3rd目標 500万円達成!ありがとうございます!
2月13日に500万円達成しました! ありがとうございます!
このクラウドファンディングを始めた時は、この盛り上がりを予想していませんでした。
本当に嬉しいです。勇気と元気をいただいてます。そしてまだまだ突き進みます。
次の目標、
---------------------------------------------------------------------------------
ラストスパート!! 7,000,000円 目指します!
---------------------------------------------------------------------------------
追加リターンには、醸造所の入っている「湖のスコーレ」で作られているチーズもございます。作っているスタッフがとても真摯な女性で、成長株。ぜひこのチーズが売れて欲しいなあ〜と思い、追加リターンに入れました。どうぞよろしくお願いします。
責任は大きい、そう実感してきましたが、楽しんで醸したいと思います。
2nd目標達成!ありがとうございます!
4日間での300万円達成、感動的です。ありがとうございます!
まさかまさか、こんなに早く達成できるとは、思いもよりませんでした。お一人お一人のお気持ちのおかげさまです!これほど応援してもらえる事業なのか、、、、私のことだけではない、生産者や、美しい未来へのエールもあるのだと認識しております。
一方で、1年後、免許更新できて、無事美味しいどぶろくを作り続けているか、予断を許さぬ状況であると思います。酒造免許というのは、最低製造数量が決まっており、6000リットル・500mlで12,000本と言う量を作り続け、販売する能力が求められます。もちろん「美味しいどぶろく」を作る必要があるのはもちろんなのですが、それを売ることも同じくらい難しいことであることは、皆さんご存知のことと思います。
お祭りのように盛り上げていただいているこの機会に、もっともっと情報が広がり、存在を知って頂きたい。そこで、
---------------------------------------------------------------------------------
ネクストゴール、5,000,000円 & 支援者さま500人 目指します!
---------------------------------------------------------------------------------
どうか引き続き、応援の程、よろしくお願い申し上げます。
ハッピー太郎醸造所
池島幸太郎
目標達成!ありがとうございます!!
開始13時間以内に目標の1,000,000円達成致しました。ありがとうございます!!
本人もびっくりのスピードで、皆様の盛り上げよう、盛り立てようというお気持ちが、本当に嬉しくて、、、、一人醸造室で泣けてしまいました。
みなさんのおかげで勇気が出てきました。
もっと多くの人を巻き込んで行こうと思わせていただきました。そこで、
-------------------------------------------------------------
ネクストゴール、3,000,000円目指します!
-------------------------------------------------------------
まだ募集期間は続きます。2月末まで走り続けます。
引き続き、シェア、拡散のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ハッピー太郎醸造所 池島幸太郎
ご挨拶
発酵食品工房ハッピー太郎醸造所の代表・ハッピー太郎こと池島幸太郎と申します。
この度、「どぶろく」醸造に挑戦します!
米麹屋である私ならではの完熟米麹を使用した、「この生産者のお米だからこそ溶かし切れる」発酵愛を掲げたオリジナルの「どぶろく」、その初期ロットを皆さんにお届けしたいと思います。応援よろしくお願い申しあげます。
このプロジェクトで実現したいこと
この醸造所の仲間になってください!その一言です。
私のような個人の米麹屋が「どぶろく特区」ではなく初めから「醸造免許」としてのどぶろく事業に乗り出すのは聞いたことがありません。
・どぶろく特区・・・・農家に与えられる。特区なので小さな寸胴で作るくらいの量でもOK
・どぶろく醸造免許・・・・農家ではない者も取得可能。年間6キロリットル以上造るために大きなタンクやその他設備が必要。ただし、日本酒造りの杜氏並みの能力と経験は必要。
醸造免許で造ったどぶろくは、売らなければなりません。
しかし現在の私は酒類の流通業界に幅広く知名度があるわけではありません。このクラウドファンディングを通して、私が何をやろうとしているのかぜひ知っていただき、この醸造所を持続させ成長させていく仲間になっていただけたら嬉しいです。
以下、説明してきます。
1 そもそもどぶろくって何?
2 ハッピー太郎醸造所の概要
3 材料によって発酵の性質が違う
4 美しい農法のお米をどぶろくに
5 びわ湖と田んぼと山と。
6 飲む人はどぶろくを、飲まない人は味噌汁を
7 応援メッセージを頂きました。
8 リターンについて
1 そもそもどぶろくって何?
どぶろくは、お米まるごとのお酒です。お米の酒といえば日本酒ですが、通常酒粕とお酒とで分離します。どぶろくはそれらを丸ごと一緒に飲んでしまおうというお酒になります。
免許としては「その他の醸造酒」になり、実はこの免許の範囲で、お茶とか薬草とか、フルーツとかも副原料の候補として考えられる、ちょっと楽しいお酒でもあるのです。
2 ハッピー太郎醸造所の概要
ハッピー太郎醸造所。私の名前「幸太郎」が由来です。2017年に長浜市の隣の隣町、城下町彦根の郊外の古い集落で米麹(こめこうじ)屋として開業しました。米麹とは、味噌や甘酒・塩麹などに使う、米に麹菌をつけて育てた、発酵食品です。「醗酵でつなぐ、しあわせ」をポリシーとして活動してきました。
米麹作りは若い時に12年間、3つの酒蔵で修行して身につけました。最後の酒蔵ではオリジナルレシピの酒も造らせていただき、それが海外へ輸出されるなど、麹作りだけでなく日本酒造りの実力も蓄えさせていただきました。そしていつか独立して「醸造所」を設立したいという夢を持ち、米麹屋から始めることにしました。
米麹はお味噌作りをする冬が需要期です。比較的時間のある夏は半ば私の趣味であった夏の発酵食品「鮒ずし」を製造することにしました。冬は米麹と味噌、夏は鮒ずし仕込み、一風変わった発酵食品工房です。
資生堂「アクアレーベル」ブランドサイトにハッピー太郎の鮒ずし作りが掲載された。
最近では発酵のアドバイザー的な仕事を依頼されることも多くなりました。
2019年 滋賀県発酵産業促進委員
2020年 京都・梅小路醗酵所 発酵アドバイザー (現在も継続)
そんな中、長浜市に新しい商業文化施設「湖のスコーレ」に入居しないか、とお話をいただきました。
総合監修が奈良・くるみの木の石村由起子さんのこの施設。
HPに書かれている想いを引用します。
素敵なこの施設とともに発展したくて、2021年12月、ハッピー太郎醸造所は移転しました。
この施設の内容には共感ばかりなのですが、そんな「湖のスコーレ」のチームからの提案。
ハッピー太郎さん、どぶろく、やりませんか??
秒で答えました。「やります。やらせてください!」
そして、先行して立派な醸造室も作ってしまいました!
タンクは、、、これからやってきますが。(1月17日にサーマルタンク搬入予定)
さああ、、、、やるっきゃない!
どぶろく造るなら、お米が必要だ、さて、どうする??
3 材料によって発酵の性質が違う
発酵食品工房を営むことで気づいたことがあります。
それは、「材料により発酵の様子が違い、味も香りも違う」
創業当初から自然農法池内農園の「滋賀旭」というお米を使用してきました。
無肥料無農薬30年自家採種の自然農法米は、麹菌が米の中に入りやすく、麹がふっくらと「完熟」に仕上がります。そして甘酒を作り、お米をしっかり溶かして強い甘味と旨味を出したとしても、後味綺麗なのです。
また、自然農法米の鮒ずしの綺麗な香りは衝撃でした。他のお米で醸したものと、透明感が全く違うものになったのです。白米で醸した鮒ずしの香りはとても透明で、玄米で醸した鮒ずしはリンゴのような香りがしておりました。
酒蔵時代以来様々なお米を扱ってきましたが、こちらのお米に出会って原材料によって発酵の性質が全く違うことに気づかされました。
綺麗な土地からできた農産物を発酵させると、1段階美味しさのレベルが違う。私なりに解釈するならば、発酵は土地や農法のありようを映す鏡のようなものではないか、そんな考えに至りました。
4 美しい農法のお米をどぶろくに
「湖のスコーレ」は長浜市にありますので、長浜産の良いお米が必要です。
シバタグラウンドミュージックさんのお米を使わせていただけることになりました。
もともとお味噌作りの大豆を買わせていただいていました、自然循環農法・シバタグラウンドミュージックさん。こちらの農法は一風変わっています。まず大豆を無農薬無肥料で栽培します。その根粒菌が窒素固定をして土を肥やします。そしてその地力でお米を栽培するのです。追加の肥料は入れません。それだけで必要十分な地力だそうです。30年ほど農法を続けてきました。
土を整えたら苗つくりです。柴田さんが10年自家採種してきた種もみから苗を育てます。そして田植えは苗1本尺角植え。左右上下30㎝の間隔を守り、苗の力を引き出します。しっかり根を張り、十分に分蘖をし、太い茎に育ちます。そして柴田さんのお米はとにかく登熟を待ちます。普通、青い籾が残っている段階で刈り取りますが、柴田さんはそれどころか、完全に黄金色になり、稲上で完熟するまで待ちます。それは、稲の根がすこぶる元気だから。『待って待って、まだ待って。まだ生きようとしているだから、途中で刈り取らなくても良い」
普通はそんなに待つと品質が悪くなるため、早めに稲刈りして乾燥機で乾燥し保存するのですが、柴田さんは待ちます。待てるんだそうです。結果、米が稲上でかなり乾燥するまで待っておくのだそうで、乾燥機にはかけるけどほとんど調整くらいになる、とのこと。結果、石油燃料も少なくて済むのですね。
そんなお米は「ありがとう米」と名付けられています。むやみに肥料を与えていないため、透明で綺麗な味がします。私が考える「どぶろく」の材料として最高だと考えます。
田んぼの畦の美しいこと。野花が咲き、蝶々が舞います。
柴田さん曰く、「畦を見ると、その農家の考え方がわかるんです」
生物多様性がそこにありました。
こんな柴田さんのお米、もちろんご飯で食べても美味しい。
でも、ご飯で食べるだけの消費量ではこの田んぼは今後維持できないかもしれない、と聞きました。
だったら、私達がこのお米のどぶろくを美味しく醸して、共感していただける人に飲んでいただき、次世代にこの田んぼの美しさをみんなで繋いで行けるようにしようじゃないか。
**************
他の使用予定のお米
・長浜市産「無農薬はみ出し米」・・・・お米は粒の大きさを分けるためにふるいにかけます。粒が小さいからふるいから落ちた=「はみ出しちゃった」個性豊かなお米を大切にすることで、田んぼ丸ごと発酵させたどぶろくを醸す。
・東近江市産「自然農法池内農園 滋賀旭」・・・・無肥料無農薬、在来種、30年自家採種。自然農法米のレジェンドです。その田んぼの磨かれた美しさは比類がありません。麹を作っていて、その出来栄えにいつも感動します。貴重なお米なので、タンク1〜2本醸すことができたらと思っています。
**************
5 びわ湖と田んぼと山と。
田んぼはたくさん水を使いますよね。その水はどこと繋がっているか、想像したことがありますか。
まず、私たち滋賀県人は偉大なる水の存在を無視して生きることはできません。その存在とは。
そう、びわ湖です。
びわ湖に流れ込む河川を遡れば田んぼがあります。
そして河川をさらに遡れば山(里山)に行き当たるのです。
びわ湖と田んぼと里山は、水で繋がっています。
美しいびわ湖が、びわ湖であり続けるためには、山(里山)も田んぼも、美しくあり続ける必要がある。
そのために私ができることは、「田んぼ」も「山」も持続可能性の高い農産物を使用することです。
滋賀県と三重県の県境にある集落「政所」には無農薬在来種のお茶があります。里山の美しさの維持を願って、政所茶も副原料として「どぶろく」に使おうと思っています。
6 飲む人はどぶろくを、飲まない人は味噌汁を
酒造り蔵人時代は恥ずかしながら世界中お酒を飲める人ばかりだと思っていました。
しかし発酵食品屋さんとして「世の中にはお酒を飲める人と飲めない人がいる」という当然の事実を知ります。
人は幼児から高齢者まで、ご病気のためお酒が飲めない人もいれば、宗教的な観点から飲まないという選択をされている人もいます。
そんな方も飲めるのが、お味噌汁です。
私は米麹屋として、自宅用のお味噌をみんなで仕込もうという手前味噌の会を開催。いろんなお客さんに出会いました。
ここ最近の世情で、危惧することがあります。お酒が厄介者のようにされたこともあり、
「お酒を飲む人と飲まない人との、溝があるんじゃないのか」と思うのです。
そんな溝を、埋めたい。こんなアプローチはどうだろう。
「飲む人はどぶろくを、飲まない人は味噌汁を」
味噌もどぶろくも、米麹を使います。
手前味噌を仕込んだ子供達の隣で、大人が楽しく「どぶろく」を飲んでる。大きくなったら飲みたいな!そんな風に思ってもらえる、楽しい飲み物を醸したい!
味噌に使う米麹でどぶろく作ったら面白い会話ができる。小さな子供に「この麹はね、豆と合わせるとお味噌になるし、水と合わせるとどぶろくになるんだよ。大人になったら一緒に飲もうね。」なんて説明できる。
実は歴史的にみて、味噌と酒の米麹は同じものだったそうです。
でも、現在の日本酒用の米麹とお味噌用の米麹は、ちょっと距離がある。
簡単にいうと、現在の日本酒用の米麹は繊細な酒質のために「米のでんぷん質だけ溶かす」意図で作られる。お味噌用の米麹は「米も豆も思う存分分解するように作られる」です。私はそれを「完熟米麹」と呼んでいます。
「完熟米麹」を使うとコクのある濃厚なお酒になるはず。お酒に強い人はそのままでも、お酒が比較的弱い人はソーダで割ってレモン搾って自由に楽しもう。どぶろくハイボール、美味しそうでしょ?!
