■はじめに

□ご覧いただきましてありがとうございます。ぼくたちは3名のメンバーを中心に、プロジェクトごとに仲間に声をかけながら制作をしています。仲間の一番の年上は71才のヘアメイク清水民夫さんです。(*_*)

比喩としての表現ですが、今、道端で転んで苦しんでいる人に「大丈夫ですか?」と声をかけること。これがひとつのラブソングだと思います。

ぼくたちはどうやったら「ラブソング」を作れるのか、歌えるのかを考えながら活動をしています。何かの役に立つものを作りたい。でもどうすればいいのかわかりません。

□メンバーの顔ぶれを見て、違和感を持つ方は多いのではないでしょうか。年齢も経歴もバラバラでどのように出会ったのかわかりませんよね。でも、たまたま偶然に音楽イベントやSNSでそれぞれが出会い集まりました。世の中は本当に人間関係だなと感じます。

■ぼくたちは何かの役に立ちたいと思っています。

□初めて映画を作りました。この歳(59才)になって本当に自分の仕事が何かの役に立つものになって欲しいと思います。ぼくたちが出来ることは作ることです。地震の国「日本」に生まれ2つの巨大地震を経験し、その恐ろしさを伝えられないものでしょうか。未来を生きる人々にあの津波の記憶を伝えられないでしょうか。現在、映画を制作したものの上映できておりません。このままではお蔵入りになってしまいます。これでは誰にも伝えられません。だからそのためにぼくたちが出来ることは全てやりたいと思います。そのひとつとして国際映画祭への応募を始めています。もう一つは太平洋沿岸に接する県の防災担当への上映プレゼンテーションです。

□映画というメディアと映画館という場所。それはぼくたちの憧れの舞台です。大きなスクリーンで観る大きな音で聴く。これが映画。やっぱり映画は「夢」です。でも映画館で上映されないと「映画」にはなれません。「Picnic」が何とか映画になってくれることを切に願っています。

■21世紀の記憶喪失。

□21世紀になって多くの重大なカタストロフが世界中で起きています。9.11同時多発テロ、イラク戦争、リーマンショック、3.11東日本大震災、爆弾テロの頻発、経験のない豪雨と大規模水害、巨大山火事、新型コロナウイルスの流行。。。だけど、ぼくたちは大切なことをすぐに忘れてしまいます。離れた場所の出来事を想像するチカラが欠如しています。そして、今の中学生までの子供たちはあの巨大津波の記憶そのものが無いのです。重大な出来事の記憶がない多くの若い人々が毎年生まれ、こうして記憶がどんどん失われて行きます。

それがどんなに重大な事でも、残念ながら「記憶」は風化するものなのです。

■ドキュメンタリーの物語。

□ある時、世界中のチョコレートが溶け始めた。チョコレートは巨大な津波になり、あっという間に世界を覆い尽くした。誰もそれを止めることができなかった。「チョコレート・ドリームス」これはぼくの頭の中で起きたカタストロフだ。2011年3月11日、テレビで津波の映像を見た時「これはチョコレートだ」と思った。溶けたチョコレートと海の水。全く異なる物質の現象が同じに見える。


「何故だろう?」


ぼくたちはチョコレートと津波の謎を解くために津波の高さを確かめる旅に出た。


□2019年6月、チョコレートと津波の謎を解くための旅に出たぼくたちはデータを元にその現場に行き、津波の高さまで黄色い旗を挙げた。黄色は「幸せの黄色いリボン」「幸せの黄色いハンカチ」風水では金運を意味する。黄色は幸せと仲がいい。ぼくたちは旅の成功を願って、「黄色」を旅のテーマ・カラーにした。そして、ぼくたちは「歌」を歌った。福島県富岡町。津波の高さが最も高かった場所。21.1m。とんでもない高さ。クレーン車でその高さまで黄色い旗を挙げた。その様子をドローンで撮影した。

