はじめに

 人の思考は、母語を介して成立します。ですので、日本人が英語を理解しようとする際には、英文中の全ての英単語を日本語へと変換して日本語の文へと再構築した上でその意味を理解しようとする生理的な反応が、自然に発生します。
 ですので、僕が中学校で初めて英語の勉強を始めた時にも、英文の意味を理解しようとする際には、英文中の英単語を日本語に変換してから日本語の文へと再構築した上でその意味を理解しようと無意識にしていました。しかし、この様な仕方で日本語に変換出来る英文もあれば、この様な仕方では日本語に上手く変換出来ない英文もありました。
 この様な仕方では上手く日本語に変換出来ない英文としては、"There are your books on that table."(例1)の様な定型的な表現を含む英文が、その一例です。
 教科書や一般的な英語の文法書では"there be 〜"は「〜がある」という定型的な表現として説明されていましたので、この英文の意味が「あなたの本はあのテーブルの上にある」となる事は、理解出来ました。
 しかし、英語の教科書や英語の文法書に於ける説明は基本的に著述英文法に基づいていますので、英語に於ける表現の仕方や文法的な働きに関して説明はされますが、「どうしてこの様になるのか」という理由等は、言及されません。
 ですので、中学校当時の英語の学習では、"there be 〜"という表現には関しては、「主語と述語の語順が通常の英文と異なるのは何故か」や「thereの意味は何であるのか」という疑問が、解消されないまま残りました。
 また、"It rained hard yesterday."(例2)の様な天気や曜日や時間等を表すitを含む英文も、この様な仕方では上手く日本語に変換出来なかった英文の別の一例です。
 この様な英文に関しては英語の教科書や一般の英語の文法書では「itは天気等を指すが特に日本語には訳さない」と説明されていましたので、その意味が「雨が昨日は激しく降りました」となる事は、理解出来ました。
 しかし、この英文意訳には"it"の意味が反映されてはいませんし互いに主述も一致しませんので、「この英文を文字通り日本語に変換したら何の様になるのだろうか」という疑問が、残りました。
 従来の英語学習方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳が必ずしも英語を理解しようとする際に生じるこの様な生理的な反応に必ずしも即している訳ではない為にこの様な疑問が生じたのではないかと、僕は、考えました。
 そして、これこそが従来の英語学手方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳が潜在的に内包する英語学習効果面に於ける限界であるとも、僕は、考えています。
 この様な疑問を解決する為に、僕は、個人的に研究を始めました。そして、その研究活動の一環として進学した米国アリゾナ州立北アリゾナ大学教育学部バイリンガルエデュケーション修士課程を1991年に終了した後は、比較言語学の立場からこの疑問の解決の為に引き続き個人的に研究を続けて来ました。


解決したい社会課題
1 従来の英語学習方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳が内包する英語学習効果面に於ける潜在的限界

 言語学には、「人の思考は母語に依り成立する」という前提が、あります。この前提に立てば、「日本人は日本語を介してこの世の事象を把握しようとするので、日本人が英語を理解しようとする際に英文中の全ての英単語を日本語に変換してから日本語の文へと再構築した上でその意味を理解しようとする事は生理的に自然な反応である」と言えます。
 これに対して、従来の英語学習方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳は日本人が英語を理解しようする際に生じる日本人のこの生理的な思考の流れに必ずしも即している訳ではありません。
 著述英文法は英語が運用される仕方を実際に使われているままに体系的にまとめた単なる規則説明集に過ぎませんので、この著述英文法は、英語に於ける或る表現に関してその実際の運用の仕方に関して説明はしますがその運用のし方に関する理由を説明をしたりはしません。
 この為、例1の英文に関して、著述英文法に於いては、"there be 〜"という形で「〜がある」の様なこの表現の運用の仕方に関する説明はしてもこの表現に於ける通常の英文とは異なる語順を引き起こす理由やこの表現に於けるthereの意味に言及する事は、通常はありません。
 英文意訳は、同一の状況や事柄を指す英語の表現と日本語の表現を対応させる事に依りその意味の理解を図る為の従来の英語学習法に於ける基本的な方法論です。しかし、英文意訳は文の文構造や文中に含まれる全ての単語の意味を相互に必ずしも反映させている訳ではありません。
 ですので、例2に於いて、"It rained hard yesterday."とその英文意訳である「雨が昨日は激しく降りました」は、互いに文構造が一致している訳ではありませんしそれぞれに含まれる単語の意味が一対一の関係にある訳でもありません。
 この様に従来の英語学習法の基盤を成す著述英文法や英文意訳が日本人が英語を理解しようとする際に生じる生理的な思考の流れに必ずしも即してはいないという状況こそが従来の英語学習方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳が内包する英語学習効果面に於ける潜在的限界であると、僕は、個人的に考えています。

