はじめに

こんにちは。GANBAATAR ZAYASAIKHAN ガンバートル・ザヤサイハンと申します。日本の友だちには、頑張るザヤさんと呼ばれています。

右端が私ザヤです。

 私は、現在、
   NPO法人「モンゴル日本交流協会 」
        MOJANA-Mongolia Japan Networking Association
の代表として、「モンゴルの未来を創造するために 人づくり、環境に優しい物づくりを目標として、互いの知識や経験をシェアし、その魅力を伝える活動を支援」する活動をしています。
 この活動は、「自他不仁」という言葉の教えのように、皆がお互いを助け合い、自分の喜びは他人の喜びにつながり、皆が幸せになるということから、思い立ったものです。

NPO法人MOJANAホームページより引用

モンゴル首都ウランバートル・チンギスハーン広場(NPO法人MOJANAホームページより引用)

 実は、私の祖国モンゴル(中国自治区の内モンゴルに対して外モンゴルと呼ばれる。)では、1990年代の民主化以降、開発による遊牧地の減少、急激な都市化による首都ウランバートルへの人口集中と貧困層の増大、経済的格差等により、シングルマザーや家庭崩壊による母子家庭の増大が社会的な問題となっています。 
 私は、社会体制が大きく変革しようとする当時のモンゴルから、大分県にある立命館国際大学に留学しました。親は普通の公務員でしたので日本の大学費はもちろん払えないですが、留学して別の世界へ旅たちたい夢中の私を一所懸命に応援してくれ、運が良かったのか大学から奨学金を受ける事ができました。2001年9月末に初来日、日本の秋のあの香は私にとって深い意味のある、新しいスタートの香でした。
 それから20数年、日本に住みながら、多くの仲間とともに、多くの日本の方々の支援を頂きながら、日本とモンゴルとの民間交流を行ってきました。その中で、モンゴル人として、大好きな日本とモンゴルを結ぶ架け橋になれないか、日本の皆さんと一緒にモンゴルを応援できないか、そしてモンゴルこそ日本の人々の役に立てることがないかと思い、2018年10月にNPO法人「MOJANA」を設立しました。

MOJANAのこれまでの活動は、
①大阪府門真市の小学校でモンゴル(文化)の体験授業2019年春
②モンゴルに出向き医療セミナーを実施 2019/9/19
などを行っていました。
 また、「移動教室」を開校し、モンゴルの草原で学校に通えない子供達に教育を行おうという取り組みや、日本で物づくりの専門家や経験者によるワークショップを開催するなど、モンゴルの民族文化でもあるフェルト作りを通じて、日本とモンゴルの交流を目指しています。 
 しかし、2020年度以降、現地支援活動が新型コロナ感染症の影響を受け、渡航制限などにより、実質的に活動は停止状態です。
 そこで、MOJANAの活動の中で、特に重要な「シングルマザーや障がい者等の就業支援する」という活動を、今回のグラウンドファンディングを通じて、是非実現すべく計画を立てました。NPO法人MOJANAホームページより引用 
夏のモンゴルは、外国から来る観光客で溢れます。
 通気性が優れた、健康に良いとよく知られるフェルト商品は観光客に人気で、フェルトスリッパを始め家畜の形のフェルトのぬいぐるみは、それらを作る母子家庭の最高の収入になります。
 その収入で、9月から始まる新学期の為に制服や教科書も買えるようになったお母さんたちは一安心できていました。
 しかし、このコロナ禍で残念ながら、モンゴルを訪れる観光客は皆無で、観光客に販売していたフェルト製品は全く売れなくなってしまい、収入が激減し、生活することが非常に困難な状況に。。。
 これが今のモンゴルの現状なのです。正直言って、国の発展途上にあるモンゴルで、彼女達がより人間らしく、母親らしく、女性らしく生きていくことは大変なことで、彼女達の希望ある明日に向けて、日本の皆さんの力を貸して下さい。

NPO法人MOJANAホームページより引用


解決したい社会課題                                                                                                                     

モンゴルは、日本の約4倍の面積に、日本の人口の1/40の約335万人が暮らしています。ロシアと中国に挟まれた東アジアの北西部に位置しており、実に国土の80%を牧草地が占めています。

主要な産業は、豊富な天然資源による鉱業と畜産業が中心で、ヒツジ🐏1,168万頭、ヤギ🐐1,223万頭等と、モンゴルの人口の約10倍の家畜が飼育されているのです。
 30年前は社会主義の国でしたが、民主化以降、政治的、経済的混乱が続き、2020年の1人当たりの国民総生産GDPは3916USドルと世界116位のレベルで、およそ日本の1/10の水準しかありません。
 しかも牧草地の減少や雇用環境の悪化等により、首都ウランバートルへの人口集中と貧困層の増大に伴う、家庭崩壊、シングルマザー、や家庭内暴力の問題も多く抱えています。 

