本が無くたってスマホさえあれば、

情報は簡単に探せてしまう時代だけれど・・・

紙の本はずっと私たちの側にあってほしい!

 

街から本屋が消えてしまう日は、

そう遠くは無いのかもしれないけれど・・・

私たちの街から本屋は消えてほしくない!

 

・・・だったら、

私に何ができるんだろう??

 


そう考えていた時、
古書リノベーションブランド「RING BUNKO(リング文庫)」をひらめきました。


建物などは古さを売りにして新たな価値観で生まれ変わらせるのに、どうして本は本のままなんだろう?古書も様々な暮らし方に合わせてリノベーションしても良いのでは?
それができれば紙の本から離れてしまった方々も、もう一度本と向き合うことが出来るし、本を手にする機会が増えれば、また本を買いたくなるんじゃないか、と。

 

今回発表の場として、クラウドファンディングを選んだ理由は、運営資金を集めたいということもありますが、そもそも古書に「リノベーション」という考えが「あり」か「なし」かを確かめたいという気持ちがありました。

また、(内容は下記に記入していますが)単なる本を活用した雑貨提案ではなく、あくまで「本の魅力を伝える一つの手段としてリノベーションする」、このストーリーを多くの方と共有したいと考えたからです。

 

皆さんのご意見を聞かせてください。

そしてもし賛同してくださるなら、ご支援をお願いしたいです!

皆様、よろしくお願い致します!!!

 
▼RING BUNKO(リング文庫)とは

「RING BUNKO」は古書店であって、単なる古書店ではありません。書店や出版業界が衰退する中でもう一度紙本の魅力と向き合い、本のリノベーションを行うこと。RING BUNKOは出版社の垣根を越え、愛書家と共に本の魅力を再構築する、もうひとつの出版社とも言える挑戦です。

 

 

 

▼「カタチ」だけじゃない、「RING BUNKO」の魅力。

建物などはその時代やニーズに合うよう再構築するのに、どうして本はリノベーションという考え方がないんだろう?

古書は初版モノなどを除き、価値は落ちていくのが基本です。しかし、古書であっても販売された価値と同等、あるいはそれ以上に高めることはできないかと考えました。

「RING BUNKO」は本を愛す気持ちこそ、本の価値であると考えています。

 

文庫本を...

リングで綴じてリノベーション。

 

 

リングで綴じることで机などに置いた状態でも読むことが可能。

本の背を活用したしおりも本当にカワイイんです。

 

RING BUNKOでは通常の古書店のように本の「買い取り」も行います。

ただ違うのは、本を譲って(売って)頂いた方を「古書バイヤー」として接することです。

 

古書バイヤーとは、本の魅力を再発掘し、本との新たな出会いに貢献する方のこと。個人保有の本はもちろん、地元の古書店などで埋もれていた素敵な本を救出して紹介していただく本のパトロール隊とも言える活動です。

古書店などから救出(購入)した本も持ち込みできるよう「RINGBUNKO」では買い取り価格を高めに設定。そのかわり、お持ち頂いた本にまつわるエピソードなどを次の持ち主にちゃんと届けられるよう必ずメッセージ添えていただきます。

具体的には本の帯あとがきの執筆です。また、古書バイヤーのプロフィールを公開、人柄からも本と出会えるようにします

そしてRING BUNKOの最大の特徴は、購入しない限り本のタイトルも著者も出版社も分からないということです。本の価値を創るのは「古書バイヤーの想い」だけなのです。

 

 

 

 

▼もっと旅をさせたくなる「本」へ。

RING BUNKOを購入して下さった方が、誰かに本を貸したくなるよう、本には「貸し出しカード」をお付けしています。文庫本をはがきサイズにカットしてからリングで綴じるのも、想いが届きやすいカタチを目指したから。愛着ある本だからこそ、もっともっと多くの方に読んでもらいたい。カワイイ本には旅をさせよう!

