【追記(6/15):最終日となりました】
本日、プロジェクト最終日となりました。
多くの方々に関心をお寄せ頂き、そしてご支援を頂き、心より御礼申し上げます。
本プロジェクトは、6/15(火)23:59の締切ギリギリまで、ご支援を募って参ります。
どうか最後まで、皆様のご支援ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2021年6月15日
宮崎 ななこ
●最新の活動報告に、私のイルカとDolphins Pacificに対する想いを掲載いたしました。
なぜ、今私がご支援を呼びかけているのか、そのコアな理由をご紹介しています。
是非ご一読頂ければ幸いです。
【なぜ私は今、プロジェクトに挑戦しているのか?】
https://camp-fire.jp/projects/385027/activities/279519#main
プロジェクトページをご覧頂きありがとうございます。
南国パラオでドルフィントレーナーをしております、宮崎ななこと申します。
パラオは日本から真南へ3000キロに位置する、人口2万人の小さな島国です。
日本から直行便で4時間半の南国リゾートで、その美しい景観や海の綺麗さ、文化のユニークさにより、ユネスコ世界自然文化遺産に登録されています。
パラオのロックアイランドの一角に、Dolphins Pacificというイルカ触れ合い施設があります。
2001年にオープンした施設は、今年で20周年を迎えます。
以下の3つを基本理念に掲げ、今までに10万人以上のお客様にイルカたちとの触れ合いを提供し、イルカの魅力を通して沢山の方に笑顔になって頂く事ができました。
<基本理念>
①障がいの有無や老若男女を問わず誰もが楽しめる施設であること
②環境教育の場を提供すること
③観光業の起爆剤となること
2020年の4月より、コロナの影響でパラオは鎖国状態となりました。
それ以来、観光客ゼロの状態が続いています。
観光に依存していたパラオは、多くの人が職を失い、自国への帰国を余儀なくされました。
非営利団体として活動する私たちDolphins Pacificも、観光客ゼロの状態が長期化する中、イルカたちの餌代や人件費の確保が出来ない危機的状況が続いています。
イルカたちを守ることだけを考えて、コロナの影響が出始めた昨年より、「観光に依存しないイルカたちの守り方」を考え続けてきました。そして考え抜いた答えが、今回のプロジェクトです。
観光のみに依存する事のリスクを痛感した今、私たちは施設の在り方から変わろうとしています。
私たちが今焦点を当てるべきは、3つの基本理念の中でも「誰もが楽しめる施設であること」と「環境教育の場を提供すること」です。
オンラインを活用することで「誰もが楽しめる」の幅を広げるチャンスだと捉えています。そしてその先に、「環境教育」の要素も付随させることが出来ると考えます。
私たちが今提供できる価値を、今まで届かなかった場所へオンラインを最大限に活用してお届けします。
観光立国であるパラオで、私たちは今まで当然のように海外から訪れる観光客の方々を対象に、イルカとパラオの魅力をお伝えしてきました。しかしながら、観光で直接お越しになる方以外には、あまり伝えられていなかったことを、コロナ禍のこの一年で痛感しました。
そこで、様々な理由により実際にパラオを訪れイルカを間近で感じて頂くことが難しい場合でも、オンラインだからこそ、お届けできる場所があるのではないかと考えました。
【今まで届けることが出来なかった場所の例】
・入院中や在宅ケアの難病児やそのご家族
・長距離移動が困難な障がいをお持ちの方やそのご家族
・パラオに行きたいけれど様々な理由からそれが出来ない方
オンラインを活用しイルカやパラオの大自然をお届けすることで、ほんのひと時でも参加者の方にワクワクしたり笑顔になって頂ける時間を創出したい。そんな想いで今回のプロジェクトを立ち上げました。
リターンには、「オンラインツアーをプレゼントできる権利」を始め、その他にもオンラインで提供できる様々なコンテンツを、ご用意させて頂いております。
今回のリターンの中で登場するオンラインツアーについて、説明させて頂きます。
Web会議サービスのZoomを利用して、イルカやパラオについて生配信でお届けするツアーです。施設をぐるっと回りながら、可愛いらしいイルカたちやパラオの自然を紹介させて頂きます。
カメラがイルカのすぐ間近に迫り、今まで知り得なかったイルカたちの表情や体の特徴をお見せします。
美しいパラオの自然と、愛らしいイルカたちの魅力を通して、皆様に笑顔と癒しをお届けいたします。
※ツアー時間は45分程度を予定しておりますが、多少前後することがございます。
※悪天候による電波の乱れなど、生配信が困難な状況下では、予めご用意した映像に切り替えさせていただく場合がございます。
【⬇オンラインツアーの特徴を3分の動画でご紹介】
※こちらでは基本的なオンラインツアーの内容をご紹介させて頂いておりますが、参加される方の状態に合わせ、可能な範囲内でリクエストにお応えすることもできます。例えば、イルカとの交流をメインの内容にするなどのアレンジが可能です。
今回のプロジェクトは、皆様からのご支援を「誰かを応援するためのギフト」へと変換させて頂くプロジェクトへの挑戦でもあります。
皆様からのご支援が私たちDolphins Pacificへのサポートになり、そこからさらにオンラインツアーを受け取る方へのサポートに繋がります。
今回の挑戦ではこのような循環を創り出したいと考えています。
今回のプロジェクトを実施するにあたり、オンラインツアーのお届け先としてすでに何件かリクエストを頂いておりますが、私たちの力のみでオンラインツアーをより多くの方にお届けすることは困難であると考えます。
つきましてはクラウドファンディング期間中も引き続き、オンラインツアーのご提供先を下記条件にて募集させて頂きます。
【募集条件】
提供対象:医療機関・闘病児とそのご家族の方・障がいをお持ちの方とそのご家族の方・その他支援団体
(個人参加および団体参加のいずれも可/最大30端末まで同時参加可)
提供内容:約45分間のイルカオンラインツアー(Zoom使用)
提供時期:2021年6月下旬〜2021年9月末(この期間内で提供先のご担当者様と日程調整の上、順次催行)
【注意事項】
1. 対応可能数に限りがあります為、全てのお申し込みに対してオンラインツアーをご提供出来ない可能性がありますことを予めご了承下さい。
2. 応募数に応じて、予告なしに募集を終了させて頂く場合がございます。
3. オンラインツアー参加に際しまして、Zoomを利用できる環境および端末を各自ご用意頂く必要がございます。
【ご応募】
下記の応募フォームにご記入頂き、送信してください。
https://forms.gle/RnfUQ9DHwnC4KkxSA
【お問い合わせ】
ご質問は下記のフォームよりお問い合わせ下さい。
https://forms.gle/wWBR25iVV3ermwzs6
皆様からご支援を頂いた範囲内で対応可能な限り、ご希望頂いた方々の元へオンラインツアーを提供させて頂きます。
ご支援頂いた支援金は、以下の用途で使用させて頂きます。
- イルカ管理費 (イルカの健康・安全を守るために必要な経費)
- スタッフ援助 (主に家賃補助)
- 台風2号の影響による施設の修繕に伴う費用
- イルカ施設におけるインターネット環境改善費
- CAMPFIRE手数料
昨年4月より、コロナの影響により観光に依存した収入がゼロの状態が続いており、イルカ管理費及び人件費の確保は困難を極めております。イルカたちの餌代は毎月約80万円かかり、ガソリン代やボート代などを始めとする諸経費を合計すると1ヶ月の運営費は150万円近くに上ります。(人件費を除く)
また、スタッフは現在、日々の業務にほぼ無給のボランティアとして従事しています。パラオの家賃は平均500ドルですので、スタッフにとって家賃の支払いが今一番大きな負担となっています。このままではイルカをケアする専門スタッフ(トレーナー)も、パラオに留まりイルカたちを守ることが難しくなってしまいます。
そして追い打ちをかけるように、先日パラオで猛威をふるった台風2号の影響により、施設が大きなダメージを受けました。今回のクラウドファンディングで頂いた支援金の一部を、施設修繕を進めるための費用として活用させて頂きます。
コロナの影響が長引き皆様も大変な状況の中、ご支援をお願いするのは大変心苦しいのですが、出来るだけ多くの方に私たちの現状を知って頂き、ご支援の目安として頂ければと思います。
皆様からのご支援が募れば募るほど、イルカたちとスタッフのサポートへと繋がりますので、どうかお力添えのほど、宜しくお願いいたします。
クラウドファンディング終了後に、オンラインツアー提供先とのスケジュールを調整し、クラウドファンディング終了以降、順次オンラインツアーの提供をさせて頂きます。
その他のリターンにつきましては、クラウドファンディング終了後すぐに対応させて頂きます。
「今まで届かなかった場所」へ笑顔と癒しをお届けするこのプロジェクト。コロナ禍だからこそ生まれたアイディアではありますが、今後もコロナの有無に関わらず、私たちはこのプロジェクトを世界中のさまざまな場所へ届けたいと考えています。
美しいパラオの大自然とイルカたち。唯一無二のこの環境から世界のどこかとオンラインで繋がり、誰かを笑顔にすることが出来たなら、私たちにとってこんなに嬉しいことはありません。
観光に依存してきたサイクルの中で、突然観光客がゼロになり、途方にくれる日々でした。
何を目標に頑張れば良いのか、目指す方向もわからず、長いトンネルの中を進んでいるようでした。
それでも、「Dolphins Pacificの存在意義を示し、イルカたちを守りたい」という想いだけで進んできた私たちドルフィントレーナー。
イルカたちがいるから、諦めずに前を向き、新たな目標を見つけることが出来ました。
このパラオという素晴らしい環境に、イルカという魅力的な存在がいる。
パラオにイルカがいる限り、私たちに与えられた使命は「パラオとイルカの魅力を少しでも多くの方に届け続けること」だと思っています。
「誰もが楽しめる」というDolphins Pacificの原点に立ち返り、観光業のみに依存しない施設の在り方を目指し、挑戦します。
このプロジェクトが支援と笑顔の循環を生み出し、今後の取り組みの礎となりますように。
また、このプロジェクトを通して、パラオやイルカに興味を持ってくださる方が一人でも増えますことを心から願っております。
どうか皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、宜しくお願いいたします。
Dolphins Pacific
宮崎 ななこ
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●Dolphins Pacificドキュメンタリー映像
美しい映像と共に、私たちの活動内容をご紹介しております。
●Dolphins Pacificについて
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