はじめに

ープロジェクトの概要
私達は神奈川県横浜市南区にて防犯カメラ販売・設置を行う、日本ホールシステムと申します。防犯カメラの技術を応用したサーマル検温器を取扱っており、昨今の感染症対策用に販売・設置をしております。弊社には小学生の子を持つママさん社員が複数在籍しており、代表も4児のパパとして日々感染防止対策をしながら子どもたちを学校に送り出しています。感染症対策で学校の先生方や学校関係者の皆様が通常業務以外で一生懸命に動いてくださっている姿を知っていることから、弊社で取扱っている検温器を役立ててほしい!と社員達の中から声があがり、代表も「まずは子どもたちを感染症から守ろう!」と社をあげて教育機関への検温器寄贈を計画することになりました。

当初、横浜の小中学校全校482校へ検温器3台の寄贈を目標にしていたものの中小企業である弊社にとって、機器代金や設置エンジニアの人件費、他諸経費を算出して約1億円を超える負担は実現が難しいものでした。また、通常の防犯カメラ設置工事と並行して、検温器を設置して回るのに、少なくとも6ヶ月はかかる計算となり、費用負担と実際の設置工事の両方を弊社だけで叶えることは目標というよりも夢に近いものになっていきました。

そんな中、弊社の取引先である防犯カメラ世界シェアNo2のDahua社にご協力を依頼し、高精度の検温器をほぼ原価価格にてご提供いただくことになり、仕入れ原価の部分は大きく費用圧縮できることになりました。ありがたいご協力を受けて、夢ではなく、実現可能な目標としてこの寄贈プログラムを進めたいと思っております。

当初目標だった横浜市内の小中学校482校ではなく、まずは小学校338校から始めることに軌道修正し、お取引のある倉庫業の皆様にもご協力をお願いして1,014台分の機器の保管および組立て、検品ができる場所を格安でご提供いただけることになりました。

横浜市教育委員会様へクラウドファウンディングという方法で寄付を募り、横浜市内各校へ検温器を寄贈したいとお伝えし、ご了承いただいております。

子どもたちは無邪気で、ソーシャルディスタンスを呼びかけるものの、素直に友達同士でじゃれあい、顔を近づけて遊びます。それは自然の行動ですべてを監視して止めることもできません。私達にできるのは、そういった行動が起こることを見越して、学校に登校した時点で子どもたちをスクリーニング検温し、集団に入る前段階で発熱を確認して、集団の中に発熱の子が入らないようにすることだと考えます。

PhotoAC

子どもたちだけのこと、と思われるかもしれませんが、実は企業の皆様にもこのプロジェクトの恩恵は直結するものです。弊社でも、昨今の感染症だけでなく、風邪や体調不良で子どもたちの看護をするために社員がお休みを取ることは頻繁にあります。そのあと、子ども達から大人へ感染することも多いです。そういった意味では、子どもたちの健康を守ることは自社の社員を守ることでもあり、ビジネスライクに言えば社員の働く時間を守る事にもつながるものと思います。

個人様だけでなく、企業の皆様にもぜひご支援いただき、まずは弊社の地元である横浜から始められたらと思っております。

無症状の感染もあるため、発熱検知だけでは感染症を完全にくい止めることは残念ながらできないでしょう。それでも「発熱」という一つの分かりやすい目安を用いて、対策を行っていくことには価値があります。対策の一端を担うプロジェクトとして、ぜひ実現したいのです。


解決したい社会課題

ーどのような課題に対して取り組むのか
小学校に通う子どもたちの検温スクリーニングを、先生方の手間をできるだけかけずに行い、集団生活に入る手前の段階で発熱を確認したい。


ー課題の説明
現在、横浜市内の小学校各校では、自宅での検温を行って健康観察表等に体温を記載して登校することが多いです。学校でも検温を行っているのかは不明ですが、少なくとも弊社所在の横浜市南区の公立小学校ではスクリーニング検温は行っていないようです。


ー課題と向き合うきっかけや経緯
弊社には小学生の子を持つママさん社員が複数在籍しており、代表も4児のパパとして日々感染防止対策をしながら子どもたちを学校に送り出しています。感染症対策で学校の先生方や学校関係者の皆様が通常業務以外で一生懸命に動いてくださっている姿を知っていることから、弊社で取扱っている検温器を役立ててほしい!と社員達の中から声があがり、代表も「まずは子どもたちを感染症から守ろう!」と社をあげて教育機関への寄贈を計画することになりました。


