はじめに・ご挨拶

はじめまして。映画監督の山本俊輔と申します。

この度は、映画『フリークスの雨傘』製作応援プロジェクトにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。

これまで私は、アクションやホラーなどの作品を中心に監督してきました。しかし年齢が40代半ばを迎え、それに加えてコロナウイルスが蔓延する大変な世相において、今後はより観客の方々の共感を呼び、観た人が勇気づけられるような映画を撮りたいと思うようになりました。

そして企画したのが今回の『フリークスの雨傘』です。

主演には、フジテレビ「アウト・デラックス」のアウト軍団として活躍する超個性派女優・阿部真美子さんをお願いしました。

阿部さんは人知を超えた個性的なルックスを持ち、普段は介護の仕事を頑張っている大変な苦労人です。

こんな阿部さんのような健気な主人公が、小さな幸せを求めるために踏まれても蹴られても奮闘し続けるヒューマンドラマを作りたいと思いました。

観た人みんなが元気になり、ちょっとだけ幸せな気分になれる映画『フリークスの雨傘』を、是非応援していただけると幸いです。


企画意図

この作品は、とてもユニークな個性を持った女優・阿部真美子さんを主演に、アラフィフ女性が幸せを求めて奮闘する姿を描いたヒューマン・コメディ映画です。

今の世の中はコロナ禍を初めとして、仕事やお金、人間関係の悩みなどで誰もが非常に生きづらさを抱えた社会でもあります。本作はコメディでありながらも、格差社会、ブラック就労、介護問題、家族問題、闇金などビビッドな現代社会の諸問題を題材として取り込み、今という大変な時代を生きる人たちへのエールとなり、多くの観客たちの共感を得るような作品を目指しています。


ストーリー

51歳の佐藤桜子は訪問介護サービスで働くワーキングプアの独身女。若い頃に父親が事業で失敗して多額の借金を背負って蒸発。残された幼い妹・梅子を女手一つで育ててきたため、恋愛や遊びなど、楽しい思い出が一つもないままこの歳になってしまった。それに桜子は容姿がすこぶる悪く、近所の子供たちからも「フランケン女」と呼ばれてバカにされていることから、どうしても他人に対する時に卑屈になってしまうのだった。

そんな桜子だが、訪問先の富豪老人・田村の世話をしているうちに、田村が愛人に産ませた子だというイケメン男子の竜二と知り合う。ちょっと天然ボケだが、桜子にも優しく接してくれる竜二。桜子は彼に一目ぼれし、介護サービスの同僚でエキセントリックな性格の宮崎絵里に恋愛指南を受け、色々な美容機器やコスメ・服などを買わされる。やがて、竜二が300万円の借金を背負い、闇金のヤクザたちに脅されていることが発覚すると、桜子は彼を助けるために夜も熟女キャバクラで働くなどしてお金集めに奔走するが……。


キャスト紹介

◆阿部真美子(佐藤桜子 役)

1967年、広島県生まれ。高専電気工学科卒業後、20歳で上京。
ゲーム開発会社にクリエイターとして就職。大阪と神奈川で勤務し主に「電車でGO!」をはじめとする鉄道ゲームやスポーツゲームを担当する。
43歳で退職。紀行エッセイを執筆。漫画家マネージャー、宅配、ホステスをしながら、45歳で山本俊輔映画工房のワークショップに参加。「アウトデラックス」のアウト軍団として準レギュラーとなり、「愛に渇く-thirst for love-(2015 山本俊輔監督)」などの映画に出演。現在は介護サービスに勤務しながら自主制作映画で監督・脚本・演者として活動中。鉄道、プロレス、広島カープ、着物が趣味。


《コメント》

映画「フリークスの雨傘」クラウドファンディングにご興味を持っていただきましてありがとうございます。ちょうど9年前。45歳になったばかりのときに山本監督のワークショップに通い、女優の道に進みました。アウトデラックスにも出させていただき、『愛に渇く-thrst for love-』の出演から7年。再び山本監督に呼んでいただきました。それも主役で!あたしに当て書きのような鈴木愛さんの脚本をいただき、「これはあたしじゃないとできない!」とか思いつつ、責任をすごく感じております。大変な方々の出演もいただくことができましたので、成功はあたし次第と思ってます。ぜひ、素敵な物語を皆様とともに完成させたいと思います。よろしくお願いします。


◆並木塔子(宮崎絵里 役)

1981年東京都生まれ。
2021年2月をもってセクシー女優を引退する。
活動中もピンク映画やVシネマに積極的に出演し、一般投票によるピンク映画ベストテン2019にて助演女優賞を受賞。今後も更なる活動の幅を広げてゆく。

活動の様子は

公式twitter
@Toko_Namiki

にて公開中。


◆範田紗々(田村小百合 役)

1985年沖縄県生まれ。
グラビアアイドルからAV業界に転身し話題を呼ぶ。
セクシー女優引退後も映画やVシネマといった演技の仕事からバラエティまださまざまなジャンルへ活動の幅を広げている。特にVシネマは100本出演を自身の目標として掲げている。

活動の様子は

公式ブログ『範田紗々のジャイアントパンダ日記』
http://www.diamondblog.jp/official/handasasa/

公式Twitter
@handasasa

にて公開中。


◆小原徳子(川中千佳 役)

1988年3月22日生まれ。長野県出身。
2003年からグラビア・バラエティなどで幅広く活躍し、2006年の『DIVIDE ディバイド』で映画デビュー。
以降、『ピョコタン・ファイル』(2008年)で初主演を務めるなど、数々の映画に出演。
主な出演作に『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年)、『幸福な囚人』(2020年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018年)、『ちょっとかわいいアイアン・メイデン』(2014年)などがある。


◆恵水流生 えみりゅうせい(田村竜二 役)

1986年愛知県生まれ。
俳優業と並行して監督・プロデューサとしても活躍。

主な出演作
映画:『恋の罪』(園子温監督)、『ある母』(板橋知也監督)門真国際映画祭最優秀脚本賞、立川名画座通り映画祭グランプリ受賞、函館港イルミナシオン映画祭観客賞
『池袋ヤンキー戦争』(城定秀夫監督)『discommunication』(八十川勝監督)など


◆松浦慎一郎(谷タケル 役)

長崎県五島列島出身。
俳優だけでなく『百円の恋』『あゝ、荒野』『アンダードッグ』等、数々のボクシング映画のボクシング指導監修としても活躍。
自らの実体験を元に原案主演した映画『かぞくへ』は東京国際映画祭で上映されたのちに国内外で数々の映画賞を受賞。
主な出演作に『百円の恋』『あゝ、荒野』『万引き家族』『すばらしき世界』などが挙げられる。


◆長谷川千紗(阿部マリア 役)

2001年早稲田大学在学時に演劇を始め、その後、数々の舞台に出演。
2016年自身の脚本・主演作『憂鬱な花』制作後、活動の場を映画に移し、 出演、制作を続ける。
2018年度ピンク大賞新人女優賞受賞
第一回渋谷ミクロ映画祭主演俳優賞受賞(『憂鬱な花』)
日本芸術センター第8回映像グランプリ(『憂鬱な花』)


◆結希玲衣(佐田カヤ子 役)

2004年三上夕希として女優デビュー。映画は関根和美監督や池島ゆたか監督の作品に出演。
『臨場 劇場版』(2009年)では死体役で内野聖陽と共演した。
飲み会の幹事や撮影会、結婚相談所の運営の経験あり。
2021年5月より鳥越アズーリFMにて新番組「レミーキャットの生熟ズバ!!」が放送開始。


◆橘さり(花村サダ子 役)

1988年東京生まれ。
大学卒業後ニートとなりグラビア活動とアイドル活動を経て役者一本の道へ。現在は小劇場や映像作品を中心に活動している。2020年8月末に坊主となる。
映画初出演作『大阪闇金』が2021年4月公開。初主演作『最近、よく死んでます』が公開待機中。


◆クイン加藤(加藤光枝 役)

丹波道場俳優養成所出身。悪役商会に所属した後、沢竜二と共に大衆演劇旅公演、商業演劇など多数の舞台や映像作品に出演。一方で『日本の母』として、国内外で多くの著名人を幸せに導く占い師の顔も併せ持つ。特技は民謡を歌うこと。於倉会会主。


スタッフ紹介

◆監督:山本俊輔

1975(昭和50)年生まれ。
自主制作した16ミリ長編映画『殺し屋たちの挽歌』(2003)が、米・ロードアイランド国際ホラー映画祭で観客賞を受賞した他、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭など各国のファンタ系映画祭で評価される。2007年、『るろうに剣心』の谷垣健治氏がアクション監督を務めた『カクトウ便/そして、世界の終わり』で劇場公開デビュー。2009年の『女神戦隊ヴィーナスファイブ』は、予告編がYoutubeで全世界2000万回以上再生される。
初の小説作品『デス・ゲーム・パーク』(2010)は、松坂桃李、真野恵里菜の主演で配信ドラマ化され、自身も脚本を担当。近年は小説家、ノンフィクション作家としても活動中。特に『NTV火曜9時 アクションドラマの世界』『映画監督 村川透 和製ハードボイルドを作った男』の2冊は、新聞、雑誌、ラジオなどでも幅広く紹介され、業界内でも話題を呼んだ。


『カクトウ便』トレーラー


『女神戦隊ヴィーナスファイブ』トレーラー


『破戒尼僧YUKI』トレーラー


『愛に渇く -thirst for love-』トレーラー


◆脚本:鈴木愛

OLのかたわら、城定秀夫監督の新作シナリオコンテストに応募して採用される。
その作品『恋の豚』(2018年)は、第31回ピンク大賞最優秀作品賞を受賞。本作がデビュー2作目となる。

『恋の豚』トレーラー




資金の使い道

※製作費概算 300万円

人件費    130万円 キャスト・スタッフ・食事代・交通費など
機材費    40万 カメラ・照明機材・録音機材など
ロケーション 40万 レンタル代・備品利用費・駐車場費など
車両費    20万 レンタル代・ガソリン代など
美術費    20万 美術・装飾・小道具など
衣装・メイク 20万  
ポスプロ費  20万 編集・音響編集・楽曲など
クラウドファンディング手数料 10万 特典作成費用・配送料など

より多くの資金があるほど、理想に近い形でこの作品を皆様に届けることができます。キャスト・スタッフ一丸となって、最高の作品にするため精一杯頑張っていきます!どうぞ応援よろしくお願いいたします!


リターンについて

【NEW】
・山本俊輔監督作品へのオーディション参加権

特に俳優の方にお奨めの特典です。『フリークスの雨傘』に限らず、山本監督の今後の作品のオーディションに優先的に参加できます。
優先度は支援金額(3000円、5000円、10000円、20000円)によって異なります。

※ご希望の方は支援時のメッセージに「オーデション参加権希望」と記載してください。


・阿部真美子サイン入り著書『まみこ的日本旅行―鉄旅編―』


・山本俊輔サイン入り著書(『復讐遊戯 Furies』or『デス・ゲーム・ウォーズ』or『脱獄学園島 ハイスクール・プリズナー』)


・阿部真美子をビンタできる権利 

1発だけ思いっきりビンタしてもいいです。
でも、後で優しくしてね(笑)。
どこでもいいですが、旅費の負担をお願いします。
関東なら無料でいいです。
※安全面に配慮し第三者立ち合いのもと行います。


