コンテンツの可能性

「コンテンツ・ビッグバンが起こる」そう言われ始めて間もないですが、NetflixやAmazonの台頭を中心にコンテンツ業界の在り方が大きく変わりつつある昨今。

マスメディアから発信されるコンテンツしか触れることができなかった世の中から、様々な人が制作/発信するコンテンツに容易に触れられる世界へと移行しつつあります。

一個人や小さなチームが持てるパワーが大きくなる中で、これまで諦めるざるを得なかった人たちにとっても、夢を追えるチャンスが広がっているのではないでしょうか。

こうした中で、私たち自身、夢や目標に向かって挑戦を続ける作家や演者、アーティストの方々がより多くの方々の目に触れる舞台をつくっていきたいと考え、この映画制作プロジェクトを開始しました。

emoleについて

初めまして。emole株式会社代表取締役の澤村直道です。

emoleは、『"好き"で生きれる経済圏をつくる』をビジョンに、エンターテイメント領域でサービス開発やコンテンツ制作を行っています。

2018年11月に創業後、様々な困難を経て、2020年からコンテンツ制作事業を開始しました。


『好きなことで生きる』上で、特にエンターテイメント領域で活動されている方は生活に苦しむことが多いかと思います。

一方で、純粋な気持ちで子供のころからやりたかったことである方も多いのではないでしょうか。

時代が変わり、業界が大きく変化する中で、努力次第で夢を叶えられる環境が広がってきている。

私たちは、プラットフォームを通した仕組みづくりやコンテンツ制作による機会創出により、の価値を最大化し、共感の連鎖を生み続けていきたいと考えています。


あらゆるジャンルを跨ぎ、想いを紡ぐクリエイティブプロジェクトを始動!

こうした背景から、私たちは目標を持った作家・演者・アーティストを集い、コンテスト形式で映像作品を制作していくプロジェクトを企画しました。

本作品はそのコンテストの第1作品目としてリリースします!

初めての映画製作

この作品の制作は、私たちにとって初めての映画製作でした。

撮影も照明も美術も、全くやり方がわからない。
どんなスタッフを何人集めれば成り立つのかもわからない。

本当にわからないことだらけの状態から、多くの方々から力を貸していただき、壁にぶつかる度に、1つずつ学び、乗り越え、協力することでここまで来ることができました。

そんな映画制作過程の一部をご紹介できたらと思います。


*映画制作の詳しい過程はこちら↓↓↓


オーディション

これまでにオーディションなんて、受けたことも開いたこともありませんでした。
何をすれば良いかもわかりませんでしたが、監督との擦り合わせを重ね準備をしました。

シネマプランナーズというサービスを使って、1週間ほどの期間でオーディションの募集を行いましたが、25名ほどの役者の方々がエントリーしてくださりました。

子役時代から役者をやっている方やインフルエンサーの方など様々な方に応募していただけました。

オーディション前日は、いつも通りほぼオールです。笑
この日は、emolemメンバーと共に朝までオーディション用の書類印刷をしていました。

そして迎えるオーディション当日。

全員が少し緊張する中、監督もやってきて準備が整いました。


丸一日かけて全員とお話しさせていただき、演技を見せていただきました。
応募者の中には、今回の作品のテーマやコンテストの取り組みに共感をして応募してくださった方々も多く、嬉しかったです。

そして、そのまま選考の打ち合わせへ。

数時間に渡る激論の末、4人のキャストさんが決まりました。


撮影前の2週間

ここからは、毎日制作の準備です。

カメラマンは機材トラブルが発生しないように、様々な場所で様々な機材を迅速にセッティングできるように練習。
さらに、カメラマンによるミステイクを極力減らそうと、カメラを移動させながらピントの調整をする練習を相当重ねていました。

照明に関してはほとんど無知だったので、本買って読み込むところから始め、現場に行って実際にセッティングをするということを何度も繰り返しました。

さらに美術は、台本を読み込み、各シーンで必要なインテリア、小物、衣装等を全て洗い出し、デザインなどを選んで買い出しに行く。
それに加えて、テーブルなどの大道具の製作も行っていました。

毎日朝から夜遅くまで頑張ってくれました。

少し苦しそうにつつも、楽しみにながら、素晴らしいセットと衣装の準備してくれました。

撮影直前には、手が回りきらずにみんなで力を合わせながらなんとか準備完了。

撮影前日は、睡眠時間2時間となってしまいました。

迎える撮影当日

12/19、ここから本当の制作が始まる。そう思うとワクワクしました。

全員が揃い、最初の撮影現場のセッティングが完了し、いよいよCrank-in!

