概要
多脚型ロボットのプログラミングが学べるロボットキット
Quad Crawler (クアッドクローラー)
製品化プロジェクトの成功から一年。
初代クアッドクローラーをベースに大幅なブラッシュアップ&機能向上を果たした赤い新型4脚ロボ
「Quad Crawler AI (クアッドクローラーAI)」を新たに発表致します!
*本プロジェクトはお客様ご自身でロボットを組み立てるキット製品です。
「クアッドクローラーAI」は映像認識システムを搭載した多関節4足歩行ロボットキット。
クラウドファンディング企画として大好評を頂いた「クアッドクローラー」をベースに、大幅なブラッシュアップ&機能向上を果たしました。
ドライバーのみで組み立てられる簡易な組立工程や、組んですぐに動かせるユーモラスなプリセット動作といった特徴はそのままに、カメラ機能やWiFiを通しての無線プログラミング・操縦といった新機能を追加。
カメラ機能を使えば障害物を避ける等の基本的な使い方から、ルートマッピングやフェイスメッシュ認識等、AI映像認識技術の初歩が学べます。
プログラミングアプリにはスクラッチ言語開発環境「つくるっち」を引き続き採用。
AI制御もブロックプログラミングでわかりやすく組み上げることができます。
脚部パーツや基板との取付部分等のハードウェアにも大幅な改良を行い、より作りやすく、より大きな動きを実現することができました。
新たな力を得たクアッドクローラーAIの製作で、ロボット工学分野への理解を深めてみませんか。
こんな用途にオススメ!
・簡単に組み立てられるロボットとして、子供への学習向けプレゼント
・工学系を志す大学生のハード/ソフトへの入門キット
・映像認識を利用した基礎的なAI制御の学習
・映像認識を利用した学生へのデモンストレーション
・工学系授業での教材
クアッドクローラーAIの特長
・AIカメラ搭載!顔や色を認識しての行動が可能
AIカメラを搭載し顔認証や環境の認識を行えます。
更にフェイスメッシュの解析なども可能。
口元の動きなどを認識して動作を行わせることが可能に。
AI画像認識を学習するファーストステップに最適です。
(鋭意開発中!後日画像をアップします!)
・ROS(Robot Operation System)に対応
Linuxで動作する、ロボットを制御するためのOSで制御することができます。
※Websocket通信を行うROSノードプログラムが必要です。
・カメラからの映像をネットワークカメラとして取り込み、PCから確認可能
AIカメラの映像はUSBやWifiを通じてPCやスマホに取り込むことができます。
更に端末からのコントローラ操作も可能となり、遠隔操縦ロボットとして動かす楽しさを味わうこともできるようになりました。
赤外線リモコンだけではなく、PCのキーボードやUSBコントローラ、更にスマートフォンからの操作も可能です。
・多関節4足歩行ロボットが ”より” 簡単に製作可能!
前作クアッドクローラーでも好評だった、アクリルで構成されるドライバー一本のみで制作可能なボディもよりブラッシュアップ。
設計変更により制作過程の効率化と脚部剛性の向上を両立し、更に組みやすく&動かしやすくなりました。
・スクラッチアプリ「つくるっち」から様々な動作・プログラミングを実行可能!
(開発中の画像です)
ブラウザでも動作する簡単なプログラミングアプリ「つくるっち」もクアッドクローラーAIに合わせて進化。
入門・学習に最適なスクラッチプログラミングアプリとして、より使いやすくわかりやすくなりました。
STEM教育を見据えた、お子様のプログラミング学習の先取りにもぴったりです。
Github上でオンラインマニュアルを公開、誰でも基礎からプログラミングを試して頂けます。
制御にはESP32を使用。USB接続だけではなく、WiFi越しにプログラミングできるようになりました。
スケジュール
2021年9月 クラウドファンディング終了
11月末 リターン発送
12月末 一般発売
オプション
アナログリモコン
オプションでアナログリモコンを用意。
ジョイスティックによるスムーズな操作が行えます。
製作者が語る、プロダクトへの想い
企画・ハードウェア製作 砂川さん
来歴
OA機器メーカーでエレクトロニクス関連業務に従事するその側らで、趣味でマイコン基板などの設計・製作や、電子工作でちょっと変わった小型ロボットを製作。
不定期で電子工作に関連してトランジスタ技術など技術系雑誌への執筆活動や、Maker Fair Tokyoで小型ロボットの作品出展を行う。最近のトピックスは、テレビ朝日系列放送のタモリ倶楽部 「自作の電子マシーンでガチバトル!勝ち抜きエレキ合戦!!」での勝負で自作の4足歩行ロボットが対戦相手の赤べこに負けたこと。
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初代クアッドクローラーは、誰でもリーズナブルに多関節ロボット体験できる事を目指して開発しました。簡単に多関節ロボットを動かせる様になると、こんどはネットワークに対応させたり、カメラを搭載できたらもっと面白いのではないかと考えました。
そして今回のクアッドクローラーAIでは、マイコンにESP32を採用する事で、クアッドクローラーのコンセプトである低価格・お手軽さを維持しながら、WiFiネットワークとカメラに対応する事ができました。
プログラミングのスキルのある方なら、自分の好きな言語でロボット遠隔制御プログラムを作る事も可能です。
ちょっとがんばればROSに対応させる事も可能となり、かなり低価格な四足歩行型ROSロボットも実現できてしまいます。
(動作制御や映像受信については別途ROSノードプログラムの製作が必要です)
また、様々な方に初代クアッドクローラーを体験頂き、色々な改善点のご意見を頂きましたので、出来る限り反映いたしました。
電子回路だけでなく全体的に見直しを行いましたので、より作りやすくなり歩行性能も向上しています。
電子工作は好きでも多関節ロボットにはちょっと手を出せなかった方から、多関節ロボットをネットワークで遠隔制御したり搭載カメラで画像処理制御をしてみたいというマニアックな方まで、幅広く色々な楽しみ方が出来ると思います。
砂川
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ソフトウェア制作 冨田さん
来歴
そーたメイは某電機メーカーに勤務する「アイデアヒミツ基地」のメンバー。
現在好評販売中の「USB2BT」や「USB2BTPLUS」ではそーたメイが開発、ビットトレードワン社が製造と販売を担当しています。
前作クアッドクローラーよりプロジェクトにジョインし、自身のロボット「リモコンロボ」のプログラミング環境である「つくるっち」をクアッドクローラーでも使用できるようにするなど、ソフトウェア面からクアッドクローラープロジェクトを支えてくれています。
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初代クアッドクローラーから2年をかけて大幅にパワーアップしたクアッドクローラーAIです!
プログラミングアプリはつくるっちexeからつくるっちwebアプリに、マイコンは8bit/16MHzから無線対応の32bit/240MHz/DualCoreに、操縦方法は赤外線リモコンからカメラ搭載・ゲームパッドによるFPV操縦に進化しました!
プログラミング環境はscratch、C言語とjavascriptに対応しています。
豊富な拡張ポートとつくるっちのカスタマイズ機能により、初めてのロボット工作から本格的なロボット製作のプラットフォームとしてお勧めできます。
MediaPipeとTensorFlow.jsを利用した顔や手の画像認識に対応、機械学習を利用したプログラミングを簡単に体験することが出来ます。
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メディア掲載・使用事例等
初代クアッドクローラーはその作りやすさから教材としての使用報告を頂くことができました。
また、弊社が直接関わらせて頂いた事例として、
「さがみはらロボット大学校」
にて講師に製作者の砂川さんをお招きし、相模原地域の小学生を対象に制作教室を実施致しました。
外部リンク:11/23一日限りのロボット大学校
CAMPFIREでは「リモコンロボ」「クアッドクローラー」プロジェクトを成立。
現在全国店頭にて一般販売をさせて頂いております。
https://camp-fire.jp/projects/view/149879
https://camp-fire.jp/projects/view/213076
※クアッドクローラーAIの全ての画像は開発中のものです。予告なく変更される場合があります。
※全ての画像・動画・コメントは弊社の権利下、もしくは権利者の許可を得て掲載しています。
※本製品は乾電池で動作し、電気用品安全法上の電気用品に該当しません。
**・特商法に関する情報記載について**
販売業者:ビット・トレード・ワン
代表責任者:阿部 行成
所在地:神奈川県相模原市中央区上溝5-1-23
メールアドレス:info@bit-trade-one.co.jp
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