はじめに

はじめまして。株式会社コーボウケミファ代表の佐野智恵子と申します。

イーダッシュというモノにも人にもやさしいノンアルコールの除菌剤を販売しております。もともとは、文化財を修復・保存する仕事をしておりまして、文化財を保存していくときにはカビが大きな問題となっています。お世話になった方から話しがあり、イーダッシュとなる除菌剤と出会うのですが、文化財のカビだけでなく、生活において幅広く活用できる除菌剤に魅力を感じて販売代理店になったのが2019年5月。それから間もなくして新型コロナウイルスの大流行がやってきました。その中で、除菌剤の意義(菌・ウイルスから暮らしと文化を守り、未来に繋げる。)をあらためて考えさせられ、私なりの結論として、安心安全な除菌剤を責任もってお届けするため、2020年6月に法人を設立したのです。

▶▶▶ コーボウケミファについて
https://kobochemifa.jp/


右が代表の佐野です。左はコーボウケミファのスタッフです。


佐野智恵子(1969年8月生まれ 愛知県東海市出身)の紹介~主に文化財修復での経歴

1996-1998年 West Dean Collegeにて陶磁器の修復・保存コース 在学中2ヶ月間、大英博物館、プロウドン&スミス(王室御用達修復会社)にて研修。
1998-2000年 Sarah Baker氏の工房で修行
2000年6月 帰国
2000年7月19日 愛知県東海市にて陶磁器修復「工房いにしへ」開業 その後 名古屋工房(新栄)に移転、東京工房(恵比寿)開設して現在に至る。

◆修復の活動履歴
愛知県陶美術館、岐阜県現代陶芸美術館、金沢21世紀美術館、早稲田大学會津八一記念博物館、MIHO MUSEUMなどの収蔵品を修復しました。

修復を手掛けた代表的な作品

・愛知県岡崎市 本田忠次邸移築・保存(玄関・浴室タイルの修復)
・東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)香水塔の修復
・尾張大国霊神社陶製狛犬保存・修理、(愛知県稲沢市)
・東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)北の間タイルの修復



このプロジェクトで実現したいこと

全国で5086もの子ども食堂があるそうです。

出典 NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえホームページ https://musubie.org/news/2898/

ちなみに私の住んでいる愛知県には84か所だそうです。(最新情報をあいち子ども食堂さんにお伺いしました。https://aichi-children-dining-network.jimdofree.com/

そのうち、緊急事態宣言から、活動を再開できているのは3~4割程度。食料品配布(フードパントリー)という形に切り替えたり、利用者が密集しないよう感染症対策を徹底して、みなさん活動されているそうです。

名古屋市中文化センターでのフードパントリーの様子 2020年12月撮影

子ども食堂の意義は食事を提供することだけではありません。確かに食事の提供は一部の子供たちの生命線になっています。(子供たちの身体を守る活動)しかしそれ以上に、子供たちが集う場所、交流して人との繋がりを学ぶ場所として非常に重要な役割を担っているのです。(子供たちの心を守る活動)

感染症対策をしながらの安全な活動には度重なる消毒が必要です。しかし、過度にアルコールを使用する消毒については、大人でさえも多くの弊害が指摘されています。ましてや、子供たちの肌は大人と比較にならないほどデリケートです。

その点、イーダッシュは、アルコール系のもの以上の有効性があり、同じように手軽に使える除菌剤です。ノンアルコールなので子供たちにとって非常に優しいものです。このイーダッシュを、日本全国の子ども食堂ネットワークを通じ、子供たちの支援活動を行っている施設・団体に寄贈します。


▶▶▶イーダッシュ除菌剤の効果・安全性について
https://kobochemifa.jp/more_iidash


プロジェクトを立ち上げた背景

緊急事態宣言が発令されて間もない時、たまたま古くからの顧客で小学校の先生をしていらっしゃる方が、修復依頼品をもって工房にこられました。学校が閉鎖になったことはニュースで聞いておりましたので、どんな様子ですかと聞いてみたところ、ニュースでは伝わってこなかった実情をいろいろと教えてくれました。そのうちの一つ「学校がないと給食がなくなる。それで一日の栄養を取っている子供たちもいるから心配だ。」とおっしゃったことに、私はとても驚きました。十分に食べることができない子供たちがいることは私の知らない世界だったからです。


少し話がそれますが、私は2018年12月よりユネスコの国内委員をやらせてもらっております。(文化財修復をやってきているので)初めて出席した総会でESD(Education for Sustainable Development)についての報告を聞き、ユネスコは世界文化遺産だけではない、としみじみ思いました。


※UNESCOの意味はUnited Nation  Educational(教育) Scientific(科学) Cultural(文化) Organization。


「文化」という枠の中にこもりつつあった自分。視野が広がるきっかけとなりました。


お恥ずかしい限りですが着任したときは「ESDやSDGsって何?」というレベルでした。しかしせっかく与えてもらった貴重な機会だと思い、自分の専門以外の分野も一生懸命勉強させてもらおう、そして何等かの形で社会貢献をしよう、という意識が芽生えたことは確かです。

最近はだいぶSDGsの活動も普及してきているのでご存じの方も多いかと思いますが、

SDGs は、Sustainable(持続可能な) Development(開発) Goals(目標)の略です。


街でもSDGsの看板を見かけることが多くなってきました。(東京・京橋)


