はじめまして、電脳天使といいます

演劇サロン電脳天使です。ぼくたちは2021年2月にできた新しいグループで、奈良県在住の学生を中心に県内やネット上での活動を展開しています。代表の有馬風音(ありま かざね)が今回のプロジェクトの責任者です。


このプロジェクトで実現したいことは……

ぼくたちの目的は映像作品を作るための機材費を集めることです。この作品は来年秋にYouTubeで無料公開をする予定です。スマホを劇場に変えて、公演後の物販をリターンで再現することで、新しい観劇体験をお届けします。支援してくださったすべての人を作品のスポンサーとして迎え、みんなで作品を作ろうという企画です。そしていずれはクラウドファンディングを演劇制作の方法として確立したいと考えています。

映像配信はライブには勝てないという思いがある方も多いと思います。
しかし、わたしたちはそのようなことは決してないと考えています。映像配信がライブよりも劣ると感じるのは、その映像配信が日常の中でリアリティーを発揮できていないからです。「本物」と「本物らしさ」が異なるように、「リアル」と「リアリティー」もまた別物です。リアリティーというのは限りなくリアル(=日常生活)であるのに、決して日常の延長にはありません。それはなぜかと言うと、リアリティーは特別感からつくられるものだからです。「映像配信が日常の中でリアリティーを発揮できていない」というのは、つまり、その作品を観るという体験があまりにも日常と渾然一体となっていて、記憶に残らないということです。

では、どうすれば映像配信がリアリティーを持てるのか。わたしたちは考えました。

1.劇場へ足を運ぶ観劇体験にできるだけ近いものであること。
2.それでいてオンラインの強みもしっかりと活かすこと。

この2点をクリアできれば、わたしたちは皆様に新しい観劇体験をお届けできるだろうと考えました。
そして上記の2点を踏まえたうえで、リアリティーを創出するための3つのことを重要視したいと思います。

1.日に日に観劇に行く日が近づいてくるというカウントダウンの感覚
2.観劇後にポスターや脚本、DVDなどを購入する思い出が形に残る感覚
3.帰りにカフェやSNSで友人と作品を共有する感覚

なぜならこういった感覚がリアリティー—限りなくリアルに近いが、決して日常の延長ではない、特別感—に繋がると考えているからです。そこでぼくたちは以下の3つを実現します。

1.クラウドファンディングやSNSでの活動報告でカウントダウンの感覚を高めること
2.リターンで思い出を形に残すこと
3.Youtubeで無料公開することで作品をみんなで共有すること

これらを実行することで、スマホにリアルとバーチャルの交差点を生み出し、そこに大きな劇場をつくることが可能になります。


そして、わたしたちの大きな挑戦を、この作品に託します。


『光の速さで生きて』
以下、そのあらすじです。
・eスポーツ部部長の九条ユノは部活を辞めた。チームメイトと喧嘩をしたからだ。幼馴染のマナカに手を取られながら、向かった先は〈仮想空間Awoniyoshi〉。そこではeスポーツの大会〈シルクロード〉が開催されていた。リアルとバーチャルを跨ぐ、近くて遠い人間関係を描いた少女たちの青春SF。


プロジェクトをやろうと思った理由

演劇は人が集まらないと成り立たないものです。コロナ禍において劇場が大きな打撃を受けたのはそれが理由です。であるならば、人が集まることができる仕組みを作ろうと思ったことが一番のきっかけです。よく「お客さんは公演をつくる最後のピース」と表現されます。しかし、わたしたちはこの「最後のピース」という言葉にいつも引っ掛かっていました。なぜ「最後」にするんだろう?という疑問です。絶対に最初からお客さんがいた方が楽しいと思うからです。作品制作に取り組みながら、お客さんを集め、一緒に作品をつくっていくということが、クラウドファンディングでは可能だと考え、このプロジェクトを企画するに至りました。


これまでの活動

電脳天使は今年の2月にできたばかりのグループです。
ですので、コロナ禍の影響は直接受けていません。
しかしながら、知人の話やSNSから入ってくる他の劇団の情報を聞く限り、舞台で演劇をやることは当時はまだ厳しい情勢でした。

そこで、まずはインターネットを活用した表現を考えようということで、声劇(声のみで演じる劇)から始めました。声劇活動は現在も続いていて、いつか公に発表できればいいなと考えています。
そして秋頃になり、以前と比べて感染予防のノウハウを蓄積されてきたタイミングで、奈良や大阪といった場所で、メンバーで個人活動を展開します。


鯨椅子projectさんの『色なき世界』に参加しました。

撮影会に参加しました。

そして現在は、グループでの活動がメインになっています。
奈良市にある平城宮跡という場所で殺陣の稽古をしたり、音声館(おんじょうかん)という小屋を借りて今回の作品制作の準備をしています。


いただいた支援金は……

・撮影機材・照明機材の購入(50万円)
・リターンの梱包・発送、CAMPFIRE手数料 (10万)

に使わせていただきます。


リターンについて

【メールでのお礼】500円
電脳天使のYouTube劇場化計画を応援したい!というお気持ちを「ワンコイン」で寄せていただければ幸いです。ご支援いただいた全ての方へメールでお礼をいたします。

【YouTube劇場化計画 説明会参加チケット Instagram版】800円
Instagram Liveでの説明会参加チケットです。Instagramアカウントを持っている方におすすめです。

【YouTube劇場化計画 説明会参加チケット YouTube版】1000円
YouTube Liveでの説明会参加チケットです。
Instagram版よりも料金は高いですが、こちらはアーカイブが残ります。

【稽古見学券】1500円
わたしたちがどのように稽古しているのかを観ることできます。
距離が遠くて観に行けないという方でも、通常は観られない部分の稽古風景を限定動画としてお届けします。

【記念チケット】2000円
『光の速さで生きて』の記念チケットです。「思い出を形に残そう」第1弾です。
このリターンをゲットして、作品発表を楽しみにしていただければと思います。

【『キュレーションⅠ:秋は電車に乗って』】5000円
代表である有馬の過去作品『水彩奴』と書き下ろしエッセイを収録しています。
こちらのリンクから『水彩奴』本編はすべて無料でお読みいただけます。
作品執筆の裏側を知りたい!有馬の作品を形として持っておきたい!という方におすすめです。

https://matsuri-enishi.com/256/works/

【書き下ろし短編脚本】7000円
代表の有馬があなたのためだけに短編を書き下ろしします。限定3本です。
有馬の作風が気に入った方、有馬の力量を試してみたい方には特におすすめです。

【計画成功時にクレジットに「スポンサー」としてあなたの名前が載る券】10000円
作品発表はYouTubeで行います。その際のクレジットにあなたのお名前を「スポンサー」として載せることができます。本名だけでなく、ニックネームにも対応しています。古参になりたい方におすすめです。

【稽古見学券+演出に口出しできる権】20000円
上記の【稽古見学券】のリターンに加えて、クレジットにあなたのお名前を「演出助手」として載せることができます。 演出助手になっていただいた支援者の方には、稽古見学の際に、わたしたちと一緒に作品の演出などを考えることができます。また、遠くて見学に来ることができない支援者の方にも、限定動画を通してやり取りすることができます。また演劇については何も分からないけど、名前は載せてほしい!という方も「演出助手」としてお名前を載せるができます。

【「パトロン」になれる券+パトロン限定グッズセット】50000円
クレジットにあなたのお名前を「パトロン」として載せることができます。
限定グッズセット内容は以下の通りです。

1.お礼の動画
2.YouTube劇場化計画 オンライン説明会参加チケット
3.『キュレーションⅠ:秋は電車に乗って』
4.記念チケット
5.あなたの「パトロン」としての名刺

名刺を持っていると「今後のすべての劇場公演の顔パス」や「『光の速さで生きて』メイキング映像先行予約」ができます。詳しい説明はリターンをご覧ください。このグッズセットは限定10個です。


実施スケジュール

☆作品発表までの大まかな流れ

・12月 資金調達のためのクラウドファンディング

・2022年1月 稽古(殺陣中心)

・2月 順次リターン開始、稽古・撮影・編集開始

・3月~4月 公演物販のためのクラウドファンディング

・5月~10月 順次リターン開始 、稽古・撮影・編集

・11月 YouTubeで作品公開


最後に

今回はYouTube劇場化計画で制作する作品の撮影機材を購入するためのプロジェクトです。作品発表までのカウントダウンタイマーを押そうという段階です。来年春には観劇後の物販を再現したプロジェクトも予定をしています。大きな企画を進めるための第一歩として認識していただけると幸いです。

あなたとともに、ひとつの作品をつくらせてください!!!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2021/12/01 22:47

    今回のクラウドファンディングはAll-or-Nothing方式を採用しており、期限までに目標金額(今回は60万円)を集めることができなければ、1円もわたしたちのところには入ってこないようになっています。演劇の企画を打つうえで、どうして、このような背水の陣に設定したかといいますと、それはわたしが...

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