▼はじめにご挨拶

はじめまして、フィンランドの教育NPO「Dare to Learn」アジア代表の小林と申します。 

今年1月にフィンランドを訪問、その後、Dare to Learnの活動を手伝うことになり、これまでフィンランドの教育について紹介するワークショップ等を行ってきました。

Dare to Learnでは、9/5, 6にヘルシンキで教育カンファレンスを開催しますが、東京学芸大学の学生3名も参加予定です。今回の資金は、現地での視察・取材費用に活用できればと考えています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

私は、これまで海外8か国・地域で勤務、留学した経験がありますが、1月にフィンランドを訪問するまで北欧に行ったことがなく新鮮な経験でした。

日本では、学校教育は、良い企業に入るため、良い大学に入るための受験勉強偏重になってしまっているような気がします。 フィンランドでは、子どものための教育「子ども中心主義」が、学校だけでなく社会で広く共有されているように感じました。また、学びのスタイルも自由で、学校卒業後もそこで学習は終わりではない、生涯学習の考え方が定着しているように思われます。

ゆくゆくは日本でもより良い生涯学習社会の実現を目指したいですが、その中でやはり公教育の果たす役割は大きく、教員志望の学生とともに、フィンランドの教育について少しでも日本で参考になりそうなことを持ち帰り、共有していければと考えています。

Dare to Learnのカンファレンスでは、日本をテーマにしたワークショップも開催予定で、グループに分かれてテーマ別のディスカッションを行います。東京学芸大学の学生3名も、日本の教員養成のあり方についてのテーブルを担当する予定です。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

Dare to Learnは、フィンランドの教育文化省やヘルシンキ市の支援を受けているNPOで、今回のカンファレンスでも、教育文化大臣のサンニ・グラーン=ラーソネン氏や国家教育委員会の委員長オッリペッカ・ヘイノネン氏も講演で登壇予定です。また、日本からも文部科学省の方に講演でご参加いただける予定です。

Dare to Learn(英語サイト)
www.daretolearn.fi

教育文化大臣サンニ・グラーン=ラーソネン氏

オッリペッカ・ヘイノネン氏は1991年に29歳で教育文化大臣となり、フィンランドの教育改革を推進した人物です。

国家教育委員会 委員長 オッリペッカ・ヘイノネン氏

 この機会を最大限に活用するため、学校の先生方や教員志望の学生の方にもぜひ参加してもらいたいと考えていました。Dare to Learnの活動を通じて知り合った東京学芸大学の学生を誘ってみたところ3名が参加してくれることになり、学生の現地での学校視察や特別セミナー参加費等について少しでも支援できないかと思ったのがきっかけです。

▼これまでの活動

Dare to Learnの活動として、東京、大阪、名古屋、札幌にて、フィンランドの教育を紹介するワークショップを行ってきています。

Dare to Learn (facebook日本語ページ)
https://www.facebook.com/DareToLearnAsia/

▼資金の使い道

 9/5, 6のカンファレンスの前後、9/4, 7, 8に学校視察や教育関係者向けの特別セミナーに参加予定です。その視察費やセミナー参加費用について、まずは学生の参加費用を賄いたいと考えています。残りはその他現地視察、取材費用に活用させていただきます。

 【資金の使途】
学生の現地での学校視察や特別セミナー参加費
現地視察、取材費用
リターンの費用
事務通信費

▼リターンについて

お礼状:取材チームメンバーより、フィンランドのポストカードでお送りします。
レポート:現地視察レポートをデジタルにてお送りします。
報告会:帰国後報告会を行います。報告会にご招待いたします。
・東京は、9/24(日)10:00-12:00に座談会形式で直後報告会を、10/23(月)19:00-21:00にプレゼンを含む報告会を行う予定です。学生も参加予定です。5,000円以上のパトロンの方は両方ご招待します。東京以外については報告会は1回で、報告者は小林の予定です。
個別報告:1時間半で個別にご質問にお答えします。(予約制、東京都渋谷近郊にて開催予定)
出張講演・ワークショップ:日程、内容は要相談、東京都外は交通費(必要な場合宿泊費)を負担していただければ伺います。

▼最後に

日本の教育の改善に少しでも貢献できればと考えています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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