ウランバートル高層ビル群(高層ビルはブルースカイビル):引用元PHOTOLIBRARY                       

 首都ウランバートルの表通りは華やかで、ブティックやデパート等もありますが、ウランバートルを囲むように市街の周囲は、貧困層のゲル(モンゴル遊牧民の移動式住居)が所狭しとあります。ここで暮らしている人々は、都会のアパートにも住めず、かといって昔の遊牧生活に戻ることも出来ず、僅かな収入で暮らしています。
ゲル地区の現状  引用元PHOTOLIBRARYライセンス取得済
 モンゴルの主要な産業は、豊富な天然資源による鉱業と畜産業が中心だと言いましたが、天然資源による鉱業からの恩恵は、まだまだ普通のモンゴル家庭には行き渡ってはいません。                      

モンゴル国石炭採掘:引用元Pixabay</a>
 一方、遊牧民文化に欠かせない家畜からとれるフェルトは、100%羊毛で作られる素材で、通気性が優れた健康に良い、自然に土にもどる環境にやさしい素材です。フェルト製品は鉱業と違って持続可能な資源なのです!

            

このプロジェクトで実現したいこと

 以上のように、このコロナ禍で観光客が激減したことにより、フェルトによる収入の道が閉ざされた彼女達に、明日への希望のために、グラウンドファンディングを通じて皆様の支援を申し上げます。

 このコロナ禍では、現地での買付や、女性達の現状とそのニーズの把握にも事欠いており、速やかな取り組みが必要です。
 具体的には、コロナ後も見据えながら、彼女達が作るフェルト製品の販売を支援することや、製作道具等の支援、フェルトの材料費などをはじめ、彼女達が安心して仕事に取り組める生活の安定への支援など、現地のニーズに応じた細やかな対応をしていきたいと思います。
 

 具体的には、
 ①彼女達が製作するフェルト製品を、直接に適正価格で買付けて利益をだしてもらう
 ②彼女達が必要とする原材料や資材を確保するための資金として使う
 ③日本からデザイナー等を招き、現地指導や、ブランド化を目指す民間交流としてワークシ
ョップを開する
 ④生活安定のための直接的支援などの活動を実行することです。
 
逆に、彼女達を日本に招き、日本のフェルトやハンドメイド作品の市場を実際に体験してもらうことも考えています。そのために現地法人と日本のマーケットをダイレクトに結びつけ、時には、現地NGO等と連携し、直接的な物資等の応援も含めた活動も行いたいと思います。


 フェルト生地を手で伸ばしているところ(遊牧民は、草原で馬などに曳かせて伸ばします。)          遊牧民の山羊の乳搾り(モンゴルの遊牧民にとっては山羊の乳は貴重なタンパク源です。)

モンゴル女性達がハンドメイドしてるフェルトの動物マスコットたち
上記3枚写真:引用元NPO法人MOJANAホームページ

 皆様のお力を貸していただき、一緒になってモンゴルのシングルマザーや母子家庭を応援してください。
 日本と親しみのあるモンゴル、モンゴル女性の経済的・社会的な自立の応援を是非お願いします。昔から日本はモンゴルを支援してくれています。いつも感謝しております。
 彼女達の心の拠り所になって、お互いに喜びを届けていきたいと思っています。宜しくお願いします。


応援メッセージ


NPO法人在関西モンゴル人会 理事:江藤雅章
皆さん、こんにちは。私は、ご縁でザヤさんと知り合い、その純粋な気持ちに動かされて、ザヤさんともに、モンゴルの人々と日本の交流のお手伝いをしています。私自身も恥ずかしながら、モンゴルとは、蒙古斑とチンギスハーンくらいしか思い浮かばなかったですが、知れば知るほど、モンゴルが好きになりました。しかし、何気なく身につけていたカシミヤや素敵なフェルト製品に、モンゴルの女性達の苦労があることを初めて知り、このクラウドファンディングを是非応援しようと思っています。皆様もよろしくご支援をお願い致します。


資金の使い道

現地運営・連絡費等        約20万円
現地直接支援・物資購入等     約50万円                                     宣伝広告・マーケティング費    約10万円                                                             専門家依頼等諸費         約10万円
モンゴル女性達の研修費等     約40万円
リターン等諸費用(配送料含む。) 約30万円                                 手数料等             約20万円


実施スケジュール

プロジェクトのスケジュール  
2021年11月中旬           リターン発送                                          2022年2月以降(入国制限解除が前提) 現地活動開始(コロナ感染症状況を勘案します。)
2022年3月              報告制作LP準備
2022年5月              日本の専門家によるワークショップ計画
2022年6月~             モンゴル現地にてワークショップ実行


リターン

3,000円 ~ 50人                                           1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール               
2 モンゴル製ウール100%靴下1足。
サイズS22.5-23.5、M24-25、L25-26、LL26-27。色はこちらで選ばせていただきます。
お届け予定 2021年11月中旬以降

5,000円 ~ 30人                                          1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール                              
2 フェルト100%の動物マスコット 1種類1個 
馬、羊、山羊、ラクダ、牛の5種類から1個お選び下さい。
モンゴル製~モンゴル母さん達のハンドメイド                                            
お届け予定 2021年11月中旬以降


10,000円 ~ 20人
1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール
2 モンゴル製ウール100%靴下3足。サイズS22.5-23.5、M24-25、L25-26、LL26-27。色は選ばせていただきます。
3 100%フェルトの動物マスコット 2種類2個
馬、羊、山羊、ラクダ、牛の5種類からお選び下さい。
モンゴル製~モンゴル母さん達のハンドメイド
お届け予定 2021年11月中旬以降


20,000円 ~ 10人
1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール
2 モンゴル草原又はモンゴル首都ウランバートルの最新の動画メール(拡張子mp4、2分)
3 フェルト100%の動物マスコット 2種類2個
馬、羊、山羊、ラクダ、牛の5種類からお選び下さい。
モンゴル製~モンゴル母さん達のハンドメイド
4 モンゴルカシミヤ100%マフラー(170cm×30cm、色はお選び下さい。モンゴル製)
お届け予定 2021年11月中旬以降

30,000円 ~ 5人
1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール
2 モンゴル草原又はモンゴル首都ウランバートルの最新の動画メール(拡張子mp4、2分)
3 フェルト100%の動物マスコット 2種類2個
馬、羊、山羊、ラクダ、牛の5種類からお選び下さい。モンゴル製~モンゴル母さん達のハンドメイド
4 モンゴルカシミヤ100%ショール1枚200cm×65cm、色は選ばせていただきます。モンゴル製             
お届け予定 2021年11月中旬以降

50,000円 ~ 5人
1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール
2 モンゴル草原又はモンゴル首都ウランバートルの最新の動画メール(拡張子mp4、2分)
3 フェルト100%の動物マスコット 5種類5個
馬、羊、山羊、ラクダ、牛の5種類5個をお送りします。
モンゴル製~モンゴル母さん達のハンドメイド
4 モンゴルカシミヤ100%タートルネックセーター。
ピンク、ブルー、レッドからお選び下さい。フリーサイズ。モンゴル製1着。
または、男性用モンゴルカシミヤ100%ブレザー。
ブラック、ブラウン、ブルーからお選び下さい。
サイズはS、M、L。モンゴル製1着。
お届け予定 2021年11月中旬以降

100,000円 ~ 5人
1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール
2 モンゴル草原又はモンゴル首都ウランバートルの最新の動画メール(拡張子mp4、2分)
3 フェルト100%の室内スリッパ又は子ども用ブーツ 1足。サイズ大人22.5-27、子供10-13cm。
色は選ばせていただきます。モンゴル製
4 フェルト100%の動物マスコット 5種類5個
馬、羊、山羊、ラクダ、牛の5種類5個をお送りします。
モンゴル製~モンゴル母さん達のハンドメイド
5 横綱・白鵬関の手形1枚。
本クラウドファンディングに白鵬関が賛同され、制作した特別なものです。  
お届け予定 2021年11月中旬以降

200,000円 ~ 1人
1 ザヤ代表からのモンゴル語と日本語のお礼のメール
2 モンゴル草原又はモンゴル首都ウランバートルの最新の動画メール(拡張子mp4、2分)
3 横綱・白鵬関の手形1枚。
本クラウドファンディングに白鵬関が賛同され、制作した特別なものです。 
4 モンゴル草原ゲルでの交流会参加                      
現地モンゴル・ウランバートル(空港等)集合、現地モンゴル・ウランバートル(空港等)解散。
モンゴル草原ゲルでのモンゴル遊牧民との交流会に参加できます。
渡航費、ホテル等での宿泊費、食事代等はご自身で負担をお願いします。詳細はメールでご案内します。
また、現地交流会ではコロナ感染症感染予防対策を行っており、事前にご説明させて頂きます。 
なお、コロナ感染症を踏まえ、現地とのZOOM等によるオンライン交流会になる可能性もあります。
お届け予定 2022年5月以降
体験以外は2022年11月中旬以降


最後に

  モンゴルの女性達をどうか応援してください。みんな日本の皆さんが大好きです。今、自立することができれば、明日への希望が湧いてきます。そして、一晩の暖かいご飯から一月分一年分の安心できる生活に繋がり、一人でも将来に向けて努力ができるはずです。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など
今まで、NPO法人MOJANAを中心に、私ザヤと関西を中心とするモンゴルの同胞達や在大阪モンゴル領事館、賛同してくれている企業・団体等と一緒に、モンゴルと日本との交流を深める様々な活動を行ってきました。このクラウドファンディングについても、仲間と一緒に取り組んでいくつもりです。


■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:NPO法人MOJANA
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:
  「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
 ●事業者の住所/所在地:
  「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
 ●事業者の電話番号:
 「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください