【はじめに】

はじめまして!

千葉県我孫子市にある年齢制限のないアトリエちっちのアトリエです。

アトリエではキッズアーティストたちが「自分の好きなことやりたいことは、どのようにしたら実現ができるか?」を周りの大人やお互い相談しながら制作をしています。

キッズ野外スケッチ

小学生油コラージュ運営スタートしてから2年が経ち、そのように制作に励んだキッズアーティストの作品のエネルギーの素晴らしさやキッズアーティストたちの制作過程に心が洗われていくことに気づきました。この感動を皆様の生活へ届けたい!繋がってほしい!と思いから、

「ちっちのアトリエ発表会(アートカレンダープロジェクト)」

が生まれました。

私がなぜ、この、「ちっちのアトリエ発表会(アートカレンダープロジェクト)」を立ち上げたのか。まずはその思いからお話しさせてください。


このプロジェクトで実現したいこと】

キッズアーティストたちの作品アートカレンダーをキッズアーティストたちと話し合い、企画します。アートカレンダーができるまでをwork-in-progress(制作過程)として発表します。

キッズアーティストの制作風景をレイアウトした1月のページ

カレンダーに選出する予定の作品や風景画像、関連する作品をキッズアーティストたちと相談しながら展示します。

子どもたちによるちっちのアトリエオリジナルワークショップも行うので、参加者や来場者にちっちのアトリエの環境、教育により濃く触れてもらえると思います。


【プロジェクトをやろうと思った理由】

アトリエを運営していて、子どもたちや保護者の方からの話を聞く機会が増えました。

そこには、他愛もない話からシリアスな話までたくさんあり、その中でも特に印象的だったのが、幼稚園や保育園、小学校と子どもたちとの深刻な関係でした。

幼稚園や保育園、小学校と子供達の関係についての保護者の方からの相談事や、子どもたちの話の中で頭を抱える内容や、「え!?本当の話なの?!」と耳を疑うようなことがたくさんありました。

また、昼間の高校教員の仕事で高校生と会話をよくするのですが、その高校生との会話の中で

「何がやりたいの?」と質問すると、

「わからない、できることがわからない、自信がない、とりあえず大学いく」

との答えが多数あり、小中と、なんのための義務教育期間だったのか、、どうしたものかという日々が続きました。

幼稚園、保育園、小学校での適当でない環境と、高校生がそのようになる原因は繋がっているかもしれない、、探して突き止めたい!でもどうやって?現実が目の前に広がるのに解決できない焦りがありましたが、大学時代の教職で出会った様々な教育方法やこれまでの旅行先で感じた「アートと人との繋がり」をあらためて振り返り、学び直しました。

改めて振り返ることで、これまで私たちが当たり前に触れていた内容との差がはっきりと現れ、これをちっちのアトリエのアートに取り入れよう!気になっていることを、やれることからやってみよう、と決意しました。


【これまでの活動】

ちっちのアトリエは、

2年前にオープンしましたが、構想は20年ほど前からありました。

大学の先輩の活動に憧れて始めたアートを通しての地域とのつながりを考え、地方や東京でワークショップを続けてきました。

新潟県上越市でのワークショップ

様々なワークショップを通して、子どもたちができること、やりたいこと、大人のサポートの仕方、声がけなど具体的に何が適当かを考えて来た結果、

子どもたちのやる行動の先にはちゃんとした理由があること、大人では見過ごしてしまうシンプルな好奇心があり、それによって行動があることに改めて気づくことができました。

子どもたちの好奇心は無限にありますが、無限にあるからこそ試せるものが沢山あったり、たくさんの体験を組み合わせることができる、その子その子のあった体験をしてもらうことができる!と確信しました。

そのようなことを考えてオープンさせたので、ちっちのアトリエでは、年齢制限が無し、ガチガチに決められたカリキュラムが無し、「やりたいことを自分で決めていく、選んでいく」という体験が中心にしています。

