はじめに・ご挨拶

画面の奥から失礼します。プロジェクト発起人のくまがいはるきと申します。

宮城県気仙沼市の漁師町で18年間生活し、バックパッカーを経て、浜松の陶芸家の元で2年間修行して、陶芸家になった矢先に東日本大震災で地元が被災。
すぐに地元に帰省、沿岸パトロール隊員に志願して復興活動に取り組みながら、震災のすさまじさを刻みました。

2012年3月沿岸パトロール隊員の任期を終えた後に、大阪に縁があり移住。
BAR&イベントスペースの「イマジネーションピカスペース」を大阪新世界市場に開業。
8年間イベントスペースとして稼働させ、Withコロナの時代に入りイベントが出来ない為、 面舵一杯。
2020年10月30日にBAR&イベントスペースをおかゆと中華そばの店に変更しました。
※現在の店名は「おかゆと中華そばランバダ新世界総本店」になります。

今回のプロジェクトは、1年前にノリで開業した尼崎のBAR「震」(ふるえると読みます)の店主が尼崎から大阪新世界に移転したいとなり、
かねてからランバダの屋根裏で新しいチャレンジを試したいと思い、屋根裏にBARを移転させると言う流れです。

店主の喜ぶ顔が見たいです。

何卒宜しくお願い致します。


新世界という街について

本題の前に、今回のプロジェクトをご説明するにあたって避けては通れない、大阪「新世界」という街とランバダの本丸「新世界市場」について。
また屋根裏の可能性とWithコロナの店舗のあり方について(あくまで個人的な観点からではありますが)ご紹介をさせて頂きます。

通天閣を中心に円を描く様に広がるこの街は、私が8年前に移住した時からデコラティブでハリボテな安い飲み屋があり、 あらゆる人種が出入りするまったくもってボーダーレスな非常に人間臭い街でした。

生活保護やホームレスの方々の街として認知されている「西成」が隣接していることもあり、「日本一治安の悪い街」として揶揄されることもあります。
しかし実際生活して見れば、そこに存在する人々の大半が「陽気と人情と癖の強さ」で構成されていて、妙に落ち着く、素の自分でいられる希少な街だと感じています。

一度ハマるとしばらく抜け出せない、中毒性のある街です。


今尚色褪せることのない老舗商店街「新世界市場」

ランバダは商店街の「新世界市場」の中にあります。
この商店街は創立100年を超える老舗商店街で、長さ120m、幅5mの細く短い商店街です。
一歩足を踏み入れると、ここだけ時が止まった様なエモーショナルな雰囲気を持っています。
夜19:30になると非常灯以外の全ての電気が消え、約300個の赤提灯が存在感を強めます。
私たちはこの時間帯の商店街を「魔界村」と呼んでいます。


屋根裏の可能性について

屋根裏について考えた時、思い出すのはグーニーズの屋根裏部屋でのお宝地図の発見、そして大冒険するまでの流れです。
またはナウシカの部屋の様に秘密の空間にも出来ます。
ナウシカの部屋にはいまだに憧れを抱いています。

本来なら屋根裏部屋は倉庫や物置として使われるもの。その空間を解放する事により、そこに集う人々が童心に帰り、小さな新しい冒険を見出して行く、そんな可能性を感じています。


Withコロナの店舗のあり方について

まずWIthコロナの時代に入り、働き方は圧倒的に変わりました。

会社員の大半はテレワークが中心になったのではないでしょうか。出社せず自宅で仕事が出来る時代の到来です。
飲食店はある程度、テイクアウトの世界に傾倒していますが、仮想店舗と言う世界もうまれています。

店舗もこのタイミングで変わらなければいけないと思います。
実際イベントスペースとして稼働させていた(前)ピカスペースをイベントが出来ない為、苦渋の決断ですが中華そばの店に変更しました。

何とか維持して無理するより、ある程度余力のある店舗に寄生すればいいのではないかと思います。
店舗の共存共栄の仕方です。

ランバダは平屋なのですが、屋根裏部屋を作っています。
そこに新しい店舗「震」を誘致しようと思います。

店舗の中に別の店舗があると言うギャップ、イメージは「汽水域」です。
定職と言う概念や働き方が圧倒的に書き変えられた1年でした。
お店を出すのに300万円必要と言う概念も変えましょう。
「商い」をより身近に所有して誰でも商売が出来る時代に入っています。
屋根裏BARが稼働するのなら、これからどんどん店舗を誘致しようと考えています。

出来るだけ人との距離をとらざるえない時代に入りましたが、逆行する様に人との密な関係性に需要がうまれると思っています。
酒を飲んだら中華そばでしめたいのと同様に、人とあまり密に会えない状況が規範になりつつある時代に抗えない本能があります。
それは誰かと対話して何かを共有して発見したい人間の性です。
コロナの時代が終焉するのを見越してあたためていきたいです。


「震」について

言語化することは野暮かもしれません。 写真でイマジネーションしてください。


今回のプロジェクト 「屋根裏のBAR」について

【テーマ】
『気がついたら、わたしに財宝が眠っていた』

【ミッション】
何もかも新鮮だった幼少時の好奇心を喚起させる、くすぶっていた冒険心を突く。

美味しい味、接客の上手な店主、エッジの効いたコンセプト、エモい内装、一等地、こういった要素を持つ流行りのお店はたくさんあるが、 情報がシェアされ尽くす現代ではこれらの要素はすぐにコピーされブームになり淘汰される。
今回やりたい事はもっと、大人になればなるほど、薄れて行く好奇心や冒険心を、喚起させる何か。
屋根裏のBAR計画はそういった部分への挑戦を行なっていくプロジェクトにしたい。

