VO1SSとは

OUR PHILOSOPHY

わたしの”声”を見つけて、せかいに届ける場所。

あなたの”声”が、いま誰かの「自分ごと」になる。

Voice is empowerment. VO1SS is you.

VO1SSは2018年に設立された、ひとりひとりの「声」に耳を傾け、記事として発信するメディアプラットフォームです。情報がそこかしこに溢れる今の時代だからこそ、小さいかもしれないけれど、確かに存在するその「声」に耳を傾け、誰かに届けたい。だからこそVO1SSでは、国や地域、世代を超えて頑張っている人の「声」に耳を傾け、記事や音声のカタチで発信しています。

VO1SS Instagram:@vo1ss


VO1SSの取材を通じて聴こえてきた「医療従事者1人ひとりの声」

VO1SSでは、医療従事者への方々の取材も続けています。創設者のパートナーであるトムがイギリスで内科医として働いており、コロナ以外の病気の治療にも支障が出ています。コロナの感染拡大により、イギリスや日本だけでなく世界中で医療人材の不足が問題になっています。

そんな中、夫から日々医療現場の話を聞いているからこそ、しっかり現場の声を届けたいと思うようになりました。ひとくちに医療従事者といっても、それぞれの立場から見えている光景は違います。VO1SSでは、コロナが個々人の生活にどんな影響を与えたのか、数として伝えられる実情だけではなく、一人ひとりの等身大のストーリーにフォーカスしていきたいと思っています。

VO1SSがこのクラウドファンディングにかける想い

「記事を読むだけで終わってほしくない」

医療従事者の取材を通して改めて感じたのは、コロナの問題は自分ごととして捉える事がとても難しいということです。頭ではその大変さを分かっていても、実感が湧きにくい現実がありました。

それは、日々増減する数字の裏で、実際に何が起きていてどこが大変なのか、触れる機会が少ないことも要因にあると思います。

だからこそ、今回のように現場で働いている方、コロナとより身近に向き合っている方の声に耳を傾けることには大きな意味があると思っています。恐怖と向き合っている人がいることを知れば、メッセージを送ったり、電話したり、励まし合うことができます。そうして様々な人の状況を理解する事で生まれる配慮や思いやりは、不安な日常に少しでも明るさを運んでくれることを信じています。

しかしその一方で、本当に記事を通して声を届けるだけでいいのだろうか?そんな疑問も湧いてきたのです。

取材を重ねるたびに、読者の方々に「医療現場は今もずっと大変だ」と知って頂くだけでなく、更に私たちにもできる支援があるのではないかという気持ちが強まっていきました。

今回の支援活動を通じて、日々感染症の対応に最前線でご対応いただいている医療従事者の皆様に、敬意と感謝の気持ちをお伝えしたいと考えています。


このプロジェクトで実現したいこと

そんな中で行き着いたVO1SSなりの支援の形は、「記事を読んだ方々にご協力頂き、コーヒーを届ける」ことです。

少しでも心休まる時間をつくりたい。

医療現場にいない私たちの中に、感謝し応援している人がいると伝えたい。

そして、束の間の休憩時間を少しでも彩るコーヒーを届けたい。

それらを達成したい一心で、VO1SSはこのチャリティを始めました。

 

今回はVO1SSの支部の1つであるVO1SS Kansaiが主体となり、プロジェクトを進めています。大阪府に店舗を構えるタカムラコーヒーロースターズ様からドリップパックを購入し、大阪府のコロナ対応専門病院である大阪市立十三市民病院へお届けする予定です。


なぜ大阪市立十三市民病院へお届けするのか?

