福島を自分たちの力で盛り上げたいと男たちの熱い気持ち。そんな熱い想いを舞台にした本公演開催に向けサポーターを募集します!
皆さんこんにちは!ロメオパラディッソのリーダーを努めています菊田亜仁丸と申します。私たちロメオパラディッソは、東日本大震災をきっかけに「ふくしまに100年続く文化を創る」というコンセプトを掲げ、2013年の6月に発足しました。
震災後の福島をエンターテインメントを通じて盛り上げようと集まった男たちだけの団体です。メンバーは全て男性。下は小学生から上は子を持つ父親までの幅広い年齢層で構成されており、日中は各々の仕事をし、夜は週に2回、芝居の稽古や歌やダンスの練習に励み、週末は各方面から依頼を受けイベントに出演するなど、福島には「スゲェー!」男達がいるんだと知ってもらえるように活動を行っております。2013年11月に福島市公会堂で旗揚げ公演を開催して以来、これまでに3回の本公演を開催し、のべ3,000人を超える沢山のお客さまに足を運んでいただきました。
福島に対する揺るぎないシビックプライド(地域に対する愛着や誇り)を産み育み、誰かを待つのではなく、自分から動き出す強い気持ちを持った男たちの活動は4年目を迎えます。その気持ちを一つの大きな形にしたいと思い、今年の12月に4回目の本公演を開催することを決定いたしました。
(本公演の様子)
1つの志の下に男たちが集まり、1つの作品を創る中で、誰かを想い、福島を愛す男たちになっていきました。
東日本大震災後の福島の状況は、ご存知の通り、日本、世界からのイメージというのが大きく変わりました。あれから6年が経ち、世間から「風化」という言葉すらあまり聞こえなくなった気がします。そんな中でも福島全体がゆっくりながらも歩みを止めることなく、以前までの日常を少しずつ取り戻してきました。
私たちロメオパラディッソは、震災により様々なネガティブなイメージを払拭したいと集まり結成されました。はじめは興味本位で加入したメンバーばかりでしたが、3回の本公演の開催や、地域の方々の想いに触れ、福島を想う気持ちが強くなっていきました。
地域に密着し続けることで、人々に寄り添い、行動し続けることの意味
ロメオパラディッソのロメオは英語で「LOMEO」と表記します。これは「Local Men's Organization=地域の男たちの組織」の頭文字から名付けられました。福島という地域で集まり、福島にて活動をしてこそ、ロメオがロメオたらしめるものと私は思います。これまで、福島市のPR活動に登場する「ももりん」という福島市のゆるキャラがいます。ももりんと一緒にパフォーマンスをする「ももりんパフォーマンス隊」業務委託を受け、イベントに出演し、老人福祉施設から声をかけていただきパフォーマンスを披露させてもらったり、福島県南相馬市と東京都杉並区の子どもたちを繋ぐ「南相馬&杉並トモダチプロジェクト」(http://37nouta.wixsite.com/tomopuro)の本公演にて演出・振付協力や、子ども向けのワークショップ「ロメオ・キッズ」の開催や、地域の小学校から講師として招聘され教養講座を開催させていただきました。
(ももりんパフォーマンス隊での活動の様子)
(南相馬&杉並トモダチプロジェクト第4回本公演への友情出演)
(小学校にて教養講座の開催)
(ワークショップ「ロメオ・キッズ」の開催)
おこがましい考えとは思いますが、未来ある子どもたちが世代を超えて私たちと同じ想いを受け継ぎ、福島の活性化の一端を担っていって欲しいと思います。その為に今、私たちはロメオとして活動を続けています。
冒頭に掲げた100年続く福島のエンターテインメントという基盤は、まだ動き始めたばかりです。まずは自分たちから。持てる力を全て出し切って、今回の公演を成功させたい。そんな覚悟を持った男たちが21名集いました。
100年という数字はとてつもなく大きな数字であり、これからどうなっていくのかも予想がつかないです。ですが、今出来ることを1つずつ積み重ね、等身大のロメオが放つメッセージを1人でも多くの方々に届ける為に4回目の本公演に挑みます。
東北六魂祭の1つである『福島わらじまつり』の世界を舞台化したい!
