▼ はじめに・ご挨拶

地元の人にインタビュー











はじめまして。私達は、宮崎県延岡市にある尚学館高等部の人吉市ボランティアチームです。

私達は学校の講演で令和2年7月の九州豪雨による熊本県人吉市の被害について知り、被害に遭われた住民の方々の力になりたい!人吉市を盛り上げたい!!と思いました。

そこで、講演をしていただいたイベント企画団体WIP(ワイプ)さんに協力してもらい、WIPさんが主催する「人吉復興スカイランタンイベント」に参加し、屋台の出店やスタッフとしての手伝いを通してイベントを盛り上げたいと考えています。


▼ 人吉で行われる予定のスカイランタンイベントについて

被災した人吉市は元々観光業を主な産業としていました。しかし、豪雨によりほとんどの店舗は未だ営業停止、住民の多くの方が人吉市を離れ別地に移ってしまいます。

このイベントの目的は鎮魂と復興を願い、人々にまだ復興が全て終わっていないことを再確認してもらうこと、また現地の人々の活気をより高め、被災された方に再び人吉市で暮したい、人吉市を訪れたいと思ってもらうことです。

そして、このイベントを印象に残る人吉市の年中行事にし、全国の豪雨被災地の復興の希望の一つにしたいです。



▼ プロジェクトを立ち上げた背景

①5月1日 学校で災害についての講演

私達は若手イベント運営企画団体 代表の玉木和馬さんと人吉温泉観光協会専務理事の中村和博さん、地域福祉計画推進委員で農業者の才尾弘太郎さんの講演を受けました。そして九州豪雨では48時間で7月の1カ月分に相当する猛烈な雨が降って、市中心部が一気に飲み込まれ、床上浸水は3775棟、床下浸水も906棟と、市内の2割が被災し、46軒ある旅館やホテルのうち、26軒が浸水し、観光用SL列車が人気の鉄道は線路が土台ごと流出し、車や焼酎タンクもがれきと一緒に流されるなど、大損害に見舞われたことを知りました。

あの水害の前には、そこには間違いなく人々の日常があったのだろうと想像したとき、とても胸が痛みました。そして、私達高校生にできることは小さいかもしれないけれど、それでも何か役に立ちたい、被災者が1日でも早く元の生活を取り戻せるように力になりたいという思いが芽生えました。


②7月31日 現地を訪問

多くの企業様より支援金を拠出していただき、現地訪問が実現できました。被害から1年以上たつのに町の中の至る所に骨組みだけを残した家屋、建物が撤去された更地、再建できていない温泉旅館、球磨川に巨大な流木が川岸に引っかかったままなのを目にしました。さらに、観光地なのに人通りはまばらでした。

このように、震災が起きてから1年が経った今も完全に復興したわけではないこと、人吉市の暖かい住民性が私達の地元延岡に似ていることを知り、人吉市を盛り上げる手伝いをしたい!とより一層思うようになりました。

人吉市被害の様子
▼活動内容

現在、コロナウイルスの影響から実際に現地に行くことが不可能となる場合があります。
もし行けなかった場合、予定通り実地する場合と別の内容で活動する予定です。

屋台
①予定通り実地される場合
・桝元さんのキャンピングカーでの出店
・防災グッズの配布

②イベントは実地(私達のチームがイベントへ行けない)
・桝元さんのキャンピングカーでの出店
・後日、コンテナマルシェを借りて防災グッズの配布

③飲食販売が難しくなる場合(チームが行ける)
・防災グッズの配布

④飲食販売が難しくなる場合(チームが行けない)
・後日、コンテナマルシェを借りて防災グッズの配布


●橋の飾りつけ
①イベントへ行ける場合
・和傘の設置
(人吉市のイベントに来ていただいた方に復興へのメッセージを書いていただき、それを使って飾りつけたもの)

②イベントへ行けない場合
・尚学館人吉市ボランティアチームの寄せ書きを人吉市へ送る



▼これまでの活動

・住宅の復興作業の手伝い
・復興マルシェで虎彦さんの協力のもと、お菓子の配布

復興マルシェでお菓子の配布

復興マルシェでお菓子の配布

神照寺でのボランティア活動

MRTの取材


▼資金の使い道

【現地での支援活動】                                                  
・防災グッズ費  142,326円
・イス、テーブル  10,000円
・保険 3,000円
・和紙 3,640円
・和傘 30,000円
・電飾 15,000円
・その他経費 100,000円

