はじめに・ご挨拶

2268kmの距離を越えて、私たちは台湾特有の趣を日本、そしてこの千葉房総半島に持って来ました。

故郷を離れ、「日本」に馴染み、日本に住みつき、そして、日本がもう一つの故郷になりました。パスポートが替わっても、習慣が変わっても、ずっと変わらないのが、台湾の温度感。

人と人の温度感、人と動物の温度感、自然とお茶の温度感、炭火と音楽の温度感、星空と大地の温度感。

 

ここで、動物たちの歌が聞こえる。

ここで、自然とともに呼吸を感じられる。

ここで、天然銘水と台湾茶が織りお茶の詩を味わえる。

 

日常でありながら非日常の空間の中に、「私」でありながらいつもと違う私と出逢い、日本にいながら台湾の温度感を体感する、自分の為に非日常の旅に出かけましょう!


なぜ千葉へ?

全ては愛の為。

台湾と東京のラブストーリー。

 

「移住しよう!」妻はこう語った。

私夫婦二人は東京で知り合って、東京で結婚して、東京で民泊と旅行事業を展開していました。

2020年、未曾有のコロナ危機に襲われて、全人類の生活が乱されました。

生存するか、生活するか、その絶妙のバランスをいかに取るか。コンクリートジャングルから離れて、憧れな田園生活するという選択が浮かびました。

その時、妻が「今こそ移住しよう」と語りました。

そうですね、今こそ移住しよう!夢を実現しよう!

1か月をかけて、東京と富津市を数十回行き来し続けて、当時東京で運営していた数軒の民泊とカルチャーステーションを全部クローズし、房総半島のこの土地に移しました。

美しい日本の原風景の中に、台湾の笑顔と日常で台湾風情を醸し出し、日本の伝統的な古民家と現代的なグランピングを融合し、この自然の中で新型宿泊体験を提供します。

 


夫 TK:台湾高雄出身。台北、上海、パリに滞在歴あり、いくつもベンチャー企業を立ち上げた経歴を持ち、東京でその当時の彼女(今の妻)と知り合って日本に定住することになりました。インバウンドプレミアムツアーコンサルタント、インバウンドツアー添乗員兼講師。

妻 KAORU:中国出身日本国籍。国際旅行観光専科。大学卒業後、語学能力を生かして成田空港で勤めたことがあり、添乗員ライスンスを取得して独立しました。法人設立して、都内で民泊事業の展開に専念しました。


このプロジェクトで実現したいこと

これは私たちの一つの大きな夢でした。

妻と2人で東京でバリバリ働いて、仕事に奔走する日々の中で未来図を計画していました。自然に戻って、田舎暮らしをする夢をずっと抱いていました。都会から離れて、本当の自分の家を、自分らしい世界を創り出して、「家」と「民宿」を融合し、ここに来た全ての人と夢を語り合う。

そして、2020年初め、私たち全ての理想が詰まったこの運命的な土地が現れました。

築200年の歴史ある長屋門と古民家から木の香りが漂っていました。山、森、竹林、渓流、滝、銘水、この土地の全てが私たちの心を惹きつけました。目の前に静かに佇んでいるこの古い建物から、ここで充実した幸せな日々を送っている未来図が見えました。この静けさ、この安らぎ、200年の歳月を歩んできたこの土地、人々が微笑んでいた面影が感じさせてくれて、今でも魅力が溢れています。

そして、ここに出会ったその日に即決しました。

今振り返って見ると、全ては運命だと感じます。

ここに来た人々は誰でも和む心を持たせる村を作りたい、それが「和心村」の始まりです。

人間だって、元々自然の一部だから。

『自然との共生を目指して』

1、『自然』SDGsに取り組んで、永続的に持続可能な自然環境を作る。

2、『人類』自然と触れ合い、多忙な生活をリセット、誰でも寛げる心地良い環境を作る。

3、『動物』ストレス無く、人間との共生を楽しむ快適な生活環境を作る。

4、『台灣』親切情熱、懐の深い台湾スタイル。日本にいながら台湾の人情味が溢れる環境を作る。

プロジェクトを立ち上げた背景

和心村があるこの土地は、大地主・飯島氏が所有していました。少なくとも200年前から、高溝地域のほぼ半分の土地を所有していたという。渓流東側の坂地を畑や農地に開墾し、高地に中心となる『飯島氏家宅及長屋門』を建ちました。

この場所が和心村の所在地です。家宅から高溝唯一の入り口を眺めることができ、全ての農地を見渡せます。母屋の裏側には渓流に辿り着ける古道があり、それは昔の人々が川から水を汲んでくる唯一の道でした。歩道の入り口に道祖神が建てられて代々祀られています。そして、高溝のメイン道路から和心村へ上る細道の入り口に、顔さえはっきり分からない、起源を探ることの出来ない「一石三地蔵」が建てられており、この高溝の土地や人々を守り続けています。


『長屋門』は以前、家格を表すものとして上級武士の屋敷や許可を得た名主などの豪農層にのみ建てることが許される建物でした。現在の日本では古民家が多く存在しますが、長屋門を持ちの古民家が稀です。長屋門は門の両わきに部屋となるのが一般的、昔、片方が武士や農家に勤める人や来客用の部屋、もう片方が納屋や厩として使われていました。和心村の長屋門がすでに老朽化が進んでおり、これからも次の200年立られる為に、できるだけ早めに修繕工事を始めなければなりません。


大自然の中、台湾人らしさを大切に、
これからの200年も繋がれていけるような日本の古民家とともに生きていく、
動物と人々が楽しく共生できるグランピング環境


200年古民家


日本伝統の畳部屋、今珍しい堀こたつと囲炉裏のある築200年古民家。広々とした空間がとても心地良い。「リンリン」と風鈴の音で夏でも涼しげな風を感じられ、冬には堀こたつに足を伸ばしてゴロゴロしたり、囲炉裏に囲まれて歓談したり。窓辺に置かれている大きなハンモックに揺られ昼寝をしたり、日本庭園に面している縁側で星空を眺めたりして、伝統の日本家屋で現代のグランピングを体感することができる。
Nordisk Asgard 神殿帳篷


北欧発のアウトドアブランドノルディスクの中でも一番人気のアスガルドテント。「アスガルド」は北欧神話に登場する神々の住む世界。

そんな神々の世界に因んで、テントのインテリアは極めて非日常な北欧風に拘った。

ここに泊まられる人々は誰でも日常を忘れられて、風の音の中に、満天の星空の下で、鶯の鳴き声に癒されて、非日常の一時を楽しめることを願っている。

snowpeak*隈研吾住箱


世界的有名な建築家隈研吾がデザインして、アウトドア製品のハイエンドブランドsnow peakが仕掛けた「住箱」。総ヒノキ合板で作られて、中に入ると檜の温もりといい香りに包まれる。

「中に入って窓を開けると、外の風景を額縁に入れたように見せてくれます」、自分も景色の一部、絵の一部になる。

自然を感じて、日常を忘れて、人間らしさを取り戻す。小さい空間の中で、大きな自由を得られる。

ぼっといるだけで何も考えず何もしない幸せを心から感じてください。

私たちの計画


厩は動物共生家にします:

武士部屋を台湾と房総半島の物産店兼サービスセンターとして改造し、お客さんがここで買い物を楽しんだり、休憩したりすることができます。

インドアとアウトドアスペースを設けて、猫、犬、ヤギ及び鶏たちが快適に自由に暮らせる場所を作ります。飼育放棄などされた小動物たちの保護活動を進めて、和心村に来た小動物たちは皆安全安心に暮らせるスイートホームを創り出します。


ウッドチップ舗装:

ウッドチップでグランピングエリアを舗装します。それは砕石や砂利など、もしく芝生よりも自然環境に優しい方法です。

和心村のグランピングエリアの拡大に伴って、環境に優しい持続可能な天然素材を利用することは永遠に変わりません。

1、天然木材だから、産業廃棄物にならない、環境に負担をかけない、自然に返る地球に優しい。

2、蓄水力が優れていて、水分はゆっくりと蒸発をすることによって、周囲の熱を奪い気温の急激な変化を緩和する。

3、木材は二酸化炭素を吸着しているため、燃やさなければ、温室効果ガスの原因を体に閉じ込めたままになり、環境性能が高い。

4、自然の中に自然素材を使って、景観作りには一番ふさわしい。雑草対策ができるほか、癒し効果が高い。

5、和心村の森に大量の倒木が有り、整理してウッドチップにすることによって、森の生育に貢献することができる。


最後に

最後までページをお読みいただき、ありがとうございます。

千葉から日常でありながら非日常の空間の中に、「私」でありながらいつもと違う私と出逢い、日本にいながら台湾の温度感を体感し、「台湾味」をお届けたいと思います。


アクセス:

車:富津中央ICから15分。

電車:JR内房線上総湊駅から車で15分。

高速バス:浅間山バスストップから車で15分。

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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