はじめに・ご挨拶 

はじめまして!

角田健一と申します。

この度は数あるプロジェクトの中から、こちらをご覧いただきありがとうございます!

私は地元神奈川で20年以上飲食業に携わってきました。

そして2022年2月、湘南藤沢でビストロ&カフェ『Bistro RIKYU』を開業いたします!

◇開業するに至った経緯

20年以上食に関わる仕事をする中で美味しい料理、お客さんが喜んでくれる料理を創ること考え、日々厨房に立ってまいりました。

体を使う仕事で大変なこともありますが、探求しながら毎日料理を作るこの仕事が好きで、出来ればこの先も続けていきたい。そして何より、私にとってとてもやり甲斐のある仕事でもあります。ゆくゆくは自分の店を持ちたいと考えていましたが、遂に実現に向けて動き出す準備が出来ました。

◇実現したいこと◇

テーマは【新しい食への挑戦】と【食材を捨てないこと】

食べることを楽しんでもらい、地域社会に根ざした次の世代に繋いでいくことの出来る店の実現を目指していきます。

これから予想される様々な問題(食料危機、環境問題等)に目を向けていき、サステナブルな食の発信地として、新たな食の可能性の提案、フードロスへの取り組み、脱プラスチック、地産地消、食の安全に取り組んでいきます

◇食の新しい可能性◇

“BistroRIKYU”では、一部の商品に昆虫を扱います。

昆虫と聞いて引いてしまう方、嫌悪感を抱かれる方もいらっしゃるかと思います。私自身も今は食べることは出来ますが、最初は勇気がいりました。

最近では無印良品さんの『コオロギ煎餅』が話題になったり、昆虫食レストランの出店や自動販売機が設置されたりと、どこかしらで目にする機会が増えているかと思います。

近い将来の人口増加による食料不足が懸念されていることから、環境負荷の高い家畜に代わる新しい動物性タンパク源としての昆虫の食用利用が期待され、2013年の国連の報告書にも記載されたことを契機に急速に広まりを見せています。

   提供・FUTURENAUT(株)

中でもコオロギは生産効率が良く環境への負荷は畜肉に比べて少なく、栄養価も高い食材として非常に注目されています。 当店でも形の無い状態に加工されたものを一部のメニューに取り入れており、味も見た目も食べやすい形での提供を行います。

“昆虫食”を美味しという体験と共に知ってもらい、新しい食の可能性を広げます。

コオロギパウダーを使用したティラミス

コオロギパウダー使用のサブレ

◇フードロスへの取り組み◇

“令和2年4月の農林水産省・環境省の発表によりますと、日本の1年間の食品ロスは612万トン。世界の年間食品廃棄量は13億トン。(生産されている食料は毎年約40億トンと言われています)”

今後持続可能な未来を目指す上で、飲食店を運営する上で、最優先で取り組んでいくべき課題だと思います。

具体的には

【捨てない】

捨てない為の取り組みとして、日持ちのする食材、保存食を取り入れます。

過去に生ハムやアンチョビ、カラスミの製造に携わった経験を生かし、古来より受け継がれてきた保存方を活用していきます。

製造中のポークジャーキー


熟成中のアンチョビ

自家製カラスミ

農家さんで売り物になりにくい規格外の野菜、調理場で出る野菜くずや皮など、食べられるのに廃棄してしまっている食材を八百屋さんと提携して活用します。

多少の手間にはなりますが、ペーストやポタージュ等に加工し、形は無くとも美味しく食べられるよう調理し提供していきます。

【残さない】

飲食店で目の当たりにする食べ残し。そして消費期限切れでの廃棄食材。

最初は勿体ないと感じていたのに、いつしかその光景が当たり前になり、慣れてしまっています。

改善する為の取り組みとして、食べきれる量の提供(小ポーション)にする事で食べ残しを低減。

調理の際もストックを大量に抱えず、その日に使い切れる量を用意する事で、余ってしまいロスになってしまうことを低減します。

小ポーションで提供する事での手間と、ストックを多く作らないことで売り切れになる場合もありますが『食べきれる量を食べきれるだけ』を心がけます。

【活用する】

廃棄しているものの中にも、捨てずに活用出来ないか?と考えていたのがコーヒーの出がらしです。

土に還すコンポストの発想で、コーヒーの出がらしを腐葉土に混ぜて半年程寝かせ(発酵、熟成)それをカブトムシの幼虫に与えてみたところ問題なく育ちました。その上、幼虫から排出されたフンを家庭菜園の土に混ぜ込んだところ、収穫にも悪影響はなく、充分に活用でき循環させることが出来ました。


コーヒーの出がらしを加えた腐葉土で育てたカブトムシ


カブトムシのフンを土に混ぜて育てたトマトとゴーヤ

将来的にはコンポストを導入し、キッチンから出る有機物全てを捨てることなく活用し循環できるシステムを確立していく予定です。

◇脱プラスチック◇

年間3億トンが生産され、自然分解されず海洋汚染やマイクロプラスチック等様々な問題に直面しているプラスチック。

全てを別のものに変えることは現時点では難しいですが、当店ではストローを植物由来の“草ストロー”に。テイクアウト等の容器もサトウキビ等の植物由来の原料に変え、できることから脱プラスチックを始めていきます。

◇地産地消◇

地域で生産された新鮮で思いの詰まった食材を使用し、画一的ではなく地域性のある商品作りを行っていきます。

地元の生産者の方と共同で作っていくことで、地域活性・地域社会に貢献し、地元を盛り上げていきます。

◇食の安全◇

食に関わる仕事する上で、安心安全なものづくりを行い伝えていくという使命。

添加物・科学物質を極力使わずに、誰もが安心して食べられる商品を提供していくことを約束します。


プロジェクトで実現したいこと
【本来の食の豊かさは量的な側面ではなく、質的な側面にある】

・地域で採れた新鮮な食材を大切にして、地元の食を知ってもらう

・食の多様性の魅力と面白さを感じてもらう

・地域の産業(農業、漁業、畜産業)を巻き込み手を取り合っていく

・未来を担う子供達に、食を安全に楽しんでもらう

・『食』を通じて社会・環境問題に目を向けてもらう

◇メニューのご紹介◇

ランチメニューの一例

☆パスタランチ(前菜・スープ・自家製フォカッチャ付)¥1000

☆プレートランチ(前菜・スープ・自家製フォカッチャ付)¥1200

ディナーメニューは¥400~¥1000位までの小皿料理を中心に提供。

ドリンクはクラフトビール、ワインを中心に取りそろえております。

昆虫を使ったメニューもチーズパイやサブレ、ドリンクやアイス等を用意しておりますので合わせてご注文ください。

◇リターンのご紹介◇

●感謝のお手紙 (3,000円) 

●ランチお食事券4回分 (4,000円)

●お食事券6,000円分 (5,000円) 

●お食事券12000円分(10,000円) 

●お食事券25000円分(20,000円) 

●オリジナルTシャツ(5,000円) 

●オリジナルTシャツ、お食事券6,000円分(10,000円)

●貸し切りプランランチコース(50,000円)

●貸し切りプランディナーコース(80,000円)


◇資金の使い道・スケジュール◇

ご支援いただきました資金は 

・リターン品の制作費 (オリジナルTシャツ) 

・内装工事費用 

・CAMPFIRE手数料 

・リターン品の送料 

として使わせていただきます

◇最後に◇

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

正直なところ、新型コロナウィルスの影響で経済活動が厳しくなっていく中、なぜ今起業するのかと多方面から言われています。

ですが、SDGsが国を挙げて提唱されているように、経済・社会・環境を含めた全てにおいての転換期であり、サステナブルな発想の飲食店はこれからの時代に求められる形であること。未来の為に出来ることを“今”本気で取り組まなくてはと考えた形が、本プロジェクトになりました。

プロジェクトを通じ、少しでも『BistroRIKYU』を知ってもらえたら幸いです。

2月のオープンを目指し、皆さんと一緒に頑張っていきます。

これからも『BistroRIKYU』をよろしくお願い致します。


※リターンについての訂正です。

10000円のご支援で【12000円】分のお食事券のリターンの本文で、“6000円分のお食事券”とあるところはタイトル通り“12000円分のお食事券”ですので訂正致します。

お食事券について

リターンのお食事券は、1,000円分の金券を金額に応じた枚数送付致します。お釣りは出ませんが1,000円単位でのご利用いただけます。

■店舗の情報

◇住所◇

神奈川県藤沢市南藤沢7-10グランドール藤沢2F BistroRIKYU

◇営業時間◇

平日ランチ11:30~14:30

ディナー 17:30~22:00

土曜祝日 15:00~22:00

定休日 : 日曜定休

■特定商取引法に関する記載
 「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
 ●事業者の住所/所在地:

〒251-0055  神奈川県藤沢市南藤沢7-10グランドール藤沢2F BistroRIKYU
 ●事業者の電話番号
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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