持続可能な開発目標17の項目のうち「貧困」「飢餓」をなくそうという目標があります。それは世界のどこか、日本以外で起こっていることであると思っていました。ところがそれは自分の身近なところで起こっているのだということを、コロナで気づかされたのです。


コロナ禍が長引く中、11月上旬に、ネットニュースで「コロナの影響で子ども食堂の再開が困難だ」ということを耳にして、小学校の先生から聞いた「食べられない子供がいる」ことは気にはなっていたけれど何も行動は起こしていない自分にひらめいたのは。


「子ども食堂の支援は食材だけでない。除菌剤も支援になるはず。」


そう思えたのは、ちょうどそのタイミングが、弊社商品のモニターの声を集めていたときで、20~40代の方から「子供の消毒は安全なものを使いたいから、イーダッシュは良いですね。」という声が多数あったことが、私の気持ちをスパークしてくれました。


いろいろなきっかけや気づきが重なって、このプロジェクトを立ち上げることになりましたが、これがまた誰かのきっかけとなることも願いつつ、初めてクラウドファンディングに挑戦します。


これまでの活動

左:2020年豪雨災害のときにイーダッシュを被災地に送りました。右:下呂市からいただいた感謝状

・ユネスコ国内委員(2018年12月~)

・スポーツイベントに提供 (2020年3月、9月)

・2020年7月豪雨災害に提供(熊本県玉名市、大分県日田市、岐阜県下呂市)

・あいち子ども食堂に寄贈(2020年12月)


あいち子ども食堂ネットワークに寄贈


・つなぐ子ども未来(名古屋市昭和区)に寄贈(2021年2月13日)

つなぐ子ども未来 代表の安藤綾乃さん

KOBOchemifa https://twitter.com/KOBOchemifa
KOBO inishie&chemifa 佐野智恵子 https://twitter.com/inishie_cs

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FACEBOOK
https://facebook.com/Chieko.sano.50

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCll7R-HzehlV-3UU7rZNyHg


資金の使い道

500ml(除菌スプレー)約1000本の寄贈を目指します。

1本あたり2000円ですが、粗利相当を除外し1本当たり1600円。


残余の金額はプロジェクトを進行するための諸経費です。


リターンの作成費

発送費

など


1000本の寄贈先ですが、東海地方(愛知県~)、関東地方、近畿地方を中心とした日本全国の子供食堂とします。

1000本分を超えた場合は、受け入れ先と調整のうえでできるだけ多くの除菌剤を提供するものとします。

イーダッシュ除菌スプレー500mlです


リターンのご紹介

【 基本 】
・お礼の手紙 ・iidashロゴステッカー ・活動報告書(PDFを予定しております)
ロゴステッカー

【 ちょっとしたお礼 その1】
・iidashロゴ入り今治ミニタオル ▶サイズ 20×20

・iidashロゴ入りキャンパスバッグ 

▶▶▶キャンパスバッグサイズ詳細
Sサイズ:W360×H220×D140
Mサイズ:W400×H350×D100(※Mサイズのみ内ポケット付き)
Lサイズ:W490×H350×D100

【 ちょっとしたお礼 その2 】

・2021年4月頃をめどに、除菌剤に関する情報の提供サイト創設を考えています。
・そこにご支援をいただき、除菌剤を寄贈した旨のクレジット
・同サイトへのアクセス権

【 ちょっとしたお礼 その3 】
修復(主に陶磁器)に関する美術ガイド(オンラインにて)

【ちょっとしたお礼 その4】
美術館(東京都庭園美術館 もしくは 愛知県陶磁美術館)で、佐野智恵子が修復した作品を中心に案内します。


最後に

今まで子ども食堂のことを名前だけは知っていた、という方が多いかと思います。あるいは、全く知らなかった、という人もいらっしゃるかもしれません。

今回のことが、子ども食堂をはじめとする子供たちへの支援活動に興味をもっていただけるきっかけとなれば大変嬉しいです。

みなさまと一緒に、子ども食堂を応援していければと思っております。

ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/09/10 17:36

    先日、活動報告書(収支報告を含む)をメールにて送信いたしました。届いていますでしょうか。もし支援者の方で届いてないという方がいらっしゃいましたら、メールorキャンプファイヤーのメッセージから連絡をいただけますと有難いです。長いこと時間がかかってしまいましたが、一区切りつけることができました。最...

  • 2021/08/26 18:41

    みなさまいかがお過ごしでしょうか。その後の続きが2か月も空いてしまいました。申し訳ありません。前回のラストで、ファンド残り3分の1をどうするか迷っているところまでお伝えしましたが、ファンドのすべて、みなさまのお気持ちを余すところなく、無事にお届け完了することができました。会計報告などは別途メー...

  • 2021/06/13 13:17

    支援者の皆様 前回の活動報告から1か月以上が経ってしまいました。お元気でお過ごしでしょうか。少しゆっくりペースになってしまったのは、イーダッシュの香りが新しくなりまして、せっかくなので新しい香りで子ども食堂さんにお届けしたく思い、ようやく工場から出荷されたのが6月3日。出来立てほやほやをお届け...

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