【とんがりくん支援達成のお礼 /  ネクストゴール挑戦】

 

3月29日に目標とした「とんがりくんの手術費用45万円」を達成いたしました!

皆様、温かいメッセージとともにとんがりくんの応援、誠にありがとうございます。

獣医師に深刻な状態だと聞いたときにはどうなることかと思いましたが、無事手術を受けるステップまで進められることにスタッフ一同安堵いたしました。

この場をお借りし感謝申し上げます。


とんがりくんの手術日ですが、予定より1ヶ月早く4月23日に決まりました!

手術の成功をどうかどうか皆様見守っていただだけましたら幸いです。


とんがりくんの頑張り、そして私たちの活動はまだまだ続きます。

そこで持続可能な保護活動運営のためネクストゴールを設定させていただきました。

最終日の4月30日まで走り続けますので引き続きどうぞ応援をお願い致します。


【ブリーダーからの保護要請、常に30頭以上待機の現状…】

2021年6月の動物愛護法施行「数値規制」に伴い、多くのブリーダーが繁殖犬猫を手放す動きが加速しています。

私たちのところにもこの機会に廃業や規模の縮小を考えているため「犬猫を引き取ってほしい」という相談が昨年から増え続けています。

一説では廃業するブリーダー数は全体の約3割にものぼるのでは?という話も耳にします。

そこで問題になるのが、犬猫達の行き場です。


私たちの保護施設「ペットと暮らそう」には常時10頭ほどの犬猫がいますが、病気を持った子や高齢の子などはなかなか里親さんが決まりにくく、保護期間が1年以上の長期になることも珍しくありません。

以下は今までに保護をした犬猫に要した治療のごく一部です。

・乳腺腫瘍切除手術

・門脈体循環シャント手術

・食道狭窄症手術

・全耳道切除手術

・膝蓋骨脱臼整復手術

・大腿骨頭切除形成手術etc

「里親さんに安心して犬猫を迎えてもらいたい」そう願うほど、治療や日々の管理の徹底、それに伴う保護期間が長くなり、犬猫の保護要請があっても目の前で救える命、諦めざるを得ない命の選別をしなければならない現実があります。


多くの皆様からの日用消耗品のご寄付、サポート会員様のご支援に支えられていますが日々の出費は増えるばかりです。

そこでこれからも持続可能な保護活動を続けていくために、2つの新たなゴールを設定させていただきました。


【ネクストゴール】

85万円達成 保護犬猫の年間管理費用(約10頭分のごはん代に相当します)

130万円達成 上記に加え、犬猫舎増築費用(今より年間30頭以上の保護が可能になります)


さらに新たにリターンを追加いたしました。

・お礼のお手紙&年間サポート会員 6500円

・元気になったとんがりくんの動画&ドッグジュエリーチャーム 50000円


プロジェクト終了の4月30日まで引き続き保護犬猫たちのご支援をどうかお願いいたします。



はじめに・ご挨拶

はじめまして、(一社)動物共生推進事業 三本美栄と申します。

私は子供の頃から多くのペットと生活を共にし、動物が大好きということで15年以上トリマーとしてペットショップや動物病院に勤務してきました。そうして働く日々の中、何不自由無く幸せに暮らすペットがいる反面、里親を必要とする多くの動物たちの存在を知りました。

今まで時間の許す限り、ボランティアとしてそのような動物たちの保護、里親探しを行ってきましたが、いち個人がボランティアで活動することの限界を感じ、トリマーや看護師の仲間を集めて今まで自分たちが培ってきた知識や技術を用いより広く活動を行っていきたいと考え、一般社団法人動物共生推進事業を立ち上げました。



このプロジェクトで実現したいこと

皆様からいただいたご支援を、先天性肺動脈弁狭窄症を患っている「ポメラニアンの男の子、とんがりくん(推定2歳)」の手術費用と治療費に使用させていただき、とんがりくんが元気になって里親さんの元で幸せに暮らせるようになるためのプロジェクトです。


プロジェクトをやろうと思った理由

【保護からプロジェクトの立ち上げまで】

とんがりくんがブリーダーの元から私たちの保護施設「ペットと暮らそう」にやってきたのは、1月中旬のとても寒い日のことでした。

「小型犬の保護要請」を受け、小さめのキャリーを用意していったものの、チワワやペキニーズなど人気犬種に紛れていたのはポメラニアン特徴の長い被毛はボサボサの、下半身は短く毛刈りされたポメラニアンとしてはちょっと、いや、かなり大きめな、とんがりくんの姿でした。