2 従来の英語学習方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳が内包する英語学習効果面に於ける潜在的限界に対する解決策:和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論(比較言語学の立場から独自に確立された日本人の生理的な思考の流れに沿った英語理解を可能とする日本語と英語の間での言語学的に合理的な直接言語変換法論)

 従来の英語学習方法論の基盤を成す著述英文法と英文意訳が内包するこの様な英語学習効果面に於ける限界の解消を目的として、日本人が英語を理解しようとする際に生じるこの生理的な思考の流れに即した形での英語理解を可能とする言語学的に合理的な日本語と英語の間での直接言語変換方法論を確立する為に、僕は、個人的に研究を続けて来ました。
 この研究の一環として米国アリゾナ州立北アリゾナ大学教育学部大学院バイリンガルエデュケーション修士課程で学んだGovernment and Binding Theoryという理論に於ける文単位での構造解析方法論から着想を得てこれを独自に発展させた文単位での比較対照的な文構造解析を日本語と英語に対して施しました。
 その結果、以下の様な結果が、得られました。

 When I came home, what I had ordered on the Internet was left in the delivery box at the front door.
  =私が家に戻った時、私がインターネットで注文していた物が、正面玄関にある宅配ボックスの中に置かれていました。
  文修飾部:when I came home=私が家に戻った時
  文主部:what I had ordered on the Internet=私がインターネットで注文していた物
  文述部:was left in the delivery box at the front door=正面玄関にある宅配ボックスの中に置かれていました

 上記の例文から日本語と英語の文構造の関係性は、「両言語共に『文修飾部 文主部 文述部』という文構造を取る(この文構造は各文構成部分内に於いても多層的に維持される)一方で、各文構成部分内に於ける単語配列順序は互いにほぼ逆順となる」(和英双方向文構造関係性森本フレームワーク)とまとめられます。(英語の語順に関する詳細は導入編を参照)
 更に、この関係性に基づくと、英文和訳の手順は『文修飾部、文主部、文述部、前から主語、主語、…訳し後戻り』(比較言語学的英文和訳規則森本ルール)の様に、また、和文英訳の手順は『文修飾部、文主部、文述部、語順は逆で主語述語』(比較言語学的和文英訳規則森本ルール)の様に、それぞれ単一の一定の手順としてまとめる事が、可能です。
 尚、英文の文構造をより直感的に把握出来る様に、この方法論に依る実際の学習教材では、英文の文構造は、視覚化して表示しています。

 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依って前述の二つの例文を日本語に変換すると以下の様になります。
 例1 There are your books on that table.
     本来の文構造 Your books are there on that table.(副詞のthereは強調の為に文頭に移動させられていますがこのthereが文述部動詞を修飾している事を示す為にthereの直後にareも移動させられています)
     文主部 your books
     thereの意味 存在して
     英文直訳 あなたの本は、あのテーブルの上に存在しています。
     英文意訳 あなたの本は、あのテーブルの上にあります。

 例2 It rained hard yesterday.
     本来の文構造 The weather (condition) rained hard yesterday.{the weather (condition))は頻繁に使用される表現であるので簡略化の為にitと置き換えられます}
     文主部 the weather (condition)
     英文直訳 天気(気象状況)が、昨日は激しく雨を降らせました。
     英文意訳 雨が、昨日は激しく降りました。

 この様に、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依り英文和訳を行うと、日本人の生理的な思考の流れに即した形での英語理解が、可能となります。また、英文の文構造やこれに含まれる英単語の全てを直接反映させた英文直訳に依り、より本質的な意味での英文の理解が、可能となります。更に、論理的な意味理解が可能である英文直訳が得られると、必要に応じて日本語として自然な表現へと調整する為の英文意訳も合理的に行う事が、可能となります。
 この様に、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論は従来の英語学習方法論に於ける著述英文法と英文意訳が内包している英語学習効果面に於ける限界の解消を可能とし得ると、僕は、考えています。

