●はじめに・ご挨拶

初めまして、私たちロコラボは2019年に創業し、神奈川県にある真鶴町で「地域暮らし体験」や「地域交流サービス」を提供する施設「ロッキン・ビレッジ」を営んでいる会社です。

空き家をセルフリノベーションした「ロッキン・ビレッジ」



代表を務める山下は、2005年から全国でサテライトオフィスの普及や移住支援の仕組みづくりを行い、2012年には自ら徳島県へ移住し地域づくりを支援する様々な活動をして来ました。しかし、地方移住や都会と地方との2拠点居住に興味を持つ人たちが増えるにつれて「移住トラブル」を多く見聞きするようになり「都会暮らしと地域暮らしの違い」や「いなかの作法」が自然と身につく施設やサービスを都心の近くに作れたらと言う想いからロコラボ立ち上げの企画が始まりました。

ロコラボ(一般社団法人地域間交流支援機構)代表の山下

真鶴町を活動の場に選んだ理由は、都心から1 時間半という距離にあり、日帰りできる場所にもかかわらず昔ながらの町並みや暮らしが残る地域だという事、また、山下が幼少の頃から釣り好きな両親と毎週のように通い「遊びや趣味を通じて人と交流することで生活や価値観を豊かにする」という田舎暮らしの原体験を育んだ場所でもあったため、「地域暮らし体験」には最適な場所だと感じたからでした。

趣味や特技が多彩で少しキャラが濃い先輩との楽しい時間真鶴町は何処か懐かしさを感じさせる不思議な雰囲気を持つ町です。この町に滞在し様々な体験ができるサービスを作っていく事で、沢山の人たちに「地域暮らしの魅力」や「いなか遊びの楽しさ」、「いなかの作法」など伝えていけたらと考えています。

「ロッキン・ビレッジ」の目の前にある岩港はいつもノンビリした雰囲気

●プロジェクトを立ち上げた背景

私たちが「ロッキン・ビレッジ」として利用させていただいている旧「力石アパート」の敷地には、築50年余になる建物が5軒あります。借家だった平家が2軒、2階建て4部屋のアパートが1軒、飲食店だった建物が1軒、大家さんが住んでいた2階建ての母屋が1軒、合計5軒の建物です。
※「ロッキン・ビレッジ」施設名の由来:真鶴町岩地区は小松石が採石される石工職人の町の「石・岩=rock」、のんびり過ごす「ユラユラ=rockin」、5つの建物が村のようにある場所「村=village」

改修前の「力石アパート」は、空き家だった期間が長く廃屋寸前でした2019年その1つ1つの建物を全てDIYで改装し「地域暮らしが体験できる施設」へとリノベーションする計画を立て2020年3月のオープンを目指し改装が始まりました。

【改装計画】
2階建て4部屋のアパート▶︎簡易宿泊施設2部屋・シェアスペース2部屋
平家2軒▶︎フリースペース・DIYガレージ
元飲食店1軒▶︎カフェ
母屋1軒▶︎井戸がある広場

セルフリノベーションの風景

しかし2020年の年明けから突然起こったコロナ禍の影響により予定していた全ての事業プランが白紙となり3月には実質休業状態となってしまいました。その後どうにか2020年6月に「平屋1軒のフリースペース」と「アパート2部屋のシェアスペース」を完成させ仮オープンすることができましたが、簡易宿泊・カフェ・DIYガレージ・広場の改修は未だ止まったままとなっています。

セルフリノベーションが完了した「フリースペース」と「シェアスペース」、「トイレ・洗面室」

コロナ禍の収束が期待される 2022 年春を目処に、残りの4施設「簡易宿泊・カフェ・DIY ガレージ・広場」を完成させて、2 年越しの夢となる、真鶴の海や山、暮らしが満喫できる「ロッキン・ビレッジ」のフルオープンを目指したいと考えています。

●プロジェクトの「目的」

「ロッキン・ビレッジ」の候補地を探しているとき、地元の方から紹介された「力石アパート」と言う空き家になっている借家群は、敷地には草が生い茂り建物の傷みも酷く「空き家」と言うより「廃屋」に近い印象で再利用するには難しい物件に思えました。建物の数も多く、DIYで改装するなどとても不可能に感じた事を今でも覚えています。

約5ヶ月間、地域の方からアドバイスをもらいながら試行錯誤で改修工事を行う

しかし、他の候補物件が中々見つからず1ヶ月程悩んでいる時、地域の方から「力石アパート」には昔銭湯があり地域の方たちの憩いと交流の場であったことや、大家さんが営む飲食店はラーメンとかき氷が人気だったこと、大家さんご夫婦の人柄など様々なエピソードを聞くにつれて、当時「力石アパート」が町の賑やかな雰囲気を作り支えていたのだと気付く事ができました。

銭湯だった頃の「力石アパート」と大家さん

そして、その時には「力石アパート」のエピソードも含めてバトンを引き継ぐ想いに変わっていました。

それからの出来事は前述した通り、改修は3割程度で止まっていますが、2年が過ぎた今でも何として全ての建物達を生まれ変わらせたいという想いに変わりはありません。

私たちの目標は「”都会暮らしと地域暮らしの違い”や”いなかの作法”が自然と身につく施設やサービスを作ること」ですが、その第一歩として、私たち自らが「先輩方のバトンを引き継ぐこと」は資格試験のような物だと感じながら日々過ごしています。

みかん畑のお手伝いをすると農家さんの体力と知恵に驚かされます

その為にも、今よりもっと人が集まりやすい環境を整え力石ご夫婦が築き上げてきた「地域の賑わい」を再び復活させる一役を担えたらという思いでこのプロジェクトはスタートしました。

未完成の「ロッキン・ビレッジ」ですが、少しづつ仲間が増えてきました
●今回のプロジェクトが目指す「4つのゴール」

「ロッキン・ビレッジ」フルオープンまでのステップは4つゴールを設定して進めます。
4つのゴールと、それぞれの改修内容についてご紹介します。

【全施設改装イメージ】
改装イメージ


【1stゴール】簡易宿泊室:2部屋 / 目標金額:¥814,000

改装が途中で止まっている2階建4部屋のアパートの残り2部屋を簡易宿泊室として改装します。
真鶴の暮らしを楽しむには、平日と休日の「晴と褻(ハレとケ)」両方の時間を体験する事が重要だと思い、仕事も持ち込めて平日から滞在できる宿泊室を用意しようと考えました。
1部屋に3名の宿泊とテレワークが行える執務空間を備えた簡易宿泊室を2部屋作ります。

「宿泊室」入り口を背に見たイメージ。コワーキング可能な空間を作ります。

「宿泊室」奥から入り口側を見たイメージ。宿泊できる空間へ改装します。


【2ndゴール】井戸がある広場:目標金額:¥1,837,000(1stゴールに¥1,023,000上乗せ)

元々大家さんが居住していた母屋は解体しワークショップやイベント、プライベートキャンプなど、様々な目的に使用できる広場へと改修します。
母屋の裏には手彫りの井戸がありその湿気の影響で建物の傷みが激しく、建物は再利用できない状態ですが、跡地に芝生を植え広場として使用することで、井戸も再利用でき誰でも気楽に使えるコミュニティースペースにする事ができると考えています。

「広場」を敷地奥から見たイメージ。様々な用途で使用できる芝生の広場を作ります。


【3rdゴール】DIYガレージ:目標金額:¥2,387,000(2ndゴールに¥550,000上乗せ)

2軒ある平屋の内、未改装の1軒を誰でも自由にDIY体験ができるガレージへと改装します。
「いなか暮らし」では日曜大工程度のDIYスキルが重宝される場面が多い事と、物や建物を自分で直して使う経験や、手作業を通じて同じ趣味を持つひと同士が学びあう交流が「いなか暮らし」をより一層楽しいものへと変化させる力があると感じるため誰でも利用できるDIYガレージを作りたいと考えています。

「DIYガレージ」を敷地奥から見たイメージ。様々な工作が行える施設を作ります。


【4th ゴール】カフェ:目標金額:¥3,212,000(3rdゴールに¥825,000上乗せ)

元々飲食店として使用していた建物を地元の素材を使った軽飲食が提供できるカフェとして改装します。
ロッキン・ビレッジがお世話になっている岩地区には飲食店が無いため、地域の方も気軽に利用でき自然と人が集える雰囲気とメニューを提供したいと考えています。この建物では昔、力石アパート時代にラーメン屋をされていて随分ファンも多かったそうで、そんな地域の方からの熱烈なリクエストでカフェへと改装することにしました。

軽飲食を提供する「カフェ」イメージ。フリースペースのテーブルを使って飲食も可能にします。



●真鶴町のご紹介

真鶴町の歴史
私たちがお世話になっている真鶴町は、都心から電車で約1時間半の距離にあり、伊豆半島の付け根に位置する人口約7000人の町です。
主な産業は「漁業」・「果樹園業」「石材業」「観光業」で、小さい町ながらも、それぞれの産業に根ざした独自のお祭りや地域の営みが残る個性豊かな地域です。

ロッキン・ビレッジの近所にある児子神社、境内にある銀杏の紅葉は格別です。

真鶴と言う地名の由来は、相模湾へ張り出す小さな半島が「鶴が飛ぶ」形をしていたことにあり、上空から真鶴半島を見ると、正に鶴が飛ぶ姿をしていることに驚かされます。

真鶴半島には、江戸時代に植林された多くの杉や樹木が残り、古くから地域の方に「お林」と呼ばれ守られてきた歴史があります。また「お林」が育む湧水が海へ染み出し豊かな漁場を生み出していることから別名「魚付き林」とも呼ばれ、真鶴町の生活を支えてきた森として今も大切に保存されています。

相模湾上空から見た真鶴半島全景

真鶴町が守り続ける町並み
真鶴町で行われる都市計画や建物の建設は、1992年に町が独自に編纂した「まちづくり条例・美の基準・デザインコード」と呼ばれる基準に沿って進められます。

この「美の基準」は、バブル期に伊豆半島で起った大規模な観光施設の建設ラッシュの時に、町の景観や暮らしを守るため町が独自に作成した「まちづくりの教科書」とも言うべき資料です。

建物の様式や地形を生かした建築の方法、地域コミュニティを守り育む方法まで広く様々な「知恵」が記された「美の基準」があるからこそ、多くの方から親しまれる真鶴町の町並みは残ってきたのだと思います。

私たちも「美の基準」をできる限り尊重し、先代から受け継いできた町づくりのバトンを次の世代につなぐ役割が担えたらと思い「ロッキン・ビレッジ」の改装を行っています。


まちづくりの知恵が詰まった「美の基準」


●実施スケジュール

【スケジュール】
2021年10月30日前後 宿泊室工事開始
2021年11月30日前後 宿泊室完成
2021年11月30日前後 広場工事開始
2022年1月20前後 広場完成
2022年1月20日 ガレージ工事開始
2022年2月15日 ガレージ完成
2022年2月15日 カフェ工事開始
2022年3月30日 カフェ完成
※各完成予定日を厳守しますが天候などの影響により前後する可能性があります。
 また、変更などありましたらSNS・HPなどで随時シェアします。


●資金の使い道

【支援金用途内訳】



●リターンのご紹介

今回のプロジェクトは4つのゴールを設定しているため「各ゴールの達成時に公開されるリターン」と、「ゴール達成に関係なく最初からご購入いただける基本リターン」の2種類をご用意いたしました。
また「チケット」につきましては、クラウドファンディング終了後、皆様へ順次、感謝の文面を添えてメールへチケットを添付しお送りいたします。
チケット使用時にはメール画面をスタッフまでお見せいただくか、ご予約が必要なリターンに関しましては、HPからご予約の備考欄にチケットへ記載の「リターンNo」を記入しご使用ください。

【基本リターン】
ゴール達成に関係なく最初から最後までご購入いただけるリターンになります。
・オリジナルグッズ6種類(ご郵送目安:2022年3月〜4月)
・チケット10種類(使用開始:2022年4月以降 / 使用期限:2022年12月28日まで)

★ おすすめ基本リターン








【2ndゴール(広場)達成までのリターン商品・サービス】
・チケット8種類追加(使用開始:2022年4月以降 / 使用期限:2022年12月28日まで)
※1stゴール達成時に公開します ※以前のリターンも引き続き選択可能です
★ 2ndゴールおすすめリターン



【3rdゴール(ガレージ)達成までのリターン商品・サービス】
・チケット3種類追加(使用開始:2022年4月以降 / 使用期限:2022年12月28日まで)
※2ndゴール達成時に公開します ※以前のリターンも引き続き選択可能です
★ 3rdゴールおすすめリターン





【4thゴール(カフェ)達成までのリターン商品・サービス】
・チケット2種類追加(使用開始:2022年4月以降 / 使用期限:2022年12月28日まで)
※3rdゴール達成時に公開します ※以前のリターンも引き続き選択可能です
★ 4thゴールおすすめリターン



●最後に

少し気が早い目標かもしれませんが、「ロッキン・ビレッジ」と同じコンセプトを持つ施設を全国にも広げて行きたいという夢を持っています。
今まで、移住者の受け入れに勤しむ地域を沢山見てきた中で、「ヨソモノとジモト」が相思相愛の地域も有れば、全く関わりを持たない地域もあり、その違いがなぜ生まれるのか?を常々考えてきました。
当たり前の話ではあるのですが、やはり大切なのは「ヨソモノとジモト」が信頼関係を作る「時間」を互いに持てたかどうか?だと感じています。

徳島県でお世話になっている集落の祭りの一コマ。
コロナ禍の影響で2020年から戻れていないけど…いつか必ず自由に行き来できる日が戻ることを願って。
人にも一人一人個性があるように「地域」にもそれぞれ特有の個性があるのですが、自分にあった地域を知るには数年かかることが殆どだと思います。
中には「田舎の雰囲気は好きだけど地元の人との関わりはちょっと…」って言ってた方が、趣味を通じて地域の方達と交流が盛んになったり「田舎大好き!」な方がドロップアウトしてしまったり、地域との相性を見極める「時間」はとても大切だと思うことが沢山ありました。

これから地方を目指す人たちへ、地域との相性を見極める「時間(旅行気分で訪れた地域のお祭りに参加して地域の方と交流をしたり、滞在する地域のお手伝いを通じて文化や産業を学び合ったり、趣味やスポーツを通じて新しい交友関係を作ったり)」が楽しく過ごせる仕組みを作り、全国の地域へ広げていくための第一歩として「ロッキン・ビレッジ」の完成を目指したいと考えています。

徳島県でお世話になっている集落に真夏の夕立で現れた虹。
「ヨソモノとジモト」の掛橋になれるよう、
いつか、徳島や四国、全国に第2第3の「ロッキン・ビレッジ」がオープンする日を願って。

そしていつか、僕がお世話になってきた徳島県や四国、全国の地域にも、第2第3の「ロッキン・ビレッジ」をオープンしていくことを目標にこれからもロコラボの活動を進めていきたいと思います。



*本プロジェクトは、神奈川県の運営するCFのブランド「かなエール」 の審査を通過しました。


最新の活動報告





■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:一般社団法人地域間交流支援機構
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:山下拓未
 ●事業者の住所/所在地:〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩484
 ●事業者の電話番号:Tel:090-3435-3104
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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