▼はじめに・ご挨拶


皆様初めまして。河西(カサイ)と申します。そして兄猫モンク8歳です。

私はCutsighという名で、ギタリストとして音楽活動しております。妹猫ドルフィー5歳も一緒です。現在はソロ活動をメインにしていますが、audio activeというバンドで国内外、様々な活動をしてまいりました。猫たちと音楽の日常は、私のInstagramでお伝えできるかと思います。Instagram

▼ 音が聴けるリンク ↓

https://soundcloud.com/cutsigh


▼プロジェクトをやろうと思った理由

2013年、産まれて1ヶ月のモンクが私の家にやってきました。


2013年3月、家に来て3日後


それから3年後、同じ親猫から産まれた妹猫ドルフィーがやってきます。

2016年4月、ドルフィーを迎えて初めての朝

それまで我儘いっぱいに育ってきたモンクも、妹ドルフィーが出来たことで、妹想いの優しいお兄ちゃんに変化していきました。
天真爛漫な妹ドルフィーと、それを優しく見守る(私にはめいいっぱい甘えますが)兄モンクとの生活が始まりました。


この春8歳になったモンクに異変を感じたのは4月に入った頃でした。

兄、妹ともに肥満傾向があったので、ご飯は抑え気味にしていましたが、モンクだけ日々体重が落ちていく。固形物を食べなくなり、大好きなカリカリも食べません。
すぐに病院へ行きました。

最初に行った病院は、今思えば、かなり適当。検温さえしてもらえませんでした。
そこで病院を変え、早速精密検査。
エコーを撮り、レントゲン、血液検査。

結果は、リンパ腫の可能性が高いと。
その後のさらなる検査で、腸管の悪性リンパ腫。他の部位にも認められます。

治療をしなければ、衰弱して1ヶ月も持たないだろうと言われました。

腫瘍はレントゲンで見ても、かなり大きく、外科手術は諦めるしかなく、抗がん剤による薬治療が始まりました。

ご飯が食べられない姿を見るという事は、本当に辛い事でした。
妹ドルフィーは相変わらず、兄モンクの分まで食べてしまいます。
それでも、柔らかい缶詰や、チュールは食べてくれます。食欲はあるので、差し出すと、それがカリカリだと、これは食べられないと諦めます。本当は食べたいのに。

CT検査、組織の細胞検査は、それだけでも体力を必要とします。
少しでも体力をつけようと、差し出す私のご飯を必死で食べてくれました。

1回目の抗がん剤投与の後、そのまま1週間入院しました。

退院の日。診察室に現れた、首にカラーを巻いたモンクは、想像よりも元気でした。
家に帰ると、自分の居場所を確認しているのか、部屋中を歩き回りました。
入院前は、ほぼ寝たきりで、歩き回るモンクの姿を見るだけで涙が出ました。

輸血をしに行く朝、モンクとドルフィー

現在の状態(2121.5.9時点)は、週1回の抗がん剤治療での通院を続けながら、家では鼻チューブから3食栄養を補給し、昨日は、貧血が進んでいることから、妹ドルフィーとともに病院へ行き、ともにA型、適合検査もパスし、ドルフィーの血液を輸血しました。

今後も闘病が続くモンクにしてあげられる事。出来る事は何でもしてあげたい。
モンクと共に過ごした8年、どれだけ心支えになり、助けられたことか。
次は私がモンクを助ける番。少しでも幸せな日々を過ごして欲しい。

その思いから、このクラウドファンディングを立ち上げました。


このプロジェクトで実現したいこと

思えばこの8年、毎日家でギターを弾く私。それを傍で聴くモンク。
この世で、間違いなく一番私のギターを聴いてくれていたのがモンクでした。

2018年にアルバムをリリースした後、次なる作品の構想に試行錯誤しました。
このコロナ禍の中、漠然と、心地良いアンビエントな作品を作ろうとイメージしていました。

そしてこの度のモンクの闘病の日々。
そこで一気に私のイメージする音楽と、今、作りたい物、音楽がはっきりと見えました。

モンクのために、そしてすべての猫たちが心地良く聴ける音楽。

日々、生活をしていると、猫が好きな音、好きな音楽というものがあるという事に気がつきます。
逆に、嫌いな音、音楽も。
モンクとドルフィー2匹の猫と生活し、ギターを弾く日々の中で、私は、無意識に彼らが心地良く、気持ち良く感じる音を鳴らしていたのです。

正直、モンクの病が分かってから、心が乱れ、ギターを手に取る事さえ出来ない状態がしばらく続きました。しかし、必死で生きようとするモンクを見て気がつかされました。

モンクは、私がギターを弾くことを望んでいると。

今、その思いから、ギターを手に取り録音を始めています。
今回、リターンでご用意させて頂くCDには、今録音中の録り下ろしの楽曲を収録する予定です。

▼このプロジェクトに関わってくださった方について

Phaseworks
https://phaseworks.shop/

初めてのソロ楽曲をリリースしたコンピ盤以来、もう15年。
仲間で遊んで、楽しんで、仕事をする、最高のチームです。

SHOHEI OTOMO
https://www.shoheiotomo.com/

イラストレイター。Phaseworksリリースのアルバム『LOOP』『SADistortion』のジャケットを描いてくれています。彼と行ったモロッコ珍道中は忘れられません。尊敬するアーティスト。

experience.jp
http://experienced.jp/

私のギターストラップは全て、彼、鈴木勝氏のハンドメイドです。これ以外もう使えません。
バイクの鍵の猫キーホルダーも長年愛用しています。

ROKKAN DESIGN
http://rokkandesign.com/

『SADistortion』のアートデザイン、カセットテープ『Oblivion Tapes』のアートワーク。
次から次へと溢れ出るアイデア。いつでも、何か面白い事を探している、仕事人です。

Taishin Inoue
www.residentadvisor.net/dj/taishininoue
今回の音源のマスタリングを担当。
SONIC TESTとして彼が制作の、オリジナル・ギターケーブルを使用しています。


資金の使い道

ペット医療は驚くほど高額です。一週間で家賃一月分が出ていく感じでしょうか。ご支援いただいたお金は、今後のモンクの通院、治療にかかる医療費、リターンのグッズ、音源の制作費、CAMPFIRE手数料、に使わせていただきます。


リターンについて

リターンの詳細につきましてはご支援前に注意書き等熟読いただけますと幸いです。

リターンは追加販売、新たなリターンが追加される場合がございますのでご了承ください。


実施スケジュール

【クラウドファンディング 開催期間】
o月o日   応募開始
7月29日  募集終了

【クラウドファンディング 途中報告】
不定期になりますが、現状報告、モンクの日常報告など皆様にお届けいたします。


最後に

昨日、モンクとドルフィーは一緒に病院へ行き、ドルフィーの血液がモンクの身体に輸血されました。
妹の血が兄を助ける。爪を切る時でさえ大暴れのドルフィー、鎮静剤を打たれたとはいえ、針を刺されて嫌だったことでしょう。モンクはそのまま入院。ドルフィーだけが家に帰りました。


今日、ふと見ると、ドルフィーが昨日病院へ行く時に入ったケージの中に入っていました。
驚きました。痛い思いをした時の記憶で、そのケージに入るのは嫌がるはずなのです。
そうか、ドルフィーは、このケージに入れば兄モンクに会える、と思っているんだ。
「明日、お兄ちゃん帰ってくるよ」


モンクも、ドルフィーも、私とともに生き、そして私はこの兄妹の愛で生かされている。
病と闘うモンクを通して、また音楽が生まれる。

皆様の応援をいただき、精一杯向き合っていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/11/21 15:17

    こんにちは。気付けばもう11月も終盤、冬はもうそこまで来ています。皆様いかがお過ごしでしょうか?ご支援頂きましたリターン品の発送が全て完了した事をご報告します(郵便局土日休みにより、週明け配達の方もいらっしゃるかもしれません)。皆様のお手元に届けるのが、大変遅くなってしまった事をお詫び申し上げ...

  • 2021/10/12 00:19

    皆様、ご無沙汰しております。SNSでは近況をたまに載せておりましたが、投稿にだいぶ間が空いてしまい、申し訳ございません。お待たせいたしました。リターン品、今週末には全て揃い、ようやく皆様のお手元へお届け出来そうです!順次、発送していきますので、もうしばらくお待ちください。さて、モンクですが、そ...

  • 2021/08/18 23:11

    皆様、ご無沙汰しております。だいぶ涼しくなって、もう夏も終わりますね。いかがお過ごしでしょうか?プロジェクトも無事に募集は終了し、その報告をしなければいけなかったのですが、すみません!音源の制作に心身ともに没頭しており、遅くなりました。モンクは、今日で術後2ヶ月が経ちました。快食快便、お陰様で...

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