ご挨拶とプロジェクトを立ち上げた背景

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日光市湯西川にある温泉宿「湯西川館」の三代目女将 伴弘美(ばんひろみ)と申します。今からおよそ35年前に湯西川館へ勤務し、現在に至るまで当旅館の女将をさせて頂いております。


このプロジェクトの背景として、コロナウィルスによる業績の低迷や後継者不足で廃業の危機にある、全国のホテルや旅館を営む事業主の方々に勇気と希望を与えることが出来ればと思い、当旅館がクラウドファンディングの成功事例になれるよう一念発起して立ち上げました。


湯西川温泉の文化と歴史

日光市に在る湯西川温泉は、壇ノ浦に敗れた平家の子孫がその傷を癒した地として800年以上源泉が溢れ続け、今もなお観光地として栄えています。この地には平家末裔といわれる宿が数件あり、三代続く湯西川館もその宿のひとつだと言われ、観光客からも地元民からも愛される温泉宿を営んでいます。


【湯西川館ご紹介動画】


また、当旅館は日本一と言われる湯泉湯質を24時間源泉かけ流しで行っており、楽天の温泉宿ランキングでも全国1位を獲得した実績があります。(楽天トラベル2016年人気温泉宿ランキングより)


(平家の里:生活様式や伝説を後世に残す為、村内の民家を移築・再現した民俗村)


(着付けの舞:NHKにも2度取り上げられた、芸術の領域に達する着付けの舞は、全国見渡しても当館でしか見られないのではないかと思います)



新型コロナウィルスによる存続の危機と事業承継

そんな当旅館も昨今の新型コロナウィルス感染拡大による業績の低迷、さらに後継者不足もあり廃業もやむなしと考えていました…。
一方で私自身数年の社会経験を経た後、この旅館の女将を数十年続けさせて頂き旅館自体が人生そのものであり、「絶対に存続させたい!」という想いもありました。私だけでなく常連のお客様からも当旅館の存続に対する強い想いに触れ、三代続く湯西川館の伝統と歴史を後世に引き継がなければと決意しました。


継承先は複数社からオファーを頂いており、中には大手旅館を展開している企業もあったのですが、候補の1つ「合同会社おけらこ」の旅館事業をITで展開する考えと、歴史文化を引き継ぐ強い意志に感銘を受け、協力して旅館を再建する形となりました。


後継者不足と事業承継の抱える問題

日本政策金融公庫が2018年に行ったアンケートによると、事業を承継させる予定がないホテル、旅館のうち半数以上は「後継者不足」が理由としています。さらに帝国データバンクの調べでは、新型コロナウィルスによる影響でホテル・旅館の倒産した件数は41社、負債総額828億円とデータが出ています。(2020年6月30日時点)

当旅館は、運よく文化と歴史を継承してくださる企業が見つかり廃業の危機を回避できたのですが、事業会社の多くはイグジット前提など、最初から売却益狙いの事業承継によって文化と歴史そのものが失われる可能性もあり、あまり良くないイメージを持っている方もいらっしゃるかと思います。

(出典:帝国データバンク 旅館・ホテル・簡易宿所の倒産動向調査2020年上半期より)

今後事業承継が円滑に進まない場合、リーマンショック以来の負債総額を抱えることになり、地域で愛されるホテルや旅館が次々に廃業へ追い込まれ、地域経済に大きな損失が生まると言われています。


湯西川館の事業承継の狙いと展望

当旅館は日本一の湯泉湯質や魅力的な土俗料理が人気を博しており、ご来館頂いたお客様のリピート率が50%を超えるほどの旅館で、まさにお客様と共に文化と歴史を築いた旅館です。しかし、その反面で昔ながらのやり方故に非効率な面もあり、新型コロナウィルスの影響を機に事業承継を行いました。

事業承継により三代続く老舗旅館の文化と歴史を引き継ぎつつ、市場環境の変化に合わせていかに効率的なITを活用できるか、外部の知見を加えることで新たな取り組みを模索し、「歴史とテクノロジーの調和」を目指します。


事業承継後の新たな取り組み

多くの温泉地がある日光市も事業承継不足の課題を抱え、人材の獲得に力を入れています。

湯西川館では事業承継を機に、日光市の観光協会や商工会議所と連携して未来の跡継ぎ候補を探す取り組みや、日光市全体を盛り上げるPRの一環として、今回のクラウドファンディングを利用した20代~40代の新たな層の誘致を行うことができればと考えております。1月末〜2月末の間は、「死ぬまでに一度は見たい絶景」にも選ばれた湯西川温泉かまくら祭も催され、一年の中で最も地域が盛り上がる祭りで、日光市をより多くの人たちに知ってもらいたい想いがあります。


近年ではSNSの映えスポットとして若者を中心に人気が高まっています!


【プロジェクトで実現したいこと】

湯西川館は今回のプロジェクトの成功事例として、業績低迷や後継者不足で廃業の危機にある、全国のホテルや旅館を営む事業主に勇気と希望を与えることができればと思います。そして収束時には全国のホテルや旅館が活気に満ちた状態でお客様を迎えられるよう、経済復興の一翼を担わせていただいきたいと思います。


【湯西川館の魅力的な経営陣のご紹介】

合同会社おけらこ 代表取締役 小畑貴文 略歴

2012年3月:立命館大学 卒業
2012年4月:新入社員として楽天株式会社 入社
2017年12月:楽天株式会社 退職
2018年1月:株式会社リクルート入社
2019年8月:合同会社おけらこ創業
2019年8月:合同会社おけらこ 福祉事業部設立
2020年10月:合同会社おけらこ EC事業部設立

現在に至る。


湯西川館 女将 伴弘美 略歴

1985年4月~6月:内藤会計事務所 勤務
1985年7月〜1986年3月:宇都宮市役所 アルバイト
1986年4月:湯西川館勤務

現在に至る。

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