■ 2021/9/15 追記

多くのご支援のおかげで、当初の目標金額150万円を突破することができました

本当にありがとうございます!

熱海市内外の様々なお店にも、ポスターの店内掲示やチラシの設置にご協力していただいております。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。(設置しているお店は活動報告でお伝えしてます


しかし、後述の「資金の使い方」でも書かせていただいた通り、本プロジェクトで集まった資金には、リターンにかかる費用(約30%)および手数料(9%+税)がかかります

上記の費用を差し引いたとしても、
土石流災害による休業中に発生した損失分相当額(約150万円)の調達ができるように、


目標金額を  約250万円  に上方修正させていただきます。



私たちのような小さな作業所のクラウドファンディングとしては大きな目標金額かもしれませんが、危機的局面でも運営を継続していくために力を貸していただけると嬉しいです。


心象めぐみ会共同作業所 職員一同



ーーーーー 以下、本文です ーーーーー



はじめまして。熱海市伊豆山地区で障がい者就労継続支援を行ってきた 特定非営利活動法人めぐみ会 です。
2021年7月3日に発生した土石流災害で関係者の多くが被災しました。

そして、規制対象エリアにある私たちの拠点施設「心象めぐみ会共同作業所」も、建物の被害は免れたものの災害後から一切利用できない状況が続いています。


地域の方のご尽力により仮設スペースを無償提供いただけたため、7月下旬ごろからは別の場所で作業所機能を再開することはできたのですが、休業を余儀なくされた期間中の収入はもちろんゼロ。

概算にはなりますが、運営費として  約150万円  の損失が発生してしまいました


そのような状況にも関わらず、建物の被害がなかったために被災給付金などの公的な補償は交付対象外となる見込みです。


このままでは運営が継続できなくなってしまいます。
どうか、皆さまのお力でこの危機的局面を打開させていただけませんでしょうか?





心象めぐみ会共同作業所は、障がいのある人たちが地域で安心して働き、生活を送ることができるよう、日常生活訓練や作業指導を行うための作業所です。

平成6年(1994年)に開所し、平成21年(2009年)には就労継続支援B型事業に移行して、熱海市内及び近隣に住む数多くの障がいのある人たちを受け入れてきました。

職員は計6名。災害前までは、知的・身体・精神の障がいをもつ17名の方に継続的に利用いただいておりました。





前述の通り、作業所の建物自体には直接的な被害はありませんでした。
しかし、規制対象エリア内にあるため職員すら立ち入ることができない状況です。

加えて、施設周辺地域では、今なお電話およびネット回線の復旧の目処も立っていないため、規制線が解除されてもすぐに元の場所で作業所機能を再開させることは難しいと思われます

(なお、災害直後から救助活動を行う県内外の消防の方々の待機所として使われており、建物自体は問題なく利用できます)


また、全国から熱海市に届いた多額の義援金については、建物への被害のなかった私たちの作業所は交付対象外となる見込みです。

他にも、災害時に発表される国の給付費補助等の指針においても、今回は局地的な被害であることで、災害に伴う休業への給付費等の補償は一切ないとのこと。


災害地支援活動を行っている複数の団体さんからサポートの申し入れをいただいておりますが、現状として運営費の補填ができないことは大きな負担となっています





本プロジェクトで集まった資金は、
リターンにかかる費用(約30%)および手数料(9%+税)を除いた全額を心象めぐみ会共同作業所の運営費として使わせていただきます。


ちなみに、
心象めぐみ会共同作業所の運営費は「月平均230万円」ほど。そのほとんどが固定費のため、仮設スペースで運営している現在もほぼ同程度の費用がかかっています。


運営費の内訳は、以下の通りです。

 人件費 :179万円
 地代家賃:12.5万円
 水光熱費:3.9万円
 諸経費 :34.0万円
—————————————
 合計  :229.4万円

※ 年間支出額から月額費用を算出しています


また、作業所としての収入は、国民健康保険団体連合会からの給付金が中心です。(昨年度の収益内訳はホームページ記載の活動計算書を参照ください)

この給付金は「障がいを持つ方の作業所の利用日数×作業所を利用した人数」が基本となり計算されます。

そのため、無償提供いただいた仮設スペースで受け入れを再開するまでの期間(=休業を余儀なくされた期間)の給付額はゼロ。加えて、作業環境の整備やコロナ対策などの準備も必要だったため、仮開所後すぐには全員の受け入れが難しく、7月の給付額は通常時の 1/3 程度になる見込みです。(8月は 2/3 程度の見込み)

