★ ご挨拶 ★

初めまして。「一般社団法人アドベンチャーレースジャパン」です。
私達は、2018年6月に世界を転戦する「アドベンチャーレーシング・ワールドシリーズ」の1戦を日本で初めて開催します。本大会は長野県をはじめ、関係自治体や地域で活動する多くの団体・個人の皆さまのご協力を受け、【Adventure Race Japan 2018 in NAGANO】として、長野県北部~中部エリアでのレース開催が決定しています。
この度は、【Adventure Race Japan in NAGANO】の運営資金の一部をご協力いただきたく、クラウドファンディングを立ち上げました。

▼このレース中に選手は、こんな長野県らしい風景に出会うことでしょう

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★ アドベンチャーレースとは ★

アドベンチャーレースは、山・川・海・洞窟・ジャングル・砂漠・氷河などあらゆる自然を舞台に、男女混成のチーム(3~4名)が互いに協力し、チェックポイントが記された地図とコンパス(方位磁石)だけを頼りに、課せられたスポーツ・アクティビティをこなしながらゴールを目指すレースです。

まだまだ一般的にはなじみの少ないアドベンチャーレースですが、レース内で課せられるアクティビティは、特殊なものや特定の種目ではありません。例えば、トレッキング・マウンテンバイク・カヤック・ラフティング・サップ・ロープワークなど、世界中でこれまでも楽しまれているものばかりです。主催者がこれらのアクティビティから、そのレース(コース)ごとで違うフィールドに合わせ、最もその地形や自然環境を楽しんで味わえる種目をえらび、組み合わせます。
したがって、幅広い年齢層の方々が自然に親しみながら参加していただける、あるいはレースを楽しみながら新しいアクティビティと出会ったり、新しい技術を習得したりできるスポーツです。

また、アドベンチャーレースはチームスポーツです。大きな大きな自然の中に、チームがひとつの小さな社会として存在し、時には個々の弱さをカバーし合い、時には意見が対立して立ち往生し、葛藤と助け合いを繰り返してゴールを目指します。メンバーが一人でも欠ければその時点で失格となります。弱いメンバーをいかにゴールに導いていくかが、チームメイト全員に問われます。美しくも厳しい自然の中をチーム一丸となって進んでいく過程には数多くのドラマが生まれます。そのドラマは当事者である選手だけでなく、観戦者をも感動の渦に巻き込み、これまでにも多くのストーリーが語り継がれています。

アドベンチャーレースは、人間の体力・知力・精神力・適応力を駆使して自然と調和し、現代に失われつつある自然への畏敬の念を思い起こさせ、それとともに仲間との調和、自己を見つめ直す体験をも含有した究極のアウトドア・スポーツと言えます。

▼仲間と協力し合い、道なき場所に進むべき道を見つける。これこそがアドベンチャーレースの醍醐味

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★ Adventure Race Japan について ★

《アドベンチャーレーシング・ワールドシリーズ公認大会》
1999年、長野県北部を舞台に、日本で初めてのアドベンチャーレースが開催されました。それからまもなく20年が経とうとしています。ただただ、月日が流れただけではありません。当時のレースは「日本初のアドベンチャーレース」でした。私達が2018年に開催するレースは「日本初のアドベンチャーレーシング・ワールドシリーズ戦」として、アドベンチャーレースの世界に新しい歴史を刻みます。

【Adventure Race Japan in NAGANO】は、世界14か国で開催されているアドベンチャーレーシング・ワールドシリーズ(ARWS)のデモンストレーションレース部門(2018年よりシリーズ化が決定)公認大会です。

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください

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★ 一般社団法人アドベンチャーレースジャパン について ★

「一般社団法人アドベンチャーレースジャパン」は、日本のアドベンチャーレースを黎明期から支えてきたメンバーが中心となって、設立されました。
主要なメンバーの経歴は下記の通りです。

《Adventure Race Japan in NAGANO 大会実行委員長 田中正人》
アドベンチャーレース界の第一人者。日本のトップチームである「イーストウィンド」のチームキャプテンとして、国内外の数々のレースでの実績を持つ。現在も選手として海外レースに参戦する一方、国内レースのオーガナイザー、イベントや講習会の企画運営、若手育成、アウトドアスポーツの普及振興など多岐に渡って活躍している。

《Adventure Race Japan in NAGANO 主催 / 企画運営統括 久保田亜矢》
フォト・スポーツジャーナリスト、イベント企画運営。スポーツジャーナリストとして4度の冬季五輪取材実績を持つ。20年前に国内初開催となったアドベンチャーレース「サロモンクロスアドベンチャー」を取材。その後も国内外の数多くのアドベンチャーレースの取材・撮影し、情報発信を続けている。2013年には世界でも初となるアドベンチャーレース専門誌を刊行。アウトドアスポーツの普及を目的としたイベントの企画運営も行っている。

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★ そのほかの人物紹介(一部) ★

《Adventure Race Japan in NAGANO コースディレクター 小澤郷司》
「Adventure Team Real Discovery」所属。現役選手として海外レースに参戦。2015年に株式会社リアルディスカバリー・アウトドアーズを設立し、講習会およびレースのオーガナイザーやコースディレクターとして活動している。

