はじめに・ご挨拶

『信 虎 信玄陣没!国主の帰還』は、
甲斐の武田信虎を主人公とした映画で、
息子信玄の「上洛作戦」から始まり、
孫の勝頼の最期など武田家の興亡を描いた物語です。
監督は『デスノート』や平成ガメラシリーズの「金子修介」。
音楽は巨匠の「池辺晋一郎」です。
この度、5000円の寄付で、
本作品のエンドロールにあなたの名前が載せられる
キャンペーンを始めました。
あなたも、本映画の制作者の一員に名を連ねてみませんか?
それでは概要をご説明します。
まず、映画を製作したのは「ミヤオビピクチャーズ」で、
今回のような大作映画は初となります。
http://www.miyaobi.com/mp.html


本物の「戦国時代」、本当の「武田氏」を再現するために、
松竹の数々の大作を製作してきた経験を持つ協力プロデューサー・榎望と、
キネマ旬報社出身で、雑誌『映画人』元編集長の西田宣善、
そして時代考証・歴史研究家で
本作のプロデューサー・共同監督を務める宮下玄覇が、
これまでの経験を活かし、新たに取り組んだ意欲作です。
黒澤映画を目指し、リアリティを徹底的に追求した
本格時代劇になったと自負しています。
サブカルチャーやファンタジーの要素も盛り込みました。


宮下からのメッセージ

歴史図書版元「宮帯出版社」、商社「宮帯」の代表・宮下玄覇です。
武田家旧温会(武田家臣の末裔の会)の会員でして、
武田家の顕彰のため、武田氏関連本を企画・出版しています。
私が30年来構想を暖めてきた
「野心的」とも言える映画がようやく完成しそうです。
一人でも多くの方に観ていただくために、
この作品を全国くまなく告知したいと考えています。



信虎・信玄・勝頼の武田家三代

この映画の主人公・信虎は、これまで
息子・信玄に追放されてしまう“悪役”として描かれてきましたが、
実際には、甲斐国を統一、
そして拠点を現在の甲府に移転して町づくりをし、
追放後は京において将軍の外様大名衆の筆頭として仕えた、
知勇兼備の名将だったことがわかってきています。
この信虎を主人公にして、信玄、孫の勝頼、信玄の宿老たちとの
人間ドラマを描いた作品となっています。



キャストについて

主人公・信虎を演じるのは寺田農さん。
NHK大河ドラマほか数々の時代劇に出演し、
『天空の城ラピュタ』でムスカ大佐役の声優を
されたことでも知られています。

信玄とその弟・逍遥軒の2役を務めるのは永島敏行さん。
肖像画(高野山持明院蔵)にそっくりで
信玄の形の髭をつけたら信玄公そのものになりました。

信玄・勝頼に立ちふさがる強敵の
上杉謙信役に『天と地と』(角川春樹監督)以来の榎木孝明さん。
織田信長役に渡辺裕之さん。


晩年の信虎のライバルとなる孫勝頼役・荒井敦史さん、
若年時の信虎(信直)役に石垣佑磨さん、
信虎の末娘・お直役でヒロインの谷村美月さん、
信虎の近習で重要な役回りをもつ黒川新助役・矢野聖人さん。


信虎について語る柳澤吉保(保明)役に柏原収史さん。

そして、信虎の家老・土屋伝助役を演じ、この4月に亡くなられた
隆 大介さんにとっては、この作品が遺作となりました。


ほかに主だったキャストを列記いたします。(敬称略)
・伊藤洋三郎 :清水式部丞(信虎の家老) 役 
・左伴彩佳(AKB48):お弌(信虎の娘) 役
・杉浦太陽 :一条信龍 役
・川野太郎 :春日弾正忠(虎綱)役
・葛山信吾 :山県昌景 役
・永倉大輔 :馬場信春 役
・井田國彦 :内藤昌秀 役
・安藤一夫 :跡部勝資 役
・堀内正美 :長坂釣閑斎 役
・橋本一郎 :穴山信君(梅雪斎)役
・嘉門タツオ :安左衛門尉 役
・森本のぶ :矢作勘太夫役
・剛たつひと :孕石源右衛門尉 役 
・外波山文明 :今井信元 役
・螢 雪次朗 :日伝上人(久遠寺住持) 役
・水島涼太 :日賢上人(久遠寺住持) 役
・西川可奈子 :北の方(勝頼の継室)役
・北岡龍貴 :遠山友信(美濃飯羽間城主)役



このプロジェクトで実現したいこと

本作品は、
信玄公生誕500年と450回忌に際しての追善・慰霊と、
甲府開府500年記念、
甲府を創った信虎公の顕彰、
『甲陽軍鑑』に光をあてた
故・酒井憲二先生に捧げるものです。
脚本については、大筋において史実に基づいており、また
歴史に詳しい観衆の知的好奇心を大いにくすぐる
要素のあるものとなっています。
また、小道具にこだわり
本作を「美術映画」と言っても過言ではないほど、
多くの本物の古美術品が登場します。
旗も完璧に写し、馬は在来(木曽)馬を使用しました。
建物の多くはセットではなく重厚な400年前のものです。
音にもこだわり、刀と刀、甲冑がぶつかる音などは本物です。



プロジェクトをやろうと思った理由

本作は、「こうふ開府500年」(2019年、甲府市)、
「信玄公生誕500年」(2021年、山梨県)、
「武田信玄公450回忌」(2022年、菩提寺・恵林寺)を記念して企画した作品です。
2019年から製作を始め、撮影は終了、仕上げも最終段階です。

公開日を信玄生誕の11月を予定とし、広報宣伝活動を進めています。
上映期間は、信玄450回忌の来年までと見込んでおり、
海外でも「NOBUTORA - Samurai Tiger」のタイトルで公開します。
作品中では、ノブトラ・"ザ・タイガー"・タケダ
(Nobutora "The Tiger" Takeda)として登場します。

いままで、武田信玄や山本勘助を描いた映像作品は存在しましたが、
父の信虎や子の勝頼、信玄没後の宿老たち(馬場・山県・内藤・香坂)の
様子について描いた作品はなく、本作はその初の試みとなります。

また、『甲陽軍鑑』の偽書説が完全に否定されたこともあり、
同書に出てくる多くの記述を映像化した本作は、その御披露目の意味合いもあります。



資金の使い道

宣伝をしなければ、残念ながら世間に認知されません。
本作を観ようと思っていても、知らない内に
劇場での公開が終わっていたりします。
そこで、皆様にご支援いただき、
全国くまなくポスター・チラシを設置したり、
ネット・テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などで紹介したいと考えています。




リターンについて

リターン品には、撮影で使用した旗、ポスター、台本などを用意しました。
中でもおすすめは限定1名様の「撮影時に使用した小宮山内膳の旗」。
戦闘シーンで使用した撮影の雰囲気を感じていただけると思います。


《各リターン品のご紹介》

〈映画のエンドロールへのお名前掲載 〉
全ての支援者様を対象としたリターン品です。
支援いただいた金額によって文字の大きさ、場所が変わります。
支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。


〈宣伝用ポスター〉
10,000円以上のご支援者様を対象としたリターン品。
映画の公開が近くなったら各地に貼り出すもので、作成中です。


〈製作記念無地ノート (台本仕様) 〉
10,000円以上のご支援者様を対象としたリターン品。
映画の製作開始時に作成したグッズです。
表紙は台本を模した、中身は無地のノートです。


〈試写会ご招待〉
30,000円以上のご支援者様を対象としたリターン品。
開催日は映画公開前で、会場は東京・京都を予定しています。
プロジェクト募集期間終了後、メールにてご案内いたします。


〈最終稿台本〉
50,000円以上のご支援者様を対象としたリターン品。
撮影時に使用した「確定稿」ではなく、
編集結果などを反映し、公開される作品の内容に
極めて近い「最終稿」です。
今回、ご支援者様への進呈分として増刷いたします。


〈宣伝用ポスター全バージョンセット〉
100,000円以上のご支援者様を対象としたリターン品。
映画『信虎』では、通常の宣伝用ポスターの他に
各登場人物、土地にちなんだ、ご当地ポスターを作成します。
志摩海賊、美濃・遠山氏など…5種類以上を予定しております。
その全バージョンを、各1枚ずつセットにして
進呈します。
コレクターの方におススメのリターン品です。


〈キャストのサイン〉
100,000円以上のご支援者様を対象としたリターン品。
主演の寺田農さんはじめキャスト、
監督などのスタッフ、音楽の池辺晋一郎先生のサインを記入した
色紙を進呈します。
ご希望のキャスト・スタッフがありましたら、備考欄にご記入ください。
なおご希望に沿えない場合がございます。ご了承ください。


〈日本刀模造刀〉
100,000円以上のご支援者様を対象とした
信虎シールが付いた打刀。
長さ三尺二寸(105cm)と、持ちごたえのある模造刀です。


〈限定のリターン品〉
撮影で使用した旗を用意しました。
「勝頼の旗」は、実際に撮影した旗ですが、
作品内で採用したのは別バージョンの旗になります。
「小宮山」「遠山」「滝川」の旗は、
作品内にも登場しています。



これまでの経緯

2018年秋 第一次・脚本の完成
(2018年12月、甲府駅北口に信虎銅像、甲府の有志によって建立)
2019年8月 第二次・脚本の完成
9月 金子修介監督、出演俳優(柏原収史・剛たつひと)らと山梨記者会見
   信虎公墓参(大泉寺)
10月 東宝スタジオ(東京)にてスタッフルーム・衣装室・メイク室、開設。衣装合わせ
11月 関西オーディション(大阪)。京都にベース基地を移す
11月19日 妙心寺の信玄の墓、勝頼・信勝・信豊の首塚に墓参
      北野天満宮にて撮影・映画成功祈願
11月20日 クランクイン(京都)
12月20日 クランクアップ(八木町山室)
2020年  山梨・長野・静岡・群馬・滋賀県・京都府などで実景撮影および編集
2021年  編集終了後、音楽・効果音などの最終仕上げ
(以下予定)
2021年10月中~下旬 武田神社(甲府市)にて上映成功祈願
           山梨県内にて先行上映予定
2021年11月3日  武田信玄公生誕500年
2021年11月 全国上映予定