□ぼくたちは音楽制作者だ。旅の中で全身全霊で音楽をやった。偉大な先人たちの楽曲に加え、ぼくたちのオリジナル曲を演奏した。制作が年を超えてしまい、新型コロナウイルスとの共存が難しかった。映画では#チョコレート#地震#新型コロナウイルスという3つの津波が描かれている。ほんとうに偶然にこうなった。

□ぼくの頭の中でチョコレートが溶け始めたのが1999年頃。21世紀のサラリーマンは「気楽な稼業」ではない。常にリストラの恐怖に晒されながら戦い続けなければならない。クリエーターだったぼくは成果評価と戦力外通告という強烈なストレスを浴び続けた。きっと溶けたチョコレートの中を必死に泳いでいたのだろう。その泳ぐ風景が大きな写真作品になる。2004年キヤノン写真新世紀優秀賞「チョコレート・ドリームス」。このチョコレートの世界をぼくは今も探求し続けている。

「何故、チョコレートは溶けたのだろうか?」

□このドキュメンタリー・ムービーを作り終えて「インターネットでその場所に行った気になってはならない。その場所に行かなければ確かめられない事がある。そして、絶対に忘れてはいけない記憶がある。」と思った。それは21.1mの高さを目にした時、ぼくたちの想像力が全く役に立たなかったからだ。ぼくたちは無力だ。

■ピクニックで歌った「歌」

♪「TRAIN-TRAIN」作詞・作曲/真島昌利
♪「夢をあきらめないで」作詞・作曲/岡村孝子
♪「ハナミズキ」作詞/一青窈 作曲/マシコタツロウ
♪「幸せの黄色いリボン」作詞/アーウィン・レヴィン 作曲/ L・ラッセル・ブラウン
♪「上を向いて歩こう」作詞/永六輔 作曲/中村八大
♪「21世紀の上を向いて歩こう」作詞/ Romancing Gigatechs 作曲/ Ryo
♪「21世紀の記憶喪失」作詞/ Romancing Gigatechs 作曲/ Ryo

今、知って欲しいこと。

□今年3月11日で東日本大震災から10年が経ちます。現在、東北の海岸エリアはどうなっているのかご存知ですか?福島県富岡町。2020.6現在、ここでは巨大防潮堤の工事の真っ最中です。復興事業は全く終わっていません。これからも数年以上続くと思われます。2020年6月に撮影した作品「Train-Train」を添付します。クラリネットを演奏する添石紗静の後で黄色い重機が作業しています。映画には入ってない映像ですが映画のコンセプトが描かれています。

ぼくたち人間は大切なことをすぐに忘れてしまう。だから、忘れないために歌を歌わなければならない。

■富岡町文化交流センター門馬課長とのお話。

□「Picnic」が一通り完成し、まずはじめに福島県富岡町文化交流センターへ向かいました。当初からこの場所で必ず上映したいと考えていました。担当責任者の門馬課長と数名の関係者の方に映画の概要を説明し、短く編集した映画を観ていただきました。はじめはピリピリした空気の中でお話が始まりました。

「この富岡町で何名の方が亡くなったか知っていますか?」課長からの厳しい質問にぼくはうまく答えられませんでした。津波の一番高かった場所。とても大切な話だけれど、安易に触れて欲しくない。この富岡町でも家族や親類を亡くした人がたくさんいる。映画を観終わって上映の了承をいただきましたが「ぼくたちの責任は重いな」と感じました。

■想像力という「能力」をもっと生かせられないものでしょうか?

□この「Picnic」の中で直接は言っていませんが、自然災害というカタストロフは人間の都合を無視して突然やって来ます。そしてカタストロフは液体的だと言うことです。つまり、どうしても「津波」に見えてしまう。近年の豪雨で大規模な土砂崩れが各地で起きました。広島県での出来事など、土砂が津波のように住宅街を襲いました。多くの命が失われるのが重大なのはもちろんですが、暮らしのための街や家が破壊されますから、これからの暮らしを再建するためには膨大な「お金」や「労力」や「心」を投入しなければなりません。本当に苦しいです。命は助かってもここでくじけてしまうかもしれません。