現場に緊張感が走ります。

当日まで準備を重ねて来たemoleのスタッフ人。
監督、録音技師の2人に引っ張ってもらいながらも、遅れをとらず必死に食らいつく。

みんなで1つの作品を作ろうと、全員が集中して撮影を進めることができたため、多少スケジュールが押したりすることもありましたが、無事撮りこぼしもなく、全3日のうち2日間の撮影が終了しました。


主題歌レコーディング

撮影翌日、今度は主題歌のレコーディングです。

実は、映画制作の話を始めた時は主題歌のことなど1ミリも考えていませんでした。

ただ、せっかくここまで作り込むのであれば主題歌も入れたいなと思っていたところ、1人のアーティストが思い浮かびました。

それは、2年前に、よくビジョンを語り合っていたあるアーティストの存在です。

彼は、現在大学を卒業してバンドを組みながらアーティストとして活動していますが、2年前は、就職活動の時期で大きな葛藤を抱えていました。

やはりアーティストとして生きていくことはそう容易くはありません。
そんな中で、その道にかけて就職の道を捨てるという選択をするにはそれなりの勇気が必要です。

それでもやはり、彼は自分の曲を通して少しでも、自分のやりたいことをやって生きようと思える人が増えて欲しい、という想いを強く持っていて、自分の夢を諦めずにアーティストとして活動しています。

そんな彼の曲の中で、今回の映画にピッタリな曲がありました。
それは彼が高校生の時に書いた歌です。

その曲を使わせて欲しいとお願いすると快諾してくれて、さらに今回の映画用に曲を取り直してくれるということになりました。

そんな主題歌のレコーディング。

スタジオで彼の曲を聞きながら、映像を思い浮かべていると既に泣きそうになっていました。

この日、この映画にピッタリな最高の音源が取れました。


Crank up

12/26、最後の撮影は、千葉の海辺で1日撮影。

2チームに別れ、1チームは3:30amから移動開始。

もう1チームが9:00に現地で合流。
極寒の中、体力勝負の撮影が始まりました。

この日は、願っていた快晴で素材としては最高の絵が撮れました。

ほとんど、寝ていないスタッフもいる中撮影をし続けること13時間、ついに最後の映像を取り終えて、Crank up。

キャストもスタッフも本当に全力で頑張ってくれました。

現在は、公開に向けて映像編集中です。

資金の使い道

・各スタッフ/キャストを指定していただくリターンは、CAMPFIRE手数料(10%)を差し引いた分をそのまま指定していただいた方にお支払いします。

・emoleに対して支援をしていただく分は、本作品の製作費の一部、または次回作の一部に当てさせていただきます。


短編映画公開スケジュール

2021年2月5日


最後に

emoleにとって、これが2回目のクラウドファンディングプロジェクトになります。

この2年間で大きな挫折を経験しながらも、夢を諦めずに挑戦を続けてきました。

そしてこの作品も、関わっていただいた全ての方が強い想いを持って挑戦をしてくださったことで生まれています。

この作品が、少しでも多くの方にとって一歩踏み出すきっかけとなれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • 2021/02/05 21:00

    ついに!!!!!!『午前0時、視えない声』公開致しました!ーーーーーーーーーーーーーーーーhttps://youtu.be/2b9QwQfZeGUーーーーーーーーーーーーーーーー公開ツイートも投稿致しましたので、下記リンクから飛んで頂き、リツイートをしていただけると嬉しいです。ーーーーーーーー...

  • 2021/02/05 18:00

    公開3時間前!公開3時間前!みなさん視聴の準備はよろしいでしょうか?^^去年の10月から始まったこのプロジェクトも一個の節目を迎えようとしています。皆様にはすぐ近くで見守って頂き、応援していただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。公開後もこのプロジェクトがすべて終わるわけではありませんが、こ...

  • 2021/02/05 12:00

    ついに!クラウドファンディングが終了し、本編公開まで目前となりました。そして皆様の力添えを頂きまして、目標金額を上回る、1,057,009円 (159名)からのご支援を頂き、無事クラウドファンディングを成功という形で終えることができました!!本当に皆様のおかげです。ありがとうございます。また、...

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