▼はじめに・ご挨拶

はじめまして、「銀座・星野富弘 花の詩画展2021を開く会」です。

日頃より、「星野富弘 花の詩画展」をご愛顧いただき、ありがとうございます。

「星野富弘 花の詩画展」は、ふだんは「富弘美術館」(群馬県みどり市)でしか見ることのできない、詩画作家・星野富弘さんの貴重な作品の数々を、全国各地や海外に展示してまわる活動です。

2021年5月8日~24日には、銀座の教文館にて「銀座・星野富弘 花の詩画展2021」の開催を予定しております。

※ただし、期間中に緊急事態宣言が出された場合は延期となる場合もございます。


▼詩画作家・星野富弘とは

1946年4月24日、群馬県勢多郡東村(現みどり市東町)生まれ。

高崎市の中学校で体育教諭をしていましたが、赴任2か月足らずの24歳のとき、クラブ活動(器械体操)の指導中に事故に遭い、頸髄損傷。首から下の自由を奪われてしまいました。

9年に及ぶ苦節の入院生活の中、口に筆をくわえて絵や言葉を書き始めることで、少しずつ生きる望みを見出します。

ふるさとに咲く草花を透明感あふれる水彩で描き、生命の尊さや、何気ない日々の想いをしたためた詩画は、今日まで多くの人々に、生かされていることへの喜びと希望を与え続けています。

初著である『愛、深き淵より。』は、道徳の教科書にも掲載。


▼毎年8万人が訪れる「富弘美術館」

富弘美術館は、1991年に星野富弘さんの故郷である、みどり市東町に誕生。

四季折々の野の草花や樹木に囲まれ、わたらせ渓谷鐵道が走る詩情豊かな地で、500点以上の詩画を保有・展示しています。

毎年8万人の人々が訪れ、累計入館者は680 万人を突破。とくに小学校の修学旅行での利用が多く、全国3,000校の小中学校から、月8000人ほどの子どもたちが鑑賞に訪れます。









▼「星野富弘 花の詩画展」これまでの活動

1982年、高崎で初の「花の詩画展」を開催。それ以降、全国各地はもちろん、アメリカ・ニューヨークやハワイ、ポーランド・ワルシャワなどでも詩画展が開かれています。

これまで全国253カ所以上の地域で開催、398万人を超える人々の心にやさしく寄り添い、明るい希望で満たしてくれています。



▼「銀座・星野富弘 花の詩画展2021」と新型コロナウイルスの影響

本展覧会は、群馬県みどり市「富弘美術館」開館30周年を記念して昨年4月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、やむを得ず延期となった経緯があります。開催企業・団体より運営資金を集め、雑誌広告掲載、チラシ・ポスター・チケットなど印刷物の刷り上げをして事前準備を進めていたものの、すべて廃棄処分となりました。

あれから1年が過ぎ、まだ新型コロナウイルス感染症が収束したわけではございませんが、このような時代だからこそ、星野富弘さんの作品を多くの方にご覧いただき、心あたたまる一時をお過ごしいただきたい――。そんな想いで再度主催者が集結し、2021年5月8日~24日に詩画展を開催することとなりました。(来場の皆さま、また全スタッフの安全・安心のため、十分な感染防止対策をとって行います)

運営資金補填のためにクラウドファンディングを実施し、皆さまと一緒にこの詩画展を開催できればと願っております。あたたかなご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。


▼本展の社会的意義と詩画展をとおして伝えたいメッセージ

星野富弘さんの描く作品は、身近に咲く草花に「心」をよせて綴られた詩がそえられています。コロナ禍において、私たちは人とのふれあいを制限することを余儀なくされ「心」を通わせる交流の機会が希薄になってきています。詩画作品をとおして、思いやる心、愛し合う心、励ましの心、そんな心の交流を再び感じ逢える機会となり、あたたかな社会を作る一助となれればと願っております。

また、星野富弘さんの言葉の数々は、いのちの輝きや尊さにあふれています。私たちの日常にひそむ「生きることの素晴らしさ」や「生きる勇気・希望」をおひとりでも多くの方へお伝えできればと願っています。


▼皆さまからいたいただく支援の使い道

皆さまのご支援は、詩画展の運営に本当に必要な下記の運営経費として活用させていただきます。

運搬・展示費:約235万円

広報費:約80万円

手数料:約35万円 


▼リターンについて

多くの方にご支援いただきたいという願いから、2種類のコースを設けております。

〈応援コース〉は、詩画展の応援を主にご参加いただくもので、お礼のメッセージと応援者としてお名前の掲載、そして詩画展のチケットがリターンとなります。

〈アート提供コース〉は、詩画展のチケットに加え、アート商品、そして貴重なアート作品を提供させていただくものです。他では手に入らないものをセレクトしました。


▼最後に

世界中の人々から自由や平穏を奪った新型コロナウイルス感染症は、今も収束していませんが、人と人の関わりが希薄になり心身ともに疲弊しているいまだからこそ、星野富弘さんの作品に触れてほしいとの想いで開催に至りました。

星野富弘さんの詩画は、何気ない日常の中にひそむ「生きることの素晴らしさ」や「生きる勇気」を教えてくれます。また、見る者に「それぞれの幸せとはなにか」を考えさせてくれます。

一輪の花に込められた星野さんの世界に触れ、心安らぐひと時をお過ごしいただけましたら幸いです。


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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