製作スタッフの紹介

本作で、プロデューサー・脚本・共同監督のほか美術などを務める宮下玄覇は
『嘘八百』、『嘘八百 京町ロワイヤル』(監督:武正晴)の古美術・茶道監修を務めました。
もう一人のプロデューサー・西田宣善は、『無伴奏』(監督:矢崎仁司、共同プロデューサー)、
『嵐電』(監督:鈴木卓爾)などを手がけ、
協力プロデューサー・榎 望は、『壬生義士伝』(監督:滝田洋二郎)、『クイール』、
『血と骨』(監督:崔洋一)、『母と暮せば』(監督:山田洋次)、
『駆込み女と駆出し男』(監督:原田眞人)などのプロデューサーを務めています。

監督は、『DEATH NOTE (デスノート)』2部作、平成ガメラ シリーズ、
『あずみ2 Death or Love』などを手がけた巨匠・金子修介。


音楽は、『影武者』、『まあだだよ』、『劔岳 点の記』、『少年時代』などの池辺晋一郎。
撮影は、『愛を積むひと』、『ぐるりのこと。』などの上野彰吾。
照明は、赤津淳一。
チーフ助監督は、『電車男』、『突入せよ! あさま山荘事件』などの村上秀晃。
セカンド助監督は、『クローズZERO』、『あずみ2 Death or Love』などの西山太郎。
美術装飾担当・助監督は、『蠢動-しゅんどう-』などの生駒 誠。
美術・装飾・大道具・小道具協力は、
『関ヶ原(2017)』、『一命』、『太秦ライムライト』などでは装飾を、
『沈黙-サイレンス-』では美術スタッフを務めた風人舎・籠尾和人。
衣裳には、数々の大作を手がける宮本まさ江。
特殊メイク・かつらは、『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』、『僕だけがいない街』、
『ギャラクシー街道』、『おくりびと』などの特殊メイクを務めた江川悦子。
VFXスーパーバイザーは、『燃えよ剣』、『関ヶ原』、『検察側の罪人』、
『人間失格 太宰治と3人の女たち』、『劇場版 MOZU』などのオダイッセイ。
製作担当は、『引っ越し大名!』、『梟の城』などの丹羽邦夫。
武田家考証は、NHK大河ドラマ『真田丸』時代考証の平山 優など、
一流のスタッフが脇をかためています。



最後に

歴史をみると武田家は滅亡する運命だったと思われがちですが、
実はそうではなかったことがよくわかる映画です。
また、80歳の信虎が武田家を想い祖国に帰ってきたことや、
偉大な信玄が家臣から慕われていたことが偲べる内容となっています。
加えて、甲冑・刀剣・旗・在来(木曽)馬・天正期の髷(まげ)・衣装・茶道具などの
美術・装飾・小道具、そして音にこだわり、当時の所作を用い、
『甲陽軍鑑』に基づいたセリフも忠実に再現しました。

製作費は違えど、黒澤明監督作品を目指し、
この映画で「戦国時代劇」を変えようという意気込みで製作しました。
ご支援いただければ、このプロジェクトの一員となりますので、
エンドロールにお名前を掲載させていただきます。
ぜひともご協力を賜りますようお願い申し上げます。

この作品で時代劇が変わります!
どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。



  • 2024/01/31 13:36

    映画『信虎』ロケ地巡りの旅を企画しました!『信虎』の京都市内ロケ地を共同監督・脚本・プロデューサーの宮下玄覇氏同行で、映画・脚本作りの苦労話、撮影時の秘話・写真・映像を交えてバスでご案内。ツアー名:映画「信虎」ロケ地を訪ねて旅行代金:大人おひとり 19,800円 出発日:2024年2月23日(...

  • 2024/01/31 13:12

    またまた国際映画祭で賞をいただきました。インドのノイダ国際映画祭で寺田農が最優秀男優賞、カメラマンの上野彰吾が最優秀撮映賞をそれぞれ受賞!公開年から考えておそらくこれが最後の受賞になると思います。皆さん応援ありがとうございました。そしてこれからも映画『信虎』をよろしくお願いいたします。

  • 2023/09/15 15:58

    皆様、またまた快挙です!!このたび、ニース国際映画祭で、外国語長編映画 最優秀オリジナル脚本賞(宮下玄覇)と最優秀VFX賞(オダイッセイ)の2部門を受賞しました!これで以下の計7つの受賞となりました!○マドリード2022外国語長編映画 最優秀監督賞ベストコスチューム賞○ローマ2023最優秀外国...

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