3 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論の英語学習への応用

 大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語は、英語学習者の英語能力の数値化が可能である客観テストです。そこで、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論を英語学習へと具体的に応用してその英語学習効果面に於ける有効性を検証する為に、この方法論に依る大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラムを2003年に独自に開発してこのプログラム受講生の成績の追跡調査を現在まで続けて来ました。
 大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラム用にこの試験の過去問題を和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依る言語変換演習と客観的な根拠に基づく合理的な解答演習を学習者自身が完全自立的に行える様に独自に学習教材化しました。受講生は、各自で必要に応じて指導者に個別に質問をしながらも基本的には受講生自身のペースで完全自立的に言語変換演習と解答演習をこの独自に教材化された過去問題を使用して行います。
 個人経営の学習塾で僕が担当する授業や家庭教師での授業に於いてこのプログラムを実施しながらカリキュラムの改善やその学習効果の検証を続けて来ました。

4 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論の英語学習面に於けるその有効性

 2003年の和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論依る大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラム開講以来、この受験対策プログラム受講生に依る独自開発教材の演習量とこのテストの得点の伸長率に関して追跡調査を行って来ました。
 200点満点で本試験の平均点が120点前後の大学入試センター試験英語に於いては、本試験の約1年前に受験生が受験する模擬試験の結果を基準とすると、受験生は、約1年間の準備期間の間に全国平均で凡そ20点台の得点の伸びを示します。これは、大学入学共通テストに於いても基本的に同じです。
 これに対して、当プログラムの受講生は、その演習量に応じてセンター試験英語過去問題の得点が当プログラム受講開始時点で70点台〜120点台の得点であった受講生がセンター試験英語筆記過去問題や本番の試験で140点台〜190点台の得点を達成している事を確認しております。
 中には、当プログラム受講開始時点でセンター試験英語筆記試験過去問題の得点が20点台であった受講生が本番の筆記試験で140点台の得点を達成するという事例も、存在しています。
 これは特殊な例ではなくて、当プログラム受講開始時の受講生の英語力に関わりなくその演習量に応じて得点の伸びを示す典型例の一つである事を、これまでに蓄積したデータが、示しています。
 令和3年度の大学入学共通テスト英語に於いては、センター試験英語筆記試験の過去問題の得点が当講座受講開始時点でその平均点を大きく下回っていた当プログラム受講生が、本番の共通テストのリーディングテストとリスニングテストの各テストに於いてその演習量に応じた形で80点台〜90点台の得点を達成しております。
 この様に、大学入試センター試験英語と同様の結果が、大学入学共通テスト英語に於いても確認されております。
 当プログラム受講生の成績の追跡調査のこの様な結果は、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論が従来の英語学習法論を大きく上回る学習効果を持つ事を示していると考えられます。
 更に、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論の英語学習面に於けるその有効性は、受験対策に留まりません。
 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論は全ての和文と英文に適用可能ですので、一般社会に於いてより本質的な意味での英語に依る意思疎通の必要性から英語能力向上の為に英語を勉強しているのにも関わらず従来の英語学習法では納得出来るだけの英語学習効果を得られていないという悩みを抱えている一般の英語学習者の方にとっても和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論に依る当英語学習プログラムはその様な問題を解決する為の一つの有力な選択肢になり得ると、僕は、考えています。
 例えば、日本語の「宜しくお願いします」を英語で表現する場合、これと同様の概念に基づく挨拶の表現が英語にはない為にあくまで挨拶という目的の為の表現として"Nice to meet you."等の表現がこれに相当するという様に説明されるのが、一般的です。
 しかし、英文意訳が元の英文の持つ意味を正確に反映させてはいないという事は、英文意訳に依る意思疎通には本質的な意味での限界が存在するという事を意味します。
 これに対して、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論を活用すると、この様な問題は、解決可能となります。
 「宜しくお願いします」をこの方法論を用いて英語に変換すると、次の様になります。
 言語に於いては、間投詞等の一部の表現を除いて、言葉の意味は、文単位で成立します。ですので、「宜しくお願いします」の本来の形は、「私は、あなたが私に関する事柄があなたにとって完全に宜しい状態にする意思を持つ事を願っています」の様になると考えられます。ですので、これを和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依り英語に変換すると"I hope that you will make the matters with me all right with you."となります。
 "I hope that you will make the matters with me all right with you."という直訳に依り、「宜しくお願いします」という挨拶に反映されている日本語の挨拶の概念を英語で正確に伝える事が、可能となります。
 この様に、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論を活用すれば英文と和文という互いに異なる言語の文がそれぞれに持つ意味を可能な限り保持したまま互いの言語に直接的に変換する事が可能となりますので、英語の試験に出題される英文のみならずあらゆる場面での日本語と英語の間での相互意思疎通に於いても、この和英双方向直接言語変換方法論は、有用であるのです。そして、この事が本質的な意味での相互理解に繋がり得ると、僕は、考えています。
 大学入試の英語や英語の資格試験に於ける成績向上の為の有効な手段としてだけでなく日常生活に於ける相互理解の質を高める為の手段としても和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論は従来の英語学習法を上回る程度で有効であると、僕は、考えています。

