<はじめに>

 皆様初めまして。私は年々深刻化している都内の空き家を中心に不動産運用を考えている「高橋」ともうします。

 

 現在、東京都内における空き家の総数は82万戸あり、活用可能と想定される「腐朽・破損なし」の空き家の総数葉は65.6万戸とされています。東京の空き家問題は年々減少することなく毎年横ばい、増加を繰り返しています。

 

 都内の人口は増え続けているにも関わらず改善されない空き家問題が心配されるそんな中、2020年には一大イベントである東京オリンピックを控えている日本の中心都市東京。

 

 これらの問題が山積みな現状を打破すべく、都内の人口増加と来たるべき2020年のオリンピックの二つの柱を軸に東京の空き家を長期的に運用し、これから東京に移住してくる予定の人々に希望となる選択肢を増やすためにも、以下のような内容でプロジェクトを計画いたしました。

 

 

<これまでの活動>

 これまでの活動といたしましては、近年の東京の人口増加の推移を統計すると同時に総務省のデータをもとに23区内の空き家の状況を把握。その中で特に空き家の増加が著しい大田区・世田谷区に視点を当て空き家の所有者の活用意向を調査。その結果、空き家の今後の活用意向については「空き家のままにしておく」が約半数であった。また、空き家の管理についてもほとんど何もしていないという所有者が多くみられました。

 

 これらの結果をうけ、不動産業者立ち会いのもと実際の空き家を調査しました。

 

 調査した結果、世田谷区については再生可能アパートや1件家が多く見られ投資する価値は大いにありと判断。また、再生不可と判断した物件については、駅との距離、住宅街との位置関係を割り出し解体した後駐車場やコミュニティパークなどの活用法を思案しています。

 

 大田区については未だ調査が行き届いていない地域があるため、今後逐次報告していきます。

 

<資金の使い道>

 

 まず資金の使い道と同時に不動産運用の方向性に関する大まかな計画を紹介させいていただきます。

 

 私は今回のプロジェクトで得た資金をもとに、最初は安定した家賃収入が見込める地域(杉並区・中野区・文京区・練馬区・豊島区)に建つ築35年以内の中古アパートを1棟買いします。1件目の候補に上記の5つの地域を選んだ理由については、杉並区・中野区・文京区・練馬区・豊島区は都心5区と呼ばれる港区・千代田区・中央区・新宿区・渋谷区に比べて価格は低いのですが、都心5区と同じように賃貸需要が見込めるからです。

 

 そして、今回のプロジェクトにより得た資金を利用し1件目をそのような地域に保有し安定した家賃収入を得ることにより、2件目以降を保有する際にも銀行から融資をうけやすくなります。

 

 1件目で地盤を作り上げてからの2件目からが私のプロジェクトが始動します。そのためにも最初の1件目は大変重要です。

 2件目については、賃貸需要は高いながら多くの空き家問題を抱えている世田谷区に視点を当て投資をします。まずネットや現地調査により空き家状態のアパートを購入します。次に購入したアパートをリフォームするのですが、そのときのリフォームの費用や不動産購入の際に発生したローンなどは1件目の家賃収入及び融資により賄います。

 

 リフォームの際に私がこだわる点が3つあります。

 1つ目が見た目です。多くの方に住みたいとお思っていただくためには外見だけではなく内装もより清潔感のある設計に仕上げます。

 2つ目が住み心地です。清潔感に加え、住んでいて楽しくなるようなデザインを取り入れます。

 3つ目が、安全性です。元空き家ということもあり、建物に耐震設計を取り入れます。またセキュリティ面においても鍵にピッキング防止を取り入れ、防犯カメラの設置に加え希望者に無料で盗聴の検査を実施します。

 

 

 一軒家や、修繕不可能な物件については取り壊しをして更地にした後、土地の再有効利用の状態を吟味し運用していきます。(ex,パーキグスペースや、自治体からの補助金を利用した福祉スペース)

 

 このように全体の流れとして↓

 「1件目購入し安定した家賃収入を得る」→「1件目の物件を軸に銀行からの融資をうけ世田谷の空き家物件購入、修繕」→「2件目以降も民泊やゲストハウス運用も視野に入れ他の地域の空き家物件を購入し修繕(修繕不可の場合は取り壊して運用)」

 

 以上の流れ繰り返し計画的に空き家運用を進め、15年以内に保有物件を18件以上保有し、長期にわたり空き家問題を解決すべく私意外の方に空き家運用を広めていき、最終的には空き家問題の解決だけでなく、東京へ働きにきた方や、住みたくてもなかなか東京に住むことができない方々への支援を行う会社を立ち上げたいです。

 

 

<最後に>

 私は、東京が抱えている空き家問題を深刻に思っています。連日ニュースで取り上げられている少子高齢化問題に加えて、増え続ける東京の人口と空き家。

 国や自治体が対策を行うのには時間がかかり、やるかやらないかもはっきりしたものではありません。それならば私が動いて一つ一つ時間をかけて確実に解決していこうと思い今回のプロジェクトを発案いたしました。

 しかしながら私一人の力では実現できません。多くの方々の支援や協力がなければ実現できません。

 皆様どうかよろしくお願いいたします。

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