 

 

▼絵本だってもっと繋がるカタチに。

大人になり絵本を読まなくなった世代にもう一度絵本を手にしていただけるように。絵本については表紙の厚紙を文房具にリノベーション。もちろん肝心な絵本の中身も大切に届けていきます。 

絵本については、読み手がお子様のため帯やメッセージなどの記入はお願いしていません。ただお子様は遊ぶことの天才。絵本の中に落書きというかたちで何かメッセージがあるかもしれませんよ。絵本の物語以上の衝撃がそこにあるかもしれません(笑)

 
▼大切だから、リノベーションしています。

リング文庫ではお預かりした本を加工し、次の所有者へと繋ぎます。その際に本をばらす行程があります。本を切り刻むだなんて、とその行為に反発の声もあるかと思います。ごもっともだと思います。

しかし、出版業界全体が下火な今、多くの方にもう一度紙の本の魅力に気付いて頂くためには、お客さまのニーズに合わせなることも大切であると私は考えます。本の傷みが激しい場合は、その部分の補修も行いますし、何より紙の本の魅力である紙の感触やページをめくる音、ニオイなどをもう一度多くの方に再認識してほしい。様々なご意見も在ると思いますが、長い目で見守って頂けると幸いです。

 
▼RING BUNKOは、進化します。

皆さんは古書を購入した際に、本の間に何かが挟まれていてほっこりした経験はありませんか?(もちろん著者に敬意を払いながらではありますが)「RING BUNKO」では本の中に古書バイヤーが例えばストーリーに合った挿絵を足したり、自らが考えたお話しの続きを差し込んだり、洋書を翻訳したり、むしろ古書というジャンルを飛び越えすべてオリジナルということも可能です。RING BUNKOの本はすべてオンリーワン。中身が同じ本であっても、まるでスクラップブックのように人のぬくもりによって様々な進化を遂げていきます。

RING BUNKOのラインナップとしては、最初はRING BUNKOとして仕上げた完成品の本を主に扱っていく予定ですが、要望が多ければ、お持ちの本をRING BUNKOに加工し、愛着を高める取り組みも広げて行きたいと考えています。

 

 

▼今、RING BUNKOが必要な理由。

スマートフォンの普及などにより個人対個人の古物(リサイクル・リユース品)の取引がより身近となりました。モノを捨てないことはとても大切なことであると思います。しかし、そもそも「リサイクル・リユース」とはいらないモノの処分方法、ではなく、次の方へストーリーを繋ぐことだと私は思っています。マネーゲームではなく、大切だから伝え残したい。

「RING BUNKO」の活動を通して、消費社会の中でもう一度モノの価値を再認識して頂きたいという想いがあります。古書バイヤーとなり、いちから価値を生み出すことは本当に難しいことだと思います。正直買い取りばかりを行い、売れなければ私も食べていけません。

リスクを冒しても、愛あるストーリーこそ最大の価値であると私は信じたい。皆さんの本を思う気持ちの強さを私は信じています。

 

 

 

▼まずはここから。

「RING BUNKO」はTENYNEOという雑貨店の一角からまずスタートします。場所はJR静岡駅より徒歩5分ほど。準備が整い次第、店舗内で販売・買い取り事業をはじめ、より多くの方にお届けできるよう展開してまいります。

www.tenyneo.com

※RING BUNKOのHPも準備中

 

 

▼本はまだまだ繋がれる。

「RING BUNKO」は単にリングで綴じたからそう名乗るのではありません。

本を通して、様々なコト、人、想いを繋ぐこと。 「RING BUNKO」の本は、本の数だけオンリーワンのストーリーがあります。

このプロジェクトを成功させるには、本が大好きな方々の支えが必要です!!

リターンの一つとしても、古書バイヤーとして本の魅力を伝えてくださる方を募集せさていただいております!!

ぜひご協力よろしくお願い致します!!

 

 ▼今後の発展として

まず、雑貨店の片隅でスタートするプロジェクトですが、今後の夢があります。

今は金銭的な余裕もコネクションもありませんが、
できればリング文庫は雑貨店やインターネットが拠点ではなく、本と関わるリアルな場所に広げていきたい!
大型書店のワンコーナーに「RING BUNKO」があり、
買った本を自らの手で愛着ある本に育てていく場になったなら・・・

今からワクワクがとまりません。


紙の本にしかない魅力にもっと愛着を与えられるように。
皆さんの力が必要です!!

ご支援のほど、よろしくお願い致します!!!

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください