『ご挨拶』

初めまして。閲覧頂き誠にありがとうございます

私は六兵衛宿の17代目当主、今井六兵衛と申します。

京と若狭国と近江国で生まれた伝統的技術や食文化を吸収し

「歴史と文化の交差点」として広くに伝えたいと思っております

長い年月を経て伝承されてきた食文化である「鯖のなれずし」は、

2006年イタリアのスローフード協会国際本部から食の世界遺産と呼ばれている

 「味の箱舟」に

「地域と人々の生活に結び付きながらも、消えていく恐れのある伝統的料理・食材」

の一つに認定されました。

冷凍技術のなかった当時に、編み出された先人たちの知恵や技術

時代は変われども、変えられないもの、大切にしていきたいものがあると思います。

・消えつつある郷土料理や質のよい食品を守ること。

・質のよい素材を提供してくれる小規模生産者を守っていくこと。

・子どもたちを含めた消費者全体に、味の教育を進めていくこと。

この伝承されてきた知恵と技術に加え、

「低温熟成」「低温調理」という現代の技術を用いて、「鯖のなれずし」に限らず、

「自然の恵み」「安全・安心」「本物のおいしさ」を伝えるために、

子どもたちが地球の未来に希望が持てるように、私たちは先人たちから伝承された食文化を未来へ受け継いで行きたいと思い

『朽木陣屋六兵衛宿物語』を始めました。

『今井六兵衛の歴史について』

私のご先祖は朽木元網の家臣として朽木村の発展にご尽力され、鯖街道の主要な宿場町は朽木にて、旅人をおもてなしする六兵衛宿を代々営み、朽木で生まれ朽木で育ち朽木で一生を終える村人達の眠る場所、そして村を見守ってもらえるようにお寺の建築に積極的に支援なされたと聞いております。戦国時代においては、天下統一への道を邁進し当時、最強を誇った織田信長公は浅井長政の離反により最大の危機をむかえ、丹後街道から近江に入り朽木街道を抜けて京都に逃げ戻る際に、朽木領主・朽木元網の手引きで泊まった宿(朽木城のちの朽木陣屋)が六兵衛宿だったと伝えられています。

もしかしたら織田軍勢にも朽木名物の「鯖のなれずし」が振舞われたかもしれません。

そして六兵衛宿の当主が織田信長公のお世話番として、お守りしたことからお礼の品々を頂き、六兵衛宿の家宝とし今井家に受け継がれました。私は朽木との縁と六兵衛宿のこと、そして現在の朽木村においては、宿や土地もなく、賜った家宝も全て存在しないことを祖母の15回忌に初めて知りました。そして本家筋にあたる私は、この歴史ある今井家の再建を通じ、ご先祖が世話になった大切な朽木の地に恩返しをしたく思い立ち、今井家本家当主に承諾を受け、由緒ある「六兵衛」の名を引き継ぐことを決意しました。

『鯖街道の由来』

福井県小浜市から滋賀県を抜け、京都に至る「鯖街道」と呼ばれる道があります。

今を遡ること千二百年前、奈良・飛鳥時代には若狭の国(福井県)が「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、朝廷に税として塩や塩漬けした魚介類を納めていました。

若狭湾は流通も良く、水揚量に恵まれた絶好の漁場でした。

そこで、獲れた魚は塩漬けにされ、奈良の都へ運ばれました。若狭の海の幸は奈良の高官の口を楽しませ、やがて京へ都が移ってからも人々に愛されていました。

青ものを決して口にされなかった高貴なお方でさえ、競って買い求められたといいます。

このように若狭湾小浜でとれた鯖を京の都へと運ぶ人たちが通った道のことを、いつしか鯖街道と呼ぶようになりました。

鯖街道の道中にある近江国(滋賀県)の朽木は宿場町として栄え、たくさんの人や物が行き交うことで、都の文化や技術を吸収しては各地に伝える「歴史と文化の交差点」としての役目も果たしていました。

リターンのご紹介

・近江国うまれ鯖寿司 幻の鯖寿司なれずし風

・京と若狭国うまれ極み寿司 極み鯖寿司

・京と若狭国うまれ極み寿司 極みあま鯛笹寿司

・京と若狭国うまれ極み寿司 季節限定鯖寿司

・近江国うまれ幻のなれずし 鯖なれずしなま(鯖一本仕込み)

・京と若狭国うまれなまへしこ 鯖なまへしこ(鯖一本仕込み)

『さいぼし』リターン商品追加予定 5月中

・近江国うまれ幻のなまさいぼし 近江国そだち牛 赤身

・近江国うまれ幻のなまさいぼし 近江国そだち牛 カルビ

・近江国うまれ幻のなまさいぼし 赤身馬

・近江国うまれ幻のなまさいぼし カルビ馬

『匠の技シリーズ』リターン商品追加予定 5月中

・京と若狭国うまれ匠の技 あま鯛の甘酒生姜仕込み

・京と若狭国うまれ匠の技 あま鯛麹味味噌つけ

プロジェクトで実現したいこと

京と若狭国と近江国で生まれた伝統的技術や食文化を広め

お土産さんや催事場などに卸し、多くの方に食してもらい

最終目標としては朽木の地に飲食店と宿を経営したいと考え

地域に還元したいと考えております

資金の使い道

仕入れと調理器具費

試食販売などの販促物費用

商品開発費

自社ホームページ作成費用

楽天市場での販売促進費用

最後に

多くのプロジェクトがあるなか『朽木陣屋六兵衛宿物語』のプロジェクトに

興味を持ってくださり、ありがとうございます。

美味しい物をお手頃な値段で、販売する事により食文化の維持に繋がり、

京都府産、福井県産、滋賀県産の食材のよさを多くの方に知ってもらう事ができ

地域に貢献できると思っております

自信をもって出品している商品なので、是非ともご支援のご購入の程、よろしくお願いいたします

最後まで閲覧頂き誠にありがとうございました

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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