5 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依る大学入学共通テスト(兼英語資格試験)受験対策オンライン講座の開講

 2021年に実施された大学入学共通テスト英語に於いても大学入試センター試験と同様に和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論に依る大学入学共通テスト英語(兼英語資格試験)受験対策プログラムの従来の英語学習法を大きく上回る学習効果が確認されたのを機に、この様な悩みを抱えている真剣な英語学習者の方々に対して、この問題を解決する為の新たな選択肢を広く提供する事を目的として、この受験対策プログラムのオンライン講座を2021年7月に開講致しました。

このプロジェクト{大学入学共通テスト英語(兼資格英語)受験対策オンライン講座を通じての和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論の普及活動}で実現したいこと

 教育学の中には、「学習者自身が自主的に論理的な思考を巡らした上で客観的な根拠に基づいて合理的に判断する活動を重ねる事に依り学習能力は更に高められる」という一つの定義が、あります。
 僕は個人的にこの定義に賛同していますので、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論に依る大学入学共通テスト兼資格英語対策講座で使用される独自に学習教材化されたこの試験の過去問題もこの教材を使用しての学習プログラムも、この定義に基づいて開発されています。
 日本人が英語を論理的に理解する為には、日本人の生理的な思考の流れに即した形で英語を認識すれば、これは、可能となります。和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論に依る大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語過去問題の本文と問題の英文和訳演習が、この能力養成に該当します。
 試験に於いて、正しい答えを導き出す為には、その解答の為の客観的な根拠を特定した上で合理的な判断を下す必要が、あります。独自に英語学習教材化された大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題に於ける「解答の為の根拠の特定」が、この能力養成に該当します。
 この様な能力養成を学習者自身が完全自立的に行える様に、当受験対策プログラム向けに独自に英語学習教材化された大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題には、特有の編集が、施してあります。
 当受験対策プログラムのオンライ講座のサイトに於いて実際の学習教材の確認が可能となっておりますので、宜しければ、御参照して頂ければと思います。
 当受験対策プログラム受講開始時点での大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題の得点に関わらず論理的に考えて行う英文和訳演習や合理的な判断の為の解答の根拠の特定作業を自主的で積極的に行う受講生ほど従来の英語学習法を大きく上回る成績の伸長率を示すこれまでのデータが、当受験対策プログラムに於ける独自開発教材と学習プログラムが「学習者自身が自主的に論理的な思考を巡らした上で客観的な根拠に基づいて合理的に判断する活動を重ねる事に依り学習能力は更に高められる」という定義に即している事を示していると、僕は、判断しています。
 大学入学共通テスト英語や英語の資格試験に向けて熱心に勉強しているのにも関わらず従来の英語学習方法論ではその学習量に見合った納得出来るだけの得点の伸びを達成出来ていないという悩みを抱えている熱心な英語学習者の方やこの様な英語学習者を指導している指導者の方。
 一般社会に於いてより本質的な意味での英語に依る意思疎通の必要性から英語能力向上の為に英語を勉強しているのにも関わらず従来の英語学習法では納得出来るだけの英語学習効果を得られていないという悩みを抱えている一般の英語学習者の方。
 この様な従来の英語学習方法論では英語学習自身が納得出来るだけの英語能力を養成出来ていないという問題を抱えている真剣な英語学習者の方々にとって、このプロジェクト{大学入学共通テスト英語(兼英語資格試験)対策オンライン講座を通じての和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論の普及活動}を通じて和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論がその問題解決の為の有効な手段となれましたら幸いであると、僕は、感じています。

資金の使い道

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道

設備費:約70万円

人件費:約70万円

広報費:約70万円

手数料:約60万円 (17%+税)