VO1SSとしては、パンデミックの影響を受ける全ての病院や医療従事者の方々に支援したいというのが正直な思いです。しかしながら、言うまでもなく世界中全ての病院がパンデミックの影響を受けており、全ての方々へ行き届くご支援をすることは叶いません。

そこで今回は、コロナ対応専門病院である大阪市立十三市民病院へご支援致します。大阪市立十三市民病院は、2020年5月より大阪府から新型コロナウイルス重点医療機関に設定され、新型コロナ専門病院となりました。現在も、大阪市内を中心として新型コロナウイルスと闘っています。延べ700名(2021年1月13日時点)を超える患者様の治療を行われてきましたが、その裏側には、過酷な医療現場と闘う医療従事者の方々がいらっしゃいます。コロナ専門病院となった後離職者が30名以上となったことからも、想像を絶する深刻な状況がみてとれます。

私たちのプロジェクトは「新型コロナウイルス感染症」をきっかけに立ち上がったものであるため、数ある病院の中で特に新型コロナウイルスに特化されている大阪市立十三市民病院の方々へ、コーヒーをお届けします。


なぜコーヒーなのか?

私たちが「コーヒー」に辿り着いた背景には、取材を受けてくださった医療従事者の方々からのご意見と、サステナビリティに対する想いがあります。

取材やオンラインイベントで社会・経済・環境問題に取り組むユースの声を聞いているVO1SSは、サステナブルな贈り物にこだわりました。サステナブルな贈り物といえば、ギフトカードが主流なのですが…。医療現場の方々は昼夜関係なく働き、病院とご自宅の往復の毎日。そんな皆様に、ギフトカードをお贈りしても使って頂けるのは今ではない。

そこで、病院での束の間の休憩に飲んでいただけるものとして「コーヒー」に注目しました。

コーヒーなら、一般的に飲まれておりゴミも最小限です。また、労働やジェンダー、環境問題とも深く繋がっており、1杯のコーヒーにはそれぞれサステナビリティに関するストーリーがあります。公正な価格で取引され想いの詰まったコーヒーを選んでお届けすることで、「サステナブルに配慮して医療現場を応援」することができると考えました。

そしてこの度このプロジェクトにご協力頂くのは、タカムラコーヒーロースターズ様です。タカムラコーヒーロースターズ様は、コーヒーの品質や味わいだけでなく、造り手や生産地への想いも大切にしてコーヒーと真摯に向き合われています。そうしたプロフェッショナルな姿勢にVO1SSも共感し、今回ご協力頂くこととなりました。誠にありがとうございます。


応援メッセージ

VO1SSジャーナリスト 松本あさひ

私はVO1SSジャーナリストとして、コロナ禍の医療現場で働く人々の想いを取材してきました。コロナ患者の対応で逼迫した状況の中、昼ご飯を座って食べる余裕がないほど奔走する医師。感染リスクの不安と常に闘いながら働く助産師。想像を絶するほど精神的、体力的負担を強いられた看護師。取材から見えてきたのは今までベールに包まれてきた医療従事者たちの葛藤や悲痛の叫びでした。もう今日は仕事に行けない…そう思いながらも次々と運ばれてくる患者を前に弱音を吐いてはいられない状況で、身も心も削りながら人々の命を救うことに使命感もって業務に当たっているのです。

 私が一番印象的だったのは、イギリスで看護師をされているテレサさんに取材した時に、「困った時はいつでも頼って」とおっしゃっていたことです。コントロールが利かないような状況で、自身も疲労困憊の中、1人でも多の人の命を救うために戦い続けるんだという使命感を感じました。同時に、今の医療は、働く人々の使命感、責任感に頼ってしまっている部分があるという課題も垣間見えます。

 医療は社会のシステムのように捉えられ、あって当然のモノのように思われがちですが、そこで働いているのはロボットではなく、私たちと同じ「人」。私たちが普段当たり前のように享受している最高の医療は、この方々がいるから成り立っています。

今医療現場で働く方々は毎朝どんな気持ちで家を出るのでしょうか。何を思い、なにを私たちに訴えかけるのでしょうか。それを考えると、私たちが今できること、Stay homeの持つ意味合いがよく分かる気がします。

普通に生活していると、医療現場を身近に感じることは少ないかもしれません。それはある意味、見ようとしないと見えこないものだとも言えます。

医療現場で働く人々の使命感や自己犠牲を当たり前と捉え、搾取してしまってはいないか常に気をつけなければいけないと思うのです。目を背けたくなるような医療の実態やそこで働く人々が胸に閉まっている悲痛な叫び…これらと向き合い、感染拡大の防止に向けて私たちにできる最大限のことをしていかなければいけないと感じています。

私たちにできること、それはまずは知ること、そしてその先にもう一歩。このVO1SSのチャリティーが「人」に寄り添い、行動に移す…その第一歩になれたら嬉しいです。


VO1SS創設者パートナー/英国の内科医 Tom Hosackさん

Hello everyone,

I hope everyone is well and staying safe during the COVID pandemic.

In the UK, the winter wave of COVID-19 was a difficult and exhausting experience for healthcare workers including myself. To cope with the ever-increasing admission rates of COVID-19 infected patients, we were on an escalated rote for which we were rotating between 12 hour shifts days and nights. There were times when we would admit 50 patients with COVID-19 daily, and medical wards soon became full of infected patients requiring many hospitals to divert patients to other hospitals to cope with the pressures.

The support that NHS healthcare workers received from the general public over the year has been fantastic. Starting with a weekly round of applause to congratulate our dedication to caring COVID-19 infected patients, we also received snacks, beverages and meals from local shops so that our energy and spirits are replenished so that we can focus on attending critically ill patients whilst doing back-to-back on-call shifts.

Much has improved in survival rates of patients with COVID-19 in hospital thanks to available treatments, and now the UK is slowly returning to normality as more and more people are receiving their vaccination. Yet, this is still not the case for many countries throughout the world, with many European countries experiencing a third wave of the pandemic. The incidence of COVID-19 in Japan has been relatively low until now, but this seems to be rapidly changing for the worse with increasing incidences of COVID-19 concentrated in bigger cities like Tokyo and Osaka. Unlike the UK where majority of hospitals were managing COVID-19 patients, this is not the case in Japan, where there are dedicated hospitals for managing such patients. One such hospital is Juso Hospital in Osaka.

Married to a doctor, my wife Emilie has in person seen the physical and mental struggle healthcare workers have endured over this winter pandemic. Whilst providing me the support I needed, she was also touched by the overwhelming support that the general public has given to healthcare workers over this pandemic. As Emilie and I are both from the Kansai region of Japan, Emilie wanted to find a way to thank and support the hard work of healthcare workers working at Juso Hospital. Emilie has organized a charity to provide coffee to healthcare workers working at Juso Hospital in the hope that this would give them time to relax during their exhausting shifts. We would be very grateful if you could join this cause by sparing some change to provide the much-needed support healthcare workers at Juso Hospital need.


資金の使い道

仕入れ:約130,000円

送料:約10,000円

(タカムラコーヒーロースターズ様から直接、大阪市立十三市民病院や支援者様へ配送して頂きます。)

GoodMorning手数料:14,850円


実施スケジュール

2021年3月19日 プロジェクト公開

2021年3月下旬~4月上旬 VO1SS北米Podcast【チャリティからみる日米の違い】

2021年4月8日 募集終了

2021年6月上旬 大阪市立十三市民病院へコーヒー発送

        リターン発送開始

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。



リターン

リターンには

●御礼メール

●VO1SSによる取材「あなたの『声』を聴かせてください!」

●タカムラコーヒーロースターズ様のドリップパック

をご用意しています。


最後に

1つのメディアプラットフォームができることには限りがあります。

それでも、医療現場の方々の苦しみや、この状況でも人をケアする気持ちを大切にパンデミックと闘う姿勢を目の当たりにして、

どうしても何かできることがしたいと強く感じています。

しかし、これを達成するには皆様のご協力が必要不可欠です。

ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い致します!



VO1SS チャリティプロジェクト メンバー紹介

VO1SS創設者/最高責任者:Emilie Hosack

The Financial Timesでキャリアをスタート。アジアにおける機関投資活動の取材のパイオニアであり、香港でMandateWireのアジア版立ち上げにも携わった。以降、スイス系プライベートバンクでの経験を経て、独立。ひとりひとりの「声」に耳を傾け、伝えることで、自分で選ぶ「これから」を一緒に考えるメディアプラットフォーム・VO1SSを創設。カナダにあるサイモン・フレーザー大学にて政治経済の学位を取得。バンクーバー、香港、シンガポール、ソウル、ロンドンでの勤務経験有。

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