はじめに・ご挨拶  

 はじめまして。「伝統の橋がかり」を主宰している関直美と申します。  
「伝統の橋がかり」は、2014年に文化の継承を目的に設立した伝統文化普及団体です。
 http://hashigakari.org

現在約70名の会員を有し、能や茶の湯を中心に様々な日本の伝統文化を
国内外に紹介しています。時代を経て、人と人とが心を通わせて作り上げてきた
大切な日本の文化を、未来へつないでゆくかけ橋になりたいと思いから設立いたしました。



このプロジェクトで実現したいこと

コロナ禍で自粛を余儀なくされている中、伝統芸能の灯りを絶やさないためにプロジェクトを立ち上げました。能楽堂に足をお運びいただく方、ライブ配信でご覧いただく方、「きずなシート」にご支援いただく方、多くの方々の温かい「きずな」で能楽堂の客席を埋めていただき、一時芸術に触れて心を癒して頂けたら嬉しく存じます。

「きずなシート」1席 6,000円 お一人何席でもお申込みいただけます。


プロジェクトをやろうと思った理由

昨年、東京オリンピック・パラリンピック期間中に国立能楽堂において、能楽鑑賞会を企画していましたが新型コロナ感染症の拡大により、開催を断念いたしました。

私のみならず、多くの芸能に携わる方達も歩みを止めました。先達が脈々と繋いできた日本最古の芸能である「能」を私達の世代で絶やす事なく、次世代に渡さなければいけません。

この状況下できる事は何かと考え、本年6月5日に会場を宝生能楽堂に遷し、感染防止に最大限の注意を払い、「第四回能楽鑑賞会」を開催することを決意いたしました。

併せて多くの方に公演をお届けする為に、公演翌日より一週間程視聴していただける公演の動画をオンラインで配信いたします。

仕舞 「高砂」宝生流第20代宗家宝生和英師、狂言「鬼瓦」に山本東次郎師(人間国宝)を迎え、私は「葵上」梓ノ出のシテを勤めます。

ですが、現在も新型コロナ感染症は収束する事なく、観賞会の開催には難しいことが多くあります。
その一つが密を避けるため、定員の半分しか客席のチケットを発売できない事です。空席としなけれならない250席に、皆様に「能」への灯りをつないでいただく「きずなシート」にご支援を賜りたく、このプロジェクトを立ち上げました。



これまでの活動

伝統の橋がかりは、2014年に設立し今年で7年となります。その間文化庁や港区、千代田区の支援をうけ、能楽鑑賞会を三回開催し、能楽、茶道、華道、香道などのワークショップ、デモンストレーション、講演などを行ってきました。

また、毎年夏休みには、能楽、茶道、三味線を親子で受講する伝統文化親子教室を開催し、子ども達の成長の過程において日本の文化を紹介し体験する機会を創出しています。



資金の使い道

資金はこの公演の運営、映像の編集や配信に使用いたします。




リターンについて

・収録映像を、6月6日より約一週間視聴できるURLをお知らせいたします。
・WEB版の当日プログラムをお届けいたします。

・併せて劇場チケットをお求め頂きますと、公演は全席自由席とさせて頂いておりますが、優先的に
 良い席をご案内いたします。
 ご購入ご希望の方は、http://hashigakari.org/contact/までご連絡下さい。



実施スケジュール

6月3日(木)  申合せ(リハーサル)
6月5日(土) 第四回能楽鑑賞会 15時開演

クラウドファンディングの申し込みは、5月28日(金)24:00までお願いいたします。


最後に

多くの皆さまの伝統芸能への思いで、宝生能楽堂の客席が温かい「きずな」であふれますように、

心よりご支援をお願いいたします。



<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください