▼  はじめにご挨拶

数ある中から当プロジェクトにご注目いただき、まことにありがとうございます。

今年の11月に開店85周年を迎える静岡駅前の百貨店、松坂屋静岡店です。

◆ 松坂屋静岡店 Facebook(開店当時の写真)

私どもは、この地で85年間も営業を続けることができた感謝を込め、地元静岡へ貢献したい、静岡を盛り上げようと頑張っているみなさまのために何かお手伝いがしたいと、常に考え続けております。

★松坂屋静岡店の空き地未来プロジェクトです

 右から リーダーの落合 アドバイザーの木庭 メンバーの西山 です

今回のクラウドファンディング・プロジェクトを企画した落合と申します。

昨年(2016年)、地方都市や地方店の”空き地化・空き家化”問題の解決に向けた百貨店のアプローチとして『空き地未来プロジェクト』を立ち上げました。

お堅い百貨店でも空き地だったら、新しいコト、尖ったコト、面白いコトにチャレンジできるよね…と、『カッコよくて』『意義があって』『(できれば)儲かる』をテーマに、今までやったことがないコトにチャレンジしてまいりました。

4月にはワンフロア全部使って、百貨店のなかにドローンの飛行会場を作ることにチャレンジいたしました。

SHIZUOKA DRONE FESTIVAL

▼  プロジェクトをやろうと思った理由
★  NPO法人オールしずおかベストコミュニティさんとの出会い

◆ NPO法人 オールしずおかベストコミュニティ

NPO法人オールしずおかベストコミュニティさんは、

障がいのある人・その家族・それを支援する職員、企業や地域といった関係者全員を、幸せにするユニバーサル社会を実現することを目的として設立されました。

◆ オールしずおか Facebook

オールしずおかさんの重要な活動のひとつとして、障がいのある方々が製作した授産製品の販路拡大をはじめ、授産製品を製造する事業所さんへの様々な支援活動がございます。

 ★  そもそも授産製品って…?

「授産製品って何…?」という反応の方が多いと思います。

授産製品とは…

障がいのある方々が地域において一般企業等への就労等自立した生活を営めるよう、障害者施設・地域共同作業所において、作業訓練を行っており、授産製品は、その作業訓練の一環として障がいのある方々が製作した製品のことを言います。

ちなみに、わたくし落合のイチ押しは…

平成25年度静岡県授産製品コンクールで審査員特別賞を受賞した、 特定非営利活動法人 勝仁会 ウイン作業所さんの『秘伝のタレ』です!

◆ 写真は静岡市葵区沓谷のお料理教室 kitchen703(キッチンななまるさん)さまからご提供いただきました

☆ kitchen703さまHP   ☆ kitchen703さまFacebook  ☆ kitchen703さまInstagram

『秘伝のタレ』は青森産のニンニク・地元産のしょうが・無添加のみそ、そして2年かけて熟成させた70種の自然発酵酵素でさらにバージョンアップ!

じっくり煮込んで常温で1カ月熟成させたもので、焼き肉、マヨネーズと混ぜドレッシングとして、お料理の隠し味としてなど幅広くご使用いただけます。

★  一緒にイベントをやって分かった授産品ビジネスの課題

昨年6月に、当店の本館1階イベントスペースで、オールしずおかさん会員の事業所さんを集めた、物販イベントを開催いたしました。

季節のジャム、可愛らしいバッグ、手の込んだ伝統芸雑貨などなど…

お客様の評判も高く、我々も参加された事業所さんもみんながハッピーな気持ちになれた、心暖まるイベントが実施できました。

◆ しずおか授産品WEBカタログ

 ただ…このイベントを通して、授産製品がビジネスとして継続していくための課題がいくつか分かってまいりました。

◆ ビジュアル・プレゼンテーションまで手が回らない

障がいのある方々の自立に向け、素晴らしい商品を生み出そうと、真摯にモノづくりに励んでいます。

けれども、健常者に比べてモノづくりには遥かに手間がかかり、手助けをする方の支援も限られてしまいます。

”良いモノを作る”ことに時間がとられてしまい、その商品をどう並べたらより魅力的に見えるか、どんな什器や装飾でアピールしたらよいかなどの、一般のお客様に訴えるビジュアル/デザイン性については、どうしても後回しになってしまいます。

◆ 継続した販売体制を組むことが難しい

大勢の人が集まる商業エリアで自分たちが作った商品を直接販売し、お客様と触れ合いたい、生の声を聞きたい、という事業所さんも多いのですが…

 少人数で頑張っているところがほとんどで、一週間連続で、朝10時から夜20時まで店頭に立つのは難しく、せっかく期間限定イベントを企画しても、なかなか参加できない…という実情がよく分かりました。

※百貨店の催事イベントは、ほとんどが一週間単位なのです

◆ 売れ続ける仕組み/マーケティング視点

授産商品には、どうしても「福祉」というタグがついてしまいます。

障がいのある方の活動を周知する、購入することで支援してもらう、ということはもちろん必要なのですが…

販売・購入がその場限りの一過性のものにならないために、売れ続ける仕組みづくりや、マーケティングの視点がなくてはなりません。

単発のイベントだけではなく、継続的に顔出しできる固定の売場を持ち、お客様からのフィードバックを受け、改善し、さらに良いモノを作り、魅力的な見せ方やサービスをレベルアップする、そんなビジネスサイクルが回せればなあ…と感じました。

▼  このプロジェクトで実現したいこと
★まじめなモノづくりをしている授産品を輝かせたい

 

 ※写真は現在デザイン中のマルシェ什器です

【授産製品がより魅力的に輝く、超オシャレなマルシェ用ディスプレイ什器を作ります】

↑コレをクラウドファンディングでなんとかしたいので、ご支援をよろしくお願いいたします!

メインのW1,800の正面ディスプレイ什器が150,000円、サイドのW1,200の什器が100,000円の、合計250、000円になります。

正面1台、左サイド1台の計2台でLの字にセットし、販売スタッフは正面で応対しながら、空いている右サイドから出て接客することをイメージしております。

さらに支援が増えれば、看板や待合用のイス&テーブルなどを作ることを検討しております。

 

【松坂屋静岡店が継続して活用できる販売場所を提供します】

↑当店の臼井店長をクドき落とします!

 

【オールしずおかさんと一緒に授産製品のマーケティングを考えていきます】

↑販路拡大に向けたコンサルティングを空き地未来プロジェクトとして行っていきます。

▼  プロジェクトの立ち上げまでの活動
★【まずはオシャレ什器】 関本家具装芸さんに相談してみました!

◆ SEKIMOTOさま

㈲関本家具装芸さんは、静岡の地場産業である静岡家具の老舗です。

職人技の高品質な伝統家具はもちろん、一瞬でお部屋が芸能人のメイクルームに変身する「じょゆどれ(女優ドレッサー)」で有名です。

◆ 関本家具装芸 取締役専務 関本雅和さん

取締役専務の関本雅和さんは、伝統的な家具づくりにとどまらず、業界ではタブーである、古材や廃材をリユースした「古材家具」に挑戦したり、

◆ 関本さんのプロジェクト 古材家具ikp(イカピー)

お店や住居のリノベーションを手がけ、Newショップの什器・家具のトータルプロデュースまで担う、マルチな才能を持った仕事遊び人間です。

◆ 関本さんがすべての店舗什器を製作担当した静岡市鷹匠の「chagama」さん

関本さんに、今回のコンセプトにマッチした、オシャレなマルシェ用ディスプレイ什器を、デザイン&作成していただけることになりました!

 ★【場所に困ったので】→ウチの臼井店長にお願いしてみました!

松坂屋静岡店店長の臼井に相談(お願い)いたしましたところ…快諾!

「せっかくなら、目立って、お客さんもいっぱい通る場所がイイよね」と、1階で一番入店されるお客様の人数が多い、北館けやき通り入り口の一角を提供することになりました!

けやき通りは静岡駅から徒歩3分の場所に位置し、松坂屋静岡店〜丸井静岡・モディ〜東急スクエア(11月OPEN)〜新静岡セノバなど、大型商業施設が集中する静岡市随一のショッピングエリアです。

◆ 松坂屋静岡店 アクセス

この「けやき通り」の起点でもある、松坂屋静岡店の入り口前の一角で、授産製品のマルシェ販売を、定期的に行えることになりました!

  

▼  資金の使い道
★  オシャレなマルシェ什器を作ります

一番の目的である「オシャレなマルシェ販売用のディスプレ什器」を作ります!

デザイン費+制作費で…1セット250,000円になります。メインのW1,800の正面ディスプレイ什器が150,000円、サイドのW1,200の什器が100,000円の、合計250、000円です。

★  さらに支援が集まったら…

古材&鉄枠のオシャレ看板

お客様がゆっくり座れるイス&テーブル

さらに別場所用にマルシェ販売用のディスプレ什器をもう1セット

などなど、ご支援が増えれば増えるほど、授産製品を販売するチャンスが増えていきます。 

▼  リターンについて

私たちのプロジェクトに共感し、ご支援頂いたみなさまに感謝の気持ちを込め、様々なお返しをご用意させていただきました。 

単に、ご支援に対してお返しを送って終わり…ではなく 今回のプロジェクトに共感していただいたみなさまと一緒に、授産製品への理解を深め、いろんな方に広くお知らせし、障がいのある方々の働く環境が少しでも良くなればありがたいなあ、と思っております。

★  ただただ応援したいという大変ありがたい方へ

太っ腹応援コース(3、000円)