このプロジェクトで実現したいこと

ー具体的な活動の内容
横浜市内338校の公立小学校へ、組立て済み・検品済み・初期設定済みのサーマル検温タブレットを
各校3台づつ寄贈する。

Dahua社製 4.3インチ小型検温器 仕様書の一部


ープロジェクトを通して実現したい変化
自宅だけでなく、学校でもスクリーニング検温を行うことで、2回の検温が行われ、「発熱」という感染症の懸念ポイントを取り除いて、子どもたちが少しでも安心して日常の学校生活を送れるようにしたい。子どもたちだけでなく、その親や、親の勤務する企業にとっても一つの安心材料になるプロジェクトにしたい。



資金の使い道

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道

▼検温器 仕入(税込)
検温器仕入れ原価 50,000円(海外輸送費・関税含む)
50,000円×3台×338校=50,700,000円

▼設置エンジニア人工
338校÷6校(1日最大6校に設置で回れるよう日程調整)=57日間
57日×6万円(1班2名で、2班体制で設置に回る4人工)=3,420,000円

▼倉庫での製品保管費
端末・卓上金具1,014台分 約40坪
4ヶ月保管 約100,000円

▼検品経費
338校×3台=1,014台の組立て、初期設定、検品
約2ヶ月 技術員2名体制で専任 900,000円

▼ゴミ処分代金
1,014台分の梱包材・ダンボール処分
約60,000円

▼現地設置時の諸経費
耐震ジェルマット、他養生テープ等消耗品費
搬送車両のガソリン代・駐車場代
約5,000円×338校分 約1,690,000円

▼初期不良やメンテナンス出動・電話対応
対応費 約15,000円×338校分= 約5,070,000円

<上記費用合計 61,940,000円>

クラウドファンディングサイトへの手数料(9%+税):61,940,000×0.09×1.1=6,132,060円

<総合計>
費用合計+手数料= 約 68,072,060円


<下記は弊社負担>

▼検温器ミニマム版 開発費用
サーマル検温器 開発エンジニア1名
実機購入・検証・改修依頼 開発期間1年
約360万円

▼リターン品作成
ご支援いただいた方のお名前を寄贈ステッカーとして作成
1,014台×3種類=3042枚分
80mm×35mmサイズ 1,014枚
125mm×50mmサイズ 1,014枚
125mm×25mmサイズ 1,014枚
約15万円


実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール
2021年3月31日までクラウドファンディングにて資金募集

2021年3月31日 集まった資金にてサーマル検温器の発注(納品まで約3週間)・横浜市教育委員会へ寄贈のご相談を差し上げて、各校様への設置日程調整を順次進める。<リターン準備>大口ご支援いただいた方の寄贈シール作成。ご支援者様のお名前を明記した資料の作成(小学校各校様へお配りして)

2021年4月23日頃 機器の納品・倉庫へ保管

2021年4月26日〜 組立・検品ができたものからご支援企業様の寄贈シールを貼付して、順次寄贈設置をスタート

2021年5月末 寄贈設置状況のご報告をご支援団体へ中間報告

2021年7年下旬 全校への寄贈設置完了予定

2021年8月下旬 ご支援者様へ寄贈完了の最終ご報告

<All-or-Nothing方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

リターン

ーリターンの紹介
・大きなご支援をいただけた方には検温器に寄贈者様としてお名前シールを貼付いたします。
 貼付位置が3箇所ございますので、ご支援額に応じて貼付いたします。

最後に

約7,000万円ちかい大きな金額なのですが、ぜひ皆様の力をお貸しください。ウィズコロナ、と言われている環境下ですが、まずは横浜から脱コロナに向けて動いていきます。どうかお願いいたします。

会社紹介・活動実績など

日本ホールシステム株式会社
神奈川県横浜市南区別所1-2-5 KESビル2F
TEL 045-334-8858
設立2002年
資本金1,010万円
個人宅から店舗、コンビニ店、工場・物流倉庫の防犯カメラ設置・販売を行っております。地元警察署様への情報提供や、大使館、公共施設へのカメラ設置事例ございます。

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