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール

5月    HP開設済

7月〜8月 PR活動と運営組織の準備

9月    リターン実施

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン

 このプロジェクトを通して僕が提供する物は、従来の英語学習法に於ける著述英文法と英文意訳が内包する英語学習効果面に於ける潜在的限界の解消を可能とする比較言語学の立場から独自に確立された和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論(日本人の生理的な思考の流れに即した形での英語理解を可能とする言語変換方法論)に依る大学入学共通テスト英語(兼資格英語)受験対策プログラムオンライン講座です。
 大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語に於いて、受験生は、本試験の約1年前に受験生が受験する模擬試験の結果を基準として約1年間の準備期間の間に全国平均で凡そ20点台の得点の伸びを示します。
 これに対して、2003年以来の当受験対策プログラム受講生の成績追跡調査では、大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語に於いてその演習量に応じて40点台〜120点台の得点伸長率で140点台〜190点台の得点が達成されている事が、確認されています。
 この様な結果は、当受験対策プログラムの英語学習効果面に於ける従来の英語学習方法論を上回る有効性を示していると考えられます。
 また、日本人の生理的な思考の流れに即した形での英語理解を可能とする和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依る直訳は文の表す概念の直接的理解を可能としますので、従来の英語学習方法論に於ける意訳と比較してより本質的な意味での日本語と英語の間での意思疎通を可能とし得ます。
 この様に、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依る大学入学共通テスト英語(兼資格英語)受験対策プログラムの学習効果は成績向上を目指して熱心に勉強している英語学習者とその指導者のみならず一般の熱心な英語学習者にとっても大きなリターンになり得ると、この様な英語学習者の中の一人である僕自身は、考えています。
 しかし、折角の機会でもありますので、経済的な意味でのリターンも併せて提供させて頂きたいと思います。
 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論に依る大学入学共通テスト(兼資格英語)受験対策プログラムをより多くの方の役に立てて頂ければ幸いであるという思いから、この受験対策プログラムのオンライン講座のサイトを立ち上げました。
 この受験対策プログラムの詳細に関しましては、このサイトで直接確認して頂きます様お願い致します。
 このオンライン講座で使用する教材は、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論を修得する為の導入用学習教材と和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論に依る言語変換演習と解答の為の客観的な根拠を特定した上でのこれに基づく合理的な解答演習を行える様に独自に学習教材化された大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題です。
 2003年以来の対面式でのこの受験対策プログラムに於いては、言語変換能力と客観的な根拠に基づく合理的な解答能力を養成する為に一定の学習手順に従って、当受験対策プログラム受講生は、必要に応じて質問を行いますが基本的には完全自立的に一定の学習進度(1ヶ月に過去問題1回分)で独自に学習教材化された大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題を使用して演習を行っています。
 この教材は完全自立的な作業が可能となる様に編集してありますので、熱心に演習作業に取り組む受講生は、実際には余り質問をしなくても、自立的に行う演習の量に応じた形で既述した通りの成果を達成しております。
 ですので、当受験対策プログラムのオンライン講座も、これに準拠しております。
 当プログラムのオンライン講座受講生の方には、当サイトを通じて独自に教材化された大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題を御購入の上で当受験対策プログラムが推奨する一定の学習手順に従って完全自立的に演習作業を進めて頂きます。
 しかし、教材の内容に関して質問を希望される場合も当然あるかと思います。
 そこで、当受験対策オンライン講座では、教材内容に関する有料での質疑応答に依って質問従量制コースと月極質問定額コースの二つの受講コースを設定させて頂いております。
 質問従量制コースに於いては、まずは教材を御購入頂いた上で当受験対策プログラムが推奨する一定の学習手順に従って完全自立的な演習作業を開始して頂きます。基本的な学習進度は一ヶ月に当たり過去問題一回分ですので、教材購入後約一ヶ月を質問有効期間と致しまして、この期間内に教材内の英文に関して1英文当たり1千円で必要に応じて質問をして頂けます。
 月極質問定額制コースに於いては、まずは1ヶ月当3万円の定額料で教材を御購入頂いた上で当受験対策プログラムが推奨する一定の学習手順に従って完全自立的な演習作業を開始して頂きます。基本的な学習進度は1ヶ月当たり過去問題1回分ですので、教材購入後約1ヶ月を質問有効期間と致しまして、この期間内に教材内の英文に関して50の英文を上限と致しまして繰り返し必要なだけ質問をして頂けます。
 御支援して頂ける方で御希望される方に対するリターンと致しまして、先着208名の方に対しまして、この月極質問定額コースを2万5千円に割引させて頂きたいと考えております。
 尚、現在の所、このサイトは、僕が一人で運営しておりますので、月極質問定額コースは1ヶ月当たり30人の制限を儲けさせて頂いております事を御理解願います。

