はじめまして。「床暖にゃんこカプセル」の開発責任者、西田と申します。

住設機器メーカー・オフィス家具メーカーでの勤務を経験した後、 2016年より「シルバーバインにゃんこ王国」というブランドを立ち上げ、キャットタワー「にゃんこタワー」の製造、販売を始めました。根っからのモノづくり好きと理系気質を生かして、機能的でおしゃれな猫との暮らしを実現するために、日々奮闘中です。

にゃんこタワー公式Youtubeチャンネル
にゃんこタワーをご紹介しています


昨年は、Youtubeで人気の猫さん「もちまるさん」に登っていただき、にゃんこタワーを多くの方に知っていただきました。

もちまるさんのような室内飼いの猫さんが、イキイキと遊ぶキャットタワーや製品を作り、猫さんの運動不足解消や飼い主さんとのコミュニケーションに役立てていたただくことが、私たちの目標です。

Youtube「もちまる日記」より


それでは、新しく開発した「床暖にゃんこカプセル」をご紹介します。

「床暖にゃんこカプセル」は、ほどよく狭くてホカホカと暖かい、床暖房機能付きの猫さんのお部屋です。「狭い場所に入って安心する」「温かい場所が好き」という猫さんの性質を考えたプライベート空間。

木製のカプセルの底に“床暖”機能がついています


1.キャットタワーと連結できる🐈

高い場所を好む猫さんのために、床暖にゃんこカプセルは、木製のパネルやポールを組み合わせて作る弊社のキャットタワー「にゃんこタワー」と連結できます。

お気に入りの居場所がタワーの上に作られることで、猫さんがタワーに登る動機付けの役割も担います。もちろん、単独でもご使用いただけます。

床暖にゃんこカプセルと連結したにゃんこタワー

高所で安心する猫さんの性質に合った設計です


2.あたたかさの秘密はカーボンヒーター

写真の黒い幕がカーボンヒーターで、8時間程度(エコモード時※)温まります。ヒーターの上にフェルトを載せて、寒いときもホカホカした中でくつろぐことができます。(※容量10000mAhのバッテリー使用)

床暖にゃんこカプセルの内部
カーボンヒーターは、非常に細かい炭素(カーボン)と銀の粉を混ぜ、樹脂で固めた面に電気を通すことで発熱します。従来のヒーターは、導線を張り巡らせて発熱していましたが、それに比べて非常に少ないエネルギーで発熱するため、USBモバイルバッテリーでも長時間の発熱が可能になりました。

また導線ヒーターは、猫さんが噛んだり爪をひっかけたりして導線を切ってしまうと、使えなくなりますが、カーボンヒーターは、面状に電気が流れるので、たとえ穴が開いても使い続けられます。

感電してビリビリすることもありません。水にも強いので、仮に猫さんが吐いてしまっても大丈夫です。また、一部分だけ極端に熱くなる「ホットスポット」が出来ないので、電気的に安全に作られています。

カーボンヒーターは温度ムラがほとんどありません

3.電源はUSBモバイルバッテリー
 コードレスなので手軽に移動

カーボンヒーターは電気をエネルギーとして発熱しますが、床暖にゃんこカプセルは、コードレスを大前提として開発しました。電源が家庭内のコンセントですと、猫さんがコードに引っかかって事故のもとになります。


そこで手軽に移動できることのほか、「充電して使える」「お手持ちのUSBバッテリーでも使える」という理由からも、USB接続タイプのモバイルバッテリーを電源に採用しました。

※USBバッテリーは付属しますが、お手持ちのバッテリーもお使いいただけます。(出力2A以上、幅70mm×厚さ20mm×長さ145mm以内)

引き出し部にUSBモバイルバッテリーを収納します

4.温度はスイッチで切り替えが可能です

正面のボタンを押して温度調節をします

スイッチの色「赤」 強モード  表面温度約48℃、約3時間持続
スイッチの色「青」 弱モード  表面温度約42℃、約6時間持続
スイッチの色「緑」 エコモード 表面温度約38℃、約8時間持続

(※容量10000mAhのバッテリー使用時、温度は環境により変化するため目安です。)

注意:低温やけどにならないように注意して、飼い主様の管理できる状態でご使用ください。 フェルトの敷物やその他の布などを使用し、長時間のご使用の際は、エコモードでご利用ください。また、10000mAhより大容量のUSBモバイルバッテリーをお使いになる際は、その容量に比例して温度が持続しますので、ご注意いただくようお願いいたします。

押す回数に応じて色が変化します

5.「ちょうどいい狭さ」に設計

猫さんは広すぎず、やや狭いくらいのサイズの隠れ家を好みます。そういった性質に合うよう、床暖にゃんこカプセルは、直径38cmの球体に近い、ちょうどいい大きさを目指しました。

体重が3.5kgくらいなら2匹が寄り添って入れる大きさです。

ちょっと狭いくらいのサイズです

猫さんに個室温泉のように贅沢な空間をお届けします。コードレスなので部屋のコンセントの場所を気にせず、安定した場所ならどこにでも移動してお使いいただけたらと思います。

床暖にゃんこカプセルに入る猫さん


私たちは、飼い主さんにとっても永くお付き合いいただける製品づくりを心がけています。

お部屋になじむ天然の木の風合い🐱

日本の住宅のインテリアにマッチしやすい木製のナチュラルな色合いと質感です。

アクリル製の窓つきで猫さんと目があいます🐈

素材は木材だけでなく、2面はアクリル製の窓がついています。猫さんは周りの様子がわかるので安心。飼い主さんも猫さんの様子を外から確認できるので安心です。

消毒液で拭いてお手入れ🐱

いま、人も動物も衛生面への配慮が必要です。床暖にゃんこカプセルは、蜜ろう塗装で、汚れても水拭きやアルコールなど消毒液で拭いてお手入れできます。(アクリル部分にはアルコールは使わないでください。)



私たちは「猫さんにも飼い主さんにも、環境にもよい」、このことにこだわって製品を作り続けてきました。代表的な商品は、特許取得の六角形のヘキサパネルを組み合わせてつくるにゃんこタワーです。

キャットタワーはお部屋の中で大きなスペースを占める存在です。使わなくなった時、猫さんに合わなくなった時のことも考えて選ぶ必要があると考えます。


にゃんこタワーの特徴

✅ ほとんどのパーツは部分交換が可能
壊れてもキャットタワー全体を捨てる必要はなく、ポール1本から交換できます。
コンパクトに収納できる
収納の少ない日本の住宅事情を考えて、使わないときはコンパクトにしまうことができます。引っ越しの際もダンボール箱一つに収まります。
改設、増設が可能です
床に接地するスペースを減らして家具の上の空間を活用したり、突っ張り型にしたり、50枚のパネルをつないで巨大なタワーをつくったり。お好みの形に組み替え可能です。

子猫さんの場合は1段目をちょっと低く、シニア猫さんは段数を少なくなど、細かな調整が効きます。

☑️ 愛猫の運動不足が気になる
☑️ 今後猫の数が増える可能性がある
☑️ 丈夫な物を長く使いたい
☑️ 猫と一緒に引っ越す可能性がある

こんな方にオススメです。これから猫さんを家族として迎えようという方、猫さんの健康や楽しみのために、空間を整えたいという方、ぜひご検討ください。


今回、オンラインショップ等での正式販売の前に、ここCAMPFIREだけで入手できる限定モデルをご用意しました!

リターンは「床暖にゃんこカプセル」または「床暖にゃんこカプセルとにゃんこタワーのセット」です。

床暖にゃんこカプセル


床暖にゃんこカプセルは、カプセル本体、USBモバイルバッテリー1つ、フェルトの敷物3枚(ターコイズ、イエロー、ピンク)、にゃんこタワーに接続するための交換用天板と緩衝ウレタン板、パネルの位置を交換するための六角レンチです。専用のお箱でお届けいたします。


「タワーセット」のキャットタワーは2種類

「タワーセット」のキャットタワーは、パネルの枚数の違う2つのタイプをご用意いたしました。ご自宅の環境に合わせてお選びください。

・YUUGA25(優雅)パネル25枚

「優雅」高さ約191cm(天板部分)。天井への突っ張り機能が付き、より高く組めます。ピークが2つありますので、多頭飼いにも適しています。
※天井高さ226〜232cm以外のお部屋には追加ポールが必要です。オプションパーツや追加ポールなど、詳しくはページ下部に記載の、にゃんこタワーウェブサイトをご覧ください。

・KUTSUROGI18(寛ぎ)パネル18枚

「寛ぎ」高さ約121cm。パネルの枚数が18枚で、安定した組み方ができます。大きめのにゃんこでも安心です。


★2/15 リターンを追加しました!

