はじめに
ご挨拶

私たちのプロジェクトを見にきてくださってありがとうございます。
NPO法人東北ボランティア有志の会香川です。

東日本大震災で被災された方々の復興の応援をするため、有志で任意団体を立ち上げ、5年間の活動を経てNPO法人化をいたしました。

まずは代表の藤井の想いから聞いてください。

きっかけは一本の電話から
震災当時、私(藤井)は携帯電話会社のコールセンターで勤務していました。
「携帯が壊れたので今すぐ機種変更したい。どこの店なら営業してる?」
「契約者は津波で亡くなった。携帯電話を解約したい。」
「娘の携帯にかけても繋がらない。携帯電話の電波で何とか居場所を探してほしい。」
悲痛な声を沢山聞きました。
そんな中、対応したお客様の言葉…

「家も会社も流された。目の前で人が流されていくんや…
 この辛さが、あんたらに分かるか?! こっちに来て見てみろ」

この電話がきっかけで、私は東北へ行くことにしました。

震災から5ヶ月目の8月、初めての被災地で全国から集まる沢山のボランティアたちに出会いました。
「今、私たちが助けあわないでどうするの!」という熱い想いに勇気と元気をもらって帰り、その後友人3人で任意団体を立ち上げました。



瓦礫撤去の他、うどん県の特性を活かして「手作りうどん教室」も行っています。

四国から1,000キロ以上離れた東北へのボランティア活動も10年目、東北への訪問は20回を超え、東北をはじめ各被災地での災害ボランティアに参加した人数は192人、のべ446人が活動しました。
(ページ最後に活動先の紹介をしています)

被災者の方々や被災地に集まったボランティア仲間と積み重ねた年月は深い絆となり、私たちの活動の源となっています。 「東北の人たちから「もう来ないでも大丈夫だよ」と言われるまで続けよう」を合い言葉に東北訪問も継続中ですが、その後も毎年のように各地で発生する大規模災害…



東日本大震災以降も毎年のように、各地で大規模災害が発生しています。

「自分は大丈夫」って思っていませんか?

私たちが活動してきた、どこの被災地の方も「まさか自分が被災するとは…」と言われます。
昨日までの当たり前が当たり前でなくなります。
ドロドロになったアルバムも「もう捨てる」という思いになってしまいます。
災害は他人事ではありません。
自分が被災するかもしれないということも考えておく必要がありますね。


災害はコロナ禍であろうと容赦しません

昨夏の「令和2年7月豪雨」でも、熊本県を中心に各地で多くの被害が発生しました。
被災地では沢山の支援者がほしいにもかかわらず、県内限定でしかボランティアを募集することしかでないため、復旧が大幅に遅れています。
その中でも、「プロボノ」(ラテン語「公共善のために」 =pro bono publico、 )と呼ばれる専門スキルを持ったボランティア団体だけが行政などから依頼を受けて、自らPCR検査を受けて、被災地支援に入り今も継続支援中です。



このプロジェクトで実現したいこと

10年目を迎える災害ボランティア活動の中で

繋がった仲間たちと共に

防災とボランティアのフェスティバル
「できる時に できる人が できる事をする」 ~未来を担う子どもたちとともに~

を開催したい!



当初の予定していた日程を変更いたしました。

  変更前 2021年4月17日~18日  →  変更後 2021年5月29日~30日


今後30年以内に70~80%の確率で発生するといわれる南海トラフ地震の切迫性が高まっています。
5年後かもしれない。10年後かもしれない。

それがもし明日なら?
私たちは何を見てきた?
何を教わった?

昨年6月に開催予定だった防災企画をコロナにより延期。一度は諦めた開催。
私たちは伝えること、繋ぐことを諦めるわけにはいかないのです。
                     

プロジェクト開催の理由

私たちが10年の活動を通して目に焼き付け、感じ、そして寄り添ってきた日々を生の声で届けたい。
防災に興味がある方も、そうでない方も、来て、見て、感じてほしい。
そして震災を知らない子どもたちに防災の心を持ってほしい。

未来を担う子どもたちのために、
子ども~若い世代の人~人生の先輩の人たちも、みんな参加して再認識してほしいのです。

南海トラフ地震に備え、四国4県の横の繋がりを深め、行政・社会福祉協議会・企業・NPO・ボランティアたちで、顔の見える関係を構築します。

4月17日、『 四国災害ネットワーク 』 スタートします。


災害が起こったら私たちの身に起こることは?

★ハザードマップは確認していますか?
家族と話し合っていますか? 
避難所は知っていますか? 落ち合う場所決めてますか?
ハザードマップの見方をご存じですか?
 →「防災を学ぶ」ブースで、香川県防災士会のメンバーがハザードマップの解説をしてくれます。

★避難所って?
「コロナが心配」
「小さな子どもがいるけど何を準備したらいい?」
「障がいがあるけど、避難が心配」
「目に見えない障がいがあることも知って」
 ↓
「防災を学ぶ」ブースで災害弱者のワークショップ

「アレルギーがあるから避難所の食事が心配」→「よんでんプラザ」で料理教室


★ボランティアって?
大規模災害が発生した時、まずは警察や消防、自衛隊が人命救助を行いますが、発災と同時に被災地へ向かう技術系ボランティアたちの存在はあまり知られていません。
重機と一緒に現地に入り、瓦礫を撤去して道を作り、時には、ボートを出して人命救助も行います。
プロのスキルを持つ人たちの集まりですが、活動はボランティア (無償) です。
そのあと各市町の社会福祉協議会が中心となり、『災害ボランティアセンター』 が立ち上がりますが、プロのボランティアの助けがなくては、社会福祉協議会だけで一般ボランティアの受け入れは難しいのが現状です。

     <ボランティアにスポットをあてて>
被災地には全国各地から支援団体や個人支援者が集まります。
「香川で災害が発生したら助けに行ってあげるからね」と言ってくれる仲間の言葉はありがたい。

  でも…、はたと考えました。
  南海トラフが起こった時、本州と四国を結ぶ3つの橋は大丈夫なのか?
  瓦礫でいっぱいの港に船が着岸できるのか?
  空港は液状化で使えなくなるの?
  もしかしたら、四国は陸の孤島になってしまいそうな懸念…
  仲間が来なければ自分たちで何とかするしかない
  そう、ボランティアのスキルアップが大切。プロボノボランティアが高松に集合します。

大きな災害を経験したことがない香川県は、災害ボランティア団体は少ないですが、個人で各地へ支援に出かける個人ボランティアが沢山います。

★ボランティアって敷居が高い?
いいえ、スキルのある団体だけが活動しているわけではありません。
どなたでもできるボランティア活動があります。

地震や台風で屋根瓦が落ちちゃった
 →親子で体験できる、アシスト瓦を作ってみよう。

写真が泥だらけになっても捨てないで!
 →写真洗浄ボランティアを体験してみよう。


★ボランティアセンターって何?
被災者のニーズを収集し、各地から集まるボランティアを受け入れます。
どんな活動をするのか知ってますか?
→香川県・市町の社会福祉協議会がボランティアセンター運営を説明します。                           


<9年半の被災地活動で培ったもの>

被災された方々の一人一人の環境や苦悩は違いますが、命の大切さを訴える話し方には心がこもっています。体験者の生の声に勝るものはありません。
私たちは被災地を目の当たりにし、被災者の生の声を聞いて、災害の怖さ備えの大切さを痛感しました。
「自分と同じ悲しい思いをしてほしくない」と、被災地で防災啓発活動をされてる方々を招いて講演してもらいます。
災害を知り、命の大切さ、備えの大切さに気づいてもらいたいのです。
南海トラフ地震は30年後にくるということではありません。明日かもしれません。


買って応援 食べて応援

行きたくても、遠くて行けない被災地の応援をすることができます。
「被災地応援ブース」では、被災地の物産販売を行います。
 南三陸の塩蔵ワカメや乾燥海産物、
 東北のお酒(すがとよ酒店の女将がきます)、
 宇和島のみかんやジュースなどなど



資金の使い道

事業の総費用           4,000,000円
  会場使用料    1,500,000円
  会場設営費           600,000円
  重機設営費           165,000円
  広告宣伝費             70,000円
  講師謝金                70,000円
  旅費交通費        1,300,000円
  通信運搬費             20,000円
  会議費                   10,000円
  雑費                    200,000円
  予備費                   65,000円

の内、助成金・企業協賛金と合わせて
クラウドファンディングでご支援いただいた1,000,000円を、
会場設営費や、クラウドファンディング手数料、
無償で参加してくれるボランティアたちの旅費交通費やPCR検査等に使わせていただきます。


実施スケジュール

3月~4月 資金集め  
4月16日 仲間大集合、前日会場準備
4月17日 防災とボランティアのフェスティバル開催
  18日 防災とボランティアのフェスティバル開催
5月上旬  リターン発送

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターン

お礼の品のご紹介

ドライシャンプー(6,000円コースと8,000円コース)

 



オリジナルTシャツ



チーム/団体/自己紹介・活動実績

防災とボランティアのフェスティバル実行委員会
(協力団体)
香川県災害ボランティア連絡協議会、かがわ自主ぼう連絡協議会、
一般社団法人OPEN JAPAN、DRT JAPAN、DEF TOKYO、
災害NGO結、ダッシュ隊徳島、特定非営利活動法人フェローズウイル、
特定非営利活動法人U.grandma.Japan、宇和島NPOセンター、
真備町写真洗浄@あらいぐま岡山、特定非営利活動法人CONCENT

東北ボランティア有志の会香川とは
東日本大震災で被災された方々の復興の応援をするため、2011年10月に有志3人で立ち上げ、5年後の2016年にNPO法人化しました。
四国から千キロ離れた東北(岩手・宮城・福島)へ行くボランティアツアーは9年間で21回の開催。
また、毎年のように各地で発生する大規模災害被災地へも赴き、この9年間の活動で192名(のべ446名)
が活動に参加しました。

活動内容は、瓦礫撤去活動の他、香川県の特産を活かし「手作りうどん教室」を仮設住宅や復興住宅で開催し、被災者の方との心の交流も行っています。
地元香川では、防災啓発として(当事者を招いて)講演会、物産支援販売、防災教室などを開催中です。
被災者の方々から「もう来なくても大丈夫だよ」と言われるまで、訪問しようを合い言葉に活動しています。


最後に

災害は必ずやってきます。南海トラフ地震がくる前に開催したい企画です。
“コロナ禍でも私たちにできる事” を念頭において

防災とボランティアのフェスティバル「できる時に できる人が できる事をする」
~未来を担う子どもたちとともに~

を行います。
ぜひ、このプロジェクトの応援団になってください。

※すでに会場をおさえ、登壇者や協力団体と打合せしながら準備を進めておりますが、
 新型コロナウイルスの感染状況が悪化した場合、一部縮小しての開催になる場合があります。    
 また、県からのイベント中止要請が出た場合はそれに従い延期になる場合があることご了承ください。

コロナ禍で私たちができること、
このイベントは必ず実行します。

ギリギリになってからの緊急支援のお願いですが、
皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。


応援メッセージ
  • 2021/05/14 12:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/04/12 19:15

    あと4時間となりました。アクションが足らずに多くの方にお伝えできなかったことが反省です。まだ最後の1分まで頑張りますので、最後まで応援をよろしくお願いいたします。m(_ _)m

  • 2021/04/11 20:11

    無謀にもギリギリの3/26にプロジェクトを立ち上げて半月。残り1日となりましたが、最後まで応援してくださった支援者の方には本当に感謝です。コロナ感染拡大で「中止の判断は?」という質問もいただきます。緊急事態宣言が出ない限りは開催します!コロナ感染対策を十分に施して皆さまをお迎えしたいと思います...

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