このPicnicで自分たちの「想像力の無さ」と「無力感」を経験しました。離れた場所の出来事への想像力。難しいことですが自分自身の命を守るために必要な「能力」だと感じます。それは「危機察知能力」にも繋がります。例えば「危ないと思ったらすぐ逃げる」。新型コロナウイルスに気を取られている今、次のカタストロフ(もちろん地震だけてはありません)が必ずやって来ると思います。

■ぼくたちの心配。

例えば、南海トラフ地震が起きて、ある県の海岸の都市に20mの津波が来たとします。「今、そこに住む人々はどのくらい津波に対する想像力を持っているのか」と言うことです。

H24年、政府中央防災会議公表のデータではM9.1(東日本大震災はM9.0)の地震が起きると高知県黒潮町と土佐清水市で34m、静岡県下田市で33mの津波が来る可能性があるとしています。今のぼくたちでも想像を絶する高さです。

巨大地震はいつ来るかわかりません。でも、100%いつか必ず来ます。国や自治体は「地震」を「津波」を防ぐことはできません。現在、自分はどういう状況にいるのかを確かめること。その時、自分はどうするのかを考えること。つまり、津波の姿を想像できれば、自ずと生まれるものではないかと思います。「想像力」を持つこと。東日本大震災の時、岩手県のある沿岸部では以前の「津波の教訓」が子どもたちにまできちんと行き届いていました。学校でも避難訓練が浸透していました。ここには「想像力」が生きています。

防災にはお金が膨大にかかります。でも、命を守る避難はすぐにできます。想像力さえあれば。

■未来への「記憶」を一緒に作っていただけませんか?

□ぼくたち人間は大切なことをすぐに忘れてしまいます。しかも、新しく生まれる子供たちはその記憶すらありません。記憶を残すことはとても難しい。離れた場所の出来事への想像力を持つこと、これも難しい。

□このPicnicには地震津波に加え、新型コロナウイルスという新しい津波も描かれています。「どうすれば記憶に残るのか。どうすれば想像力を持てるのか。」難しい問題ですし、簡単ではありません。

でも、ぼくたちは「この映画の中の記憶」は必ず未来に役立つと信じています。この「記憶」を未来に残すために協力していただけないでしょうか。そして「みなさまのお名前を映画のエンドロールに加える」ことでお力をいただきたいのです。次のカタストロフと言われている「南海トラフ地震」が来る前に。このPicnicが次に来る「津波」に対する「思考の手引き」になってくれることを願って。

みなさまからの「応援のお名前」が大きな「チカラ」になり「記憶」になります。

よろしくお願い申し上げます。

Romancing Gigatechs 一同


■エンドロールのイメージ動画
(♪21世紀の上を向いて歩こう:ボカロver)

□みなさまのお力でエンドロールを完成させていただけないでしょうか。このエンドロールが完成して初めて映画Picnicは完成します。そして、一緒に「歌」を歌いませんか?

■資金の使い道

・CAMPFIRE手数料
・「Picnic」映画配給費用「P&A費」

■最後に

未来の記憶になるために。

□そもそも何故ぼくたちは神様に祈るのだろう?

神様などいないとわかっているのに。

ぼくたちは祈る。願いが叶うと信じて。 

何故だろう?


「夢」を追いかけてここまで生きて来ましたが、夢は簡単には叶いません。還暦を迎える男が夢を語ることはお笑いですか?でも、もし「夢」がなければ人生は本当に味気のないものになってしまいます。若くても老人でも誰もが夢を語れる世の中になりますように。

※この神様は一般的な日本人のお祈りのカタチを言ったもので、イスラム教やキリスト教などの一神教の宗教のことを含んでおりません。

All-in方式本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2021/04/26 09:40

    支援者のみなさま。お世話になります。国際映画祭の応募結果中間報告をします。▼審査結果03===================【受注番号】122338574【申込者名】大庭英亨様【作品名】 Picnic【商品名】 トライベッカ映画祭(オンライン長編部門)【応募番号】TRIBECA8406【発表...

  • 2021/04/19 16:48

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/03/11 15:47

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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