「ちょっとだけ狭いけどすぐに広いところに連れて行ってあげるからね」と優しく声をかけ、小さめのキャリーに入れ震えるとんがりくんを車に乗せ保護施設まで連れ帰ったのを覚えています。

保護当日の不安そうな、とんがりくん


施設に到着次第、隣接する動物病院で「どこか悪いところがないか、健康状態はどうか」、身体検査と血液検査、糞便検査、レントゲン検査、エコー検査を一通り行ってもらいました。

私たちの団体では、全ての保護犬猫にワクチン等の予防と各種検査、病気が見つかれば必要な治療を全て行い、里親さんの元に送り出しています。

保護をした犬猫達の健康状態はそれはもうひどいものです。

ガリガリに痩せている子、糞尿にまみれ毛玉だらけの子、どんな疾患があっても治療もされず放置されてきた子など、問題がない子はほとんどいません。

保護をしてから全ての治療を行うことは時間も費用もかかり容易なことではありません。

しかし譲渡後に里親さんが犬猫の健康状態に不安を抱えたままにならないよう「里親さんや犬猫が少しでも不自由なく幸せに暮らしてほしい」との想いから、協力動物病院と連携し全ての保護犬猫に徹底した治療を行っています。

全頭獣医師による徹底したメディカルチェックを行っています


施設に到着したとんがりくんも例外ではなく、獣医師による全ての検査が行われました。

聴診器を胸にあて心音を確認してもらうと、普段は優しい獣医師が厳しい表情で「ちょっと心臓の超音波取らせて」と...このような時は状態が厳しいことが多いのです。

そして嫌な予感は的中し、後日さらに循環器専門医の診断を経て最終的に「肺動脈弁狭窄症」 と診断されてしまいました。

健康状態に問題のない保護犬猫がほとんどいないとはいえ、ここまで深刻な病気を患っている子は多くありません。


【肺動脈弁狭窄症とは?】

「肺動脈弁狭窄症」という疾患は、肺動脈という心臓から肺に向かう血管に存在する逆流防止弁が生まれつき狭く、血液がうまく流れていかない病気です。循環器専門医の診断を受け、内科的治療での生存は困難で、外科手術によって血管の拡張処置が必要と診断されました。

外科手術は、頸静脈からのカテーテル挿入によるインターベンション治療という方法で行われる予定です。

一般の動物病院では対応出来ず、設備のある専門施設での手術が必要で医療費も40万円程度必要となります。


【普段のとんがりくん】

日々お世話をしているスタッフの愛情を受けて、保護時の不安そうな表情は今はほとんどみられなくなりました。

とにかく人が大好きな、とんがりくんです。ぱっと見は、病気を抱えているとは思えないほど大きな声で「僕に気がついてー、遊んでー!」とスタッフを呼び、なんにでも興味を示す好奇心旺盛な2才の男の子です。

元気すぎて、いつ発作が起きて倒れてしまわないか心配でハラハラしてしまうくらいです(>_<)


【動物も人も、幸せになる権利があります】

今回ブリーダーから保護をした中の1頭とんがりくんは繁殖目的として飼育され、私たちが保護をするまで、ペットとしての幸せを知らずに生きてきました。

ブリーダーから保護をした子の多くは糞尿にまみれた劣悪な環境下で十分な予防や治療も行われないまま、狭い中に多くの頭数が押し込められて「ただ生きているだけ」

そして命尽きても「誰にも悲しんでもらえない子たち」です。

とんがりくんの推定年齢は2歳と若く、人間の年齢にすると20歳程度です。まだまだ飼い主に沢山甘えたり、楽しいことを沢山経験できる年齢です。

私たちは何としてもこの子の病気を治して、この子に「ペットとしての温かさ、ぬくもりを感じさせてあげたい!」その一心でこのプロジェクトを立ち上げました。


【私たちのこれまでの活動】

地域のイベントで里親譲渡会を開催している様子


里親譲渡会の取材風景(NEWS ZERO)

2021年1月31日現在、549頭の保護犬猫と里親さんとのご縁を繋ぐことが出来ました。

しかしコロナ禍では上記のような譲渡会が開催できなくなっており、保護犬猫と里親さんとの出会いの場が減っています(>_<)

例年であれば、とんがりくんのことも地域のイベントや譲渡会場を通して多くの方へ知ってもらう機会がありました。しかし、コロナ禍ではSNSでの発信に頼るほかありません。