【コロナ対策】                                                   
・消毒、マスク費 8,000円

【交通費】                                                   
・バスレンタル費 38,000円
・ガソリン費 9,000円
・高速費  11,480円
・運転手手当 15,000円


合計385,466



 ▼ 実施スケジュール

・10月半ばよりクラウドファンディングを開始

・11月13日に熊本県人吉し球磨地方で災害復興イベントに参加予定

・募金箱を設置 〈設置場所〉
        ・三輪税理士事務所
        ・安藤歯科
        ・薩摩ラーメン店


▼リターンのご紹介

人吉市にゆかりのあるお店のお菓子をお返しします。

1000円        お礼のメール 

3000円        お礼の手紙

〜以下、お手紙を添えて〜
5000円・寅家 焼酎もなか(大)
    ・虎彦 破れ饅頭 12個
   ・お茶の五木園 抹茶生大福 6個入

10000円  ・お菓子の香梅   肥後の旅 8個 
           ・虎彦  破れ饅頭 20個

15000円  ・お茶の五木園 抹茶生大福 10個入+椿・五木
         ・お菓子の香梅  銘菓詰め合わせ6種 22個入

20000円 ・虎彦  破れ饅頭 40個
         ・お茶の五木園 抹茶生大福 10個入 +しにせ・椿・五木

25000円 ・お菓子の香梅  特選銘菓詰め合わせ 36個入
         ・虎彦  破れ饅頭 40個+どら焼極天 10個

30000円 ・お茶の五木園 抹茶生大福 10個入 +ゴールド白霧・白霧
         ・虎彦   破れ饅頭 40個+どら焼極天 16個

40000円  ・お菓子の香梅   特選銘菓詰め合わせ 50個入

                  (返礼品の発送は12月初旬から2月末にかけて行います。)

▼お店のご紹介

〈お茶の五木園〉
創業百四十余年人吉球磨の老舗として味・香りともに優れた、人吉球磨茶の生産・販売。
和洋菓子はお茶屋ならではの高級抹茶を使用し、こだわりの素材でひとつひとつ丁寧に手作りしています。

〈寅家〉
人吉地区で昔から製造・人気のある焼酎を模した「焼酎もなか」をはじめとするお土産品、羊羹などの和菓子、ラスク、クッキーなどの洋菓子を製造しています。

〈お菓子の梅香〉
伝統製法と阿蘇の伏流水で美しい風味の銘菓や和菓子・洋菓子を熊本からお届けしています。

〈虎彦〉
風の菓子『虎彦』は日向の国『虎屋』の新しいブランドです。
『品質と信用』という社是の元、いつも今使える最上の原材料を用い、丁寧なお菓子づくりを心掛けています。


▼ 最後に

私達は今回の経験で、教室での教育活動とは何か違うものを得られるのではないかと思い日々探求しているところです。

昨今の異常気象により、破滅的な被害をもたらす災害が各地で増えてきています。昨年の台風10号がもし逸れなかったら、我々の住む宮崎県北が被害に遭っていたかもしれません。私達は今回の経験を通して学んだことを活かし、実際に災害が起こった際には、多くの人々と生き抜く力を発揮できる人材になりたいと考えています。人を導くだけでなく、困難な状況下にあるひとり一人に「自分は独りぼっちではない。」というメッセージを届けることができれば、ともに乗り越える力が増幅すると思います。

最後まで全力で取り組みますので、応援して頂けますと嬉しいです。      

                            尚学館高等部人吉ボランティア班一同




▼WIPの紹介

延岡市の県北を盛り上げようと2019年に有志一同で設立されました。
2020年の延岡市クラウドファンディングコンテストで最優秀賞を取ったが、コロナ等でイベントができず、人吉市のボランティア活動を経て、2021年人吉の災害復興イベント「スカイランタンフェスティバル」と和傘イルミネーションを企画し、現在は人吉スカイランタン実行委員会のディレクターとして活動しています。 今後は宮崎県北や熊本県人吉市において、地域が活性化するイベントを企画していく団体になります。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください