演劇業界、映画業界で活躍している俳優・スタッフが『商業ベースではない芸術映画を作る』というコンセプトのもとに集まり、低予算ながらもクオリティーの高いSF作品を目指します。完成した作品は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、PFFアワード、カンヌ国際映画祭に出品。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

はじめまして。

『マイ・ワールド(仮)』で、脚本・監督を務めさせていただく、村木宏太郎と申します。

僕は、大学卒業後15年間俳優として活動し、2010年に、脚本・演出として、3.14ch(さんてんいちよんちゃんねる、と読みます)という劇団を旗揚げし、2016年までに、合計10本の作品を上演し、集客も1000人を超えました。そんな、演劇ばかりやっていた僕が、映画を撮りたいと思ったのは、いくつか理由があります。

第一の理由として、映画は『長期的に、多くの人に見てもらえる』ということです。

演劇の場合、僕が作っている予算規模の公演だと、せいぜいやれて2週間の公演が限界です。SF好きの僕は、演劇作品でも、劇場に宇宙船のセットを作ったり死後の世界のセットを作ったり、とにかくお金がかかります。そんなにお金をかけて作ったものが、わずか2週間で取り壊され、それが再現されることは永遠にないのです。そんな刹那的なところが演劇の良さでもあるのですが、やはり作り手としては一人でも多くのお客様に見て欲しい。そんなもどかしさが、ここ数年ずっとありました。

第二の理由として、劇団の公演を観に来てくださった多くのお客様から、『映画っぽい』『本当は演劇でなくて映画を撮りたいのではないか?』と言われ続けたことです。

僕としては、そんなつもりはなく、誰も観たことがないような演劇を作ることに毎回毎回、必死だったのですが、あまりにもそういった感想をいただくことが多いため、心のどこかで『いつか映画もやってみたいな』と思うようになっていました。そんな思いが強まっている中、昨年、ひょんなキッカケから、映画監督のかたと一緒に短編映画を作る機会があり、それが『第5回クォータースターコンテスト』という映像コンテストで優秀作品賞をいただきました。単純ですが、賞をいただいたことも相まって『映画は面白い!』と思ってしまったのです。

第三の理由として、これは第一の理由とも少しカブるのですが、『自分の作品を海外の人に見てもらいたい!』という思いが、劇団旗揚げ当初からずっとありました。劇団の海外公演もずっとやりたいと思っているのですが、たいした実績があるわけでもない僕が海外公演を打つのは、非常にお金がかかります。劇場費、俳優及びスタッフの旅費や宿泊費なども、東京で公演を打つ時の比ではありません。海外公演を打ちたい気持ちはとても強かったのですが、そういった諸事情を考え、現段階では無理だ、という結論に至っておりました。

しかし、『映画』という視点で考えると、その夢が実現可能なことがわかりました。調べてみると、海外では各地で、実に様々な映画祭が開催されており、その対象はインディペンデント映画も含まれていることが多かったのです。かの有名な『カンヌ国際映画祭』にも、誰でも出品できるということもわかりました。可否はどうであれ、とにかく『カンヌ国際映画祭』に出品すれば、海外の人に自分の作った作品を観てもらえるのです!しかも、作った作品をデータで郵送するだけなので、参加費のようなものを除いては、いっさいお金がかからないのです。

これは、すごく魅力的なことだと思いました。

このような理由により、僕は、今年は長編映画を作ろう、と思うに至ったのです。

 

▼作品概要

演劇業界、映画業界で活躍している俳優・スタッフが『商業ベースではない芸術映画を作る』というコンセプトのもとに集まり、低予算ながらもクォリティーの高い作品を目指します。作品は、人間の、生と死、罪と業、喪失と再生、タナトスとエロスをテーマに、『形而上学的SFミステリー』とでもいうべき新たなジャンルに挑みます。キャストは3人、上映時間は70分予定。完成した作品は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、PFFアワード、カンヌ国際映画祭に出品。

 

▼あらすじ

夜空に月のように地球が浮かぶ街。

その街の片隅にある公園で、記憶を失って目覚めた男は、

謎の女子高生と出会い、次第に交流を深めていくのだが、

ある日、とてつもない衝撃的な光景を目撃するのだった。

その日を境に、時空は歪み始め、男の意識は宇宙空間を彷徨いはじめる……。

 

▼キャスト

石塚 義高

1975年生まれ。東京都出身。
19歳の時、早稲田大学の学生劇団てあとろ'50に入団し舞台デビュー。
22歳で退団し、以降フリーとなり様々な劇団やプロデュース公演に参加。
これまでの主な出演団体は、ラーニング・ラパン、タテヨコ企画、劇26.25団、3.14ch、文月堂、ドリームダン、ハム・トンクス、ピンズ・ログ、青蛾館、横浜未来演劇人シアター、にんじんボーン、等々。
また、映画やCMなどの映像作品や、ナレーション等、声の仕事もする他、台湾のドラマや映画など、海外でも活動している。

【最近の主な出演作品】
・NHKドラマ『1942年のプレイボール』
・映画『太陽の蓋』『WHO IS THAT MAN!?あの男は誰だ!?』
・台湾映画『セデック・バレ』『KANO~1931海の向こうの甲子園』
・ナレーション『パルシステム』『日本マイクロソフト』千葉県出身。映画「太陽の蓋」、「WHO IS THAT MAN!?あの男は誰だ!?」、台湾映画「KANO~1931海の向こうの甲子園」、「セデック・バレ」、NHKドラマ「1942年のプレイボール」など。

 

舟橋 由圭

1996年生まれ。東京都出身。二松学舎大学文学部国文学科在学中。今回、主演女優役を、数十名の中から、オーディションにより選ばれる。

 

 秋澤 弥里

1977年神奈川県生まれ。大学在学中に東京オレンジに参加。 その後シベリア少女鉄道に所属し、第2回公演から第11回公演まで出演。退団後はフリーにて活動。猫☆魂、はらぺこペンギン!、MU、JACROW、月刊「根本宗子」、ミナモザ、鵺的、等に出演。その他の主な出演作:堤幸彦演出 朗読劇「もしもキミが。」声の出演 NHKオーディオドラマ「ニンに合わない」「GIRLS」映画「マイカット」(MOOSIC LAB 参加作品)

 

▼脚本・監督

村木 宏太郎

1972年生まれ。神奈川県出身。青山学院大学在学中に、俳優として活動を始め、2010年、劇団3.14chを旗揚げ。

これまでに、合計10本の作品の脚本・演出をムランティン・タランティーノ名義で、手掛ける。

2016年、脚本・演出として関わった短編映画『沈黙する○○の悪戯』が『第5回クォータースターコンテスト』で優秀作品賞を受賞。

 

 ▼スタッフ

撮影 横山 公亮

1973年生まれ。神奈川県出身。大阪芸術大学映像学科卒業後、撮影助手として『隣人13号』『ゴジラ ファイナルウォーズ』『少年メリケンサック』『仮面ライダーネクスト』『ゼブラーマン2』など。カメラマンとして『るろうに剣心1、2、3』、他。

 

助監督 阪根 克哉

1987年生まれ 和歌山県出身大学卒業後に上京し、フリーランスの制作部として『図書館戦争(2013年)』、演出助手として『あさひるばん』(2013年)『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014年)などの複数の映画に参加。映画以外にも、有名アイドルのコンサート映像、ドキュメンタリーなどのアシスタントプロデューサーとして参加。

2015年〜2016年は、アメリカのロサンゼルスに留学し『The Men(2017年)』に撮影助手、複数の短編映画にPAとして参加。現在に至る。

 
▼資金の使い道

ロケ地代、機材代、スタジオ代、車両費、として使わせていだきます。

 

▼最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!

撮影は9月下旬〜10月下旬を予定しており、現在、稽古をしながらも、ロケ地を探したり、機材レンタルの手配などをしているのですが、すでに予想以上にお金がかかっており、おののいております。

もともと演劇畑で育った僕は、映画業界のことがよくわかっていないまま、見切り発車してしまったため、『自主映画なんて、数万円で作れるだろう』と思っていたのですが、台本を書き上げて、助監督の阪根君に見せたところ、「これ、最低でも50万はかかりますね」と言われ、完全にそれが甘い考えであることがわかりました。

実は、僕のホームグランドである劇団、3.14chでも、昨年、『宇宙空間に突如、水を張ったプールが出現し、そのプールの中で20人以上の神々が踊りまくる』という無謀な芝居を作り、それがまた、とんでもなくお金がかかり、大赤字を出してしまったのです。

今年はその赤字の借金返済のため、劇団の公演は打てないなあ、と考えていて、「ならば映画でも撮るか」と台本を書いたのですが、これがまた、お金がかかる(笑)。

しかも自主製作映画は、演劇と違って、興行収入というものが見込めないため、製作費を回収できるすべが、このクラウドファンディングを除いては、皆無なのです!

この映画で、赤字を出してしまったら、劇団の本公演が次にいつ打てるのかも、わからなくなります。

 

 

今まで、3.14chの舞台を観にきてくださったお客様。

今回このプロジェクトで初めて、僕たちのことを知ってくださったかた。

 

少しでも、ご興味を持っていただけたならば、

ご支援を、心の底から、お待ちしております!

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