物品のリターンはありませんが、障がいのある方々が働く事業所さんからのお礼のお手紙と、NPO法人オールしずおかベストコミュニティさんの活動を記した報告書を送付いたします。

また、松坂屋静岡店のHPに、ご支援の御礼として、お名前を記載させていただきます(ご希望の場合のみ)。

★  授産品って何?試してみたい!という方へ

授産品応援コース①(3、000円)

授産品応援コース②(5、000円)

授産品応援コース③(10、000円)

 

落合が独断で選んだ授産商品を、配送にてお届けいたします。

食品+雑貨で、①700円相当 ②1、500円相当 ③4、000円相当の予定です。※発送は11月以降を予定しており、お届日時の指定はできません

 

また、松坂屋まで取りに行くよ!という奇特な方には、プラス500円分の授産品をプレゼントいたします。※11月23日(木祝)〜11月26日(日)の4日間限定です

★ オシャレ什器お披露目会&交流会に参加してみたい!という方へ

お披露目プチパーティ参加コース(8、000円)

関本さん制作のマルシェ販売用什器のお披露目会を開催いたします。※11月のプレミアムフライデーである、11月24日(金)前後を予定、場所は静岡市内で駅前周辺を予定

美味しい料理を食べながら、今回のプロジェクトの関係者との交流もございます。

ご支援いただいた方は、参加費無料でご参加いただけます。※当日来れなくなってしまった方には、後日、授産製品をお送りいたします

★  自分も松坂屋静岡店の場所を使ってみたい!という方へ

松坂屋静岡店の館内の空き場所を使って、オリジナルイベントを実施してみませんか?

個人作品の展示会や作品発表、テストマーケティングの場としてお使いください。

 

館内特設会場一週間レンタルコース①(50,000円)

・北館2階特設会場 15.8坪(52.1㎡)

 

館内特設会場一週間レンタルコース②(70、000円)

・北館2階特設会場 21.8坪(72.1㎡)

 

館内特設会場一週間レンタルコース③(80、000円)

・北館3階特設会場 12.3坪(40,7㎡)

 

営業時間は10:00〜19:30です。

使用内容を松坂屋静岡店で事前にチェックいたします。

注意事項・禁止事項に抵触しないことや、周辺のショップへの影響の有無、公序良俗に反しないイベントであることが必須です。

下記に注意事項がありますので、迷われたら寄付する前に、一度ご相談ください。

【注意事項です】

周辺環境への影響が少ないこと(大きな音、強いにおい、動物、大声で騒ぐ等が無いこと)

政治色や宗教色の強いイベントはご遠慮ください、勧誘行為もNGです

(本人や親族を含め)暴力団関係者の方は、本施設を一切使用できません

会場内での酒類の提供や販売、調理、火気およびスプレー類の使用は禁止されています

壁、机、椅子、ハンガーラックなど展示用品の持込は可能ですが展示範囲を超えないこと、また既存の什器や床壁天井等を傷つけることが無いようにお願い致します

当店はイベント開催中や終了後発生したトラブル(盗難、ケガや事故等)には一切関与致しません

イベント開始後、公序良俗に反すると事務局が判断する行為は、その場で禁止となります

時期によってはご希望の開催日で実施できない場合があります(繁忙期など)

什器のレンタルも行っておりますので、お困りの場合はご相談ください

 

 ▼最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

松坂屋静岡店は、85年もの長い時間、静岡のみなさまの支援を受けて存在することができました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも静岡の地でみなさまと共に生きていくために、地域の課題を見つけ、その解決に貢献し、少しでも手助けができるように活動してまいります。

そのためにもぜひみなさんのお力をお貸しください。

よろしくお願いします!

  • 2017/12/27 00:03

    ★マルシェ販売用什器が完成いたしました! 有限会社関本家具装芸さまに制作していただいた、クラウドファンディング企画什器が完成いたしました。 本日12月26日(火)〜31日(日)の6日間、松坂屋静岡店の本館1階葵テラスにて記念展示しております。 また、同時に『平成29年度 静岡県授産製品コ...

  • 2017/10/04 00:38

    告知用のポスターとフライヤーを、NPO法人オールしずおかベストコミュニティ会員のみなさま、300社以上にお届けいたしました! 東は熱海、伊豆、下田、西は浜松、袋井、菊川まで、静岡県全域に広がる会員様(作業所や工房、協賛企業のみなさま)に活動を広く周知いたしました。  

  • 2017/09/25 23:23

    9月21日(木)の日経新聞静岡版に掲載されました 本当にありがたいです。 宣伝、という意味でのありがたさもありますが、授産品、NPO法人オールしずおかさまの活動、そして障がいのある方々の就労という問題に、少しでも光りが当たり、興味を持ってくださる方が増えてくれると、なお嬉しいです。

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