制作する内容が決まってから、周りの大人に相談したり、子どもたちだけで話し合ったり、教えあったり、アトリエの道具の場所決めや片付けなどをしながら作品制作をしていくと言った内容がちっちのアトリエの特徴となっています。

また、子どもたちには、結果より過程に重点を置くことを伝えています。

なるべく「何がやりたい」を考えてもらい、それを試してみる、友達や周りの大人とシェアする体験をして貰っています。

子どもたちが主体的に考えて自分が主人公になるように制作すると、やり方や失敗だと思う結果も子どもたちがそれらを受け入れることができる。

ということがわかってきました。


【資金の使い道】

◯キッズアーティストたちの作品が詰まったアートカレンダー制作費

◯我孫子市民プラザの施設使用料(展覧会会場費)

◯当日のワークショップ準備、材料費

主体性があり子どもたちが楽しみながら学ぶことができるアートの時間、工作の環境を広く知ってもらうには、展覧会を開くことが効果的だと思ったためです。会場では、オリジナルワークショップも開催予定。


【リターンについて】

①〜③の3種類の中からお選びいただけます。


①カレンダーと回数券セット。

○キッズアーティストたちの作品が載ったアートカレンダー1冊。                 

ワークショップ1回券を4枚。(お好きなワークショップにお使いになれます。)


②子どもたちの作品が載ったアートカレンダー1冊。

○キッズアーティストたちの作品が載ったアートカレンダー1冊。   

③ちっちのアトリエで使えるチケットセット。                  

◯回数券22000円分。
○ちっちのアトリエレッスン券(1回2時間)を2枚。(5500円相当)         

○ワークショップ券(2000円相当)を1枚。

回数券やチケット全てに有効期間はありません。


【実施スケジュール】

2021年

6月 プロジェクト公開。

7月 キッズアーティストたちと相談しながらこれまでの作品制作風景をまとめた動画制作、写真の整理。

展示に必要な材料などを揃える。

7月23日搬入 キッズアーティストたちのそれぞれの作品を持ち込んでもらう。

7月24日から26日まで、自分たちの制作を振り返り、どの作品が何月にするか決める。お客さんにはその風景を見てもらう。

人体クロッキーワークショップも実施する。

搬出

アートカレンダーを発注する。

8月にアートカレンダー、チケット送付開始。


【最後に】

高校生や中学生などの思春期の生徒や小学生、幼稚園、保育園の児童期、幼児期の生徒と接する中で、特に考えさせられることは、

子どもたちはみんな、年齢を関係なく「やるべきこと」をわかっているということです。


「やるべきこと」とは、大多数の大人や教員が望むことではなく、

子どもたちが生まれ持ったありのままのイメージする事や好奇心を形にする事です。

大多数の大人や教員の、大人の都合の素敵さや、そこそこのレベル、やり方などは、

子どもたちにとっては、あってもいいけど、やらないといけないものではないという事です。

ちっちのアトリエに来るようになって、

初めは消極的だった(恥ずかしがっていた)子どもたちが、自分で選び選択していく、

方法を考えて、手法を変えていく、友達の工夫を見て真似してみる、

声をかけて道具の貸し借りをして、いきいきした姿をよく目にします。

絵を上手に描こうとしないでいい、楽しむものだ、楽しいからもっと描きたい!

といったように

「子どもたちが主体的になる環境さえあれば、美術やアートが子どもたちによってもっと可能性が広がるのでは?!」

「アートによって可能性が広がった先では、もっと広く学びが子どもたちを楽しいに導いてくれるのでは?!」

と感じています。


ここまで読んでくださいありがとうございました。

ちっちのアトリエより


以下はちっちのアトリエを利用していただいたお客様の声です。


このプロジェクトを通して、皆様からのご支援を募り、価値を共有し、理解してくださった方と共に子供たちの学びの場を作り上げたいと思っています。

(目標金額に満たない場合も計画を実行して、リターンをお届けいたします。)

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください