はじめに・ご挨拶

この土地の旬を食卓へ

暮らすまちで採れた季節の食をいただ く「身土不二」という考えを大切に。

移動食材店「くおん」は、鎌倉から35km 圏内の生産者から 直接仕入れた新鮮な野菜や果実、調味料をお届けします。



商品・お店が作られた背景

きっかけは一つの出会いから。鎌倉本社の近くで、三浦野菜やそれを使ったお弁当とお惣菜を販売する女性と知り合ったことです。彼女が作る惣菜はどれも美味しく身体を優しくいたわってくれるような味でした。彼女の名は田畑菜穂実さん。言葉を交わすうちに三浦野菜への深い愛情と、内に秘められた静かな情熱が伝わってきました。やがてフリーとなった田畑さんから相談を受けるほどの信頼関係も出来ていて、この稀有な人をいかにお手伝いできるかを考えたとき、今回の事業の輪郭が定まったのです。その後、何人かの共感を得て自然発生的に集合体ができたのは予期せぬ喜びでした。

 

「衣食住」は、いうまでもなく人が生きる上での三要素です。私は住の部分を生業として久しく、これまでも住宅や店舗、集合施設など、多種手掛けてきました。施工の工程こそ同じですが、施主のニーズは様々。職種や家族構成、生活環境が違うのですから当然のことです。そこを掬い取り、それぞれの方らしい暮らしを彩ることが出来たとき私は喜びを感じます。

 

では、衣と食は無関係かというと、決してそうではありません。

住という環境をより良くと努め、依頼主の喜びへ繋げたいと真摯に願えば願うほど三つの要素が切り離されないどころか、美しく織り上げた布のように一体となっていることに気づかされるのです。その気づきの途上で、業種や立場こそ違え、意気に感じる実践に巡り合ってきました。田畑菜穂実さんしかりです。興味深いことですが、そういう方々は総じて組織の歯車にはなり得ない、特異かつ強固な方向性を秘めておられます。しかもそれと意識していない場合がほとんど。私にはまるでダイヤの原石のように見えるのです。

 

こういう人々を繋げたいと思うようになったのは自然の成り行きだったと思います。かといって組織の一員にするつもりは毛頭ありません。適材適所でいかに持ち味を活かしていただけるかが第一義です。指揮者という言い方はおこがましいかもしれませんが、全体を俯瞰し、どこで何が足りないか、あるいはどこで何を求められているかを見極めて舵を取るのが私の役割。さらに、Aの人をBの人に繋げると発信力が倍増し、さらにCの人が参加することで個々では成し得ない成果が創出されるのが見えるのです。その伝でいえば、指揮者であると同時に“触媒”であるかもしれません。

 

人類の歴史とともに時代に合わせてゆっくり進化してきた衣食住。産業革命以降は経済効率優先へと目まぐるしく変化を遂げ、企業は自社の利潤を追い求めることに終始してきました。またその流れが、技術革新や進歩に貢献したことはまぎれもない事実であります。

しかし、これもまた諸刃の剣。スピードが優先されれば振り落とされるものもあります。私たちは守るべき先達の遺産をいくつも失ってきました。嬉しいことに、いつの時代にも、そのことに気付き、足元に目を向ける人々が少なからず存在します。そういう人たちを孤立させてはいけません。なぜなら、彼らこそ残された文化の護り手なのですから。

 

そうはいってもボランティアではないので、存続していくための利益は目指します。私が申し上げたいのは、もはや規模の大小にかかわらず、企業がもっと積極的に地域社会に貢献すべき時ではないかということです。前述の食は、現在の環境における現実的な第一歩ということになります。

 

“くおん”では、失ったものや本物でないものを嘆いたり誹謗したりするのではなく、埋もれている実践やその賜物を掘り出して皆さんにぜひご紹介したいと願っています。原則として半径35キロ内を目指すのは、身土不二こそいま人が取り戻さなければならない起点だと考えるからです。ここからどう広がるかは私にも見当がつきませんが、一筋の湧き水が大河となるように、無理のない展開で大きな潮流になるでしょう。

私たちの商品・お店のこだわり

毎朝メンバーが車で三浦の農家さんや養鶏場、
さんに出向き、朝採りのお野菜、卵、パンを運んでいます。
パン屋(充麦)

充麦

神奈川県三浦市初声町入江54-2 

お野菜達

有機、自然栽培にはあえてこだわらず、

農家さんが自分たちでも食べているお野菜などを扱っております。

基準は新鮮、美味しい、楽しい、安心です。


リターンのご紹介

○久遠セット 

朝採りお野菜、卵、ジャムなどなど

アルペなんみんセンター 

鎌倉で難民の方の自立サポートを行っているNPO法人


鎌倉で難民が自立や回復のための支援を受けて暮らす施設で、難民と一緒に梱包作業を行います。センターの難民たちは、働くことは認められていませんが、一緒に作業することは社会との繋がりを認識したり、自分の存在が誰かの役に立つということを実感したりすることに繋がります。

○久遠ハーブセット 

ハーブティー、バスハーブ、ハーブを使ったクッキーなどのお菓子

NPO法人ハーベストきくな 知的障害者の方達がサポートを受けながら、

ハーブを育て、加工しております。

○久遠風呂敷

綿 100% 700×700

久遠ロゴ入り

エコバック代わりに



プロジェクトで実現したいこと

実際に動き始めてみると、お野菜、パン、卵を扱っていると、

これらの素材を使ったお惣菜のニーズも高いことがわかりました。

売れ残ったお野菜等は今、子供食堂さんやアルペ難民センターの方たちにつないでました。

まだまだ事業としては成り立ってない部分もあります。

調理師免許を持ち、アーユルヴェーダの資格のあるメンバーがいるので、

お惣菜のニーズも取り入れて、お客様にお渡したい!

キッチンカーを2台作成しよう!

またここにも来て欲しい!という嬉しいご要望もあり、

野菜カーを増やしたい!

camp fireに登録しました。




資金の使い道・スケジュール

既存の野菜カーからキッチンカーへの改造費 1台 200,000円×2

野菜カーの新規購入費           1台 700,000円×2

野菜カーの改造費             1台 300,000×2


CAMPFIRE手数料に使用


最後に

立ち上げたばかりの事業でまだまだ足りない部分がたくさんありますが、

お野菜達の力で少しづつですが強いつながりができてきています。

この流れや波紋を拡げていけばきっと、

今までの価値観が変わっていくような感じがはっきりしてきました。



<募集方式について>


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