最後に

 和英双方向文構造関係性森本フレームに基づく直接変換方法論は、比較言語学の立場から独自に確立された日本人の思考の流れに即した形での英語理解を可能とする言語的に合理的な直接言語変換方法論です。
 この方法論に依る英語学習法で大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の受験対策を行った英語学習者はその演習量に応じて40点から120点の得点伸長率を示しており、従来の英語学習方法論に依る英語学習効果を大きく上回っております。
 また、この方法論は、日本語と英語の間での直接変換を可能としますので、より本質的な意味での意思疎通も可能とします。
 この方法論に依る英語学習効果が2021年に初めて実施された大学入学共通テスト英語に於いても大学入試センター試験と同様に確認されたのを機に、大学入学共通テスト英語や英語の資格試験に向けて熱心に勉強しているのにも関わらずその勉強量に見合った納得出来るだけの成績の伸びを達成出来ていないという問題を抱えている英語学習者に対してその問題を解決する為の新たな選択肢を提供する為に、この方法論に依る新たな英語学習方法の普及活動を本格化させる事を考えるに至りました。
 日本人の思考の流れに即した英語理解を可能とする和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論の確立、これに依る英語学習教材と学習プログラムの開発、そして、この学習プログラムを提供する為のインターネット上のサイトの立ち上げまでを、僕自身が、完全に個人的に行って来ました。
 しかし、この新たな英語学習法の普及活動を本格化させるには、一個人だけでは、限界が、あります。
 この新たな英語学習方法論の普及活動と受験対策講座運営の為の資金調達、この新たな英語学習法の英語学習効果面に於けるその有効性の周知、そして、この新たな英語学習法の事業運営や普及活動を共に行って頂ける仲間を見つける事を目的としてクラウドファンディングでプロジェクトを始める事に致しました。
 僕自身が英語をより良く理解したいという思いから個人的にこの研究を行って来ました。この新たな英語学習法は、その成果であります。そして、この新たな英語学習法が僕と同様に熱心に英語を勉強している方にとっての英語学習上の問題解決の為の一助になれば幸いであるという思いから、僕は、この活動を行っています。この事を御理解頂けましたら幸いです。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

 僕は、米国アリゾナ州立北アリゾナ大学教育学部バイリンガルエデュケーション修士課程を終了してから比較言語学の立場から日本に於ける英語教育を研究している英語教育研究者です。
 2003年に比較言語学の立場から独自に確立された日本人の生理的な思考の流れに即した形での英語理解を可能とする言語学的に合理的な日本語と英語の間での規則的な直接変換を可能とする和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論を確立し、併せて、この方法論を実際の英語学習に応用した大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策用学習教材とその学習プログラムを独自に開発しました。
 2003年のこの受験対策プログラム受講生の成績追跡調査の結果、このプログラム受講生は、その演習量に比例する形で従来の英語学習方法を大きく上回る40点〜120点の得点の伸びを示す事が、確認されています。

応援メッセージ

 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論依る大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラムに於いては、その学習活動の大半は、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接言語変換方法論に依る言語変換演習と客観的な根拠に基づく合理的な解答演習を行える様に独自に学習教材化された大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語の過去問題を使用して学習者自らが完全自立的に演習作業を行う事です。
 これまでのデータは、80%以上の演習率で過去問題6回以上分の演習を行うと40点以上の得点伸長率を示す傾向が高い事を示しています。
 但し、当受験プログラム受講生がこなす演習量は、受講動機や学習意欲に応じて個人差が生じます。しかし、この作業に熱心に取り組んで大量の演習作業をこなして中には満点に近い高得点を達成している真剣な受講生がいる事も、また事実です。
 僕自身が、英語をより良く理解したいという思いから英語を勉強している一英語学習者に過ぎません。僕と同様に英語をより良く理解する為にこの受験対策プログラムを受講して真剣に演習作業を行っている真剣な受講生が僕の事業に対する応援であると、僕は、考えています。


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