ご挨拶

はじめまして。チーカス株式会社と申します。

私たちは、1972年より女性用下着の企画・製造・販売を行ってきました。
“女性の悩み”を解決するものづくりは、50年の経験があっても、難しい部分が数多くあります。これまでに、多くのお客様から頂いた声を元に、コツコツと改良を重ね、機能性の高い製品を開発してきました。「女性の悩みをどのように解決できるか」を改めて考えた結果、生理そのものを見つめ直すことにつながりました。

はじめて生理を迎える親子に寄り添った「はじめての生理ボックス」。

生理についての親子のコミュニケーションのキッカケとして、ネガティブに捉えられがちな生理をハッピーに迎えられるキッカケとして、役立てて欲しいと思っています。


はじめての生理は子も親も不安がいっぱい

いつなるかわからない初潮。学校で知識として習っていても、家庭では生理の話をまったくしないまま初潮を迎えることもあります。生理になったことを言い出しづらいと感じる子もいるはずです。

「よくわからないし、怖いし、恥ずかしい」

「実際に生理が来たら、親になんて伝えればいいんだろう」

「これって普通なの?私だけ?」

初潮は身体の変化を実感する大きなイベント。

しかし、なかなか友達同士や親子で気軽に話し合えるようになるまでは、時間がかかったり、キッカケがなかったりと、不安を持ち続けたまま過ごしていることも多いもの。

そして、不安を持っているのは本人だけではなく親も同じなのかもしれません。

「生理ってネガティブに捉えられがちだけど、なるべくハッピーに迎えてあげたいな」

「正しい知識で身体とうまく付き合っていってほしいけど、生理の話は切り出しづらい…」

「そういえば、私も親と生理の話をするの、なんだか恥ずかしかった」

子どもが「はじめての生理」を迎えるのは、親もはじめて。うまく説明ができるのか、なにを伝えればいいのか、迷っている方も多いと思います。

そんな親子それぞれの不安をやわらげてくれるのが、「はじめての生理ボックス」です。


親子だからこそ話しづらい、"生理のはなし"のキッカケづくりに

「はじめての生理ボックス」には、"親子のコミュニケーションのキッカケになって欲しい"という思いがあります。

たとえ親子でも、普段話さないことを伝えるときは、やっぱり身構えてしまうものです。

でも、生理は大人の女性になるために、とても大切なこと。

一生のうち、生理の回数は平均で約450回。日数にすると約6年5カ月にもなるそうです。そのくらい長く付き合っていくものだからこそ、はじまりを大切にしたいですよね。

「はじめての生理ボックス」が手元に届いたとき。そして、はじめて生理を迎えたとき。

なかなか切り出しづらい生理の話も、このボックスが家庭で生理について話すキッカケとなり、子どもも大人も一緒に心の準備をすることができます。

「生理になったらこのボックスを開けようね」

「開けるの楽しみだね」

まるでクリスマスのアドベントカレンダーのように、大人に一歩近づくことを親子で楽しみに待つ。そんな特別な気持ちではじめての生理を迎えて欲しいと思っています。


ボックスの内容

はじめての生理ボックス

・ガイドライン付きショーツ(昼用)

・ガイドライン付きショーツ(夜用)

・吸水型 ナプキンショーツ

・オリジナルサニタリーケース

・生理とショーツのオリジナル小冊子

いっしょにトライアルセット

・ガイドライン付きショーツ(昼用)

・ガイドライン付きショーツ(夜用)

・吸水型 ナプキンショーツ

・オリジナルサニタリーケース

・生理とショーツのオリジナル小冊子

・吸水型 布ナプキンショーツ(大人用サイズ)or おなか折返し 吸水型 ナプキンショーツ(大人用サイズ)


ガイドライン付きショーツ(昼用)

生理の日はナプキンと組み合わせて、生理以外の日は普通の防水布付きのショーツとして毎日使うことのできる「ガイドライン付きショーツ(昼用)」。

肌触りがよく、ナプキンを付けずに普段履きのショーツとしても使用できます。


予備のナプキンやワイプを収納できる2箇所のポケット付きで、ナプキン用のポーチを持ち歩かなくてもトイレに行けます。

マチ部分は肌に触れる部分と外側のショーツ生地が分かれていて、ナプキンの羽を収納することができます。

マチには吸水力があり、ナプキンを付けていないときの突然の生理にも対応。アウターへの染み出しを防ぎます。まだ生理周期が安定しない時期の急な生理にも備えることができて安心。

防水布付きの普通のショーツとして毎日使うことができるので、コスト面も合理的です。

※着用シーンにより、様子をみながらのご使用をおすすめします


当社が新たに作った「ナプキンガイドライン」付き。

はじめて生理を迎え、最初の生理アイテムとして使われることの多い紙ナプキン。付ける位置は個人個人や使用シーン、使用するナプキンによって様々で、一概に"ココに付ける"とは言えません。

当社が主要メーカーのナプキンをテストし、ナプキンの性能を発揮できる範囲を割り出した「ナプキンガイドライン」。マチ部分に4本のガイドラインがあり、自分に適した位置を探すことができます。

昼用は1本目、夜用は羽の位置が3本目にくるように、今日は座っている時間が多そうだからいつもより後ろめに…など、オリジナルの目安として、慣れない生理時期をサポートします。

※4本のガイドライン付きは日本ではじめての商品。現在特許出願中です。


ガイドライン付きショーツ(夜用)

「ガイドライン付きショーツ(昼用)」の夜バージョン。腰の部分まで防水布とメッシュを伸ばしたロングシートが、寝ているあいだの伝い漏れを防ぎます。

「ガイドライン付きショーツ(昼用)」とナプキンを付けずに履くことが可能で、生理の日以外でも普段履きのショーツとして使えます。4本のナプキンガイドライン付き。

マチ部分は肌に触れる部分と外側のショーツ生地が分かれていて、ナプキンの羽を収納することができます。

※着用シーンにより、様子をみながらのご使用をおすすめします


吸水型 ナプキンショーツ

生理の日に使える「吸水型 ナプキンショーツ」。急な生理への備えや、生理期間後半の軽めの日におすすめです。おりものにも対応します。

重い日は、ナプキンと組み合わせての使用がおすすめ。マチ部分は肌に触れる部分と外側のショーツ生地が分かれていて、ナプキンの羽を収納することができます。

マチ部分は5層構造。2層のメッシュと2層の防水布で、ムレ・モレを防ぎます。


※着用シーンにより、様子をみながらのご使用をおすすめします


オリジナルサニタリーケース

ナプキン入れとして使うことができるポケットティッシュケース。

「トイレにポーチを持っていくのが、"いかにも生理"という感じで抵抗がある」「見つかると学校でからかわれそう」という声をもとに、ポケットに入れることのできるサイズのケースを作りました。うっかり落としてしまっても、ティッシュケースに見えて安心。

普通用・多い日用のナプキンが1〜2枚程度入るサイズです。

※オリジナルサニタリーケースは現在制作中です。活動報告を通じて画像を追加掲載します。


生理とショーツのオリジナル小冊子

「生理のときに眠くなってしまうのは、私だけ?」

「お腹が痛くなったら、どうすればいい?」

「生理のときに使うアイテムって、なにがあるんだろう?」

生理の不安や疑問を解消できる、手のひらサイズのオリジナル冊子。

身体の仕組み・第二次性徴などの保健体育の学習とは視点を変え、"自分の目に見えること・自分が体験すること"をベースにした内容です。

NPO法人ぱぱとままになるまえに所属 現役助産師・高橋孝予さん監修

※生理とショーツのオリジナル冊子は現在制作中です。活動報告を通じて画像を追加掲載します。


オリジナルボックス

オリジナルのブック型ギフトボックス。

ただの"商品配送用の箱"ではなく、商品を取り出したあとも様々な場所でインテリアとしても使えるようにデザインしました。

ショーツは6枚まで収納可能。生理グッズを入れておくボックスとしてはもちろん、小物やアクセサリーなど、お気に入りのアイテムを入れて使うことができます。


吸水型 布ナプキンショーツ(大人向け)

親子で一緒に吸水型サニタリーショーツにトライしたい方向けの、大人用ショーツです。

ナプキン不要で、軽い日から重い日まで対応する吸収力。このショーツ一枚で過ごすことができ、紙ナプキンを持ち歩いたり、訪問先で困るゴミの処理も心配ありません。

※着用シーンにより、様子をみながらのご使用をおすすめします

布ナプキンショーツ紹介ページ

色:ネイビー

[サイズ・腰位]

