日本人は自分の弱み人に話そうとしません。なぜなら、人の目や評価を気にしてしまう傾向にあるからです。欧米では病院に受診する前に、カウンセリングに相談することが基本となっています。「自分は自分。他人にどう思われたって関係ない。」という意識が強いからです。

私は北海道札幌市で看護師として20年以上の経験を持ち、25万人の様々な病気や介護を必要とされる方とその家族、そしてコロナに罹患してしまった方とも関わってきました。

看護師として精神科の経験が長くあります。対象は、うつ、統合失調症、双極性障害、境界型人格障害、認知症、依存症、社会適応障害・不登校・家庭内暴力等です。

看護学校勤務をしている時にコロナの時期に当たり、緊急事態宣言が出されました。

すると病院や施設の実習が突然中止や、未定となってしまいました。当然学生たちは、「このまま卒業できるのか?」「就職活動はできるのか?」「就職内定が取り消されるのではないか?」と一気に不安になってしましました。

学校内実習でも会話は禁止ですし、オンライン授業では看護のイメージがつかない状態となり、不安やストレスが溜まって体調を崩す学生が多くいました。退学する学生もいた程です。

そんな中、実習を受け入れていただけた病院もありました。しかし、人員の確保ができず、普通なら2~3人の指導者看護師が実習先から選出され、教員と相談しながら進めていくのですが、私一人で数人の学生を指導することになりました。

 実習はコロナ感染防止のため、「直接患者様に触れる行為は一切禁止。」「患者様との会話は午前・午後の二回で15分まで。」「検査見学や他科の見学も2メートル以上の距離を保ち、触れてはいけない。」等の、厳しい条件がありました。学生たちは「病院の雰囲気はわかったけど、学校で事例検討しているのと変わらない。」と不安やストレスを訴えていました。

 私は経験をもとに、実際はどのように患者様と関わるのか、タイムリーな看護の実践について説明をし、不安やストレスについてはコーチングという方法を取り入れ、学生たちの精神的サポートを必死に行いました。結果学生たちから「先生の指導はわかりやすかった。こんな状況なのに実践について教えてもって勉強になった。楽しかった!」と評価していただけました。

 現役で働く看護師でも、一つや二つの単科を経験したことがない場合もあります。すると一人の人間を限られた方向からしかアプローチできません。しかし私は多くの専門知識と看護行為の経験があります。中でも精神心理学は私が最も役に立てる場所だと思っています。特に心理カウンセリングは今の世の中には必要な存在だと思っています。

私はカウンセリングをもっと多くの人に知ってもらい、日常の中に取り入れられる社会になって欲しいと強く願っています。仕事を掛け持ちしながらカウンセリングを学び、今年やっとの思いで自分のカウンセリングルームを立ち上げました。医療の知識と経験を交えたカウンセリング方法によって、信用が広がり、開室してから約3か月ですが、多数の相談を頂けるようになってきました。

コロナをきっかけにして、次のような相談が多くあります。


一人で悩み、自信と、将来への希望をなくし、生きる気力を失ってしまった「10代~30代の女性達」の相談です。

このままでは、どんどん自殺者が増え、コロナが落ち着いた時には若者がいなくなってしまう。

そんな危機感を感じる方は少なくないと思います。私は勇気を出してクラウドファンディングでそんな危機感を感じている方達の、「どうしたら助けになるのだろう。」「できることはないかな?」を形にしたいと思います。

是非協力し合い、若者を支援していただけませんか?


~*社会状況*~

R2年の厚生省のデータによると、

日本ではリーマンショックで上がり続けていた自殺者は、2008年約11年間減少傾向にありました。

2019年~2020コロナが流行し男女合わせて男性約4% 増加、女性に至っては15%増加している。

更に20歳以下は一年で44%増加し、小学生から高校生までは、1980年に統計と取り始めて以降初の25%増しでの自殺者数が過去10か月のコロナで死亡した人数を上まり、世界からも問題視されている。

中でも女性の自殺者が増加している。10月の自殺者は昨年度から比べ約2倍。そして80%が女性だったというデータに同じ女性としてわからなくもないところがまた恐ろしい

女性は特に男性に比べて、うつ状態になりやすい傾向があります。普段なら何でもないような出来事でも、コロナの変化でうつ状態になり、正常に考えられなくなり、時間がかかるようになってしまいます。

そんな自分に自信をどんどん喪失し、誰にも話さないでいることでうつ状態が悪化し、何にも適応できなくなっている状況となってしまします。

「落ち込んだり、突然涙が出る。」「家族と過ごす時間が増えてストレスの解消ができない」「高齢者のサービスが受けられなくなって、仕事を辞めて介護をすることになった。」など、悩みや不安を一人で抱えて、自暴自棄となり「自殺」という選択をする方が増えてしまっているのです。

このままコロナが蔓延した状態が続く限り、自殺者は増え続けてしまいます。


 最近ではコロナの情報が広まり、以前から比べると、早期に受診され、救急車の要請件数は減ってきていますが、逆に自殺者が増えていることで、警察の発動と自殺未遂や自殺者の搬送が増える状況になりました。