そして、被災に伴って作業所に通えなくなった方もおり、しばらくは災害前と同額程度の給付金収入は期待できません。

さらに、元の施設が使えないことで施設外就労報酬なども減収となってしまい、必要な運営費に対して収入が著しく足りない事態となってしまいました


そのような苦しい運営状況にも関わらず、休業補償等も一切ないということで、今後の運営継続に不安を抱えています。

そこで、まずは休業中に発生した損失分相当の  約150万円  を目標金額とし、本プロジェクトを立ち上げさせていただきました。



なお、
リターンには作業所で製作した自主製品(エコバック・どんぐり根付・あづま袋 他)が含まれております。これらの製品は、作業所を利用している障がい者の方々が作ったものになりますので、支援いただいた金額の一部は工賃として障がい者の就労支援にも繋がります

(本プロジェクトは All-in方式 で実施しますので、目標金額に満たない場合でもリターンは発送させていただきます)





本プロジェクトでは、作業所を利用する障がい者さんの製作した自主製品を中心にリターンをご用意しています。

発送スケジュールについては、各リターンに記載のお届け予定を目安に、準備が整い次第順次発送させていただきます。





熱海伊豆山地域を襲った土石流災害により、地域全体に壊滅的な被害が発生しました。

時間の経過とともに世間の関心は少しずつ失われてきていますが、今もなお規制対象エリアには戻れていない状況は続いています。


しかし、そんな状況でも、私たちには守らなければいけない障がいを抱えた利用者さん達がいます。利用者さん達の居場所を無くすわけにはいきません

そして、少しでも早く、伊豆山岸谷地区で生活していた人たちとも共に、前を向いて歩き出していきたい。

そんな想いで、本プロジェクトの公開に踏み切りました。


伊豆山の自然の中で、職員6名・利用者17名のひとりも欠くことなく笑顔で運営を続けていけるように、どうか皆さまの力を貸していただけば嬉しいです。


よろしくお願いいたします。





2年前かな、自分の店(食堂)の隣に「心象めぐみ会」さんの売店が出来たのは、1週間に1回しか開かないお店で何やら手作りの商品が沢山!それもその商品を見ていると気持ちが温かくなる不思議な商品、子供の頃に見なれたモノばかりで、今はあまり見ないモノばかりです。タオルで作った雑巾、布の袋、バッチワークのかばん等々。1つ1つに温もりを感じるんだなぁ~。売店で購入する時に利用者さんの素敵な笑顔に会えるお店。

「心象めぐみ会」は熱海の伊豆山にある作業所です、今回の土石流の災害で規制が入り使用出来なくなっていました、ここの利用者さんそして職員の皆さんの為に力になれたらいいなぁ、障がい者に優しい住みやすい熱海になって欲しいと思ってます

宇田水産(株)
社長 宇田勝





Q1. 施設関係者は皆さん無事でしたか?

災害当日は、避難警報が発令されていたので作業所を臨時休所にしており、全員無事でした。しかし、施設長および理事は全員地域在住のため被災者となっています。

また、施設を利用されている障がい者2名も被災され、入院対応となりました。(現在も入院中)


Q2. 特定商取引法に関する記載はありますか?

下記の通りです。

● 販売事業者名
 :特定非営利活動法人めぐみ会
● 代表者の氏名
 :髙橋佐吉(理事長)
● 事業者の住所/所在地
 :〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山340-1
● 事業者の電話番号
 :0557-80-1373
● リターン送料
 :送料込みの金額を表示しております
● 対価以外に必要な費用
 :プロジェクトページおよびリターン欄に記載のとおりです
● ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境
 :該当なし
●その他記載事項
 :プロジェクトページ、リターン記載欄およびCAMPFIRE共通記載欄( https://camp-fire.jp/legal )をご確認ください





  • 2023/01/01 00:00

    新年あけましておめでとうございます。伊豆山の地で利用者さん・職員共々頑張っております(*^-^*)今後とも温かく見守り頂けますよう宜しくお願い致しますm(_ _)m

  • 2022/07/07 12:12

    土石流災害から1年 昨年の今頃は、利用者さんの早期受入れ作業所の早期再開に向けて職員一同怒涛の日々を過ごしておりました。ご支援頂いた皆様のおかげで、すべてが元通りとはいきませんが穏やかな日々が続いておりますm(_ _)m利用者さんが少しでも楽しく作業所に来られるようモチベーションアップのための...

  • 2022/04/15 10:53

    土石流災害から9ヶ月 伊豆山の作業所に戻って5ヶ月が経ちました。皆様からのご支援のおかげで利用者さん達の受入れを継続できております!作業所内は、災害前と変わりない時間が過ぎております(*´▽`*) 先日、利用者さん達が毎年楽しみにしているお花見へでかけました!帰りには、いちご狩りも楽しみました...

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