これまでロメオは「天岩戸物語」「八犬伝」「銀河鉄道の夜」を題材にした舞台を作ってきました。そして今回、より福島に密着したテーマで本公演を開催したいと思い、僕たちの地元である福島で毎年開催される『福島わらじまつり』の中のメインイベント【わらじ競争】にスポットを当てたいと考えました。
青森の『ねぶた祭』、秋田の『秋田竿燈まつり』、仙台の『七夕まつり』など、東北にはたくさんの夏祭りが存在し、2011年に発生した東日本大震災以降、東北6県の夏祭りを一同に集めた東北六魂祭というものを開催されてきました。
福島わらじまつりは「暁まいり」から由来しています。「暁まいり」というのは300年以上続く伝統ある行事であり、日本一の大きさを誇るわらじの片方を福島市のシンボルである信夫山に鎮座する羽黒神社に奉納するというお祭りであり、その年の8月にもう片方を奉納するお祭りを「福島わらじまつり」と名付けました。わらじまつり内で開催されるイベントの中に【わらじ競争】というものがあります。これは全長5メートル、重さ100kgのわらじを選手10人で担ぎ、国道を240メートルを全力疾走をするというものです。企業の社員や高校の部活動の仲間、有志で集った人たちがチームを組み、その年の勝者を決めます。 『福島わらじまつり』は、先に挙げた夏祭りなどに比べると、知名度自体はそこまで高くありません。しかし、福島市民にとっては年に一度開催される最大の祭りであり、開催を楽しみにしている人たちが沢山います。
(今年のわらじ競争にロメオパラディッソとして出場しました)
祭り本来の意味や地元の方々の想いを1つの作品としてロメオが演じ、公演を観に来ていただいた方々に今までとは別な角度からわらじ祭り、福島そのものに興味を持ってもらいたいと思いました。それが福島によりたくさんの人が集まること、福島が活性化していくことに繋がるものと強く考えています。
今回の舞台総制作費は250万円の見込みですが、そのうちの50万円を集めたいと思っております。その他、本公演にかかる費用は、キャスト負担金、協賛金、チケット代などで運営されます。福島から熱いメッセージを発信したい僕たちへのサポートを何卒宜しくお願い致します。
公演日程
ロメオパラディッソ4th『WARAJI BOYS〜オレたちの一番熱い夏〜』
日時:12月2日(土)
昼の部 開場/13:30
開演/14:00
夜の部 開場/17:30
開演/18:00
12月3日(日)
昼の部 開場/12:30
開演/13:00
場所:福島県教育会館 大ホール
(〒960-8534 福島県福島市上浜町10-38)
入場券:前売り/¥2,500
当日券/¥3,000
主催:NPO法人ふくしま新文化創造委員会
(〒960-8057 福島県福島市笹木野字町裏4-7)
〈ストーリー〉
毎年、『わらじ祭り』に出場しているチーム「ビッキーズ」
毎年予選落ちの弱小チームのリーダー大和は今年は意気揚々としていた。
今年こそ『優勝』を目指す。そう豪語していたからだ。
ところが、何人ものメンバーが辞退してしまい、人数が足りないピンチに。
出場申請締め切りが迫ってくる中、大和達は懸命にメンバー集めに奔走する。
何とか10人集まったものの、やる気の無いヤツや非力なヤツばかり。
練習を始めるが、チームワークはバラバラ。
『優勝』どころか、出場棄権にさえなりかねない。
果たしてどうなる『わらじボーイズ』達!?
仕事、人生、福島の現状に悩み苦しむ若者の思いを等身大で演じる青春群像劇。
福島から届ける熱いメッセージが熱く詰まった痛快青春ストーリー。
『わらじ競争』に青春をかけた男達の熱い熱い夏 !
福島が一番熱くなる夏の物語!
これがオレたちのワラジ魂だ!!
リターンについて
・全員集合写真
・ロメオステッカー
・コースター
・クリアファイル
・公演パンフレット
・公演チケット(3公演の内、お好きな回を選択出来ます)
・ロメオソングミニアルバム
・サポーターとしてパンフレットに名入れ
・『WARAJI BOYS』台本
・Tシャツ(2種類の中から選択出来ます)
・公演DVD
・ロメオと巡る、繋がる福島ツアー
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