《Adventure Race Japan in NAGANO ARWSデモンストレーションレース部門監修 クレイグ・バイクラフト》
オーストラリアのアウトドアイベント会社の経営者として、アドベンチャーレースのディレクターを務める。世界各地で開催されているアドベンチャーレーシング・ワールドシリーズ(ARWS)を統括している。

主要な運営メンバーは公式ウェブサイトで紹介されています。
宮内佐季子/内河智美/稲田正人/山田琢也/芝田登紀子/内田一成/高山英恵

この他、多くのボランティアの皆様のお力でレースが成り立ちます。

▼スタッフやボランティアによって何度も何度も繰り返される試走

▼時には白熱した議論が深夜まで

▼時には頭を抱え(時には気分転換にカフェに仕事を持ち込み・・・おしゃれカフェの多い白馬村が拠点で良かった!)

▼様々な分野で様々な人達が関わり、何度も繰り返される打ち合わせを経て

▼せっせと(心を込めて)単純作業(が実は一番楽しかったり・・・)

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★ 実現したいこと ★

《第1回大会として成すべきこと》
① 安全かつ楽しんで参加していただけるような、魅力的なレース作り
② 日本人選手だけでなく、海外選手や観戦・応援する人々へも長野のアウトドアフィールドが非常に魅力的であることを伝え広めていくこと
③ 継続可能な仕組み作り

《参加する人だけでなく、応援する人たちも楽しめるように》
アドベンチャーレースは、これまで参加する人の楽しみでした。最近では大手のテレビ局が番組を組むなどの効果により、観て楽しむ人の層も徐々に増加傾向にあります。
とは言え、いつどこを通るかわからないという特性を持つアドベンチャーレースを観戦して楽しむことは至難の業であることに変わりありません。【Adventure Race Japan in NAGANO】では、選手の場所を常に把握するためのトラッキングシステムを利用し、インターネットでチームが移動する様子をリアルタイムで見ていただけます。またチームが通過するチェックポイントをクリックすると、その場所が写真で閲覧でき、応援する人たちにも一緒に素晴らしい風景を楽しんでいただけるようにしたいと考えています。
このようなシステムは、昨今開催されている海外の国際レースとしては標準的ですが、本大会の総距離である約250kmを途絶えることなくトラッキングすることは非常に大がかりで、我々にとって最もチャレンジングな取り組みです。

▼トラッキングシステム技術提供各社様とのテスト&検証は、早朝から深夜まで、何度も何度も繰り返されている

《大会後の展望》
「一般社団法人アドベンチャーレースジャパン」は継続的な開催を目指します。第1回レースは6月開催ですが、日本は美しい四季があるということが国際レースとして魅力的な特徴となることは間違いないので、第2回レース以降は季節を変え、日本の自然を満喫していただけるような工夫を凝らしたいと考えています。
国際レースを日本で開催する土壌を作るため、海外のオーガナイザーとの連携、継続的な英語での情報発信、アウトドアの現場での通訳育成などにも取り組みます。
また、日本人のチームが海外レースへ参戦するサポートも重要な役割と考えています。「一般社団法人アドベンチャーレースジャパン」が海外オーガナイザーと日本チームのパイプ役となり、日本人が海外で活躍できる場を作り、海外チームが日本のレースに参戦しやすい環境作りを目指します。

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★ 資金の使い道 ★

このような大規模なレースをゼロから立ち上げるということで、非常に大きな資金が必要となります。(本当に思い描くレースを形にするためには、当初6,000万円が必要と試算していました!)

「アドベンチャーレース」という決してメジャーとは言えないスポーツに対して魅力を感じ、可能性を見出してメインスポンサーとしていち早く名乗りを上げてくださった日産自動車株式会社様をはじめ、アドベンチャーレース成功の要と言えるトラッキングシステムの開発でご協力くださった技術提供各社様、その他 多くの企業様から心のこもったご協賛をいただき、また行政機関の皆様には許認可関係で甚大なご協力をいただき、開催まであと1か月というところまでこぎつけました。

このようにたくさんの企業様・関係機関様からサポートをいただいているのは事実なのですが、まだまだ資金は潤沢と言えません。参加チームからお預かりした大切な参加費、企業様からお預かりした大切な協賛金を無駄にすることが絶対にないようにと、諦めて省いたり簡略化したり効率化したりと何度もレース計画を見直して慎重に予算を削って、レースを成功に導くために実行委員会も努力を重ねてまいりました。
しかしながらここへ来て、やはり安全確保およびスムーズな大会運営のためにどうしても削ることのできない部分が出てきます。安全確保が重視されるポジションへはプロフェッショナルなスタッフを配置し、大量の物資や機材が長野県下250Kmを大移動します。万が一の際の医療プランや救助プランについては、最大限の準備を整えておく必要があります。「ARWS公認レース」としてレース運営を全うするために、我々がすでに用意できている資金は到底 充分とは言い難い状況です。
皆様から新たにご提供いただく資金は、「ARWS公認レース」としてふさわしいレースを達成するための資金の一部として使用させていただきます。