味噌とどぶろく。米麹が繋ぐ、古くて新しい平和な世界。
そんな世界を、共に醸しましょう!!ぜひ仲間になってください!
資金の使い道
集めた資金は
1 醸造所の初期製造資金(原料調達、資材購入、人件費)に使います。
皆様からいただいたお金でどぶろくが製造できます!
2 ラベルデザイン料に使います。
*オリジナルラベルを早川鉄兵氏に委託!!
切り絵作家・早川鉄兵さんがどぶろく用にオリジナル切り絵を製作していただきました!!
これをD&departmentのデザイナーにラベルに仕立てていただきます!
早川鉄兵さん(HP)
切り絵作家。1982年、石川県金沢市生まれ。小さいころに、母親と一緒に切り紙遊びをしたことをきっかけに切り絵を始める。滋賀県米原市の山間集落に拠点をおき、日々出逢う自然や動物をテーマに制作活動をしている。精密な切り絵作品にとどまらず、大掛かりなインスタレーションやライトアップを手がけるなど、新しい切り絵表現の可能性を模索している。
3 集まったお金の量によっては、設備投資(合計700万円)にも使わせていただきたいと思います。
7 応援メッセージを頂きました!
早川鉄兵 様 (切り絵作家)
私は自然や生き物をテーマに切り絵を制作しておりますが、今回ハッピー太郎醸造所さんのお米やお米が育つ田んぼ、里山、水などへの想いをお聞きして、どぶろくもまた生き物なのだなと実感しました。
そんな素晴らしいどぶろくのための切り絵を担当させていただけて大変光栄に思います。中身に負けない素敵なパッケージで多くの方にお届けできる様に頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
相馬夕輝 様 (D&DEPARTMENT)
いつか酒を醸造したい、その思いで麹屋でありながら、醸造所と名付け、未来を明るく思考するハッピー太郎さん。これから新たに生まれる「湖のスコーレ」には、欠かせない存在。多様な生き方を肯定し合う社会を目指した学校(=スコーレ)を目指して、一緒に楽しみながら奮闘していきます。みなさん、一緒に応援しましょう!!そして一緒に乾杯しましょう!(2021年12月に頂いた文章)
伊戸川浩一 様 (味酒 かむなび)
本来、「発酵文化」は歴史の中で積み重ねられていった集合知のようなものだろうから、特定の個人や組織がクローズアップされ過ぎるのは、「文化」にとっても「彼」にとっても好ましくないことかもしれない。
だが、お米を作る・お酒を売る・お酒を醸す、全てを血肉としたうえでの自営の麹製造業、という一つ一つのプロセスを垣間見てきた僕は、彼が掛け値無しで関西での発酵文化の旗手であると思っている。
そして今、酒蔵でもない、農家でもない、企業でもない、ただの一個人が立ち上げる「どぶろく醸造所」。その稀有なチャレンジの先にあるはずの「新しい発酵文化」をぜひ近くで見させてください。
明治時代に一度「滅亡した」日本のどぶろくをもう一度僕らの世界に取り戻す日が来るのを楽しみにしています。
8 リターンについて
・どぶろく 初期ロット
名称 その他の醸造酒
原材料名 米 米麹 (もしくは 米 米麹 茶などの副原料)
原料原産地 全て国産
内容量 500ml
保存方法 要冷蔵
・どぶろくを作ったのと同じ米麹
名称 米麹
原材料名 米(国産)
内容量 1kg
保存方法 要冷蔵
・シバタグラウンドミュージックの大豆を使用したオリジナルの白味噌
名称 味噌
原材料名 米麹 大豆 塩
原料原産地 国産
内容量 300g
保存方法 要冷蔵
アレルギー 大豆
・自家製甘酒の素
名称 甘酒
原材料名 米 米麹
原料原産地 国産
内容量 400g
保存方法 要冷蔵
・自然農法米を使用した鮒ずし
名称 鮒寿司
原材料名 ニゴロブナ 米 塩 酒
原料原産地 国産
内容量 4切れ
保存方法 要冷蔵
実施スケジュール
一番早いパターンです。スケジュールは変更の可能性があります。
2022年1月末 醸造免許を取得・醸造開始
2022年3月半ば 1本目の製品完成・出荷スタート
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る