これらのことは、今までにもあった事かもしれませんが、うつ状態になっていることで、「どうしたら解決できるのか?」と考えられない精神状態になっています。

家族の時間が増えて最初は楽しかった時間が、収入が減り、外出自粛となり、家族間のケンカや不満が爆発し身体的・精神的暴力となっていきます。

本当に苦しいことですよね。家族を嫌になるなんて。と自分を責めることで「死んでしまおう。」と思っても気持ちになるのもよくわかります。


 そして悲惨なことに女性だけではなく、児童から10代の子供の自殺も増えています。

 恐ろしいことに、感染者が出ると誰なのか(犯人探し)、が始まり、更に苦しめられます。

感染した子供だけでなく、その兄弟がいじめの標的となり、その家族全員が周囲からの誹謗・中傷の的になってしまうのです。中には、感染者ではなく噂による間違いであったり、誰かから移されたものであるのですが、本人はもちろんのこと、家族も追い詰められてしまうのですから、子供は責任を感じて死を選択してしまいます。想像しただけで怒りと悲しみで涙が溢れます。


 最近は小さな企業のみならず、大きな企業も閉店や、倒産しています。長年通っていた美容室が突然閉店し、子供達から絶賛の人気店であった駄菓子屋さんも閉店していました。子供と一緒になってワクワクしながらお菓子を買いに行ったことを思い出し、残念で寂しい気持ちになりました。

という事は、今後は中高年男性の自殺者が増えてゆくことが考えられます。

一家の大黒柱。優しいお父さん。夫。パートナーが悩み、苦しみ、悲しみ、そして泣きながら自殺してゆく。コロナに殺されるのです。悔しさ・悲しさは言いようがありません。

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 なんであの時、声をかけなかったのか・・・

 なんであの時、もっと話を聞いてあげなかったのか・・・

 なんであの時、一人にしてしまったのか・・・

 なんであの時、気づいてあげられなかったのか・・・

 なんで助けてあげられなかったのか。なんでこんなことになってしまったのか。

                                                                                     と考えない日はないですよね。


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 このように思い描いていた人生設計が壊れていくことで、すべての年代の、不安、孤独、疲労を訴えています。

日本は助成金を渋り、二年間のあったにもかかわらず、未だにアンケートのシステム導入や、研究のためにと検体を集めています。ワクチンの確保に躍起になって、まるで他人事のように今すぐに必要な問題には時間をかけています。

その間に、どれだけの人が命を絶ってしまったのか。


教師、保育士、医療関係者、保健機関の負担は特に目立っています。


私は看護師であり、心理カウンセラーです。

命の大切さ、家族の大切さを何より感じずにはいられません。私は、「一人でも多くの命を守りたい!」という強い思いがあります。日本中にカウンセリングを拡げ、心のケアの大切さを訴えたい。

この活動に賛同していただける方。一緒に成果を出しませんか?是非参加してください。


~*自殺者増加による影響*~


 皆さんもご存じの事と思いますが、昨年の9月に私の大好きな女優さんが自宅で自殺しました。まだ信じられないほどです。原因についてはわかりませんが、映画やドラマにひっきりなしに出演されてましたし、美人で、凛とされた方で、憧れの女性でした。


報道されなかったことが裏側にはありました。自殺が報道された翌日から、若い女性が次々と「後追い自」をしました。

SNSで拡散されたため、「後追い自殺」がさらなる「自殺」に繋がってしまいました。それだけ、女性が病んでいたのです。悲しいことに負の連鎖が起きました。


女性や子供たちが自殺することに関して、ただ単に人口が減った。としか考えられない方も中にはいらっしゃると思います。

しかし、遺族のその後は悲惨です。悲しみや責任感の精神的ストレスのみならず、風評被害。そして残された子供がいる場合には、将来的影響が心配です。

 このように精神的負担は、解消されずにどんどん大きく膨らんでいきます。そして、自分の価値観を下げ・未来を否定し、自分を無い物にしてゆきます。


誰かが自殺した報道を見て、「私はこの人の分まで生きる!」と思う人ばかりではなく、心が弱っている人にとっては、「私も死んじゃおうかな。」と思うことがあります。

まさに今そんな状態なんです。

そしてその方が生きていたなら、生み出されたであろう付加価値は?(偉大なことを成し遂げるかもしれなかったですよね・・)、そして経済効果は?(女性はランチやショッピング、旅行も好きですよね・・)

それでも他人事と思っていられますか?