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★ リターンについて ★

【応援コース:3,000円】応援のお気持ちを有難く受け取らせていただきます。ご支援のお礼としてレース中に撮影された写真の中から、スタッフが厳選した写真データをお礼のメールとともにプレゼントさせていただきます。

【ARJを明るく照らすコース:3,000円】ARJのロゴがプリントされたオリジナルのパッカブルライトです。使用しないときにはコンパクトに折り畳むこともでき、非常に軽量かつエコフレンドリーな素材でできています。太陽光で充電可能です(室内でもUSBを用いて充電可能)。(ブランドページ
レース会場等では3,500円で販売予定です。

【ARJ満喫グッズコース:4,000円】ARJオリジナルデザインの手ぬぐい(クラウドファンディング限定カラー:青)とナルゲンボトル、そしてステッカーも入ったセットです。青い手ぬぐいは会場で販売しません!これを持っていれば我々ARJスタッフから大いに感謝されること間違いないでしょう。(レース会場では同じデザインの赤色バージョンを販売予定です)

【「イーストウィンド」と一緒に応援!コース:5,000円】「イーストウィンド」のメンバーが「僕らも何か力になりたいから」と心を込めて、ポスターにサインしてくれました(彼らはこのほかにも試走で大活躍してくれています!)。どうかイーストウィンドとともにARJを応援してください。
ポスターは額装してお送りいたします。

【選手になった気分で応援コース:5,000円】マニアックなリターンですが、アドベンチャーレーサーにとってはお宝かもしれない・・・「Adventure Race Japan in NAGANO」の国際レース参加チームへ、当日の朝に配布される地図セットです。チームへも1セットずつしか配布されない貴重なものです。アドベンチャーレースではスタート前の数時間まで、この地図はトップシークレット。ですので、もちろんのこと、このリターンが発送されるのは大会後となります。

【一緒に楽しんで応援もできちゃうコース:10,000円】参加選手および関係者、ご招待者のみで開催されるウェルカムパーティー(2018年6月14日 19:00~21:00、長野県白馬村で開催予定)にペアでご招待いたします。ぜひこの機会に、新緑が美しい長野県を満喫しにいらしてください。(宿泊はご自身でご手配いただきます。おすすめのお宿を紹介できますので、ぜひ事務局へお問い合わせください)

【お宝ゲットで応援もできちゃうコース:20,000円】「Adventure Race Japan in NAGANO」唯一の招待チーム、ARWS国際ランク3位の強豪チームである「コロンビア・ヴィダレイド」のビブ。レース終了後にチームメンバー4名からサインを書いてもらう予定です。世界にたった4枚しかないビブのうちの1枚だけをクラウドファンディングのリターンとして用意いたします。

【自然を愛するすべての人へ。PRO TREKコース:50,000円】文字盤の裏に「The First Adventure Race Japan In NAGANO 2018」の刻印&ベルト部分にロゴが入った「Adventure Race Japan in NAGANO」記念モデルです。商品詳細はリターンのページをご覧ください。(ブランドページ


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★ 最後に ★

「日本でレースを開催したい!日本の自然や文化にはそれだけの魅力がある」
これは、ARWSを統括するクレイグ・バイクラフト氏が、【Adventure Race Japan in NAGANO】を主催する久保田亜矢に語っていた言葉です。

日本初のアドベンチャーレース開催の20周年記念イヤーを目前にして、このプロジェクトが動き始めたことはきっと何かのご縁だったのだと思います。

「日本でレースを開催してほしい!」と夢を語りかけて来た人がいました。
日本にも「国際レースを日本に誘致したい!」と情熱を持って取り組んでいたオーガナイザーがいました。
「日本でレースはないのか」と心待ちにしていた海外チームの選手達がいました。
「こんなレースに参加したかった!」日本でやると話した瞬間に、エントリーに向けて動き出してくれた多くの日本人選手達がいました。

たくさんの人の応援によって、我々はようやくそのスタートラインに立っています。
我々運営チームは、準備を進める中で、協力し、喧嘩し、慰め合い、お互いを鼓舞し合い、知恵を出し合い、専門スキルを共有し、アドベンチャーレース本番さながらの様々なドラマに直面してきました。この運営チームで無事に乗り越え、ゴールに達するためには多くの皆さまからの協力が必要です。

私達はアドベンチャーレースを通して、まだ見ぬ自然(風景)の素晴らしさ・日本文化の豊かさを、世界へ発信できるよう、力を尽くしてまいります。国際大会の名にふさわしいレースを催せますよう、ぜひお力を貸してください。

▼ある日の試走を終えて

 

 

 

  • 2018/05/28 08:24

    公開2日間で20%まで達成し、私達は驚きつつ、とても嬉しく思っております。 早速、ファンディングしてくださった皆様、応援のメッセージをくださった皆様、SNSなどでシェアしてくださった皆様、本当にありがとうございます。 レーススタートまであと半月。私達の準備もいろんなことが最終段階に入って、...

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