【内容①】
中華そばを食べていたはずなのに、上から話し声が聞こえる。
誘われるまま梯子をのぼっていったらBARがあった。
気がついたら梯子酒になっていた。
中華そばで1度しめたはずなのに、2度じめしてしまった。
そんな夜の余韻は強烈だった。あの店はどこだったかしら。

【内容②】
コンセプトは「窮屈な屋根裏部屋なのになぜかまったりしてしまう」。
じっくり屋根裏と言う空間を楽しんでもらいたい。

【内容③】
店単体で勝負するのではなく新世界市場の空気、街の特性を活用する。
魔界に迷い込んだような体験から中華そば屋の中にBARがあるギャップで心を掴む。
「こんな所にこんな店が!」の意外性。

【内容④】
住所は公開せず、SNS等PRは一切行わない。
見つけられたら幸運だという謎解きゲーム的なブランディングで、口コミによる話題性と拡散を狙う。


資金の使い道

・デザイナー(@npanashi)へのパース代 3万円
・内装工事費 7万円
・エアコン購入設置費 10万円
・HP作成費 5万円

以上25万円を資金の使い道とします。
(クラウドファンディング手数料の17%を換算し、目標金額は301,000円に設定します)


リターンのご紹介

【田中へ誕生日プレゼント】
12月20日、36歳の誕生日を迎えます。ご支援と言う名のプレゼントが欲しいです。
・1万円
・3万円
・5万円
・10万円
・20万円

【震オリジナルTシャツ&パーカー】
・Tシャツ 6000円
・パーカー 8000円
※design by DJ Doppelgenger (GURUZ/罠Bar/THEUS/asylum)

【田中、1日貸切できます】
なんでもします。
・2万円

【屋根裏「震」来店パス】
1drinkサービスします。
・3日分 3000円
・1ヶ月分 1万円

【屋根裏へ続く梯子にアナタの名前を刻印します】
梯子12段の1段づつにアナタの名前を刻印します
・1段目 5000円
・2段目 6000円
・3段目 7000円
・4段目 8000円
・5段目 9000円
・6段目 10000円
・7段目 11000円
・8段目 12000円
・9段目 13000円
・10段目 14000円
・11段目 15000円
・12段目 16000円

【二度じめチケット】
1階の中華そば1杯と屋根裏「震」の1drink付きのチケットです。
・3000円

【前田の怪談話】
ご存知前田のこわーい話
・3000円

※追加しました
【HIP HOP四つ手網オリジナルロンT(デザインA)】
田中が所属するHIP HOPチーム四つ手網の公式ロンT(デザインA)です。
・5000円

※追加しました
【HIP HOP四つ手網オリジナルロンT(デザインB)】
田中が所属するHIP HOPチーム四つ手網の公式ロンT(デザインB)です。
・5000円

※追加しました
【HIP HOP四つ手網ステッカー】
田中が所属するHIP HOPチーム四つ手網のステッカーと「震」来店パス3日分です。
・3100円


最後に

どうも。破壞部屋 震 店主 田中です。

この度、尼崎から新世界に移転する事になりました。
尼崎はディープな街とよく言われます。
新世界もディープな街とよく言われてますね。
ディープの意味はあまりよく分かりません。
そして分かりたいとも思わないのですが僕はそんな街が好きなのかもしれません。

嘘つきました。
尼崎にはかんなみ新地があります。
新世界の近くには飛田新地があります。
シンプルに赤線が好きなんです。
まぁそんな話はどうでもいいですね。
本題に移ります。

先ず破壞部屋 震 何の店なのか!
BARです!多分!
店の売りは装飾です!
店を開けて1年と4ヶ月経ちますが未だにカクテルのレシピも頭に入ってません!
甘やかされて甘やかされて1年が経過しようとしてる時に俺はこれでホンマにええんやろか?て思う事がよくありました。
そのタイミングでピカスペースが中華そば屋さんに変わるって話を聞いて
ピカスペースが大人しくなってしまうん嫌やなぁ、、、あ、俺入ってもう一回やかましくしよ!と思いました!

新世界で店を持つ事も一つの夢でしたが僕にはもう一つ夢があります。
それを叶える為にはピカスペース店主くまがいはるきから盗まなきゃいけない事がまだまだあるんです。
移転と言うより修行です。

この御時世です。
大人しくしろよ。。。て思う方もおられると思います。

嫌です!!マジで嫌です!! 

(攻撃は最大の防御なり) という言葉がありますね。
どういう意味ですか?
これまたよく分からないのですが多分僕はこれをやろうとしてるんだと思います!
攻めて攻めて攻めまくる!
猛攻です!
なんの話でしたっけ?

宜しくお願い致します。


施設詳細

「おかゆと中華そば ランバダ 新世界総本店」
公式HP:https://www.lambada-shinsekai.com/
「BAR 震」
twitter:https://twitter.com/000tanaka3660
Instagram:https://www.instagram.com/hakaibeyafuluelu/
大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目20−10
営業時間
月〜金 18:00-24:00
土   13:00-24:00
日   13:00-22:00
定休日 木曜日


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/12/24 14:41

    只今開催中の屋根裏2度じめクラウドファンディング 皆様のあたたかいご支援ご声援により開始一週間で2万円突破しましたー!!ゆるやかに目標金額に近づいていまーす 支援してくれた方々ありがとうございまーす実はこの一週間で支援以外の大物を釣り上げましたー!! 狙って無い魚が釣れました サイ...

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