那須ブラーゼンとは

那須ブラーゼンは、2012年に誕生した、観光地初の地域密着型プロ自転車ロードレースチームです。

チーム名の通り、那須塩原市・大田原市・那須町からなる那須地域を拠点に活動しております。2021年設立のプロサイクルロードレースリーグ、ジャパンサイクルリーグ(JCL)に所属し、国内ツアーや国際レースに参戦しています。またレース活動だけでなく、小中学校などでの自転車安全教室の開催や地域行事の参加、自転車を通した那須地域の魅力発信、そして観光業の活性化にも力を注いでおります。


チーム名であるBLASENは、ドイツ語で「強い風」を意味し、那須岳から吹き降ろされる強風になぞらえて付けられました。エンブレムやロゴ は那須湯本に位置する「殺生石」と共に語り継がれ、地元に馴染み深い妖怪の九尾の弧を象ったキャラクターをモチーフとし、そのエネルギーを宿すことをイメージしております。チームカラーである深い黄色は九尾の狐の黄金色の毛並みを意味しています。


現在のチーム状況

ヨーロッパでは国技にもなるほど人気のある自転車ロードレース。日本国内でも少しずつ知名度を上げてはおりますが、まだまだマイナースポーツのカテゴリーにあります。それに加え、ロードレースは決まった競技場を持たず、公道で行うスポーツのため観客収入を得ることが難しいという課題があり、チームの運営は非常に苦しい状況です。


2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で、レース数が激減。例年開催されているサイクルイベントでのグッズ販売などが出来ず、活動資金の減少が重なりましたが何とか2021シーズンを終えることが出来ました。

少しずつ新型コロナウイルスが収束に向かい、無観客ではありますがレースが開催できるようになってきたことを大変嬉しく思います。



近い将来コロナ禍が明けレースやイベント数が戻り、レース観戦や皆様との交流が出来るようになっていくことが予想され気持ちが高まると同時に、遠征費などのチーム活動費が大変困難な状況に直面しております。


2021シーズンは、今年発足の新リーグ「JCL」を舞台に戦ってきました。『Beginning』をスローガンに掲げ、限られたレース数の中で一人一人が考えながら優勝を目指してレースに挑みました。



JCL第8戦「湧水の郷しおやクリテリウム」で金子大介選手が優勝し2017年以来の優勝を掴み取りました。

さらに、地元で開催されたレース、JCL第9戦「大田原ロードレース」では西尾憲人選手が2位。その他にも、競輪場で行われるトラック競技「バンクリーグ」の宇都宮ラウンドで優勝といった成績を残すことが出来ました。

那須ブラーゼン飛躍のシーズンとなったとともに、ここからが那須ブラーゼン第2の歴史の始まりとなります。来シーズンはさらに磨きをかけてレースに挑んでいきます。



本プロジェクトについて

私たち那須ブラーゼンは来年、2022年でチーム立ち上げ10周年を迎えます。日頃より支えていただいているサポーターの皆様、スポンサー・サプライヤーの皆様のおかげで、ここまで来ることが出来ました。本当にありがとうございます。

ここまで積み重ねてきたチーム力と選手個人が伸ばしてきた持ち味でさらに上を目指していきます。その為には、経営状況が困難な私たちにとって全国の皆様のお力添えが必要です。

今回のプロジェクトは、 一つの節目となる2022シーズンを運営し、そして更なる活躍の年とするためチームの活動費を皆様から募るものです。






地域密着型プロ自転車ロードレースチームとしての取り組み

那須ブラーゼンはUCI(世界自転車競技連盟)に登録するプロ自転車ロードレースチームであると同時に、 地域密着型のプロスポーツチームとして、チーム発足当初から自転車を通して地域の魅力発信や地域貢献・社会貢献を行い、新しいプロ自転車ロードレースチームのあり方を目指してきました。


『Grandy Houseプレゼンツ自転車安全教室』


毎年行っている『Grandy Houseプレゼンツ自転車安全教室』では、通学時の自転車利用率が高い小中学生、高校生を中心に自転車を乗る際のマナーやルールを選手自身が説明し、子どもたちの事故やケガのない自転車利用を目指しています。




