▼ご挨拶
はじめまして、私はtie*onという個人ブランドで服飾雑貨やアクセサリーのプロデュース・制作を行っている者です。
ペットは13歳になる猫が1匹おります。
私の人生の半分以上を生き、苦楽を共にした今では弟のように親しみ深く、息子のように愛しく、伴侶のように寄り添う存在です。
そんな愛猫が8月に「血栓塞栓症」という病気を発症。
これまで健康そのものだった我が子が、週に一度のペースで血管に血栓(血の塊)を詰まらせ、突然の激しい痛みに苦しみ、のたうち回って助けを求める姿に、胸が潰れる思いで看病しています。
私には服飾作家以外の仕事(エンジニア)もあり、現在は一時的にtie*onをお休みして、毎日朝晩の通院と投薬、猫のストレスを緩和するマッサージ、トイレの介助、夜中に何度も起きて様子見、そして昼間は頭脳労働へ…と、この1ヶ月フル稼働しています。
毎日、心配と不安と疲労とでクタクタですが、愛する我が子のため、何とか上手く支え抜きたいと思っています。
▼このプロジェクトで実現したいこと
①持病のあるペットを支える飼い主さんが、少しでも便利に、かんたんに、そして正確に記録できるノートの制作。
②このノートを使うことで、言葉を話せない動物たちに代わって、動物病院の先生により適切な治療をしてもらうこと
▼ペットの体調記録ノート(仮)とは?
日頃、獣医さんに問診で聞かれる項目や、治療の結果、獣医さんから聞いたことなどを1ページにまとめることのできるオリジナルのノートです。
排泄、食欲などの一般的な項目の他、痛みのバロメータである「呼吸数」など、記録を習慣化することで治療の役に立つ内容を盛り込む予定です。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
連日 通院する中、動物病院にも顔なじみの方が増えてきました。
ある方は盲目の老犬を抱え、またある方は何枚もペットシーツをしいたバギーに猫を乗せて。
それぞれ飼い主さんが苦労されていて、それでも「やっぱり、家族だからね」と優しく微笑まれます。
そんな中、獣医さんと話すうちにふと「私は、私達飼い主は、先生が知りたい情報をきちんと伝えられているだろうか?」と思うようになりました。
例えば、
先生「うんちはどうですか?」
私「昨日出ました」
このやり取り1つでも、もし
私「昨日の8時頃に出ました。ただ、量は少なめで、コロコロと硬く黒かったです」
と伝えることができれば、
「それでは、便秘気味ですね」と判断してもらえるのに、と。
私達飼い主が昨日のことを忘れてしまったり、伝えることをはしょってしまうのは、大きな治療の判断ミスに繋がりかねないのです。
しかし、人間の記憶力にも限界があります。
そこで、日々のペットの様子を「記録する」ことに特化したノートがあればいいなと思い至りました。
私個人では、白紙のノートにその日の様子(トイレ、ご飯、呼吸数など)を時系列に書き起こしていましたが、一日経つごとに表を書き直す手間を感じていました。
Excelのシートにまとめてみたこともありますが、医療施設でタブレットなどの電子機器を操作することにも抵抗があります。
誰よりも、持病のあるペットの飼い主である、私自身が必要と感じるノートです。
こういった物が必要な人はもっと沢山いるのではないかと考えています。
▼ノートがあるメリット
・日々の様子を記録しておける、忘れない
・急に容態が悪くなった時、いつでも読み返して状況を整理できる(獣医さんも)
・夜間救急での診察など、万が一の時の経過報告の材料、連絡帳として
・お薬の名前や治療内容など、専門的で聞きづらいことも「こういったノートに記録していて、今後のために…」と言えば聞きやすい
・空欄を埋めるだけで記録完了!白紙のノートより書きやすいです
▼ノートがあるデメリット
・かさばる
→A5サイズなど小さめならどうでしょう?
・記録が面倒くさい
→重大なことを忘れてしまうのに比べたら、どれほどの損失でしょうか…
・そんなものを持って行って、獣医さんに煙たがられるのでは?
→話を聞いてくれない・治療内容を教えてくれない動物病院を信頼できますか?
▼これまでの活動
自らの経験からテンプレートの草案を作成しました。
まとまり次第、かかりつけの獣医さんにご覧いただき、まずは多くの病気や怪我に共通する部分で、どういった情報 があれば嬉しいか?という点をヒアリングしていく予定です。
▼資金の使い道
デザイン、サンプル作成、印刷、配送等 ノートの作成とお届けにかかる費用。
▼リターンについて
■すべての支援者様
ノートへのご意見、リクエスト伺います(アンケートフォーム、メールにてご案内予定)
※すべてのリクエストにお答えすることを保証するものではありません
■金額に応じて
出来上がったノートをお送りする他、オリジナルデザインのグッズや
tie*onの服飾用品をご用意しています。
▼最後に
言葉を話せないペットを守ってあげられるのは、他でもない飼い主です。
獣医さんと飼い主の円滑なコミュニケーションの下に、「うちの子」の治療があると思っています。
飼い主さんの持つ情報を可視化するために、記録ノートの制作プロジェクトにご賛同いただければ幸いです。
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