M:87~95cm

L:92~100cm
※サイズガイド(日本の規格(JIS)で縫製しています)


おなか折返し 吸水型 ナプキンショーツ(大人向け)

親子で一緒に吸水型サニタリーショーツにトライしたい方向けの、大人用ショーツです。

そろそろ生理がはじまりそう…というタイミングや、軽い日におすすめです。お腹にゴムが当たらない仕様で、締め付けを軽減しています。

※着用シーンにより、様子をみながらのご使用をおすすめします

ナプキンショーツ紹介ページ

色:チャコールグレー

[サイズ・腰位]

M:87~95cm

L:92~100cm

LL:97~105cm

※サイズガイド(日本の規格(JIS)で縫製しています)


企画から生産までの一貫体制で、高品質を徹底

下着をはじめとするアパレルブランドでは、製品の企画と生産は別々の会社が行うことが一般的ですが、当社は企画から生産までを一貫で行っています。製品をトータルでコントロールすることで、各工程ごとに検証を行い、品質の高い製品づくりを徹底することができます。

生産は中国にふたつの工場を持ち、日本人スタッフも常駐しています。

商品ができるまでの工程を簡単にご紹介します。

検反

裁断前の大きな布をローラーで回しながら、専用の機械で光を当て、傷や汚れを目視でチェックします。

延反

裁断をする際にサイズにブレが出ないよう、生地をしっかりと適正な力で伸ばして重ねていきます。

裁断

延反で重ねた生地を、型に合わせてパーツごとに裁断していきます。万が一の事故を防ぐため、鎖帷子の手袋をして作業しています。

パーツ検品

縫い合わせる前に、パーツの状態でサイズを測り、生地に汚れや傷がないかを確認します。

縫製

たくさんのパーツを縫い合わせ、1枚のショーツへと仕上げていきます。大勢の工員さんが丁寧に手作業で行っています。

製品検品

ショーツの状態になってから、2回の検品を行います。専用の検品板にショーツを装着し外観のチェック。縫製部分の糸の切れやほつれ、ゴムの伸びが基準を満たしているかも確認します。さらに、1箇所ずつ長さを測り、規定サイズかを確認。ちなみに、この検品板は当社の初代社長が開発したものなんです。

最終検品が終わったら、それぞれのパッケージに包装され、日本に向けて出荷されます。

工員さんたちに支えられて

2箇所の自社工場では、若手からベテランまで約300名の工員さんが働いています。仕事中はキリリとした顔つきの工員さんたちの、リラックスした様子も届きました。

自社工場だからこそ、徹底した品質管理と工員さんたちの良好な作業環境を保つことができています。


これまでの取り組み

チーカス株式会社は、創業者・宇佐美武雄がスイスで見た"ベージュのショーツ"をキッカケに創業しました。

当時の日本は、ショーツといえば白無地が当たり前で、カラーやプリントなどは“はしたない” とさえ思われていた時代でした。ベージュなら肌になじみ、恥ずかしさを覚えることもない。ここからカラーバリエーションや柄物などを展開し、もっとファッションの一部としてショーツを楽しんで欲しい。

そういう思いから作ったベージュのショーツは女性のあいだで広く普及し、一時は日本一の販売枚数を誇りました。

1976年にはじめて台湾で合弁工場を設立。

現在では海外拠点での製品づくりが一般的になりましたが、当時の日本ではタブーとされていました。そのため、周囲には異端扱いされていたそうです。会社のモットーでもある「高品質の商品を、誰もが買える価格で提供する」を継続するための挑戦でした。

その後、中国・フィリピンにも合弁工場を設立、1995年から100%独資の自社工場で商品を生産しています。


現社長・宇佐美太郎は、子どもの頃から女性に囲まれた環境で育ちました。

ふたりの妹や従姉妹と一緒に、おままごとをして遊ぶことが多かったといいます。父・武雄の会社で働く女性従業員数名が、自宅に住み込んで寝食を共にしていた時期もあり、自然と女性の気持ちに寄り添って物事を考える癖は幼少期から育まれていたのかもしれません。現在でも、16歳になる娘と生理の話ができる関係性をつくっています。

