はじめに

皆さんはじめまして

数多くの、本当に数多くのプロジェクトの中から
本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!

新潟県三条市で2022年4月より事業を行う予定の125BASE(イツコベース)と申します。
今回、新潟の農業、ひいては日本の農業を変えるため、兄弟2人で立ち上がりました!

私たちはブドウやナシなどの果樹栽培が盛んな新潟県三条市大島地域発の
ドローン等を用いて農業の未来を変えるチームです!
現在は2022年4月の稼働に向けての準備真っ只中です。

125BASEのロゴ

ちなみに、125BASE(イツコベース)とは


おせっかいすぎる祖母の名前”イツ子”

基地の意味を持つ英単語”BASE”


を組み合わせて
おせっかいなほどファン(サービスを利用していくれるお客様)に寄り添った
サービスを提供できる基地でありたい
という考えのもとネーミングされました。


“農業を変える事業”…ってことは、実家が農家なのか!
とお考えの方がいらっしゃると思いますが…

実家は全くの非農家です。
このため、幼い頃から農業と関わりがあったわけではありません。
ただ、生まれ育った新潟の広大に広がる田園風景が2人とも好きで
将来はこれに携わる仕事をしたいとそれぞれが考えていました。一面に広がる田園風景

しかし、いくら農業に携わりたいと言っても、非農家ということで
これまで周りに農業について知る機会がありませんでした。

そこで実際の農業を学ぶには机上ではなく、現場が一番だろうという考えのもと
兄は県内の農業法人に従事し、現場で勉強
弟は大学で国際関係を学ぶ傍ら、知り合いになった農家さんのもとで
農作業のサポートを行いながら農業の基本についてそれぞれ勉強をしてきました。

また、経験する中で近い将来ドローンが来ると考え
2人ともドローンでの作業に必要な資格を取得しています。

収穫時期をひかえ、首を垂れる稲穂たち

農業を経験して間もなく、知識はまだ2人とも浅いですが
自然、ひいては農業が大好きです。


・このプロジェクトを始めようと思ったきっかけ

我々がこのプロジェクトを考え、始めようと思ったきっかけは
実際農業に関わる中で現状のままでは衰退の一途をたどると感じ
それを私たちの手で解消したいと考えたからです。

前述の通り、兄は農業法人での従事経験を通して、弟は農家さんの手伝いを通してそれぞれ
高齢化と担い手(人材)不足がとても顕著になっていることを実感しました。

農林水産省 農業構造動態調査結果より作成

実感する以前にもニュースや新聞等で話題になっているのは目にしていましたが
実際に目の当たりにすると、それまでどこか遠い問題のように考えていたものが
いつしか自分事として考えるようになりました。

そして、2人が所属する組織それぞれで同じことが問題になっているとするならば
全体的に問題になっているのではないかと考え
ここから、微力ながら私たちの行動から農業を変える新しいムーブメントを起こそう!
という考えに至ったのがきっかけです。


・このプロジェクトで実現したいこと

私たちがこのプロジェクトで実現したいことは
農業をより良い方向へと変えていき、憧れ・注目の的にすること
です。

特に次世代を担う若年層の憧れ・注目の的になり
仕事を決めるときに“農業”の2文字が選択肢に入るような未来を創りたい
と考えています。

しかし、いくら非農家の私たち2人が頑張ったからと言って限界があるので、
業務提携を結んでいる農家の「早川ファーム(新潟県三条市)」と一丸となり
実地での経験を積み上げていくとともに上記のような未来創造を目指していきます。

今回のプロジェクトの他にも、上記に掲げた目標のために
考えているアイディアはありますが
まずは今回のプロジェクトを通して
ドローンによる作業で農業に含まれる3Kの要素をできるだけ排除し
既存の農家さんには便利に作業をしていただき
若年層の方には3Kの色眼鏡なしに農業の楽しさに触れる環境を構築したいと
考えています。

ドローンによる作業の具体的な例としては以下の通りです。
(ドローン)直播
現在主流の田植え機で行われている田植えですが、これをドローンで代替し作業を行います。
現在主流の田植えでは、前準備として育苗(苗を育てること)が必要ですが
ドローンによる直播は種もみを直接田んぼに撒くので育苗にかかる手間が必要ありません。
また、上空から種籾を散布するので、作業時間の大幅な短縮
ならびに田植え機が必要ない田植えが実現可能です。


除草剤の散布
お米の健全な生育のため
田んぼに生える雑草の生育を抑制するために除草剤を散布します。
現在除草剤の散布は、人力で散布することがほとんどですが
これをドローンで代替し作業を行います。


防除
出穂(お米の苗に穂が付くこと)時期になるとカメムシが柔らかい実の汁を吸おうと群がります。
カメムシに汁を吸われると斑点米となるため、これを防ぐために殺虫剤散布を行います。
また、葉や穂を枯らす原因となるいもち病の発症を防ぐために殺菌剤散布を行います。
これらを総称して防除と呼びますが、現在ラジコンヘリによる集団防除が主流です。
しかし、1品種を基準とした散布であるため
品種ごとに異なる出穂にあった防除ではありません。
そこで私たちは出穂のタイミングに合わせた防除をドローンで行います。

穂肥散布
実の充実をはかるために散布する肥料です。現在動力散布機と呼ばれる
重い機械を背負って炎天下の中散布を行いますが、これをドローンで代替し作業を行います。

このように各種コストのかかる作業をドローンを用いて省力かつ効率的に行ってまいります。

なお、サービス提供に係る料金体系は、加入していただくプランによって異なりますが
1a(10m×10m)=165~220円(税込み)で提供する予定です。
既に同じようなサービスを提供している方と比較すると安価であるため
他方と比較して農家の方に導入してもらいやすいと考えております。

実際、炎天下の中や大雨の中での作業では
”やっていられない!”と大声で嫌味を言いたくなる時もありましたが
育て、収穫する喜びはひとしおで、総じて農業は楽しいものだと私たちは考えています。
ただ、それ以前に3Kのイメージが独り歩きしてしまうために
注目の的から外れてしまうのではないかとも私考えています。

しかし、現在これを取り払うのは容易になっており
上記のようなドローンを用いた農作業を行うことで、3K要素の大部分を取り除くことができます。
だからこそ私たちはドローンでの作業を通じて上記に掲げた目標を達成したいと
考えています。

ドローン自体は数年前から存在していましたが
これまで高齢化や担い手不足という市場の状況と
操作の難易度が高い、特に年配の方にとっては障壁が高いという要因が相まって
トラクターやコンバインのように農業全体としてあまり普及してこなっかったのだと
考えられます。

効率化・省力化できるツールがあるのに活用しないのは大変にもったいない…

この考えに則って、普及しなかったのだと考えると
専業農家でも兼業農家でもない若い人間がサポートを専業行う組織を創れば…
爆発的に普及し農作業の効率化に大きく貢献できするとともに
私たちが実現したいこととして掲げる
「農業をより良い方向へと変えていき、憧れ・注目の的にすること」は十分可能である
と考えています。

また、サブテーマとなりますが、現状、農業・農家の内面はブラックボックス化しており
具体的になにをしているか分からないという傾向が顕著です。
例えば
”若い方が農業に興味があったとしても、中身が分からないから就農を断念する”
という事例もあるのではないかと考え
デジタルネイティブの持ち味を生かしてSNS等若年層向けのPRに関しても
サポートしていけたらと考えています。


・これまでの活動

 来年度からの始動を目標としているため
私たち“125BASE”としての主だった活動は現状ありません。
その代わり、兄・弟ともにそれぞれのやり方で農業に携わり
農業の実際を勉強してきました。

 正直、一年足らずでは、基本的、初歩的なことしか学べないため
米をはじめとする農作物の栽培方法や農機具の操縦方法等については
これまで経験を積まれている熟練の先輩方に追いつくことは到底できません。

それならば、“他人任せ”と思われるかもしれませんが
農業に関する知識、技術等は、圧倒的に経験のある先輩方にお任せして、
私たちは先輩方のサポートをする立場として農業を変えていこう
適材適所で進めていこうと考えました。
もちろん、お任せするからと言ってもサービスを提供しながら
ゆっくりでも勉強をしていつか追いつけるように日々勉強中です。

周りの方からは「もう少し経験を積んでから独立しては?」
というアドバイスもいただきました。これも一理あり。
このように時期尚早だと考える方もいらっしゃると思いますが
衰退しきってからでは手遅れなのです。

先輩方の積み上げてきた既存の農業にプラスして
ドローンのサポート作業で農業をよりよくしていきます。

圃場内でトラクターの操作方法を指南してもらう


提携農家の実機を用いて操縦の練習

提携農家さんでの活動詳細はこちら↓


・資金の使い道

皆様からのサポートで集まった資金は

ドローン本体の購入
移動用車両の購入
事務所開設に伴う改装費
家賃支払い
そのほかサービス提供に必要な備品購入
クラウドファンディング手数料支払い

有効に利活用いたします。


・リターンについて

私たちのプロジェクトに共感し、ご支援をいただいた方には
以下のような返礼品をお送りしたいと考えています。

①感謝のメッセージ

②感謝のメッセージ+125BASE謹製非売品オリジナルステッカー 

③感謝のメッセージ+お米のピアス/イヤリング 

④125BASEメンバーとおしゃべりできる券 

⑤感謝のメッセージ+HPお名前掲載

⑥スーパーサンクスチケット

⑦作業料金10%Off券 

⑧作業料金30%Off券 

詳細は各種リターンをご覧ください。


・実施スケジュール

創業スケジュール

プロジェクトの実施スケジュールの詳細は以下の通りです

2021年10月上旬より1月下旬まで
近隣農家をはじめとしたサービスの周知活動

2021年10月上旬
クラウドファンディング募集開始

2021年10月下旬
クラウドファンディング募集終了

2021年10月上旬より2022年1月下旬まで
サービス提供フローの構築

2021年11月上旬より11月下旬まで
ドローン本体、移動車両等の必要備品の購入

2021年11月上旬より2022年4月の本格稼働まで
ドローン操縦研修(安定的なサービス提供のため)

2021年11月中旬より2021年12月下旬まで
DIYによる事務所改装

2022年2月上旬
創業&プレ稼働

2022年4月より本格稼働


・リターンに関して
各種リターンに掲載の通り、準備ができ次第随時リターンの遂行を行います。
なお、代行料金割引のリターンに関しましては、2022年シーズンのみ利用可能とします。


・最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。


新潟の、ひいては日本の農業を変えていくには
皆様の農業に対する関心とご支援が必要不可欠です。
農業を変えていきたい、大切にしたい。と考えている方
農業は大事だと思うけど、支援の方法が分からない、と考えている方
ぜひ私たちと一緒に活動しませんか。
私たちが皆様の期待を一身に受け止め、一緒に農業を変えていきます。


現在の農業は前述したとおり、未来が必ずしも明るいものではありません。
しかし、これは、現状維持だけをして何も対策をとらなかった場合の話です。
ここで誰かが、私たちが手を挙げ、動けば農業の未来はもっといい方向へ
変わっていくと確信しています。


何事もやってみなければ結果はわかりません。
明るい未来の農業を目指した私たちの活動にぜひお力添えください!

よろしくお願いします!!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し
リターンを確実にお届けすることをお約束いたします。

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名
  「請求があり次第提供致しますので
   必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
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  「請求があり次第提供致しますので
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