その方は、誰かの大切な子供であり、姉妹であり、親であり、恋人であり、友人であり、かけがえのない人なのです。

私は一人でも多くの人をカウンセラーとして救いたいと強く望み、コロナに影響されている人に、私のカウンセリングで「自殺は選択肢にはない!」という事を実証させたいと思います。


~*私ができること・支援金の使い道*~


私は長い間、患者様の精神的・身体的問題に関わってきました。

それだけの知識と、経験があります。自分の子育てや仕事の経験も交えながらカウンセリングします。そして看護師の経験を活かし、専門的観点から必要な社会資源・支援を提案もできます。例えば、DV被害のある場合にはシェルターがある事、介護に疲れてしまっている場合には介護保険を使用して受けられるサービスについて。子供の発育に対して心配な面があれば保健所の支援や病院への受診の促しも可能です。


コロナを乗り越えられるようサポートします。

新しい生活イメージできて、新しい自分を発見できるように関わっていきます。

また私は前向きで、考え方、常識(モラル)を決めつけません。なぜなら、みんな考え方が違うのが当たり前ですから。(みんな違ってみんないい!)

敷居の低いカウンセリングルームを目指します。

自殺しか選択肢がないほど、精神的にも身体的にも疲労してしまった方を私は心理カウンセリングで救います。

そして、医療従事者の方はもうしばらく粘ってください。私がカウンセリングを浸透させ、

自殺者を減らし、搬送される人を減らします。


カウンセリングは、誰にも知られることなく、個人的悩みを相談できる身近な存在です。一度でもいいので私のカウンセリングを受けてみてください。

大切な人が命を絶ってしまう前に、まず話をさせてください。笑って家族のもとにお返しします。

一人ではありません。私や、支援者がいます。


ご支援のお返しには簡単で手軽な金額の物から、北海道ならではの物、芸術家の作品まで数量限定ではありますが、多数ご用意させて頂いています。


また、このクラウドファンディングは5月31日までの期限がございます。

残された期間で私の思いが多くの支援者に伝わり、協力していただけることによって半年後には、カウンセリングの必要性を日本中にさせます。

カウンセリングによって心が豊かになり、コロナに打ち勝つことで、将来をイメージする若者が増えていき、自殺者を減らしてゆきます。


若者の自殺をストップさせるこのプロジェクトに参加し一緒に成果を出しませんか?

是非ご協力ください!!


~*感染対策とカウンセリングルームの特徴*~


 当カウンセリングには窓がありますので、常に換気をしながらお話できます。ソーシャルディスタンスも確保できるようにしています。室内の消毒はエタノールで行い感染防止を徹底しています。カウンセリングを行うことによって感染することは絶対にないと保証します


 カウンセリングルームによっては、レンタルオフィスを使用しているところもあります。

例えば、「窓がなく換気ができない。」「隣の部屋の笑い声が聞こえる。」「間違って受付の方が入ってきた。」という事もあるようですが、Nurseカウンセリングルームはマンションの一室を使用していますので、防音も配慮しています。

室内に防犯ベルもありますので何かあれば、管理人さんが飛んできてくれます。

 カウンセリングルームは女性限定としています、リラックスしてお話ができるようにカフェの雰囲気を造ってお待ちしています。優しいジャズなどの音楽を流し、落ち着いて話ができるように温かなバリスタコーヒー・紅茶・アイスドリンクもご用意しています。

カフェインが苦手な方もいらっしゃいますので、全てカフェインレスです。

「美味しいカフェラテを飲みながら、柔らかな明かりが心地よい。」と好評をいただいています。「心地よく、ついつい話が長くなってしまった。」という事もよくあります。


「気軽に悩みを話せる場所がある。」そんな安心感を提供します。小さな不安から死を考えるほどの恐怖。そんな悩みを抱える若者を直接救いたい。

「自殺願望」「うつ状態」「悲しみや苦しみ」「どうしようもない不安」を私はカウンセリングで解決します。

欧米では、カウンセリングは病んだ人だけではなく、精神を整えるためや、病気や自殺を防止する目的で習慣的に活用することが認知されています。

なるべく早い時期からカウンセリングを行うことで、早期に回復が望めます。


どうか微力ながら熱い思いを持つ私に、命を救う社会活動をさせてください。

たくさんのご支援を頂けたら嬉しいです。

                      

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<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/08/30 07:00

    本日の北海道新聞にNurseカウンセリングルームの活動が掲載されました。ライターの方にはとてもお世話になりました。ご縁があってお誘いを受けた時は、詐欺かな?なんて思いましたが、やはり信じてなんぼ。待った甲斐がありました。このようにカウンセリングの輪が広がり、悲しい行動を起こしてしまう前に私のも...

  • 2021/05/13 11:15

    あと残りの期間が二週間とちょっと。このプロジェクトはもちろんコロナで自殺する若者がどんなに多いか、という事を日本人にわかってほしかった。ただ、自分の家族や、学校がコロナで休校になったや、貧困、離職、孤独で学力低下で悩み、心のサポートやスクールカウンセラーに相談しても、電話がつながらない。メール...

  • 2021/04/09 22:00

    オンラインカウンセリングは、患者さまのご都合の良い時間帯や好きな場所で、時には仕事先で休憩中に。相談したいけど、体調が優れない。という方もカウンセリングが受けられるのメリットです。インターネット環境があれば、自宅や外出先でもカウンセリングを受けられるので、通所日・通所時間がかからず、相談者の方...

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