2011年に女性の悩みを解決するための水分ケアショーツ・サニタリーショーツを中心としたブランド「サラッフィープラス」をスタート。2021年までの10年間で、累計販売枚数230万枚を記録しています。当時は吸収力の高いショーツが少なく、漏れを防いで吸水する「水分ケアショーツ」から開発がはじまりました。その技術を生かしてサニタリーショーツや布ナプキンショーツへと展開。お客様の声を積極的に取り入れながら、現在もより良い商品の開発に取り組んでいます。


お客様の声を細かく拾い上げるべく、多くのアンケートにも取り組んでいます。

2020年には、商品のサンプリングを実施。

株式会社FOR.C様ご協力のもと、シェアハウス「Couverture(クーベルチュール) 中野富士見町」の入居者様に、実際の商品の履き心地や要望などのアンケートにお答えいただきました。


社会への取り組み

私たちは女性用下着メーカーとして、これまですべての女性のライフステージに寄り添い、サニタリーショーツや水分ケアショーツを中心に製作してきました。女性は思春期、成熟期、更年期、老年期と、そのホルモン状態によって、また結婚や育児などのライフイベントによっても心身が変化します。

全年代の女性に寄り添うブランドとして、ワールド・ビジョンを通して女性を生理差別から守る活動をサポートしたいと考えており、微力ながらこのような活動を進めて社会貢献しています。

また、2020年にECサイトをオープンして、お客様との対話の場が増えたことをきっかけに、商品がお客様の手元に届いた後の交流のためのコミュニケーションスペースの開設を予定しています。

2021年度夏を目標に、NPO法人ぱぱとままになるまえに協力のもと、親子の生理教室を開催予定です。まずははじめての生理ボックスご購入の方を対象に、生理についての不安を助産師さんと共に安心へと導ける手助けができたらと考えています。
※2021年8月現在、新型コロナウイルス等の影響から開催を見合わせております。楽しみにしていただいた方には大変申し訳ございませんが、今後開催の見通しが立ちましたら、改めてご連絡致します。


実施スケジュール

2021年3月8日 クラウドファンディング開始

2021年4月23日 クラウドファンディング終了

2021年5月中旬 発送予定


最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

当社がショーツを作りはじめた頃にはまだ一般的だった、初潮を迎えたらお赤飯を炊く文化。

時代は変わり、最近ではほとんど聞かなくなりましたが、親が子どもに伝えたい「おめでとう」の気持ちは、変わらないと思っています。「はじめての生理ボックス」が、その気持ちを伝える役割を果たしてくれたら嬉しいです。

いまはまだ、生理についてオープンに話せるような社会ではないのが現状です。間違った知識や、偏った見方を正される機会のないのまま、大人になってしまうこともあると思います。

ネガティブなイメージの多い生理を、ポジティブに捉えられる社会にしたい。

「はじめての生理ボックス」は、生理を楽しむ気持ちを持つ第一歩目です。

生理は恥ずかしいこと、隠さなければいけないことではない。わざわざ口に出すでもないほどに、それが当たり前になる社会へ変わるキッカケになって欲しいと思っています。

約40年付き合っていくことになる生理も「はじめて」は一度だけです。その「はじめて」の瞬間を、このボックスと一緒に前向きな気持ちで迎えてもらえたらと思います。


特定商取引法についての記載

販売社名:株式会社チーカス
運営統括責任者:飯塚 耐志
所在地:愛知県清須市西枇杷島町小田井3丁目1−3
電話番号:052-501-0001
メールアドレス:info@saluffyplus.com


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/04/24 09:00

    昨日でクラウドファンディングの期間が終了しました。「はじめての生理ボックス」の活動にたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。当社としてはじめてのクラウドファンディングへの挑戦でしたが、温かいご支援や賛同のお言葉を多数いただき、ありがたい気持ちでいっぱいです。リターンの発送は5...

  • 2021/04/14 20:12

    大丸大阪店さんの、michi kakeブログ記事に寄稿しました!https://shopblog.dmdepart.jp/umeda/michikake/detail/?cd=048276&scd=000027michi kakeブログでは、さまざまな面白い記事が掲載されているので、こ...

  • 2021/04/07 11:55

    こんにちは、チーカス株式会社です。「はじめての生理ボックス」に入るアイテム、オリジナルサニタリーケースのサンプルが届きました。年を重ねていくと、普段からポーチを持ち歩くのにも慣れていきますが、初潮を迎える年代では、まだ違和感がある子もいます。「トイレにポーチを持っていくと、"いかにも生理"とい...

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