・阿部真美子とプロレスが出来る権利 

次回、「名もなき制作団体」でのプロレス映画撮影のときに実際のリングに上ってプロレスの試合をしましょう。シングルでも、タッグでも、可能な限り。
使用条件としては、東京都まで来ていただくこと、怪我をする技は禁止です。
良ければ、プロレスの映画に出演してください。
※安全面に配慮し第三者立ち合いのもと行います。


・阿部真美子と一緒に格安旅行に行ける権利

阿部真美子は国内旅行業務取扱管理者の資格を持っています。
予算内で可能な旅行を検討します。
阿部にはノータッチでお願いします(笑)。
また、二人分の旅費をお願いしますね。


・撮影現場一日見学
撮影現場に一日だけ参加し、撮影の裏側を自分の目で見てみませんか?
日程や場所に関しては、こちらで決定し、複数日提示させていただきます。
ご希望にそぐえない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※現場までの交通費は自己負担でお願い致します。


・エキストラ出演権
映画のシーンのどこかで、エキストラとして出演してみませんか?日程や場所に関しては、こちらで決定し複数日提示させていただきます。ご希望にそぐえない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※交通費・衣装費等は、申し訳ありませんが自己負担とさせていただきます。


・トークイベント付き試写会にご招待
応援していただきました方々にいち早く本編を観ていただくため、特別試写会にご招待いたします。
会場は東京都内を予定しています。


・試写会でキャストとツーショット写真
試写会にご参加いただいた方に、ご希望のキャストとのツーショット写真を撮影します。
(参加キャストは事前にお知らせいたします)


・打ち上げにご招待
撮影終了後、後日開催される打ち上げにご招待させていただきます。監督やスタッフ、キャストのみんなと完成の喜びを分かち合いましょう!場所と日程に関しては別途でご連絡いたします。
※交通費・食事代は申し訳ありませんが自己負担とさせていただきます。


・国内外の映画祭への参加権
海外や国内の映画祭で上映される時に監督やキャストと一緒に参加して感動や緊張を分かち合いましょう!
※交通費・宿泊費等は申し訳ありませんが自己負担とさせていただきます。
※映画祭での上映が決定し次第、その都度、日程や場所等をご連絡をさせていただきます。
※ご予定が合わなかった場合は、映画祭の様子を写真付きで報告させていただきます。


・あなたが主役のショートフィルムを作ります(フリークス出演者と共演)

支援してくださった方を主役に、山本俊輔監督が10分以内のショートフィルムを制作。共演には、『フリークスの雨傘』出演者の中から1名をあなたがご指名できます。
※シナリオ作成など、撮影前に打ち合わせをさせていただきます。
※撮影時期は2021年秋以降でご相談させてください。


・出演者とのバーチャルデートムービー

出演者の中から1人とのバーチャルデートムービー(5分以内)を制作して、ご提供します。
お気に入りの出演者があなたの名前をお呼びします。
※撮影前にメールで簡単な打ち合わせをさせていただきます。
※本編完成後、着手する形になりますので、お渡しは2021年秋以降の予定です。


・ロゴもしくは社名のエンドクレジット・パンフレット・チラシ掲載権
エンドクレジットやパンフレットにロゴか社名を掲載させていただきます!
※ロゴなどの素材はメールにてお送りください。



実施スケジュール

■クラウドファンディング実施
2021年4月~2021年5月(予定)

■キックオフパーティー&ファンディング上映会など開催
2021年5月~6月(予定)

■制作準備、リハーサルなど
2021年夏頃(予定)

■撮影予定/完成予定
2021年夏/2021年冬頃

■映画祭での公開
2021年初頭~2022年夏(約半年間を予定)
※先に劇場公開が決まればそちらを優先します

■劇場公開時期
2022年秋頃想定


最後に

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
スタッフ・キャスト一同、真摯に想いを込めて作品創りを行っております。
皆様もぜひ一緒に『フリークスの雨傘』を盛り上げていただけると大変幸せです。
また、このプロジェクトを通して、素敵な出会いがあることを願っております。
皆様、応援どうぞよろしくお願いいたします!


<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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