【資金の使い道】

とんがりくん手術費用および入院費用 約40万円

保護犬猫たちの管理費用、ごはん代 約35万円 

犬猫舎増築費用 約40万円

その他、リターン準備費用、キャンプファイヤー手数料 約15万円


【リターンについて】

心を込めて以下のリターン品を送らせていただきます。

3000円 
ありがとうメール

5000円
お礼のお手紙&ポストカードセット

又は、保護犬猫のお世話体験

6500円
お礼のお手紙&年間サポート会員

10000円
メッセージ動画&カレンダー

又は、松本くんから直接お礼&なんでも相談

30000円
メッセージ動画&カレンダー&動物柄てぬぐい&お菓子セット

50000円
メッセージ動画&ジュエリーチャーム


実施スケジュール

2021年2月~4月 クラウドファンディング

2021年4月中 とんがりくん手術(決定!日程調整中)

2021年5月~ リターン発送開始

2021年6月~ プロジェクト達成次第、犬猫舎増築


【最後に】

里親さんの元で家族の愛情を一心に受けて育つ、そんな生涯を送ってほしいのです

今回のプロジェクトの成功はこのとんがりくんが里親さんの元で温かいぬくもりと優しさを感じ、この先の生涯を幸せに暮らしていくことです。

そのためにはまず、生まれつきもった「肺動脈弁狭窄症」を1日でも早く治療し、この子の命を繋いでいくことが必要です。

この病気は専門施設での手術が必要な病気となりますが、手術さえできれば、まだ2才と若いとんがりくんの命をこの先あと10年以上繋ぐことが出来るかもしれません。 今回のプロジェクトはそのための初めの一歩です。

このような疾患を持った子は保護期間が1年以上の長期になることも珍しくありません。

私たちは日々家族同様の気持ちで愛情を注いでいますが、残念ながら保護頭数も多い中十分な愛情を独り占めできる状況ではありません。

里親さんの元で家族の愛情を一心に受け育つ、それこそがペットの幸せになる道だと私たちは考えます。 「いつの日かこの子の本当の笑顔が見てみたい」のです。どうぞ皆様のお力をお貸しください。




 とんがりくんの本当の笑顔が見られるまでの時間を私たちと共に見守っていただけましたら幸いです。


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嬉しい、楽しいを共に感じ、悲しいという気持ちを癒してくれ、一緒にいるだけで生活をより色鮮やかにしてくれる。

ペットとはそんな存在だと思います。

当団体はペットと人が共に楽しく暮らせる社会を作っていきたいと考えています。


【一社)動物共生推進事業の主な活動】

動物の保護、譲渡活動
里親募集サイト「ペットと暮らそう」や常設譲渡会場の運営、地域イベントへの出張譲渡会を行うことで、保健所やブリーダーから保護をした犬猫たちと里親をつなぐ活動をしています。

保護団体様への支援事業
保護団体様と連携しブリーダー崩壊現場からの保護や動物病院の紹介など支援を行っております。

子供と動物のふれあい事業
地域のイベントに参加し、これからの社会を担う子供たちが実際に保護犬猫と触れ合う機会を作り、愛護活動の意義やペットと暮らす楽しさ、命の大切さを伝える啓蒙活動を行っています。

ボランティアネットワーク事業
各種ボランティアの受付を行いボランティアに興味のある人と必要としている団体、動物とをつなぐ活動をしています。

高齢者向け飼育支援事業
高齢者の方でも安心してペットと暮らせる社会の実現のため、ペットの一生を当団体が保証する飼育保証制度を導入しています。

輸血ネットワーク事業
献血ドナー登録や献血システムの構築を行うことで大切なペットの命を救う活動をしています。



第二種動物取扱業

飼育施設の所在地 千葉県柏市泉町16-30

種別 譲渡し

事業開始年月 2014年4月7日

HP https://www.happylife-withpets.org/


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/04/29 18:32

    とんがりくんを気にかけていただきありがとうございます。とんがりくんが心臓手術を行った循環器専門病院から私たちのいる「ペットと暮らそう」の施設に帰ってきました!!無事完全退院!とまではいきませんが、ここからは隣接する動物病院で術後の経過を慎重に見守りながら完全に回復し里親さん募集ができるところま...

  • 2021/04/26 18:30

    とんがりくんを気にかけていただきありがとうございます。今日はとんがりくん支援を少しだけお得にできるクーポンのご紹介をしたいと思います。キャンプファイヤーには、5000円以上のリターンで使える10%割引クーポンというものがあります。4/26~4/30期間限定、先着1000名様ということですので、...

  • 2021/04/26 10:57

    とんがりくんを気にかけていただきありがとうございます。4/23に無事とんがりくんの手術が終わりました!とんがりくん、まだ入院中ではありますが元気にしているとのこと、本当によかったです!!このあとも術後の経過を慎重にみていく必要がありますが、応援していただいた皆様のおかげで無事にここまでのステッ...

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