めました。

Jリーグへの準加盟・J3のクラブライセンスの取得に成功し、2014年に設立されたJ3リーグに参入しました。初めてのシーズンは8勝10分け15敗、12チーム中9位という成績で幕を閉じました。

金鍾成監督体制のもと、J3リーグ参入5年目にして、念願のJ3優勝・J2昇格を果たしました。4節を残してのJ3優勝は、史上最速記録になりました。

J2初年度は開幕4連勝、ホームゲーム30試合無敗記録を樹立し、過去にガンバ大阪が樹立した25試合無敗記録を大幅に更新しました。

北海道コンサドーレ札幌から小野伸二選手が完全移籍。加入後初のホームゲームでは、タピック県総ひやごんスタジアムでは過去最多動員数である、12,019人がスタジアムを訪れました。

沖縄県のシンボルである首里城の火災を受けて、2020シーズンは胸部に首里城のイラストを掲げたユニフォームでJ2リーグを戦っています。ユニフォームの売り上げの10%は首里城の再建支援金に寄付され、前回のクラウドファンディングでは823名の方から、11,973,500円の支援が集まりました。

※前回開催(1/16~2/18)の首里城復興支援クラウドファンディングで予定しておりましたチャリティマッチの開催につきましてはコロナ禍および過密日程により2020年の開催は断念、2021年の開催を改めて検討いたします。詳細は改めて発表いたします。


【参考】
※1:沖縄県の観光収入 新型コロナが打撃 (沖縄タイムス)
※2:沖縄の観光企業 13%が雇用減 コロナ打撃浮き彫り (琉球新報)
※3:沖縄県がコロナ警報 (毎日新聞)
※4:宮古、八重山地域で感染拡大 受け入れ体制が逼迫 (琉球新報) 

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