キッズスマイルプロジェクト 


株式会社ティー・シー・ケー・ワークショップと共同で、子どもたち向けの英会話「キッズスマイルプロジェクト」を開催しました。

小学生以下のお子様を対象に東京の英会話講師とオンライン上でつなぎリアルタイムで会話ができるようになっており、自己紹介や英単語を声に出しながら楽しそうに学ぶ子どもたちの姿がとても印象的で、地域のこども達のコミュニティの場となれたと思います。



ブラーゼンこども食堂


現在も引き続き行っている「ブラーゼンこども食堂」は藤和那須リゾート株式会社と共同で行っている活動で、以前は現在は完全予約制の宅配形式で行っておりましたが、現在は那須塩原駅での販売形式となっております。利用されているお子さま達は変化の富んだメニューをいつも楽しみにしてくれていて、心もお腹も満たす活動になれていることと思います。



コロナ禍での活動

2020年は、新型コロナウイルスの影響を受け4月にはチーム活動を休止を余儀なくされました。レースで走る機会や例年行っていたイベントが一気になくなり、今まで行っていたチームとしての活動が出来なくなってしまいました。

その時に「今のこの世の中で、自分たちが出来ることは何か」をチームで話し合い、コロナ禍で先が見えず下を向きがちな世の中を少しでも元気づけたい。そして、日頃より応援していただいている地域の皆様に感謝を込めて地域を少しでも盛り上げたい。大変な時期だからこそ私たち那須ブラーゼンにできることは何か。このような思いから、新たな活動を行いました。 


源泉デリバリー


塩原温泉旅館「湯守田中屋」と協力し、源泉をお家にお届けする『源泉デリバリー』。外出自粛などによるストレスを、地元塩原の源泉で心身ともに少しでも癒されてほしいと思い動き出しました。

元々は湯守田中屋にて、源泉の持ち帰りを行っていましたが、より多くの方々に楽しんでいただけるように那須ブラーゼンと共同で、無料配達を実施しました。


ブラーゼンEats 


地域の飲食店の料理を地域住民の皆様に配達する『ブラーゼンEats』。

自粛期間中は、各飲食店がテイクアウトでの提供を始めましたが、コロナ禍以前と比較して大幅に売り上げが減少していました。また、より多くの方にご提供するためにデリバリーをしようとするも、人手不足で配達ができないなどの声をお聞きし、那須ブラーゼンが配達の人手になれば、飲食店のサポートができるのではないかということから始まりました。 

25店舗の飲食店にご登録いただき、いつもご支援いただいている皆様に微力ながらもサポートさせていただくことができたかと思います。



どの活動も大変ご好評いただき、たくさんの地域の方に喜んでいただくことが出来ました。私たちもお届けした先での地域の方々の笑顔に元気を頂きました。こうして地域を盛り上げ、より良くしていくことが私たちの使命であり夢です。



キャプテン 谷 順成選手コメント

僕たち選手はたくさんの支えのもと、那須地域で競技活動に打ち込こみ、自転車を通した地域貢献活動を実現させることができております。
今後は国際レースでも優勝を狙えるチームになれる様、一層競技に打ち込んでいきます。また、那須地域の皆様により自転車に親しんでいただける活動をし、皆様に感謝を伝えていきたいと考えています。どうか温かいご支援をよろしくお願いします。


副キャプテン(2021シーズン退団) 柴田 雅之選手コメント

副キャプテンの柴田雅之です。
選手として活動させて頂く中で日々感じている事、それはチームの原動力はいつでも地域の人々の愛のある応援やサポートであることです。ホームスタジアムならぬブラーゼンの「ホームレース」は2017年よりホームタウン、栃木県北地域にて本格的にスタートしました。コロナ禍というものの地域の人々の理解と協力を得て2021年10月末より、2年5ヶ月ぶりのホームレースの開催が叶いました。準備期間は通常の倍以上短い2ヶ月だったとお聞きしております。地域の何十人もの方々にボランティアとしてサポートして頂き、沿道の企業さまにもご協力頂きました。そして3つのホームレース中、2レース入賞(内1レース優勝)が叶いました。ホームレースに懸けるチーム・選手の「想い」を地域の人々に受け取って頂き、100%を超える力を我々に与えて頂けた結果だと感じております。10周年を迎える那須ブラーゼンが、新たなステップとして第二の歴史を作るべく、お力添えを頂けないでしょうか。更なる活躍の年とするため、選手一同さらに磨きをかけてレースに挑んで参ります。



最後にメッセージ

最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のプロジェクトで得た資金はチームの活動費として活用させていただきます。
私たちのここまでの9年間はいつも応援してくださっている方々に支えられて歩んできました。また、皆様の大きな支えのおかげで4年ぶりに優勝を収めることが出来ました。

本当にありがとうございます。

沢山の挑戦から経験を積み、やっと那須ブラーゼンとしての基盤を固めることが出来てきたと思います。来シーズンで10周年を迎えますがここまで積み上げてきた経験、繋がりを持って私たちはまだまだ挑戦し成長していきます。自転車を通してこの地域の持つ魅力を発信し、地域を盛り上げていきます。

皆さま、那須ブラーゼンの活動の存続にお力をお貸しいただけますようお願い申し上げます。


資金の使い道・実施スケジュール

目標金額は500万円です。

皆さまの支援で集まった資金はチーム活動費として活用させていただきます。

以下具体的例

・レース遠征費(交通費・宿泊費など)

・機材費

・地域貢献活動費

・リターン品準備

・CAMPFIRE手数料


那須ブラーゼンの歴史


2013年
観光地初の地域密着型プロ自転車ロードレースチームとして那須ブラーゼンが活動開始
2014年
佐野淳哉選手(2014-2015在籍)が「全日本選手権」を制し全日本チャンピオンに
2015年
国際登録を完了し、国内開催の国際レースへの出場を本格化
全日本選手権が地元那須で開催 ホームチームとして述べ3万人の観客の前でレースを展開
ジャパンカップサイクルロードレース(UCI1.HC)に初出場
瀬戸康史主演 NHKの地域発ドラマ「ライドライドライド」のモデルチームとして取り上げられる。
地域での取り組みとドラマ撮影への貢献が認められ「NHK関東甲信地域文化賞」を受賞
サイクリストウェルカムな施設サイクルピットが那須全域に120箇所以上に
2017年
吉岡直哉選手(2015-2017在籍)が「宇都宮ロードレース」で優勝
2019年
ブラ―ゼンこども食堂の開始(開始当初は那須塩原サイクルステーションでの販売形式)
2020年
チームメインスポンサーである藤和那須リゾート株式会社から那須ブラーゼン監修のサイクリスト向け貸別荘「サイクリスト*フレンドリー*ヴィラ」がオープン
コロナ禍の活動として源泉デリバリー、ブラ―ゼンEatsを行う
株式会社ティー・シー・ケーワークショップと共同でこども向け英会話「キッズスマイルプロジェクト」の開始
2021年
ジャパンサイクルリーグ(JCL)に所属
谷順成選手が 国内最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」で個人総合時間賞9位
金子大介選手がJCL第4戦「広島トヨタ広島クリテリウム」で3位
宇都宮競輪場で行われたJCLバンクリーグで優勝
谷順成選手がJCL第7戦「秋吉台カルストロードレース」で3位
金子大介選手がJCL第8戦「湧水の郷しおやクリテリウム」で優勝
西尾憲人選手がJCL第9戦「大田原ロードレース」で2位


那須ブラーゼン公式HP
那須ブラーゼン(NASU BLASEN)|那須地域密着プロサイクルロードレースチーム 


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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    大変お待たせいたしました。ハイエース氏名応援掲出のご報告です。遅くなってしまい申し訳ございません。ハイエースのカーラッピングが遅くなってしまっており、只今ステッカーでご支援者様のメッセージ・氏名を掲出しております。那須高原ペンション トントTsukasa IKEDAGEZELLING T&am...

  • 2022/05/27 17:06

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    リターンの商品が続々と出来上がって参りました!簑輪マネージャーをとともにご紹介!ガラスマグはかなり透明感があるデザイン。※割れやすいのでご使用の際は中に入っている注意事項をよくお読みのうえ注意してお取り扱いください。ステンレスボトルはメタリック加工のホワイト。310ml入ります。エコバックはカ...

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