はじめに

こんにちは、米山敏裕(よねやまとしひろ・通称よねさん)です。国際協力NGO地球の友と歩む会(LIFE)の事務局長をしています。

当会、特定非営利活動法人地球の友と歩む会(以下LIFE)は1986年に創設されたNGOです。『水・緑・人』にフォーカスをあててインド、インドネシア農村部で農村の生活を豊かにするためにさまざまな課題に取り組んできた団体です。1990年からはインド、中西部にあるマハラシュトラ州農村部で清潔な飲料水を供給するために井戸建設をおこなってきました。この建設作業には日本人がボランティアでワークキャンパーとして参加、30基の井戸を完成させることができました。また、1992年からはインドネシア東部にあるスンバ島では過去に伐採されて失われた森林を回復させるために植林ワークキャンプをおこない日本人と現地人たちの手によってこれまでに20万本の苗木が植林されました。現在もマングローブの種を育て苗木を植林しています。

同時期にはインド、インドネシア農村部や都市部でスタディツアーも開催され現地の人たちが直面している課題について学ぶ機会をもち、これまでにワークキャンプ、スタディツアーには1500名にも及ぶ日本人が参加してきました。参加者の中からは国際協力の現場で働く人たちを輩出してきました。また、LIFEのインターンやボランティアとして長期にわたってLIFEの運営活動に携わり、支援者、協力者になっていることは大きな財産といえます。

NGOは海外での課題解決に向けて働くだけではなく日本国内においても多くの社会課題に気づき、解決に向けて働くことです。海外での課題は私たち日本人にとっても無関係ではありません。LIFEはこれまでインド、インドネシアでおこなってきた支援活動を今後も継続的におこなっていくことによって現地からの課題を発信し、それを受け止めていく環境をつくっていきたいと思います。

未曾有な新型コロナウイルス感染症の拡大によってインド、インドネシアそして日本においても危機的な状況に直面して将来的な展望が今もって見出せない状況です。LIFEの海外での支援活動も影響を受け、渡航もできず計画が中断しています。


《実績》
植林した樹木:60万本以上
有機農業研修に参加した人:1万人以上
縫製技能を身に着け手に職を得た女性:700人以上
スタディツアー参加者:1500人



解決したい課題

でも、私たちが支援を行ったのはまだほんの一部です。
インドもインドネシアも町から離れた農村部は困窮する人たちがたくさんいます。
私たちがやらなくてはならないことはまだまだ山積みです。

しかし、1年前からのコロナ禍でLIFEも影響を受けています。
スタディツアーは開催できず、イベントの主催や出展もできません。
今はLIFEを存続させるために貯金を切り崩しています。

2020年度(昨年度)の決算では、約300万円の赤字でした。
2021年度(今年度)は、200万円の赤字になる見込みです。
このままでは2年後には預金が底をつきLIFEは解散しなくてはなりません。

このプロジェクトで実現したいこと

LIFEを継続するために運営費が必要です。
月6万円の家賃と光熱費、スタッフ3名の人件費を集めます。
コロナ禍を乗り越え、再びインドとインドネシアの支援をしたいです。


応援メッセージ

鵜尾雅隆さん(認定NPO法人 日本ファンドレイジング協会代表理事)
地球の友と歩む会(LIFE)は、私にとっても学生時代から20代、本当にお世話になったNPOです。私にとってLIFEとの出会いが原点であり、スタートでした。これまでも多くの人達に途上国の現場での支援活動を体験し、国際協力を身近にする、とても素晴らしい活動を続けておられます。コロナ禍は、世界中で大きな苦難をもたらし、それは国際協力を市民レベルで継続してきたNGOにとっても同様だと思います。一人一人の心に灯をもたらし、人の善意と想いをつないできた、とても大切なLIFEが、みなさんのご支援でコロナ禍の苦難を乗り越え、これからも多くの人達をつないでいただくことを期待しています。私も応援します!



スカルマ・ギュルメット Skarma Gurmetさん(NPO法人 ジュレー・ラダック代表)
元LIFEスタッフ


資金の使い道

【目標金額200万円の内訳】 

2021年度、2022年度の家賃および光熱費:約144万円
人件費:約24万円
広報費:約12万円 ※印刷費、郵送料等
CAMPFIRE手数料:約20万円 (9%+税)

実施スケジュール

《LIFE立て直し寄付キャンペーン》
当クラウドファンディングの他、振り込みによる寄付、継続的にLIFEの支援ができるマンスリーサポーターを募ります。
キャンペーンの目標金額は、500万円。
うち、当クラウドファンディングは、200万円。

5月1日 寄付キャンペーン開始
5月11日 クラウドファンディング開始 ~6月30日
5月22日 オンライン交流会開催
9年30日 振り込みによる寄付の終了
10月頃   リターン発送

LIFE立て直しキャンペーンは9月30日にいったん終了しますが、ご寄付やマンスリーサポーターは随時受け付けます。

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン

お礼のご連絡を差し上げます。
ご芳名をホームページに記載いたします。
 ※記載の可否はリターン画面の備考欄にお書きください。
1万円以上のご寄付の方には会報を同封いたします。

最後に

皆様におかれましても、コロナ禍で大変苦しい思いをされていることと思います。そんな時にLIFEへのご寄付をお願いすることをご容赦ください。

インド、インドネシアには私たちが手を差し伸べて貧困問題解決のお手伝いをしなくてはならない人たちがたくさんいます。私たちの使命実現のために、是非とも皆様の力を貸してください。

自己紹介

米山敏裕(よねやまとしひろ・通称よねさん)
1949年2月10日生まれ

・1993年LIFE主催のインド、井戸掘りワークキャンプに参加、1996年に職員として採用される。開 発教育の教材づくりなどをしてのんびりやれるのかと思っていたが、現実は厳しかった。毎年実施していたインド、インドネシアワークキャンプの広報、現地引率、会員管理業務で多忙。『百聞は一見に如かず』の信念のもとに、五感を使って現地から学ぶこと、気づきを得ることが国際協力ワーカーの基本だと確信。よって現地の人たちを尊敬し、謙虚に接することを心掛けてきた。とかく支援を行う側の人は傲慢になり、価値観を押し付けていく傾向になりがちだが、我々は部外者であることを肝に命じて接することによって現地のニーズがなにか知れることを経験。同じ目線に立ち、こちらの価値観を押し付けないことによって対等な関係が築かれ、依存心を生まずにやっていけることだと、これも国際協力ワーカーの基本的な姿勢だと理解。

・国際協力ワーカーはいつも限られた期間、予算で成果が求められるが、現地では予定どおりすすまないことが多い。最初は戸惑い、イライラ、フラストレーションも溜まる。時間が守られない、計画が変更になる、これらは支援者側の言い分。現地にはかれらの時間の流れがあり、やり方がある。

このようなことがわかるまでにかなりの時間、年数を要した。

・農村開発ワーカーとしてはまだまだ力不足だ。これからも体力が続く限り海外の現場に赴き現地のリアリティーが嗅ぎ分けられる力をつけ働いていきたい。


特定非営利活動法人地球の友と歩む会は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください