ご挨拶
初めまして。私はモノクロフィルム写真や絵を使ったコラージュ作品で包装紙や箱、ポストカードの紙製品を制作しています。
包装紙や箱の生産と今後の販売を目的といたしまして、このプロジェクト立ち上げました。
皆様のあたたかいご支援をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
実現したいこと
ヨーロッパの美術界に日本画の旋風を引き起こすきっかけになったのは、海外に陶器を輸送する際の包装紙代わりに使われた北斎の浮世絵だと言われています。
日本では古くから包むという行為は緩衝材という実用面だけでなく、相手を思う贈り物の一つと考えられています。
その文化を守るために、オリジナル製品を制作して皆様に紙を大切に使って頂くことができたらいいなと思いました。
その方法としてリターンで紙製品をお届けするとともにECサイトを開設して商品を広めていきたいと考えます。
私の作った紙製品が誰かを思う人の手に渡りどなたかの小さな幸せになればとても嬉しいです。
紙と私
私は幼い頃から本を読むことが好きでした。ページをめくると知らない世界が広がっていて本は多くのことを教えてくれました。そして可愛い絵柄のついたその紙は私をいつも優しい気持ちにさせてくれるものでした。
大人になってからもそれは変わりませんでした。やがて本を読み終えるとお話によっては優しい気持ちとは裏腹に行き場のない思いも持つようになりました。その相反する不確かなイメージを表現するためにノートに絵を描いたりコラージュさせて記録するようになりました。
2013年頃からそのイメージをより明確にしようと白黒のフィルム写真を撮り始め、それを元に作品を制作し始めます。
この数年の間に過剰包装の指摘やペーパーレス化が進み作品の元になる本や紙製品、写真となる印画紙が販売停止や価格高騰となり紙の衰退を肌で感じていましたが、見て見ぬ振りをしていました。
なくなろうとしているものに反対の意見を出すのは古臭く、とても面倒だと思ったからです。
ただ紙を使ったアナログ技法で制作するコラージュはやめられずにいました。
これから先もしも紙がなくなるのならこれから作る作品は誰かの為に作ろうとぼんやりと思うようになりました。
そしてその日から紙のことを少しだけ考えるようになりました。
紙のいま
紙のことを知ろうと調べると、いつの間にか私達の生活から確実に紙はなくなっていました。
紙はデジタルに比べて使用するときにコストも時間もかかるからです。そして環境問題も議題に上がります。
下のグラフは経済産業省が発表している紙の生産指数の推移の値をグラフにしたものです。
私はこの表を見たときに「紙をなくしたくない」と強く思いました。
なぜなら私は本を読むときには電子書籍ではなく紙の本を読みます。落書きをするときはタブレットではなく画用紙を用意します。喜んでほしい贈り物には大きな素敵な紙で包みます。自分の本当の気持ちを伝えたいときはメールではなく手紙を書きます。
自分に必要がないからと失くすことはとても簡単です。環境を考える時私たちは紙の文化をただ失くすだけでなく、考えて大切に使うことが環境をそして文化も守れる行動だと考えます。皆さんは紙のことどう思いますか?
少しだけ昔のことを思い出したり大切な人のことをおもったりして紙のいいところを探しませんか?
制作について
私は白黒のフィルム写真使ってコラージュを制作しています。
このアナログな写真はとても厄介でいつでも光の量を意識しなければ狙った通りに撮れなかったり、全く写ってなかったりします。
デジタル化の時代にコストも時間も手間もかかるフィルム写真を何故使用するのかとよく言われますが実は表現の自由度が高いのです。この写真や描いた絵でのコラージュ作品の原本を印刷してラッピンググッズを作ります。
一般に売られている包装紙とはなんだか少し違うオリジナルな素敵な紙をお届けできたらと思います。
資金の使い道
新作の商品制作 150000円
リターン制作費 500000円
活動費 100000円
リターンについて
ポストカード+お礼の手紙 ¥3000
ポストカード+包装紙2種+お礼の手紙 ¥5000
ラッピングセット+お礼の手紙 ¥10000
ラッピングセット+エコバック+お礼の手紙 ¥15000
ラッピングセット+素敵な箱+お礼の手紙 ¥20000
コラージュ作品原画 ¥30000
国際アートコンペティション Certificate of excellence
ゼラチンシルバープリント1作品¥80000 限定5枚 額付き
皆様に喜んでいただけるよう新しいものをどんどん作っていこうと考えています。仕様とデザインは予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
微力ながらも紙が好きで紙を残す取り組みをこれから続けてやっていきたいと望んでいます。
応援よろしくお願いします。
実施スケジュール
2020年12月25日 プロジェクト開始
2020年12月下旬 SNSアカウント開設 紙製品新作制作開始
2021年 2月25日 プロジェクト終了
2021年 2月下旬 順にリターン発送 ECサイト開設
最後に
過剰包装と考えた人たちがプレゼントの包み紙をやめた一方で、少し寂しい気持ちになっている方もおられるかもしれません。
大切な方に物や言葉を伝える時、私たちは紙に思いをのせて来たように思います。
もし紙の文化を大事に思われる方おられましたらご協力よろしくお願いいたします。
最後までご覧頂きありがとうございました。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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