●米菓匠 紫芳軒とは

みなさま初めまして「米菓匠 紫芳軒」の店主の稲田と申します。
この度は私共のプロジェクトにご関心お寄せいただきましてありがとうございます。

紫芳軒は京都市内の北のはしに店を構える"おかきの専門店"です。当店の自慢の品は店主が一枚一枚焼き上げる手焼きおかきです。
近江羽二重餅で仕上げた生地を何の味付けも施さずに焼き上げた「炭火手焼 無味(むみ)」は炭火の香ばしさとお米の味を楽しんでいただける逸品です。
京都や東京の有名料理店ではこのおかきを料理材料としてお使いいただいております。

そのほかにも「古式製法で醸造された醤油や長崎五島の塩を使って仕上げたおかき」など、素材や調味、製法にこだわったおかきを数多く取り扱っています。
最近では、オリジナルの「レモン塩で味付けしたおかき」や「くるみを使いキャラメル風味に仕上げたおこし風の米菓」など、ほかではない斬新な新しい味づくりにも日々挑戦しています。
現在は百貨店の諸国銘菓コーナーや駅などの売店、また、全国百貨店で行われる京都展(物産展)での販売が主体で、お店自体は三坪ほどの小さなスペースです。
(小さなお店にところ狭しとおかきが並んでいます)


●店主の悩み

紫芳軒には色々なところからお客様がお越しいただきます。
ご近所や京都市内のお客様だけではなく、全国の京都展等でファンになって頂いたお客様もわざわざ足を運んでいただきます。
口コミで、バスを乗り継いで一時間以上掛けて訪ねて来られるお客様もおられます。

紫芳軒へご来店いただくすべてのお客様にこころから感謝いたします。
そして、それゆえ店主には悩みがあります。

先ほども申しあげたとおり紫芳軒は小さなお店です。
毎日のようにお越しいただくお客様、わざわざ時間をかけてお越しいただくお客様、
そのようなお客様が数人重なるとお店は一杯になり、ゆっくりと買い物してもらえず、
またまた、ちょっと一服・・・も、してもらえず・・・・・。

そのような時には、「もっとお話ししたかったのに」とか、
「あのお客様にはあのおかきをご紹介したかったのに」と思います。
そして、もう少しお店が広かったらとゆっくりとお買い物をしていただき、
いろいろとお話しできるのにと悩んでおりました。


●きっかけ

コロナ禍のなか売り上げの中心である百貨店や駅売店などの販売先の売上は著しく落ち込みました。
京都展(物産展)に至っては、一時期、ほぼ売上ゼロとなりました。

ただ幸いなことに、ご近所や京都市内のお客様に支えられて、また、いつもは京都展にお越しいただくお客様が、わざわざ電話やインターネット等でご注文をいただき、なんとか売上を維持できました。
この時ほどお客様に支えられていると実感したことはありません。

そして、長引くコロナ禍の中でも、遠い近いに関係なく、
紫芳軒へお越しいただくすべてのお客様にゆっくりとお買い物をしていただき、
おかき談義をしたり、ひと休みしていただけるようなお店を作りたいという気持ちが強くなり、この度、おかきともち菓子の紫芳軒<Waカフェ>を今の場所から少し移転して、開店することを決意いたしました。


●リターンのご紹介

紫芳軒<Waカフェ>は7月初旬のオープンを予定しております。
オープンに合わせて以下のリターンを予定しておりますので、ご希望のリターンをお選びいただけます。

①紫芳軒すべての商品・カフェでご利用いただけるクーポン券
 ◇3,000円=3,500円のクーポン券
 ◇6,000円=7,000円のクーポン券
  (クーポンの有効期限は6カ月とさせていただきます)

②炭火手焼とこだわりのおかき限定詰合せ=こちらのリターンはご遠方の方でも参加いただけます
 ◇3,000円=炭火手焼とこだわりおかきの限定詰合せ(送料含めて3,500円相当)
 ◇6,000円=炭火手焼とこだわりおかきの限定詰合せ(送料含めて7,000円相当)

③保存用特製「おかきびつ」に詰合せ
 ◇9,000円=保存用の木箱におかきをたっぷり詰め込んで
  (送料含めて11,000円相当)


●紫芳軒の目指すお店とは

❖おかき好き・紫芳軒ファンの和を広げたい❖
そんな思いを込めて次のような店づくりを目指します。
・地域のみなさまに毎日でも来たいと思っていただける店づくり
・おかき好きのお客様にまた来たいと思ってもらえる店づくり
・初めてのお客様がおかき好きになっていただけるような店づくり
・あたらしい出会いや気づきのある魅力ある店づくり
・お子様からお年寄りまで、幅広い世代ににやさしく、安全な店づくり

そのために何をするか
❖紫芳軒<Waカフェ>での様々なkokoromi(試み)❖ 
カフェでは次のよう試みkokoromi(試み)をいたします。
・ゆっくりとお好みのおかきと飲物を召し上がっていだける心地よいカフェ
 週2日から3日は店主の焼く熱々焼きたての炭火おかきが食べられます
・「あたらしい」おかきに出会えるお店
 新商品の企画段階でお客様試食会を行い、みなさまの声を聞きながら商品づくりを行います。
・おかき以外の餅菓子にも挑戦します
 数ある餅菓子の中から、まずは「おだんご」に挑戦します。
・「おかき」にちなんだフードペアリング教室
 例えば「おかきにあったお茶探し」や「おかきを使った料理レシピ」などの教室
・押し車や車いすでも入りやすい「ヒトにやさしいお店」


●資金の使い道・スケジュール

このような店づくりを目指すにあたりまして、みなさまよりご支援いただきました資金を、
主に次のような設備づくりの一部として使わせて頂きたいと考えています。

・カフェの厨房器具や備品設備
・安全な店づくりのためのバリアフリー設備
・コロナ感染予防のための設備 など

みなさまからのご支援を有効に使わせて頂くことをお約束いたします。


●最後に

私は米菓業界に身をおいて今年で38年となりますが、コロナ禍のここ一年あまり、今までに経験したことのない環境下で商売と向き合い、「米菓匠 紫芳軒」は今後どのように進めばよいのか、どうしたいのか、そして、何よりお客様にとってどうあるべきなのかを、いろいろと悩み、考えました。そして、このような結論となりました。

紫芳軒<Waカフェ>がヒトと人、地域と人を結ぶ場となり、そこに新しい気づきが生まれることを願い、開店に向けて本プロジェクトを進めてまいります。
一人でも多くのみなさまのご賛同を心より願っております。
   

・開店:2021年7月初旬(予定)
・住所:京都市北区大宮南椿原町8番1号 2021年6月下旬移転予定
   (京都市北区大宮開町42-7)☎075-495-4685(移転後も変更なし)
・ホームページ:http://www.arare-ya.com/

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。

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