大変有難いことに、猫を飼っておられない方からも多数応援や、ご支援のお声をいただいています。そのようなお声にお応えして、活動に賛同してくださる方に2種類のリーターンを追加いたしました。


オリジナル「ケアマーク」ステッカー(4枚組)

製品を配送するダンボールに貼っているオリジナルのケアマークを、ステッカーにしました。


端材で作った「3匹のにゃんこドアオープナー」

床暖にゃんこカプセルやにゃんこタワーを作る木の端材で製作した、木製のドアオープナーです。7種類のデザインをご用意しています。

非接触でドアを開閉できるほか、静電容量式のタッチパネルの操作、サムターン回しも可能です。金属のドアを握った際にバチっとする静電気対策にも使用いただけます。

デザインは7種類の中からお選びいただけます

支援金の使い道について

新製品開発の資金として活かしてまいります。ご支援を力に、家族として猫と向き合う方々に受け入れられる製品づくりにチャレンジし、事業が継続できるよう活動してまいります。

実施スケジュール

1.プロジェクト開始
    ↓
2.プロジェクト終了(2月27日土曜日)
    ↓
3.商品発送(プロジェクト最終日の翌々日から、順次発送いたします。)
    ↓
(任意です)ご使用時の感想など、アンケートのご返信


我が家には、夢生(ムウ)と蜜柑(ミカン)というストリート出身のニャンズがおります。このニャンズに喜んで欲しいという想いから、日曜大工で自作のキャットタワーを作ったのが6年ほど前になります。

「にゃんこタワー」を販売するようになって、あるお客様に教えていただいたのが、キャットタワーに登らない猫さんがいるということ。運動したがる時期にタワーや登る環境がないと、以降は登る習慣が無くなってしまうそうです。部屋猫にとっては、キャットタワーの昇り降りも大事な運動の機会であり、健康の事を考えると心配です。

パネル1枚1枚手作業で加工しています
そこから、猫さんが登りたくなるキャットタワーを作れないか考え、タワーの高い所に、おもちゃや食事台を設置できるようにしました。そして昨年、猫さんは周りで何が起きているのかわかるけれど、きちんと自分のお部屋になっているアクリル窓付きの「にゃんこカプセル」を開発し、今回はその進化版となります。


床暖にゃんこカプセルの開発にあたって

数年前のある朝、我が家のムウが、ケーブルテレビのチューナーの上に乗っていました。チューナー自体はほとんど発熱しません。触ってみてもごくごくわずかに暖かい程度です。猫の目にはサーモグラフィーが入っているのかと驚くのと同時に、やっぱり猫って、暖かい所が好きなんだなぁと改めて気づかされました。それからキャットタワーの上部にヒーターを設置できないか試行錯誤が始まりました。

難しいのは、コンセントからヒーターまでの配線です。特にタワーの柱の内部をくりぬいて、その中にケーブルを通したのですが、それはそれは大変でした。やっとの思いで試作が出来たのですが、お客様がご自宅で組み立てるには非常に難しいタワーになってしまいました。直径35mmの手すりほどの木の棒の中を3メートル近いケーブルを通す訳ですから、その職人芸たるや、ご想像いただけると思います。

電気を通すのは難しいかぁ・・・と悩んでいたとき、出展した展示会のたまたま近くのブースで、発熱する塗料を販売している企業が同じように展示していました。その塗料をタワーに塗って、USBモバイルバッテリーで発熱させられないか相談してから数年、バッテリーの進化もあり、ようやく理想的な発熱量と持続力あるヒーターが出来上がりました。

運動不足を解消してほしいという想いから作ったこの「床暖にゃんこカプセル」ですが、出来上がるとニャンズは一度入ったきり出てきません。当初の目的とは違う結果になったかもしれませんが、ニャンズが喜んでくれているのならば、それで良しと考えることにしました。

心から猫の事を想って作ったカプセルです。この想いが皆さまと、ご家族の猫さまに伝わると嬉しく思います。ご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 開発者/西田


■にゃんこタワー公式サイト
自由に組み替えできる木製キャットタワー。詳しくは、にゃんこタワー公式ウェブサイトもしくは、にゃんこタワー公式YouTubeアカウントをご覧ください。

・にゃんこタワー公式ウェブサイト
・にゃんこタワー公式YouTubeアカウント

■コワーキング合同会社について( https://www.coworking.co.jp/index.html )

「にゃんこタワー」の企画・製造・販売事業「シルバーバインにゃんこ王国」を通じ、愛猫と人が寄りそう暮らしをデザインしています。

<会社概要>

・本社所在地: 東京都江東区青海2-5-10 テレコムセンタービル東14階
・設立   : 2013年2月
・代表者  : 西田 玲子
・事業内容 : 猫関連商材の企画・製造・販売。
        就職マイノリティ人材の就労支援。個人事業主の営業支援。

<関連知財>
特許「愛玩動物用組み立て式遊戯具」特開2016-202003
商標「にゃんこカプセル」商願2020-137783
商標「にゃんこタワー」第5717325号
意匠 出願済み

<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/02/24 18:34

    こんにちは。プロジェクトの起案者、西田と申します。改めて多くのご支援をありがとうございました!皆さまの力をいただき、100%を超えるご支援をいただくことができました。はじめてクラウドファンディングに挑戦して、友人をはじめ、プロジェクトを見守ってくださる方々の存在に改めて気づけたこと、パブリック...

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