■中米ホンジュラスでのボランティア

こんにちは。プロジェクトを見ていただきありがとうございます。皆さんは中米のホンジュラスという国をご存じでしょうか。名前だけは知っているという方も多いと思います。私は今このホンジュラスのJungle Schoolという小学校でボランティアをしている安間叙通といいます。

ホンジュラスは中米諸国の中で最貧国と言われている国の一つであり、グアテマラとニカラグアの間に位置する、カリブ海を望めるとても穏やかな国です。日本とはあまり関わりがないためどういう国か知っている人は多くないと思います。この国の一つの問題には家庭状況の問題があります。一般的にいうシングルマザーはとても多く、また一つの家庭には6、7人の子供がいるのはもちろん珍しくありません。この国の平均出産年齢は14歳、子供を持っても経済的に養うのが困難な家庭も多く存在します。そのため学校に行かない子供たち、途中でリタイアしてしまう子供たちが多くいるのも現状です。

私が今ボランティアをしている学校はJungle Schoolという名前です。HHK(Helping Honduras Kids)という現地NPO団体によって運営されている授業料無償の私立の小学校です。授業料無償ということ、他の公立の小学校よりも学校からの生徒への支援が多いことがあり、貧しい家庭の子供たちもたくさん通っています。また、HHKは親がいない、親と一緒にすめない子どもたちのための孤児院を運営している団体でもあるため、その施設の子供たちもJungle Schoolに通っています。

HHK
http://www.helpinghonduraskids.org/

地球の裏側プロジェクト in ホンジュラス ~子供たちに勉強する環境と笑顔を〜_画像01
名前の通りジャングルの中にある自然いっぱいの学校

■Jungle Schoolでは勉強道具が常に足りない状態が続いています

Jungle Schoolでは日本の小学生のように家で勉強道具を購入することが大きな負担になる家庭が多いため、勉強道具は学校から提供されます。しかし鉛筆やノートは一人一つずつしか提供されなく、使い切ってからの交換制になっています。消しゴムにいたってはほとんどの子供が消しゴム単体を持っているのではなく、鉛筆の背中についている消しゴムを使っています。しかしあの小さい消しゴムで長くもつわけもなく、すぐ使い切ってしまいほかの人の消しゴムを奪おうとして喧嘩になるということが日常茶飯事に起きています。鉛筆削りもクラスに数個しかなく、何度も削りなおしに席を立つため、授業に支障が出るという状況です。

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■プロジェクト概要

このプロジェクトは、子供たちに勉強する環境を作ってあげることができ、それだけではなく子供たちにたくさんの笑顔も作ってあげることができます。ホンジュラスの通貨・レンピーラは、1レンピーラ=約4円(2012年7月現在)となっています。鉛筆を例にとってみると、鉛筆1ダースを約10レンピーラ、日本円にして約40~50円で購入することができ、単純計算ですが、あなたの500円の寄付で10ダースの鉛筆を購入することができます。ジャングルスクールには約100人の生徒が通っており、500円で生徒全員に1本の鉛筆がいきわたり、約100個の笑顔が作れます。パトロンから支援していただいたお金は鉛筆だけではなく、ノート、消しゴム、鉛筆削りなどの購入のために使わせてもらいます。また学校側から必要なものの依頼があった場合には、そちらにもお金を使わせてもらいます。

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現地ボランティアによる、音楽の授業風景

■プロジェクト成功後について

学校に勉強道具を寄付することで、子供たちに勉強する環境と笑顔を作ることができるだけでなく、家でも勉強道具がないために勉強ができないという環境も改善できます。また、パトロンへのリターンのために木材に自分たちで文字・絵を描くことも、子供たちの美術の分野で興味の視野を広げることができるとともに、自分たちを支援してくれる人たちが遠い異国の地にいるということをしってもらう、そして支援されていることを知ってもらうことにより自分たちで自立しないといけないという気持ちを少しでもつけてもらえると私は考えています。子供たちにはできる限り身の回りのことで心配をしてほしくわないのですが、常に感謝の気持ちをもっていてほしいなと考えています。

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■リターンについて

パトロンへのリターンは3000円以上支援していただいた方から、ホンジュラスの子供たちが作ったものをお送りします。

500円 気持ちを込めた”Thanks Mail”をお送りします。
1000円 気持ちを込めた”Thanks Mail”を元気いっぱいの子供たちの写真をつけてお送りします。
3000円 1000円のリターンに加え、子供たちからのメッセージを子供たちが描いた絵葉書に書いてお送りします。
5000円 3000円のリターンに加え、現地ボランティアスタッフが子供たちと一緒に作ったキーホルダーを一つお送りします。
8000円 3000円のリターンに加え、現地ボランティアスタッフが子供たちと一緒に作ったキーホルダーを二つお送りします。
10000円 8000円 のリターンに加え、現地ボランティアスタッフが子供たちと一緒に作った置物を一つお送りします。

*すべてが手作りで子供たちが、または子供たちと一緒に作るため、同じものは一つもありません。リターンのできには多少のばらつきはあります。その点はご考慮お願いします。
*3000円からのリターンにつきましては、”Thanks Mail”以外のリターンは日本に帰り次第お送りします。リターンの到着は12月の中旬から下旬になりますのでご了承ください。

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左: キーホルダー              右: 置物

■このプロジェクトへの思い

いろいろと書かせていただきましたが、実際私にできることは小さなことしかなく、周りの人たちからの協力を得ないと何もできないのだと常々感じています。しかしこちらに来て、現状を目の当たりにし、何かできないか、未熟な自分でも何かできるのではないか、どうしても何かをしたいと感じるようになりました。被災後の日本にはたくさんの支援を必要としている人たちが、子供たちがいます。しかし、ホンジュラスのあの純粋な笑顔は被災地の子供たちと一緒で、大人たちが守っていかないといけないものなのだと思います。私はあの元気いっぱいの子供たちの笑顔を守って、将来のために好きなように一生懸命勉強してもらいたいと思っています。500円の支援からでも勉強する環境とたくさんの笑顔を作ることができます。子供たちの笑顔を見る度に、何かしたいという気持ちが強くなり、この気持ちは今では他の人の何倍にもなっています。是非皆さまのご協力をお願いいたします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ホンジュラスの英雄、レンピーラの日の仮装

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自然科学の授業風景

  • 2012/12/07 13:36

    こんにちわ! ここ最近更新をしていなく、大変もうしわけありませんでした。 リターンの準備が整いましたので、発送をさせていただきます。 早ければ12/7(金)にはCAMPFIREに登録されている住所に届くようになっていますので、ご確認お願いいたします。 また、発送の際に足りない情...

  • 2012/11/20 01:41

    パトロンの皆様、こんにちわ 先週をもちまして、当プロジェクトの寄付、リターン作成の過程をすべて終えることができました。また、私自身も今日をもってホンジュラスから帰国することになります。 帰国後すぐにリターンの発送の準備を始めさせていただきます。各リターン、子供たちの個性・元気が目に見えるも...

  • 2012/11/02 10:38

    本日、皆様からの支援金で購入した寄付品を学校に寄付させていただきました。 ご支援大変ありがとうございました。 この場を借りて寄付の内容を説明させていただきます。 今回購入した勉強道具は今までのJungle Schoolのとっていた校長先生が勉強道具保管する形とは変えさせていただき、各...

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