はじめに・ご挨拶

私は1年前に別の猫であるアイラをFIP(猫伝染性腹膜炎)で亡くしました。当時は病気の知識もなく、気づいた時には神経症状により歩けない状態で腹水が溜まっており3日も立たずに病院亡くなってしまいました。本当に自分を不甲斐なく感じ、それからこの病気について調べる日が続いていました。

そんなある日、亡くなった直後にアイラと同じ両親からまるで生まれ変わるように生まれていた妹をその3ヶ月後に引き取る機会に恵まれ、カリラと名付けました。外からウイルスを持ってこないように新型コロナウイルス発生前から、玄関での消毒や手洗いは徹底していました。

しかし、カリラはまた同じ病気にかかってしまいました。元々、多くの猫が保有するウイルスが突然変異で猛威を振るうという情報もあり、FIPになってしまう原因は多くの場合わからないようです。


血液検査結果抗体検査結果(猫コロナFCoV)  

FIPは猫コロナウイルスが原因の伝染性腹膜炎です。この抗体検査で100未満の場合はFIPでないと考えられるとのことですが、6400という高い数字から獣医師よりFIPと考えて間違いないと告げられました。

1週間前は元気だったのに、固形物のごはんに手を付けなくなり、病院につれていったところFIP抗体検査の数値がMAX・・・FIPと診断されました。今のところ腹水は少量ですが、黄疸が出ていることやガリガリに痩せていっており血液検査の結果からも重体に近い状態で、安定した投薬が急務です。

今度こそ、絶対に助けたい。助けられず死んでしまったアイラの分も。


このプロジェクトで実現したいこと

カリラへFIP(猫伝染性腹膜炎)の未承認治療薬である高価な、ムティアンの十分な量の安定投薬


プロジェクトをやろうと思った理由

固形物のごはんをまったく食べられない状態で、高価な薬もカプセルでの投薬が嫌がってしまい飲んでくれず、カプセルの中身をチュールに混ぜて注射器で口腔投与を試みるものの、カリラは大変嫌がり無理やりに飲ませる格闘を毎日2回、各1時間程度行う日々が始まりました。なんとか一部飲ませることに成功していますが、嫌がることを無理に行う猫と飼い主の両方のストレス・・・いつ死んでしまうか分からない容態、もし今回も助けられなかった時を想像した時の自分、本当に精神的に辛いです。

なにより、カプセルで素直に飲んでくれないことから、無理やりの投薬によって口からこぼしてしまったり、吐いてしまったり、チュールに混ぜるためお皿に付着してしまうことで、どうしても薬の約2〜3割程度が無駄になってしまいます。(高価な薬なのに・・・人と違って素直に飲んでくれない・・・)


カプセルの中身をチュールに混ぜて

注射器で口腔投与、毎回汚れて大変です。。

過去の経験から比較的早期に診断できたことや、体重比の投薬量が少なく済むと思われた(ガリガリに痩せてしまっており生後一歳半で現在2.5kg)のですが、それは薬をすべて飲んでくれる場合の話・・・。飲ませるために格闘することでどうしてもロスが発生します。そのため適量を毎日、安定投薬するためには、実際には多く薬を購入する必要があり、資金面での負担が相当厳しいものになっており、皆様のご支援をお願いしたい次第です。

薬のロスや通院検査など計算すると少なくとも87万円程度が必要です。

内訳:ムティアン 400mgあたり88ドルx 84日分 = 7392ドル(約80万円) ※クレジットレート1ドル108円 

薬は100mg/体重kgあたりでの投与するためのロスを計算し150mg/kg必要、さらに重症化した際にはこの倍の量が必要になってきます。。。

血液検査、抗体検査、寛解確認のためのPCR検査 = 計7万円程度

プロジェクト手数料については薬量が想定より少なく済んだ際には支援金の中から拠出させていただきます。

これまでの活動

本格的な投薬によるFIP治療は今回が初めてです。


資金の使い道

カリラの治療費(薬、口腔注射器、チュールや流動食等の食事、検査費)、今後の療養生活にかかる費用


リターンについて

感謝の気持ちを込めたメールや元気になったカリラの画像を送らせていただきます。

メールアドレス等を知られたくない方向けもご用意いたします。


実施スケジュール

2020年11月30日〜2021年1月20日 (投薬期間自体は84日程度、寛解までを想定)


最後に

実際に闘病生活に入ってみてこんなに辛いとは想像もしていませんでした。

応援の形としてご支援いただければ、毎日の辛い投薬の格闘への励みになります。

どうかカリラと私を助けてください。


<薬について>

この薬は未承認薬であるため、サプリメントとして流通し入手しています。獣医師さんに相談の上で、最終的には飼い主として投与を行う決断をしており、全てのFIPの猫に有効であるかや、投与による副作用などは不明です。あくまでも致死率がほぼ100%であることからの苦渋の決断であることをご理解ください。


<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。 ※万が一寛解後の元気な姿を見せられない場合には、リターンの画像等は過去の元気だった頃の画像とさせていただければと思います。

  • 2021/02/09 19:32

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/01/21 07:36

    ご支援者のみなさままずはご一報としてお知らせさせていただきます。FIPとの診断から長期間経過しましたが、カリラは今も無事に生きることが出来ています。画像や動画、活動報告は別途準備の上、今月中を目安にメールにて改めて送付させていただく予定です。すでに寛解に見えるほど元気に回復しており、確認として...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください